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こんにちは!総合型選抜専門塾AOIの編集部です。
指定校推薦を考え始めると、「自分の評定平均で本当に足りるのだろうか」「そもそも評定平均ってどうやって計算するの?」と不安になる人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、指定校推薦で必要な評定平均は大学のレベルによって大きく変わりますし、そもそも大学は基準を公式には公表していません。さらに、評定の算出方法は高校によって細かく異なります。つまり、「これさえ超えれば絶対に大丈夫」という一律の正解は存在しないのです。
とはいえ、多くの受験生・保護者が目安にしている数値や、評定平均の正しい出し方、学年ごとにやるべきことは、ある程度パターン化できます。この記事では、大学レベル別の評定平均の目安、評定平均の計算方法、学年別の上げ方、そして評定平均が足りない場合の対処法まで、順を追って解説します。
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指定校推薦では、大学ごとに「評定平均◯以上」という出願基準が設けられているのが一般的です。ただし、この基準は多くの大学が公式サイトなどで公表していません。高校にだけ届く募集要項に記載されている数値であり、しかも同じ大学であっても高校によって基準が異なることがあります。「調べても出てこない」と感じるのは、探し方が悪いのではなく、そもそも公開されていないことが多いからです。
そのうえで、指定校推薦を目指す受験生の間でよく目安にされている数値をまとめると、次のようになります。
| 大学群 | 評定平均の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 早稲田・慶應クラス | 4.2以上 | 学部・高校により変動 |
| MARCH・関関同立クラス | 4.0以上 | 同上 |
| 一般的な下限の目安 | 3.5以上 | 大学・学部により幅がある |
たしかに、この数値はあくまで一般的な目安であり、実際の基準は高校ごとに、そして年度によっても変わります。しかし、「難関大学を狙うなら4.2前後、中堅私立大学なら4.0前後」という相場観を持っておくだけでも、今の自分の評定がどの位置にあるのかを把握しやすくなり、志望校選びの解像度が上がります。
また、評定平均の基準は年度によって高校側の推薦枠の数や過去の実績によっても変わることがあります。「去年の先輩は4.0で通ったから自分も大丈夫」と単純に考えるのではなく、あくまで目安として捉えておくことが大切です。
より詳しく大学別の評定平均を知りたい方は、《評定平均一覧記事へのリンクを設置予定》もあわせて参考にしてください。
評定平均の目安がわかったところで、次に気になるのは「自分の評定平均は今いくつなのか」という点だと思います。
評定平均は、各教科の評定(5段階評価が一般的)をすべて合計し、教科数で割ることで求められます。
例えば、国語4・数学5・英語3という3教科であれば、次のように計算します。
(4+5+3)÷3=4.0
実際にはこれをすべての教科(副教科を含む)で行い、合計を教科数で割るのが基本です。教科数が多くなるほど、1教科あたりの評定が全体に与える影響は小さくなります。逆に言えば、教科数が少ない学年ほど、1教科の評定が全体を大きく左右するということでもあります。
指定校推薦の評定平均は、多くの高校で高校3年生の1学期(1学期制の場合は前期)までの成績が対象になります。つまり、高3の1学期の成績が出た時点で、指定校推薦に使う評定平均はほぼ確定してしまうということです。
「まだ時間があるから」と思っていると、気づいたときには対象期間が終わっている、というケースは少なくありません。特に高3になってから評定を大きく伸ばそうとしても、対象になる定期テストの回数はそれほど多くありません。早めに逆算しておくことが重要です。
評定平均を計算する際、小数点以下をどう扱うかは高校によって異なります。四捨五入する学校もあれば、切り捨てる学校もあります。また、副教科の評定を含めるかどうか、学年ごとの重みづけをどうするかも、学校ごとにルールが異なります。
たしかに、計算方法に細かな違いがあると混乱しやすいものです。しかし、正確な評定平均は自己流で計算せず、担任の先生や進路指導の先生に確認するのが一番確実です。「今の自分の評定平均はいくつですか」と直接尋ねてみましょう。多くの高校では、面談や進路指導の際に個別の評定平均を教えてもらえます。
評定平均は、高3の1学期までの成績の積み重ねで決まります。一度についた評定を後から書き換えることはできないからこそ、学年ごとにやるべきことを押さえておくことが大切です。
高1の時点では、まだ志望校が固まっていない人も多いでしょう。この時期に大切なのは、得意科目を伸ばすことよりも、苦手科目で大きく評定を落とさないことです。一つの教科の評定が低いと、全体の平均を大きく引き下げてしまいます。
また、この時期から提出物や授業態度を丁寧に積み重ねておくと、定期テストの点数だけでは測れない部分の評価にもつながります。
高2になると、ある程度志望校のレベル感が見えてくる時期です。「MARCH群を目指すなら4.0前後」というように、目安になる数値を意識しながら、定期テストの優先順位をつけていきましょう。
