作成日: 2026年3月5日 最終更新日:

【桜美林大学「ディスカバ!」と共同企画】大学入試が「思考力重視」へ転換する今、高校生が“新宿”を教材に挑む、3泊4日の探究プログラム開催

<4/2〜4/5開催>地域に触れ“自己分析”と“進路発見”につなげる4日間

大学入試は今、「知識量」だけでなく「思考力・判断力・主体性」を重視する選抜へと転換。生成AIの普及も進む中、正解のない問いに向き合い自ら考え抜く力が、これからの社会を生きる基盤として、求められています。

こうした社会背景のもと、全国の大学8割以上が実施する入試方式“総合型選抜”を専門に9校舎を展開する「総合型選抜専門塾AOI(以下当社)」は、桜美林パートナーズ株式会社が主催する高校生向け宿泊型探究プログラム「イノウキャンプ2026@桜美林大学」を、2026年4月2日(木)〜5日(日)の3泊4日で桜美林大学と共催します。

本企画は、当社が過去4度開催してきた「イノウキャンプ」と、桜美林大学が2019年より続けてきたU17向けプログラム「ディスカバ!」による初のコラボレーション。桜美林大学新宿キャンパスを拠点に、フィールドワークと議論、アウトプット制作を通して新宿という都市のあり方を再定義する― そんな「正解のない問い」に挑む実践型プログラムです

詳細・申込みはこちら

なぜ今、高校生に「正解のない問い」と向き合う力が必要なのか

経済産業省「未来人材ビジョン」では、自ら課題を見つけ、考え、行動できる人材への転換が示されています。生成AIの普及が進む中、一次情報をもとに思考し、他者と協働しながら新たな価値を生み出す力は、これからの社会を支える基盤となります。

こうした社会の変化を受け、教育や大学入試の評価軸も変わりつつあります。文部科学省の調査(令和5年度)によれば、全国の大学の8割以上が総合型選抜を導入。知識量だけでなく、思考力・判断力・主体性を重視する選抜が主流となっています。

地域をフィールドに学ぶ、宿泊型探究プログラム「イノウキャンプ」

「イノウキャンプ」は、総合型選抜専門塾AOIが2022年から実施している高校生向けの宿泊型プログラムです。参加者が特定の地域に滞在し、現地での体験や出会いをもとに、一つの成果物をつくり上げることを目的としています。その名称は、日本中を自らの足で測り歩き、世界観を「地図」という形で可視化した伊能忠敬に由来。参加者である高校生が、自分の目で見て、感じ、考えたことを、誰かに伝わる形にすることに挑戦することが特徴です。


<過去の実施事例>

・2022年5月:北海道美幌町 
・2023年5月:大分県別府市(立命館アジア太平洋大学との共同開催)
・2024年5月:大分県別府市(立命館アジア太平洋大学との共同開催)
・2025年5月:大分県別府市(立命館アジア太平洋大学との共同開催)

今回の探究プログラム内容

高校生は少人数のチームに分かれ、新宿を舞台に探究活動を行います。テーマや正解は与えられません。街を歩き、観察し、働く人へのヒアリングを通じて一次情報を集め、自ら問いを立てます。集めた情報をもとに解釈を深め、最終日に成果物として発表。桜美林大学「ディスカバ!」担当者から講評を受け、思考と表現を振り返ります。

イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生イノウキャンプでプレゼンする高校生
イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達イノウキャンプに参加した高校生達

なぜ「新宿」という大都市を舞台にするのか

新宿は、日本の都市課題と可能性が凝縮されたフィールドです。本プログラムでは、賑わいのある街としてではなく、「考えるための都市」として新宿を選びました。情報量の多い都市空間を歩き、観察し、問いを立てる。そのプロセスを通して、自らの視点で意味づける力を育みます。

