AOIについて
合格実績
授業内容
料金プラン
入試情報
お問い合わせ・質問
作成日: 2021年10月19日 最終更新日: 小論文対策

小論文を書くとき、最初の書き出し(序論)で悩むことはありませんか。
書き出しは、小論文全体の方向性や印象を決める重要な部分であり、ここを上手に書くことで説得力や論理性が高まり、得点アップにもつながります。
ただ、具体的にどう書けばよいのかわからず、迷ってしまう人も多いです。
そのためこの記事では、初めて小論文を書く人や、序論が苦手な人でも簡単に使える効果的な書き出し例を紹介します。
既存の書き出し例3選に加えて、課題文型・テーマ型・グラフ読み取り型など、出題形式に合わせた始め方やNG例も解説します。
それぞれの例にはポイントやコツも解説しているので、読んだ後には実際に活用できるようになります。
この記事を読んで、小論文の書き出しをマスターしましょう!
また、この記事を見てくれた方限定でお得な情報です。期間限定で小論文の対策に関するプレゼントを無料で10個もらえるキャンペーンを行っています。AOI公式LINEで配布しているのでぜひ受け取ってください。

1つ目は、自分の意見を主張するときに使う例文です。
〇〇に対して、私は△△と考える。その理由としては、主に二つある。
この書き方は、たとえば設問で「〜についてあなたはどのように考えますか。自分の意見を書きなさい」という課題文型の小論文問題に対して使うことができます。
この設問の場合は、まず解答の始めに「私は〜だと考える」というように結論を先に書いてから、理由を述べるようにしましょう。
その後に、解答の文字数によって変動しますが、おおよそ2〜3つ、その結論に至る理由を書きます。
高校生のスマートフォン利用を一律に制限することに対して、私は反対である。その理由としては、学習や緊急時の連絡にも活用されており、利用時間だけで使用目的を判断することは難しいからだ。
ここでよく、「意見を述べる際に常識に沿って解答する必要があるのか?」という質問がありますが、結論を言うとその必要はありません。
たとえば、「戦争にあなたは賛成か、反対か」という質問に対して、一般的にはやや非常識と捉えられがちな「賛成」と答えても、その立場だけで減点されるわけではありません。
大切なのは、自分の意見に対して、他の読者が客観的に納得できる理由を説明することです。
ただし、小論文初心者にとって、少数派の意見を支える客観的な理由を探すのは難しい場合があります。自分が根拠を挙げて説明しやすい方を選ぶと、論を組み立てやすくなります。
課題文型小論文については、課題文型小論文で高得点を取るための書き方で詳しく解説しています。
2つ目は、理由の説明の方法についてです。
〇〇が必要な理由は二つあると考える。1つ目は、〜である。
この書き方では、序論の時点で理由の数を示すため、読み手がその後の構成を予測しやすくなります。
理由には、自分の主観的な感想だけではなく、ほかの人が読んでも理解できる客観的な内容を述べるようにしましょう。
自分の実体験や考えを述べるだけにとどまると、作文のような主観的な文章に見える場合があります。
小論文で求められているのは、作文のように感情へ訴える文章ではなく、根拠に基づいた、読み手が納得できる理由です。
実際の社会で起きている事例を挙げたり、使える場合は数字やデータを根拠にしたりすると、より説得力が増します。
学校で金融教育を充実させるべき理由は二つあると考える。1つ目は、成人後に契約や資産管理について自分で判断する機会が増えるからである。
この書き方は、理由だけでなく解決策を求められた場合にも応用できます。文章全体の構成が見えやすいため、小論文の初心者にもおすすめです。
小論文と作文の違いについては、小論文と作文の違いを解説した記事で詳しく紹介しています。
AOIの小論文対策や授業内容全体は、総合型選抜専門塾AOIの公式サイトで確認できます。
3つ目は、設問の意見に賛成か反対かを答えるときに使う例文です。
〇〇について、私は賛成である。なぜなら、〜だからだ。
この例文は、ある主張や制度に対して賛成・反対を問う問題に使えます。
賛成か反対かを問う問題が出てきたら、この例文を用いて結論を先に述べ、「なぜなら」の後に理由を挙げていきましょう。
高校の制服を自由化することについて、私は賛成である。なぜなら、気候や体調に合わせて服装を選べる環境は、生徒が安心して学ぶことにつながるからだ。
理由とその根拠を一つ書き終えるごとに段落を替え、採点者が読みやすい答案を作ることも大切です。
客観的な根拠を挙げるためには、その問題の分野に関する知識が必要です。問題を解いていて知識不足を感じた場合は、別途、本や信頼できる情報源で学び、知識を補いましょう。
ただし、このような単純な賛否型の問題は、難関大学になるほど出題されにくい場合があります。志望校の過去問を確認し、実際の出題形式に合わせて練習してください。