すべての教科で満遍なく高得点を取ろうとすると、かえって息切れしてしまうこともあります。得意科目でしっかり5を取りにいきつつ、苦手科目は3を死守する、というようにメリハリをつけるのも一つの方法です。
高3の1学期は、指定校推薦の評定平均が確定する最後のタイミングです。これまでの遅れを一気に取り戻すのは簡単ではありませんが、「平均点+5点」のように具体的な目標を設定し、一科目でも取りこぼしを減らす意識で臨みましょう。
この時期は部活動の引退や行事とも重なりやすく、時間の確保が難しくなる人も多いはずです。だからこそ、優先順位をつけて「絶対に落とせない教科」から着手することが、限られた時間で成果を出すコツになります。
「今の評定平均では、志望している大学の基準に届かないかもしれない」——そう感じている人もいるのではないでしょうか。
しかし、評定平均が目安に届いていないからといって、それだけで指定校推薦の可能性がなくなるわけではありません。
校内選考では、評定平均に加えて、出席日数、生活態度、部活動・課外活動の実績、検定試験のスコアなども評価の対象になります。評定平均がわずかに目安に届かない場合でも、ほかの項目で補える可能性があります。
実際に、評定平均が目安をわずかに下回っていても、出席日数の良さや部活動での実績、志望理由の明確さが評価されて校内選考を通過するケースは、指導の現場でもたびたび見られる傾向です。数値だけがすべてではないということは、覚えておいて損はありません。
評定平均の目安は大学群によって幅があります。今の評定平均に見合った大学群に志望校を調整することも、現実的な選択肢の一つです。無理に評定平均を大きく超える大学だけに絞るのではなく、少し余裕を持てる大学群も候補に入れておくと、選択肢を狭めすぎずに済みます。
そしてもう一つ、意外と知られていないのが、総合型選抜を並行して準備するという方法です。
指定校推薦は、校内選考を突破できなければ出願すらできません。つまり、「指定校推薦一本」で考えていると、校内選考の結果次第で、それまでの準備がすべて無駄になってしまうリスクがあります。
一方で、評定平均や活動実績、志望理由書は、指定校推薦と総合型選抜の両方で使える共通の資産です。総合型選抜を並行して準備しておけば、万が一校内選考を突破できなかった場合でも、年内にもう一度チャンスを作ることができます。
たしかに、「指定校推薦だけに集中したい」という気持ちもよくわかります。しかし、指定校推薦を否定するのではなく、それを残したまま選択肢を増やしておくことが、結果的にもっとも安心して受験に臨める方法だと私たちは考えています。評定平均に不安がある人ほど、この「並行」という考え方が力になります。
「校内選考に落ちたらどうしよう」「指定校って途中で無理になったら終わり?」——その不安はAOIの無料相談で解決できます。
校内選考では、評定平均のほかに、出席日数・生活態度・部活動や課外活動の実績なども総合的に見られています。欠席や遅刻が多いと、評定平均が十分でも選考で不利にはたらくことがありますし、部活動や課外活動での実績は、志望理由書や面接でのアピール材料にもなります。これらの評価基準について詳しくは、《校内選考記事へのリンクを設置予定》で解説していますので、あわせてご覧ください。
指定校推薦の評定平均に関するよくある質問をまとめました。
評定平均自体は各教科の成績から算出されるため、欠席日数が直接評定平均の数値に反映されるわけではありません。ただし、欠席日数が多いと生活態度の評価や授業への取り組み姿勢に影響し、結果として評定に響く場合があります。心配な場合は、早めに担任の先生に相談しておくと安心です。
多くの高校では5段階評価を基準に評定平均を算出しています。ただし、高校によって評価方法が異なる場合があるため、正確な数値は学校に確認することをおすすめします。
大学が基準を公表していない以上、0.1の差で必ず不利になるとは限りません。出席日数や活動実績、検定試験の結果なども含めて総合的に判断されることが多いため、諦めずに他の評価項目を整えておきましょう。
評定平均そのものが検定試験の結果によって変わることはありませんが、校内選考では検定試験の実績が加点要素として考慮される場合があります。英検やTOEICなど、取り組みやすい検定から挑戦してみるのも一つの方法です。
公募推薦は指定校推薦と異なり、大学が評定基準を公表しているケースが比較的多く見られます。指定校推薦は非公開であることが多いため、正確な基準を知りたい場合は高校の進路指導の先生に確認するのが確実です。
多くの高校では、担任の先生や進路指導の先生に相談すれば、現時点での評定平均を確認できます。自己流で計算するよりも、まずは学校に確認することをおすすめします。
指定校推薦に必要な評定平均は、大学のレベルによって、早慶クラスで4.2以上、MARCH・関関同立クラスで4.0以上、一般的な目安として3.5以上とされることが多いものの、正式な基準は大学から公表されておらず、高校によっても異なります。
評定平均は、各教科の評定を合計して教科数で割ることで算出でき、多くの高校では高3の1学期までの成績が対象になります。四捨五入の扱いなど細かなルールは学校によって異なるため、正確な数値は先生に確認しましょう。
もし今の評定平均が目安に届いていなくても、それだけで指定校推薦の可能性がなくなるわけではありません。出席日数や活動実績で補ったり、志望校群を調整したり、総合型選抜を並行して準備したりと、選択肢は一つではありません。
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