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「高校生でもインターンに参加できるの?」
「インターンって大学生がやるものじゃないの?」
こんな疑問を持っている高校生は多いのではないでしょうか?
実は最近、高校生向けのインターンシップも増えており、「進路選び」「総合型選抜の対策」「将来の仕事体験」として参加する人が増えています!
この記事では、「そもそもインターンとは何か?」から、「高校生向けのインターンシップ情報の探し方」までを詳しく解説します!
ぜひ最後まで読んでみてください!
ここではまず、インターンやその種類について、詳しく解説していきます。
インターンとは、学校の勉強だけでなく、実際に社会で働く経験ができるプログラムのことです。
高校生や大学生が、企業やお店などで仕事を体験し、「働くってどんなことだろう?」と感じながら学べる機会として、多くの学生が参加しています。
お金をもらえる場合もありますが、基本的には職場の雰囲気を知ったり、簡単な仕事を手伝ったりしながら、将来の仕事選びに役立てることが目的です。
次に、種類別にインターンをみていきましょう。
最近では、高校生向けのインターンシップも増えてきており、さまざまな業種で仕事を体験できる機会が広がっています。
「将来どんな仕事に就きたいか分からない」
「自分に合う仕事って何だろう」
と悩んでいる人も多いと思いますが、実際に職場を訪れて仕事を経験することで、視野が広がり、進路選択にも役立ちます。
✅ 企業インターン
高校生向けの企業インターンシップは、IT企業やデザイン会社、メーカーなど、さまざまな民間企業で実際に働く体験ができるプログラムです。
例えば、IT企業では、パソコンを使ったデータ入力や簡単なプログラミングに挑戦できることもあり、学校の「情報」の授業とは異なる、現場ならではのリアルなシステムやエンジニアの仕事の流れに触れられるのが大きな魅力です。
また、大阪府では、工科高校の生徒が地元のものづくり企業でインターンシップを行い、鋳物工場で溶解や鋳込みといった作業を実際に体験した例もあります。
このように、インターンでは学校では学べない現場の空気を肌で感じながら、「働くこと」への理解を深めることができ、進路選択や将来の職業観を育む大きなきっかけになります。
✅ 公務員インターン
市役所や区役所、警察、消防など、行政や地域を支える公務員の仕事を体験できるインターンです。
市役所のインターンでは、窓口対応や資料整理、地域イベントの運営補助などを行うことがあります。住民の方から直接感謝される場面もあり、「人の役に立つ仕事なんだ」と実感する高校生も多いようです。
また、「公務員試験のことも知れてよかった」と、将来に向けた具体的な目標ができたという声もあります。
警察や消防のインターンでは、制服を着用して模擬訓練に参加したり、パトカーや消防車の装備を見せてもらったりすることも。
防犯活動や救助活動について学びながら、地域の安全を守る仕事の責任感ややりがいを体感できます。
✅ 医療・福祉系インターン
看護師、介護士、保育士など、人の暮らしや健康を支える仕事を体験するインターンです。
病院や福祉施設でのインターンでは、患者さんや利用者さんへの声かけ、ベッドメイキング、車いすの介助など、サポート業務を体験します。
最初は緊張していた高校生も、利用者さんから「ありがとう」と声をかけられることで、「役に立てたんだ」と感じ、自信に繋がることもあります。
保育園や幼稚園では、子どもたちと一緒に遊んだり、食事やお昼寝のサポートを行ったりします。
「子どもが好きと思っていたけれど実際に世話をしてみて大変さも分かった」
「でも、笑顔で寄ってきてくれた時にやりがいを感じた」
と、仕事の楽しさだけでなく、難しさも含めてリアルに知ることができます。
✅ ベンチャー企業インターン
新しいビジネスを立ち上げたり、急成長を目指しているベンチャー企業で、経営やマーケティングに関わるインターンです。
高校生でも、簡単なデータ入力やSNS運用サポート、商品アイデアを考えるブレインストーミングに参加することができます。
特に、最近では「高校生だからこその視点」を求める企業もあり、「若い感性を活かして企画を考えてほしい」と依頼されるケースも増えています。
たとえば、あるベンチャー企業では、高校生インターンが「10代向けの商品パッケージをどうすればSNSで映えるデザインになるか」をテーマに意見を出し合い、そのアイデアが実際の商品に採用されたこともあります。
高校生向けのインターンシップは、1日から1週間程度の短期間で行われることがほとんどです。
夏休みや春休みなどの長期休みを活用して参加できるものが多いため、部活や勉強と両立しやすい点も魅力です。
「1日だけだから気軽に参加できた」「短期間でも仕事の大変さや楽しさを知ることができた」といった声もあり、「もっと長くやってみたい」と思うきっかけになるケースも少なくありません。
初めてのインターンは緊張するかもしれませんが、実際に働く人と話し、職場の雰囲気を知ることで、「働くってこういうことなんだ」という実感が得られます!