<新宿の特徴>

・世界有数のターミナル駅を中心に1日約350万人が往来

・多様な国籍・価値観が交差し、単一の正解が成り立たない環境

・人口集中や共生、防災などの都市課題を現場で捉えられる

当日の流れ

【1日目|関係性構築と問いの種まき】

初日は桜美林大学新宿キャンパスに集合。まずはアイスブレイクを兼ねたワークを通じて、初対面の参加者同士が価値観や関心テーマを共有します。「最近気になっている社会問題は?」「違和感を覚えた出来事は?」といった問いを起点に、自分の関心の輪郭を言語化。チーム分け後は、どんな視点で新宿を読み解くか、仮説を立てます。この段階で、すでに“問いを立てる”準備が始まります。

【2日目|新宿を歩き、一次情報を集めるフィールドワーク】

2日目は終日、新宿の街へ。

チームごとにエリアを決め、実際に歩きながら観察とヒアリングを行います。

・なぜこの場所に人が集まるのか

・外国人観光客と地元住民の動線はどう違うのか

・再開発によって何が変わり、何が残っているのか

気になった点をもとに、街で働く人や訪れる人へ直接インタビュー。

SNSやネット検索では得られない“生の声”を収集します。

混沌とした都市の中から、自分たちの問いに対するヒントを探し回る一日です。

【3日目|問いを作品にする】

集めた一次情報をもとに、チームで議論を重ねます。

「私たちが見た新宿とは何だったのか?」

「この都市の本質はどこにあるのか?」

議論の末にたどり着いた解釈を、作品として可視化します。

過去の開催では、

・地域の魅力を架空の物語として一冊の本に編集

・新しい土産物を企画し、試作品とともにプレゼン

・100年後の地域を想像し、映像や冊子で表現

など、テーマに応じて多様なメディアで発表を行ってきました。

今回も、新宿という都市のあり方を再定義するアウトプット制作に挑みます。

【4日目|発表とフィードバック】

最終日は成果発表。

桜美林大学のU17プログラム担当者から専門的なフィードバックを受けます。単に「良かった」「悪かった」ではなく、

・問いの立て方は適切だったか

・一次情報の扱い方は妥当だったか

・表現として伝わる構造になっているか

という観点から講評を受け、自らの思考プロセスを振り返ります。

【毎晩|個別面談】

1日目から3日目の夜には、AOI講師との個別面談を実施。

「なぜその問いを選んだのか」「どんな点に苦戦しているのか」を整理しながら、自身の強みや課題を言語化していきます。都市を探究する時間であると同時に、自分自身を探究する時間でもあります。

本プログラムで高校生が得られる3つの力

本プログラムは、「思考の訓練」と「自己理解」を同時に行う実践型教育です。

参加者は4日間を通して、次の3つの力を養います。

①視野を広げ、多角的に捉える力

新宿という複雑な都市を歩き、観察とヒアリングを重ねる中で、地域の課題や魅力を発見します。「なぜ気になったのか」を言語化することで、多様な観点から物事を考える力を育みます。


②多様性・協働力・コミュニケーション能力

全国から集まった仲間とチームで議論し、役割分担をしながら成果物を制作。世代や立場の異なる人との対話を通じて、合意形成力と協働力を高めます。


③自己内省力と「自分らしさ」の発見

問いを立て、作品にまとめる過程で、自分の関心や価値観と向き合います。体験を自分の言葉で説明できる状態を目指します。

開催概要

・日程:2026年4月2日(木) 〜 5日(日)

・場所:桜美林大学新宿キャンパス、国立オリンピック記念青少年総合センター

・対象:高校1年生〜3年生および既卒受験生(使用言語は日本語)

・定員:32名

・参加費

 高校3年生:55,000円(税込)

 高校1・2年生:49,500円(税込)

 ※移動費・食費は別途


・申込締切:2026年3月22日(日)

※申込はこちらから:https://forms.gle/q1ngucTkG1bSByr58

桜美林大学新宿キャンパス