作成日: 2020年9月9日 最終更新日: 大学別情報
立教大学社会学部自考力入試とは2020年度から新たにスタートした推薦入試で、これまで行われてきた自由選抜入試として、行われます。これまでの一般選抜入試では測れない、自主的に問題を発見して、分析して、提言する力、つまり自考力を、書類審査や小論文試験、自由研究口頭発表(いわゆるプレゼンテーション)を含む面接で合否を判断します。
出願資格や試験科目、募集人数などは次のようになっています。
・一次選考
書類審査(入学志願表 調査書 志望理由書(2000字程度) 出願資格等を証明する書類英語資格証明書原本 自由研究)
・二次選考
小論文(800字程度)
面接(自由研究の口頭発表試験)
合否については1次・2次選考を総合評価で決定する方式になっています。
定員は社会学科 現代文化学科 メディア社会学科 各5名
倍率は過去の自由選抜入試を参照にすると、大体7倍から10倍になります。
次の1~3の条件をすべて満たす者。
1.次の(a)~(c)のいずれかに該当する者。
(a)高等学校(中等教育学校後期課程を含む。以下同じ)を卒業した者および 2021 年3月卒業見込みの者。
(b)通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者および 2021 年3月修了見込みの者。
(c)個別の入学資格審査により、上記(a)に準ずると認められる者。
2.社会学部(社会学科、現代文化学科、メディア社会学科)での勉学に強い意欲を持つ者。
3.次の(a)~(g) いずれかの成績を取得している者。
(a) ケンブリッジ英語検定スコア 140 点以上
(b) 実用英語技能検定[英検]スコア 1,950 点以上(従来型、英検 CBT、英検 2020 1 day S-CBT、英検 2020 2days S-Interview いずれも可)
(c) GTEC スコア 960 点以上(CBT タイプ、検定版(4技能)いずれも可)※オフィシャルスコアに限る
(d) IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア 4.0 以上
(e) TEAP スコア 225 点以上
(f) TEAP CBT スコア 420 点以上
(g) TOEFL iBT スコア 42 点以上
※英語資格・検定試験の成績は4技能スコアのみ有効とする。
※いずれも出願期間の初日から遡って2年以内に受験したものを有効とする。
実用英語技能検定[英検](従来型、英検 2020 2days S-Interview)については、二次試験を出願期間 の初日から遡って2年以内に受験したものを有効とする。
出願期間 2020年9月23日(水)~10月1日(木)(締切日消印有効)
1次試験合格発表日 2020年10月27日(水)
2次試験 試験日 2020年11月14日(土)
2次試験合格発表日 2020年12月1日(火)
ではどのような対策をしていけば良いのでしょうか?
出願書類の中で特に最も重要な書類が志望理由書と自由研究です。この2つの書類の出来ですべてが決まるといっても過言ではないです。志望理由書は自分のこれまでの実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいかを2000字程度を手書きで記入します。ここでは自分の実績をアピールしながら、自分の入学後にビジョンを明確にアピールしていく必要があります。また自由研究は現代社会に関するテーマについて自ら調査・研究し、考察、分析したことを、A4版・2ページ分(A3版・1ページ分)の用紙にまとめます。図表・グラフ・写真などを使い客観的にエビデンスを提示しながら書いていくことが大切です。自由研究は学科ごとにテーマが決められていて、社会学科:現代の社会に関するテーマ 現代文化学科:現代の社会と現代の文化に関するテーマ メディア社会学科:現代の社会と現代のメディアに関するテーマとなっています。
自分の受験する学科をしっかり決めてから作成しましょう。また慶応SFCのAO入試に似ているのでその辺も意識するといいでしょう。
出願の際にはいずれかの資格を満たしている必要があります。
(a) ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)140点以上
(b) 英検CSE2.0 スコア 1,950点以上(従来型、英検 CBT いずれも可)
(c) GTEC(4技能版)(オフィシャルスコアに限る)スコア 960点以上
(d) GTEC CBT スコア 880点以上
(e) IELTS(Academic Module)オーバーオールバンドスコア 4.0以上
(f) TEAP(Reading/Listening+Writing+Speaking)スコア 225点以上
(g) TEAP CBT スコア 420点以上
(h) TOEFL iBT スコア 42点以上
(i) TOEIC L&R のスコアと 2.5倍した TOEIC S&W のスコアとを合算したスコア 1,150点以上(いずれも IPテスト不可)
出願前に資格期限などを必ずチェックして期限内に取得しておきましょう。
2次試験では出願の際に作成した自由研究をもとに口頭発表試験、つまりプレゼンテーションがあります。プレゼンテーションに対応する力をつけるためには、普段から練習を積み相手に対して分かりやすく伝える意識をしていく必要があると思います。つまり付け焼刃が効かないということです。
また受験のために取り組むというよりは自分の成長のために取り組むといった意識も持たなければならないでしょう。今後他の大学でもこのような試験が取り入れられると思います。受験をすることになった時に始めるということが通用しなくなるでしょう。
2次試験では800字程度の小論文試験が課されます、3つのテーマから1つを選択して90分以内に書かなくてはいけません、日ごろから小論文を書くスピードと様々なテーマに対応する力をつけていかなくてはいけません。
受験におけるメリットやデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
メリットとして
これまでの実績や頑張ったことを評価してくれる点や本当に立教大学社会学部で自分の設定したテーマを突き詰めたい人を積極的に受け入れてくれる点。
デメリットとして
志望理由書や自由研究の作成にかなりの時間を取られてしまうことがデメリットでしょう。、そして不合格になってしまった時に一般入試に切り替えるのがきつくなってしまう点が挙げられます。
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