同志社大学グローバル地域文化学部の特徴は?
3つのコースからグローバルな諸問題を追究
同志社大学のグローバル地域学部には、以下の3つの地域コースがあります。
- ヨーロッパコース
- アジア・太平洋コース
- アメリカコース
基本的には、所属しているコースの地域の研究を軸として学習しますが、地域を横断的に見られる事象や取り組むべき問題(グローバル・イシュー)を学ぶことができます。
4年間で力をつけるカリキュラム
同志社大学グローバル地域学部では、複数の外国語、各地域の文化・歴史・社会、ディシプリン(専門的アプローチ方法)、具体的なトピック・イシューを、段階的かつ横断的に学べるカリキュラムが用意されています。
また、全ての年次で下記のような少人数セミナーが設置されています。
- 学問の方法に触れる「導入セミナー」
- 地域文化研究の方法を学ぶ「入門セミナー」
- 各ディシプリンのアプローチを学ぶ「教養セミナー」
- 原書・原語で学ぶ「研究セミナー・専門セミナー」
最低2つの外国語が取得可能
同志社大学グローバル地域学部では、12言語のうち最低2つの外国語の授業を履修することができます。学生本人の意欲次第では、さらに多くの外国語を習得することができます。
学ぶことのできる言語は以下の通りです。
- 英語
- ドイツ語
- フランス語
- スペイン語
- 中国語
- ロシア語
- 朝鮮語
- インドネシア語
- トルコ語
- ポルトガル語
- アラビア語
- イタリア語
同志社大学グローバル地域文化学部の偏差値は?
同志社大学グローバル地域文化学部の偏差値は68~69となっています。2018年度の全国の私立大学の地域関連学部の偏差値ランキングでは1位となっています。国公立大学と比較しても、一番高い数値となっています。
同志社大学グローバル地域文化学部の評判は?
海外が好きな人にオススメ
グローバル地域学部では海外の文化・歴史・社会について学ぶことができ、またグローバル化の時代に起こる世界的な問題(紛争、環境問題、民族問題、社会問題など)についても学習します。幅広いテーマの中から自分の興味に合わせて分野を選ぶことが可能です。
必修単位が他の学部よりも多い
グローバル地域学部の必修単位は他の学部よりも多いですが、外国語をメインで学べる学部は他には無いため、外国語を積極的に使ったり、海外の特定の地域について学んだりしたい方にはとてもおすすめの学部です。卒業論文は必修で、ゼミでそれぞれのテーマ設定を行い、取り組んでいきます。
新しいキャンパス・建物だから綺麗
グローバル地域文化学部は烏丸キャンパスにあります。烏丸キャンパスは、文系学部を京都市内で総合的に教育するために2012年10月に新設されました。海外の大学を連想させる、おしゃれで落ち着いた雰囲気のキャンパスで学生の間でもとても人気です。
同志社大学グローバル地域文化学部の就職情報
就職率・進路決定状況
2018年度の同志社大学グローバル地域文化学部の就職率は、男子が100%、女子が99.1%でした。男女合計では99.4%と、他の学部と比べてもとても高い結果となっています。
グローバル地域文化学部生の主な就職先企業
2017年度の同志社大学グローバル地域文化学部卒業生の主な就職先は以下の通りです。
- 全日本空輸
- パナソニック
- サントリー食品インターナショナル
- 東京海上日動火災保険
- 三井住友銀行
- 京都銀行
- 日本生命保険相互会社
- 西日本旅客鉄道
- 村田製作所
- 楽天
- アクセンチュア
- パソナ
- 国家公務員
- 地方公務員
同志社大学グローバル地域文化学部のキャンパス
グローバル地域文化学部生は烏丸キャンパスにあります。同志社大学の「国際主義」を象徴する新しいキャンパスで、学生生活を目一杯楽しめるようになっています。この烏丸キャンパスには、他にも大学院総合政策科学研究科、グローバル・スタディーズ研究科、グローバル地域文化学部、国際教育インスティテュートなどがあります。
同志社大学グローバル地域文化学部のコース
グローバル地域文化学部には以下の3つのコースがあります。
ヨーロッパコース