小論文の知識を増やすための参考書については、小論文対策のポイントとおすすめ参考書で紹介しています。
小論文の序論は、長い前置きを書く部分ではありません。
設問に対する自分の立場と、これから何を論じるのかを読み手へ示す部分です。
序論には、主に次の3つの要素を入れます。
| 要素 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 1.問題提起 | 設問の中心となる課題を短く示す | 「地域の公共交通を維持する方法が課題となっている」 |
| 2.自分の立場 | 設問に対する結論や主張を示す | 「私は、自治体と住民が役割を分担する必要があると考える」 |
| 3.論の予告 | 理由や本論で扱う観点を示す | 「その理由は、財政面と利用者確保の二点にある」 |
3つをつなげると、次のような序論になります。
人口減少が進む地域では、公共交通をどのように維持するかが課題となっている。私は、自治体だけに運営を任せるのではなく、住民や地域企業も役割を分担する必要があると考える。その理由は、財政負担を抑えることと、利用者の需要に合った運行を実現することの二点にある。
指定文字数が短い場合は、問題提起を省き、自分の立場から始めても構いません。
序論を立派に見せようとして一般論を長く書くより、本論へ必要な情報だけを簡潔に示す方が効果的です。
小論文の始め方は、出題形式によって少し変わります。
ここでは、課題文型・テーマ型・グラフ読み取り型の書き出し例を紹介します。
課題文型では、筆者の主張を正確に捉えたうえで、自分の立場を示します。
筆者は、地域社会を維持するためには、行政だけでなく住民自身が課題解決へ参加する必要があると述べている。私はこの主張に賛成である。なぜなら、地域によって必要とされる支援が異なり、住民の経験を生かすことが欠かせないからだ。
課題文の要約を長く書きすぎず、自分の意見へ早めにつなげましょう。
筆者の主張の読み取り方は、課題文型小論文の対策記事で詳しく紹介しています。
テーマ型では、与えられたテーマに対する自分の主張を最初に示します。
若者の地域離れを抑えるためには、就職先を増やすだけでなく、若者自身が地域の将来を考える機会を作る必要がある。私は、学校と地域企業が連携した探究活動を充実させるべきだと考える。
「近年、〇〇が問題になっている」という一般論だけで始めず、どのように考えるのかまで書きましょう。
グラフ・資料読み取り型では、資料から読み取れる最も重要な傾向と、自分が論じる問題を示します。
資料からは、65歳以上の人口割合が増える一方で、生産年齢人口が減少していることが読み取れる。この変化によって、社会保障を支える現役世代の負担がさらに大きくなることが問題である。
細かい数値を最初から並べるより、全体傾向と問題点を示し、本論で必要な数字を使うと文章がまとまりやすくなります。
資料の読み方や数値の使い方は、グラフ・資料読み取り型小論文の解き方で詳しく解説しています。
書き出しには、難しい言葉や印象的な表現が必要なわけではありません。
読み手が「この答案は何を主張するのか」を理解できることが重要です。
私たちは、SNSとどのように向き合うべきだろうか。現代では多くの高校生がSNSを利用している。SNSには良い面も悪い面もあり、さまざまな考え方がある。
疑問文から始めること自体が間違いではありません。ただし、疑問を提示した直後に、自分の答えや立場を示しましょう。
近年、少子高齢化が社会問題となっている。少子高齢化とは、子どもの数が減少し、高齢者の数が増加することである。少子高齢化には、さまざまな問題がある。
一般的な説明を入れる場合も、一文程度にとどめ、自分の主張へ進みましょう。
自分の書き出しはありきたりになっていないかな?この始め方で減点されないかな?そんな不安はAOIの無料相談で解決できます。オンラインでも相談できますので、お気軽にどうぞ。
これまで、既存の3つの例文と、出題形式別の例文を挙げながら、小論文の書き出しを紹介してきました。
すべての問題に共通して大切なことは、結論を最初に述べることです。
小論文を書き慣れていない人は、理由や背景を長く説明してから、最後に結論を述べてしまうことがあります。
まずは形を整えることを意識してみましょう。
私は〇〇と考える。なぜなら、△△だからである。
結論を言い、その後に理由を述べていく。この形を意識するだけでも、小論文試験で通用する文章を書きやすくなります。
ただし、設問で要約や資料の説明が先に求められている場合は、その指示を優先してください。
最後の結論まで一貫させる方法は、小論文の結論の書き方と例文で詳しく紹介しています。
さらに、小論文のレベルアップを目指したい人は、小論文ガイドブックも参考にしてください。