AOIでは、インターンの経験を聞くことができます。
高校生にとってインターンシップは、ただ「仕事を体験する」だけでなく、自分の将来に役立つさまざまなメリットがあります。
普段の学校生活では得られない経験を通じて、進路選択や社会人として必要なスキルを身につけるきっかけになります。
ここでは、特に大きな3つのメリットについて詳しく説明します。
将来、どんな仕事に就きたいかを考えるのは、簡単なことではありません。興味がある業界や職業があっても、「自分に合っているのかな?」「思っていたイメージと違ったらどうしよう」と不安になることもありますよね。
インターンでは、実際に働いている人の姿を間近で見たり、簡単な仕事を体験することで、リアルな気づきを得ることができます。
たとえば、
「IT業界に興味があったけれど、オフィスで働く姿を見て『こういう環境で働きたい!』と思えた」
「保育士になりたいと思っていたけれど、現場の細かい準備作業を知り、自分には向いていないかも…」
こうした経験を通じて、「憧れ」だけではなく、現場のリアルを知ることで、将来の進路選びに役立つのです。
大学進学を考えている人にとって、注目されているのが「総合型選抜(旧AO入試)」です。
この入試では、成績だけでなく、「どんな活動をしてきたか」「どんな夢を持っているか」が重視されます。
インターンシップでの経験は、
「自分が何に興味を持っているのか」
「どんな仕事にやりがいを感じるのか」
といった、自分自身について深く知るきっかけになります。
その経験は、小論文や面接で『具体的なエピソード』として語ることができるため、説得力のある志望理由につながります。
例えば、
「保育士を目指していますが、インターンで子どもたちと触れ合う中で、笑顔を引き出す仕事の大切さを感じました」
こうした体験談は、
「小論文のネタになる!」「面接で自信を持って話せる!」
と感じる高校生も多く、進学にも大きく役立ちます。
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仕事の現場では、学校生活とは違う「社会人としての振る舞い」が求められます。
例えば、
「初めて出会う大人と話す緊張感」
「指示を正確に受け取り、行動する難しさ」
「周囲に気を配りながら働く姿勢」
最初は戸惑うこともありますが、
「どうすれば分かりやすく伝わるか」
を考えて行動することで、自然とコミュニケーション能力が身についていきます。
さらに、
「時間を守る」「丁寧な言葉づかいをする」
といった社会人マナーも学べるので、社会に出る前の大切な準備になります。
「最初は緊張したけれど、最後には『頑張ってたね』と社員の方に声をかけてもらえて自信になった」という高校生も多いです。
「人と話すのが苦手だったけど、自信がついた!」
「社会に出る前にマナーを知れて良かった!」
といったように、責任感や社会人として必要なスキルが自然と身につくのがインターンの大きな魅力です。
関連記事:『学生時代にこんな活動をしていれば総合型選抜(AO入試)に合格できる!』
「インターンに参加したい!」と思ったら、しっかりとした準備が大切です。
以下に、具体的な高校生がインターンに参加するための準備内容を紹介します。
まずは、進路指導の先生や担任の先生に相談しましょう。
学校が提携しているインターンシップがある場合、紹介してもらえることがあります。
また、過去にインターンに参加した先輩の体験談やアドバイスを聞くことも有益です。
最近では、高校生向けのインターンシップを紹介するサイトも増えています。
たとえば、「PROJECT INDEX」では、高校生対象のインターンシップ情報が掲載されています。
※募集サイトではこのように幅広い業界でインターンを募集してます!