ヨーロッパコースは、グローバルな観点でヨーロッパについての理解を深めていくコースです。英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語などの言語を通じて、その地域固有の歴史・文化・社会を詳しく学習していくコースです。
アジア・太平洋コース
アジア・太平洋コースでは、アジア・オセアニア地域の各国の情勢、文化衝突、民族移動、国際関係論、歴史認識などについて最新の知見を取り入れた学習が行われています。目覚ましい成長を遂げているアジア各国について多方面の視点から学習できるコースになっています。
アメリカコース
アメリカコースでは、アメリカの歴史、人種や民族、大衆文化、ジェンダー観、国際政治などについて学び、地域内の多様性と他地域の関係から学習していきます。授業では、アメリカの歴史を基礎として、現在アメリカがかかえる諸問題までを関連づけて学んでいきます。
特徴的な科目
- グローバル地域文化論
- グローバル・イシュー
- スタディ・アブロード
- 地域文化の形成
- 地域の課題
- 地域文化の多様性
同志社大学グローバル地域文化学部の入試・入試科目
グローバル地域文化学部の入学定員は190名です。
コースごとの人数は以下の通りです。
- ヨーロッパコース:74名
- アジア・太平洋コース:63名
- アメリカコース:53名
また、グローバル地域文化学部で実施されている入試は次の通りです。
同志社大学グローバル地域文化学部の留学情報
グローバル地域文化学部では、地域理解のための重要なツールとして語学能力の向上を重視しています。外国語運用能力を向上させるために、在学中に一度は海外インターンシップやサマープログラムなどの海外研修に参加することが必修となっています。
世界各国の大学での海外研修
- サマープログラム:夏季休暇を利用した1ヶ月間の語学研修
スタンフォード大学、カルフォルニア大学デービス校、カルフォルニア大学サンディエゴ、アリゾナ大学、ケンブリッジ大学
- スプリングプログラム:春季休暇を利用した短期集中の語学研修
ヨーク大学、セント・メアリーズ大学、オークランド大学、セブ医科大学
- セメスタープログラム:1セメスター(約4ヶ月)の語学研修
ウィニペグ大学、ティーキン大学、ハワイ大学
世界の企業・期間での海外インターンシップ
グローバル地域文化学部では、グローバルに活躍する海外の企業・機関において就業体験をする機会もあります。
これまでの実績としては、メルボルン、ロサンゼルス、トロント、モントリオール、ベルリン、上海などが挙げられます。
3学部同士の海外研修プログラム
ウエスタン・ミシガン大学での海外語学プログラム、韓国の延世大学との学部間協定に基づいた長期留学など、グローバル地域文化学部独自のカリキュラムによって、実践的な言語運用能力を上達させることができます。
同志社大学グローバル地域文化学部の資格
グローバル地域文化学部では、各種資格試験の支援体制として、正規科目の中に各種資格関連の科目を多く組み入れています。また、課外講座として各種資格試験の講座も開講しています。
グローバル地域文化学部に関連する資格は下記の通りです。
- 小学校教諭一種
- 学校図書館司書教諭
- 司書
- 学芸員(任用)
また、同志社大学の総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦入試を受験する場合は、同志社のことを深く知っておく必要があります。特に、設立者の新島襄のことはマニアになるくらい知っておいてください。なぜなら、面接でも新島襄について聞かれる場合もありますが、志望理由書でも新島襄を混ぜて書くとうまく行く場合があります。設立の理念を理解し、同志社大学を心の底から志望するためにも、以下の本は必読です。漫画ですぐ読めるので、必ず購入して読んでおいてください。
続マンガで読む新島襄―日本初の私立大学設立への挑戦
同志社大学の総合型選抜(旧AO入試) 各学部の実施状況
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