小論文ガイドブックとは、小論文の書き方についてまとめた、本来は塾生に配布している教材です。
AOI公式LINEで無料プレゼントしているので、書き出し以外の構成や文章表現も確認できます。
序論を書き終えたら、次の項目を確認しましょう。
| 確認項目 | 機能している書き出し | 見直したい書き出し |
|---|---|---|
| 設問への対応 | 設問で問われた内容に直接答えている | テーマに関連する一般論だけを書いている |
| 結論 | 自分の立場や主張が最初の数文でわかる | 最後まで読まないと立場がわからない |
| 理由の予告 | 何を根拠に論じるのかが示されている | 「さまざまな理由がある」で止まっている |
| 課題文の扱い | 筆者の主張を簡潔に捉えている | 課題文の長い要約になっている |
| 資料の扱い | 重要な傾向と問題点を示している | 細かい数値を順番に並べている |
| 具体性 | 何について賛成・反対なのかが明確である | 「大切だ」「問題だ」だけで終わっている |
| 簡潔さ | 本論に必要な内容だけを書いている | 前置きや用語説明が長い |
| 本論との一致 | 序論で示した理由を本論で説明している | 序論と本論で主張や理由が変わっている |
| 文体 | 「だ・である」または「です・ます」が統一されている | 文末表現が途中で混在している |
| 読みやすさ | 一文が長すぎず、主語と述語が対応している | 一文に複数の主張を詰め込んでいる |
すべてを一度で完成させる必要はありません。序論と本論を照らし合わせながら、主張と理由がつながるように整えてみてください。
書いた小論文をプロに見てもらいたい場合は、AOIが運営するオンライン添削サービス「Quick Check」もあります(3日以内に返却)。
さて、小論文の書き出し(序論)について、いかがだったでしょうか。
小論文の対策は、知識を覚えるだけでは難しい部分があります。
自分では論理的に書いたつもりでも、主張と理由がつながっていなかったり、説明が不足していたりすることがあるからです。
そのため、小論文は第三者から添削を受けながら対策することをおすすめします。
AOIでは、いつでも小論文のプロ講師と小論文対策をすることができます。
まずは、満足度93.5%の受験相談で、小論文に関する悩みを整理できます。
私たちと一緒に、憧れの志望校への合格を目指しましょう。
AOIの授業内容や小論文対策の全体像は、AOI公式サイトで確認できます。
書き出しだけの厳密な文字数は決まっていませんが、答案全体の1〜2割程度を一つの目安にできます。600字の小論文であれば、60〜100字ほどで立場と理由の方向性を示し、早めに本論へ入りましょう。問題提起や用語説明が長くなり、本論の文字数が不足しないよう注意してください。
問題ありません。むしろ、自分の意見を求める設問では、「私は〇〇と考える」と結論から始めることで立場が明確になります。ただし、その後に客観的な理由や具体例を続ける必要があります。「私は大切だと思う」のように感想だけで終わらせず、なぜそう考えるのかを説明しましょう。
課題文型では、筆者の主張を一文程度で整理し、その主張に対する自分の立場を示します。「筆者は〇〇と述べている。私はこの意見に賛成である」のように始めると、課題文と自分の意見の関係が明確になります。設問が要約だけを求めている場合は、自分の意見を加えず、指示を優先してください。
最初から印象的な文章を作ろうとせず、設問への答えを一文で書いてみましょう。「私は〇〇と考える」「資料から〇〇が読み取れる」と結論を置き、その理由を二つほどメモします。本論を書いてから序論へ戻り、実際に書いた理由に合わせて調整する方法も有効です。
小論文の書き出しでは、難しい表現や長い前置きは必要ありません。
設問に対する自分の結論を先に示し、その後に理由や本論の方向性を伝えることが基本です。
書き出しに迷った場合は、次の型から始めてみてください。
課題文型では筆者の主張と自分の立場をつなげ、資料型ではグラフから読み取れる傾向と問題点を示します。
書き出しを決めたら、本論でその主張を支える根拠を示し、最後の結論まで一貫させましょう。
「小論文の書き出しを書いてみたけれど、これで得点できるのか自信がない」という方は、まずはAOIの無料受験相談に参加してみてください。無料相談では、あなたの小論文が今どのレベルにあるか、何を直せば合格に近づくかを診断しています。自分に合った対策を、一緒に考えてみましょう。

高2生・高1生 入塾受付中!
受験の第一歩は、総合型選抜から。
まずは無料受験相談 or LINE登録から。
※おかげさまで、受験生(高3生・既卒生)は多くのご入塾をいただいております。
ご好評につき、受付枠は残りわずかです。空き状況はお問い合わせください。