クリックすると募集要項や会社の概要など記載があるので入る前から安心してインターン先が選べます。
また、「高校生 インターン 募集」などのキーワードで検索すると、最新の情報を見つけることができます。
興味のある企業がある場合は、その企業の公式サイトをチェックしましょう。
「採用情報」や「高校生向けインターンシップ」といったページが設けられていることがあります。
地方自治体やNPO法人などでは、高校生向けのインターンシップを募集している場合があります。
これらの情報を活用して、自分に合ったインターンシップを見つけ、積極的に参加してみましょう!
実際の募集状況や詳細は各サイトで確認し、応募前にしっかりと情報収集を行うことが大切です。
AOIでは、高校時代にやっておくべき活動をアドバイスしています。
総合型選抜では、学力だけでなく「自己表現能力」や「実際の経験に基づいた考え方」が重視されます。
インターンで得た体験をうまく活かせば、他の受験生と差別化できる大きなアピールポイントになります。
ここでは、インターンをどのように活用するかを具体的に紹介します。
インターンの経験をもとに、リアルな体験談を盛り込んだ小論文を書くことができます。
学校や社会での経験を通じて「実際の職場で学んだこと」「自分の成長」を具体的に書くと説得力が増します。
インターン経験を通じて感じた新たな視点や学びを、しっかりと構築された小論文の中で表現することが重要です。
具体的な小論文の書き方は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:『小論文の書き方や構成を例文つきで専門家が解説!【読むだけで2倍書けるようになる】』
面接では、志望動機や自分の強みをアピールする場面があります。
「なぜその大学・学部を志望するのか?」という質問に対して、インターン経験を交えて話せば、志望理由に説得力を持たせることができます。
たとえば、「看護インターンで患者さんと接した経験から、看護学科を志望するようになった」や、「IT企業のインターンでプログラミングに興味を持ち、情報学部を目指した」といった具体的なエピソードを話すことで、自分の選択が理にかなっていることを相手に伝えることができます。
面接官に対して、「なぜその道に進みたいのか」「どんな影響を受けたのか」を説明できると、大きな強みになります。
関連記事:『【大学面接】大学入試の面接でよく聞かれる質問例・回答例12選を紹介!』
総合型選抜の大学では、「課題提出」や「プレゼンテーション」が求められることもあります。
その際、インターンで学んだことをもとに独自の視点でプレゼンを作成すると、評価が高くなります。
関連記事:『総合型選抜(ao入試)のプレゼンテーション対策を専門塾が徹底解説!』
また、インターンで得た知識や経験を活かして、プレゼン内容に深みを持たせることが重要です。
インターン中に学んだ問題解決のアプローチやチームでの協力の重要性を具体的な事例を交えて発表すれば、他の受験生と差をつけることができるでしょう。
インターン経験を生かすことで、自己分析や問題解決能力、チームワークの重要性など、大学生活で役立つスキルをアピールできます。
AOIでは、総合型選抜のすべての対策に対応しています。
高校生向けインターンシップは、進路選びや総合型選抜(旧AO入試)対策に最適な手段です!
また、実際に働く経験を通じて将来の仕事を具体的にイメージできるようになり、自分のやりたいことが明確になります。
その経験は小論文や面接で「自分だけのストーリー」として強いアピール材料になり、合格にぐっと近づくはずです。
「総合型選抜で大学を目指したい」「進路に役立つ実績をつくりたい」と考えている方は、ぜひインターンシップを活用してみてみましょう!
総合型選抜対策やインターン活用法について詳しく知りたい方はこちらから無料相談も受け付けています。
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「総合型選抜」とはAO入試(アドミッション・オフィス入試)の新名称です。出願書類の志望理由書や、実技試験の面接などを通じて、受験生を総合的に評価し、受験生の人物像と大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)がどれだけ合っているかで合否が決まります。