作成日: 2021年5月31日 最終更新日:

いま、大注目のリベラルアーツ・カレッジとは?何が学べるの?

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有名な海外大学というと、ハーバード大学やカリフォルニア大学、スタンフォード大学を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、誰もが知るような有名大学以外にも、注目を集めている留学先があります。それが、スティーブ・ジョブズやオバマ大統領などの著名人も通った「リベラルアーツ・カレッジ」です。
今回は「リベラルアーツ・カレッジ」について、違いや魅力を解説していきます。

リベラルアーツとは?!

リベラルアーツ・カレッジは、アメリカ特有の大学制度です。学生たちは少人数かつ全寮制の環境で、その名のとおり「リベラルアーツ教育」を受けられます。

リベラルアーツとは、専門分野にとらわれずに、興味関心のあることを幅広く学ぶ教育課程のことです。その根底には、学生の人格形成や人間力の向上を重視する考え方があります。学生は、研究成果を出すことよりも、教養やリーダーシップを身につけることが求められるのです。

リベラルアーツ・カレッジと総合大学の違い  

リベラルアーツ・カレッジと総合大学には、いったいどのような違いがあるのでしょうか?どちらも4年制であることは同じですが、大きく違うのは「学び方」です。

アメリカの総合大学は、高い専門性を身につけることを重視します。そのため、研究活動がメインの学び方です。総合大学はリベラルアーツ・カレッジに比べると規模が大きく、研究に必要な設備も充実しています。大学院に進む学生も多く、質の高い研究活動をしたい方にぴったりの環境です。

一方で、リベラルアーツ・カレッジは、学生の人格形成や人間力の向上を重視します。グループディスカッションやフィールドワークなど、参加型の授業がメインの学び方です。また、総合大学のように専門分野を決める必要はありません。自分の興味関心に合わせて、幅広く学びたい方におすすめの環境です。

リベラルアーツ・カレッジの魅力

リベラルアーツ・カレッジの魅力は、教育内容だけではありません。ここからは、総合大学とは一味違った学生生活を送れる、2つの魅力をご紹介します。

1.キャンパスが一つの街のよう!

リベラルアーツ・カレッジは、総合大学に比べてキャンパスの規模が小さいです。教室や食堂、図書館や運動施設などがコンパクトにまとまっていることから、キャンパスがまるで一つの街のように感じられます。

リベラルアーツ・カレッジは全寮制なので、キャンパス内の寮に4年間住むことになります。学校生活も日常生活も大学の友達と過ごすので、仲良くなりやすいですね。また、キャンパスは大都市圏の郊外や地方都市に位置することが多いです。繁華街からは離れてしまいますが、自然豊かな環境なのでのびのびと暮らせるでしょう。

2.手厚いサポート(クラスは少人数制!)

リベラルアーツ・カレッジの学生数は、3000人以下であることが多く、総合大学よりも少ないです。授業を受けるクラスも少人数制なので、一人ひとりに目が届く環境があります。周りの学生や教授と密な関わりを持ちながら学生生活を送れるでしょう。

大規模な総合大学だと、100〜200人の学生が同じ授業を受けることもあります。それだけの人数だと、教授と直接話すことも簡単ではありません。リベラルアーツ・カレッジなら、教授や上級生から手厚いサポートが受けられるので安心ですね。

リベラルアーツ・カレッジ例

アメリカには、現在600校以上のリベラルアーツ・カレッジがあります。各学校ごとにさまざまな特徴や魅力があり、どのリベラルアーツ・カレッジを目指すか迷い出したらきりがないほどです。ここでは名門校や日本とゆかりのあるリベラルアーツ・カレッジをご紹介します。

Amherst College (マサチューセッツ州) -アマースト大学-

→最初の日本人卒業生は、同志社大学創設者の新島襄。

Barnard College (ニューヨーク州) -バーナード・カレッジ-

→名門女子リベラルアーツ・カレッジ。リベラルアーツ・カレッジとしては珍しく、マンハッタンという大都市に位置している。

Bryn Mawr College (ペンシルベニア州) -ブリンマー大学-

→著名な日本人卒業生は、津田塾大学創設者の津田梅子。今では津田塾大学の姉妹校になっている。

Colgate University (メイン州) -コルゲート大学-

→学生の起業家精神を育てるリベラルアーツ・カレッジ。ベンチャー企業を立ち上げる学生やOB・OGへ積極的に資金を援助している。

Hamilton College (ニューヨーク州) -ハミルトン・カレッジ-

→卒業生のデビット・ソロモン氏が、ゴールドマンサックスのCEOに就任したことで話題となったリベラルアーツ・カレッジ。

Reed College (オレゴン州) -リード大学-

→卒業はしていないが、スティーブ・ジョブズが在学していたことで有名なリベラルアーツ・カレッジ。

Vassar College (ニューヨーク州) -ヴァッサー大学-

→大山捨松が、岩倉使節団の一員として渡米した際に学んだリベラルアーツ・カレッジ。

Wellesley College(マサチューセッツ州) -ウェルズリー大学-

→ヒラリー・クリントンなど、OGの活躍が目覚ましいリベラルアーツ・カレッジ。

リベラルアーツ・カレッジでは、何でも学べるからこそ、目的や目標を持って学業に励む「自主性」が求められます。自ら学ぼうとする姿勢は、充実した4年間を過ごすための非常に重要なポイントです。

また、進学先となるリベラルアーツ・カレッジや、学ぶ内容の選択肢はかなり幅広いものです。自分のキャリアや特性を重視して選ぶことが大切ですね。

リベラルアーツ・カレッジ まとめ

AOIでは、入試対策だけでなく進路指導にも力を入れています。自分のキャリアや特性を重視して進学先を決めるのは大切なことです。しかし、現時点で「どんな生き方をしたいか」「どんな風に学びたいか」と聞かれても、ピンとこない方は多いのではないでしょうか。

しかし、後悔のない進路選択は、自分の将来や個性に向き合うことで実現できます。AOIでは、マンツーマンの面談を通してみなさんの夢や目標に寄り添い、それを叶えるための計画を一緒に立てていきます。

ぜひ、AOIの講師陣や仲間たちとともに、自分に合うリベラルアーツ・カレッジを一緒に探しましょう!

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