作成日: 2020年9月14日 最終更新日: 勉強法/マインド
9月に入り、総合型選抜(AO入試)の試験日が近づいてまいりました。受験される方の中には「面接が緊張する」という方や、「緊張してしまって本番が上手くいくかどうかわからない」という方もたくさんおられると思います。もし緊張が原因で落ちてしまったら、、と考えるとゾッとしますよね。
今回はそんな悩みを持つ方に向けて受験に向けての理想の心構えを紹介します!
そもそもなぜ人は緊張するのでしょうか?それは「心に余裕がないから」です。実は最高のパフォーマンスをするためにはある程度の緊張が必要なのですが、緊張で悩む人のほとんどは自分が思っているより緊張している場合がほとんどです。
なぜ自分が思っているより緊張してまうのでしょうか?
それは、余裕のない心がさらに緊張を促進しているからです。
では「いつでも心に余裕のある状態」にするためにはどうしたらいいのでしょうか?
皆さんは「アファメーション」をご存じですか?「アファメーション」とは日本語でいうところの「肯定的な宣言」を意味します。実はこれを毎日続けると、ポジティブになっていき、いつでも前向きになれるようになります。
アファメーションとは、簡単に言うと、「紙に前向きなことを書いてそれを毎日声に出して読むと前向きになってくる」というメンタルの鍛錬方法の一つです。
紙に「今の自分の理想・自分を肯定する言葉・周りに感謝する言葉」の3つを書き入れたアファメーションをつくり、毎日声に出して読んでみましょう。
いつの間にか前向きな気持ちになります。
それでは、アファメーションをする上で気を付けることを3つ紹介します!
自分を主語にした方が潜在意識に落とし込まれやすいと言われています。
アファメーションでは、臨場感を持つことが大事なので、理想の自分をイメージしてその感情を味わってください。
「~しない」という否定語を使うだけでも潜在意識はネガティブに受け取ってしまうので、「寝坊しない」ではなく、「毎日6時に起きる」というように肯定の言葉を意識しながらアファメーションを書きましょう。
これは受験生全員がやってほしいくらい重要なことです。何といっても、適度な睡眠・快眠は最高のパフォーマンスをもたらします。寝ないで受験は絶対にしないでください。頭も回らないし、余計に緊張する原因になります。
寝る時間は10時~5時がおススメです。ちゃんと7時間寝られるし、朝起きて勉強もできます。試験会場が遠い人もおられると思うので本番に寝坊したり、寝不足にならない睡眠習慣を心がけましょう。
瞑想は私が受験生だった時に毎日していたのですが、効果は絶大でした。
瞑想を続けると得られる効果を箇条書きにしたので、ご覧ください。
・集中力の向上
・生産力の向上
・認知コントロール力がつく
・感情コントロール力がつく
・プラス思考になる
・思いやりがもてる
・ストレスレベルが低下する
瞑想だけでこんなに効果があります。スピリチュアルなの?と疑われる方もたくさんおられますが、実は瞑想は科学的にも効果があると証明されています。しかも、今アメリカでは瞑想産業の市場規模は4兆円にものぼると言われていて、どんどん大きくなってきています。
また「ミランダカー」さんや「スティーブ・ジョブズ」さんなど、たくさんの有名人も実践しています。
ここでおすすめの瞑想の実践方法を紹介します!
①部屋を薄暗くするかアイマスクをつけて視界を暗くする
これを行うことで自然にリラックスできるようになります。
②タイマーを設置する
私はいつも15分瞑想していますが、初めての方は3,4分から始めて徐々に瞑想時間を延ばしていってください。
③楽な姿勢になって目をつむる
自分が楽だと思う姿勢になってください。椅子に座る、寝転がる、なんでも大丈夫です。
④鼻から息を吸って口から息を吐く
この時、呼吸だけに意識を持って行ってください。雑念が浮かんでくると思いますが、そんな時は自分を責めずにゆっくりと呼吸へ意識を戻していってください。
以上が瞑想の具体的な実践方法です。これを実践して慣れていけば、必ず受験本番で緊張しなくなります。
最後に、受験の理想のとらえ方についてお話しします。皆さんはいい大学に行くために受験をするのではありません。いい大学に行くことに意味があるのではなく、この約1年、頑張った経験に意味があります。確かに受験は緊張するし、失敗できないというプレッシャーもあるのですが、その経験を乗り越えたら自分に自信が持てるようになります。なので、どんな状況でも全力で頑張ってください。皆さんの合格を心からお祈りしています。
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