作成日: 2023年5月21日 最終更新日: 小論文対策
こんにちは!総合型選抜(AO入試)専門塾AOI編集部です!
受験生の皆さんにとって、小論文は合格への道を切り拓く重要な要素です。
しかし、良いアイデアや論点を持っていても、見た目や構成が整っていなければ、思い通りの評価を得ることは難しいかもしれません。
本記事では、「小論文の原稿用紙の正しい使い方」に焦点を当て、受験における重要性を考えながら、効果的な書き方やレイアウトのポイントを解説します。
正しい使い方をマスターし、小論文の魅力を最大限に引き出し、合格への一歩を踏み出しましょう!
書き出しと、段落の最初は1マスは、必ず空けましょう!
これは、かなり基本中の基本のルールになっているので、間違っていた場合、実力を相当疑われることになります。
また、最初に見る箇所であるため、初めが間違っていると第一印象が悪くなってしまいその後の文章も悪い印象になってしまう可能性があります。
必ず間違えないようにしましょう。
ただし、「399文字以内」で書く場合は詰めて書くようにしましょう。
400文字以上の小論文を書く場合は、段落の最初は1マス開けましょう。
次は、数字に関してです。
小論文の原稿用紙には数字に関するルールがいくつかあるので、確認しましょう。
数字は、1マスに2文字書くようにしましょう。
読点やピリオドと一緒に書く際も1マスに2文字で書きましょう。
横書きの場合はアラビア数字で書くようにしましょう。
アラビア数字とは、「1,2,3,4,5」などの記号で表す数人のことを指します。
原稿用紙の横書きの場合は、アラビア数字と決まっています。
縦書きの場合は漢数字で書きましょう。
漢数字とは、「一,二,三,四,五」などの漢字で表す数人のことを指します。
原稿用紙の横書きの場合は、漢数字と決まっています。
ただし、年号は【○】。数字は【十】でOKです。
次は、記号に関してです。
原稿用紙には記号に関するルールがいくつかあるので、確認しましょう。
『、。「」』などの記号が続く時は、1マスに2文字書きましょう。
『、。「」』は最初のマスに入れられません。
これらの記号は、最初のマスには書かないようにしましょう。
原稿用紙の1マスの中に書く、句読点の位置を考えましょう。
上記の画像のように、句読点1文字のみの場合は、左下。
カッコは右上、カッコとじは左下。
句点とカッコとじを一緒に書く場合は、句点を左下、カッコとじを右下に書きましょう。
大文字は、1マスに1文字、小文字は1マスに2文字書きましょう。
原稿用紙が縦書きの場合は、上記の画像のように書きましょう。
原稿用紙の改行タイミングは以下の3つになります。
以下の3パターンの場合に改行するようにしましょう。
(1)序論、本論、結論
(2)主張が変わるとき
(3)読みやすくするとき
序論、本論、結論の各セクションが明確に区別されるように改行しましょう。
序論ではテーマの導入や背景情報を説明しますが、本論では具体的な主張や論点を展開します。
そして、結論ではまとめや総括を行います。
これらのセクションごとに段落を分け、改行することで、論理的な構成を明確に示すことができます。
文章中で主張や意見が変わる場合にも改行しましょう。
新たなアイデアや論点が導入される際には、改行によって読み手にわかりやすく伝えることができます。
たとえば「確かに〜という意見もあるが」「2つ目は〜」などといった、主張が変わるタイミングがこれにあたります。
主張が変わるタイミングで改行することで、それぞれの主張が独立した形で提示され、読み手により明確な印象を与えることができます。
文章を読みやすくするためにも、適切なタイミングで改行を行いましょう。
特に長い文章や大きな段落は、読み手にとって負担になる可能性があります。
文の意味が明確に伝わりやすいように、適度な改行を行うことで読みやすさを向上させることができます。
パラグラフの中での休憩や文章の区切り目など、読み手にとって自然な場所で改行を行いましょう。
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その他の小論文の原稿用紙の注意点は以下の5つです。
文中での感情や驚きを表現するために感嘆符を使うことは避けましょう。
小論文は客観的で論理的な表現が求められるため、感嘆符の使用は適切ではありません。
小論文では、一人称として【私】を使用することが一般的です。
【私】を使うことで、自身の主観的な意見や思考を表現し、読み手との共感や説得力を高めることができます。
しかし、過度に自己中心的な表現にならないよう、適切なバランスを保ちながら使用しましょう。
行の最初のマスには、小さな仮名文字【ゃ】【ゅ】【ょ】や長音符【ー】を入れることができます。
これらは1マスで表記できるため、特に問題はありません。
【々】は同じ漢字の繰り返しを表すための文字ですが、行の最初のマスには使用できません。
行頭になってしまう場合は、字数を調整するか、ひらがなに直すなどの工夫が必要です。
小論文の一文一文は、ある程度短めにすることが望ましいです。
40〜60字程度の範囲が目安です。
短い文で構成することで、文章の読みやすさや理解しやすさが向上し、論理的な構造が明確になります。
冗長な表現や文が続くことを避け、簡潔かつ要点を的確に伝えるよう心掛けましょう。
関連記事:『小論文は「です・ます」と「だ・である」のどちらで書くべき?「だ・である」を推奨する理由。』
小論文は文章の表現力だけでなく、見た目も重要です。
字が乱れていたり読みにくいと、大学側に不快感を与えることがあります。
時間をかけて、丁寧に綺麗な字で書くように心掛けましょう。
また、「内容も見た目も不安」という人は、塾で指導を受けることを勧めます。
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