作成日: 2020年6月10日 最終更新日: 勉強法/マインド
こんにちは!総合型選抜専門塾AOIのミヤジです。(真ん中の赤いヤツが僕です)僕は浪人してAOIに入塾、そして総合型選抜(旧AO入試)を通して立命館大学文学部人文学科国際文化学域に合格し、現在京都校でメンターをやっています。
この記事を通して、なぜ浪人生が総合型選抜(旧AO入試)を受験したのか、浪人生が総合型選抜(旧AO入試)を受けたときにどんな対策が有効だったか、などについてお話しできたらなと思います。
浪人生はもちろんですが、現役生にも「総合型選抜(旧AO入試)受けようと思うんだけどどんな対策すればいいんだろ」とか「AOIってどんなところなんだろう」と知ってもらえると思うので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
現役生の僕はそもそも大学にいこうと思っていませんでした。高校3年生の夏までずっと服飾の専門学校にいこうと考えていました。高校3年生の6月、唐突に大学に行きたいと思うようになりました。
なぜ、いきなり大学進学を決意したかというと、僕は専門学校に行ってからの具体的なキャリアビジョンを設計できておらず、将来に不安を覚えたからです。僕の行きたかった専門学校は2年制だったため、入学したとしてもどんな勉強をして、どんな仕事に就きたいのか全く見えていませんでした。そのため、2年後にどんな仕事についているのか、そもそも、働くことができているのかと自分の将来に強烈な不安を覚えたのです。
そして、高校3年生の夏から僕の受験勉強が始まりました。
やはり、夏から受験勉強を始めるのは遅かったです。一応、一般入試の塾に通いましたが、僕は受験したすべての大学から不合格通知を受け取りました。そして、もう一度大学受験に向き合おうとしました。しかし、正直勉強に向き合うことができる精神状態ではなかったです。
でも、大学には行きたい。
この時、僕は総合型選抜(旧AO入試)の存在を知りました。総合型選抜(旧AO入試)は比較的早い時期に行われるため現役生よりも準備をしておけば有利になると考えました。また一般入試より受験者数の母数が少なく、競争する相手が少ないということを知ったため、こんなお得な入試方式をぜひ活かして大学に入りたい!と思い、総合型選抜(旧AO入試)を使って受験することを決意しました。
では、なぜ数ある総合型選抜(旧AO入試)の塾の中からAOIを選んだかというと、生徒ひとりひとりの「夢」を重要視するところに僕はとっても惹かれました。そんな僕にも誰にも話したことがない漠然とした夢がありました。
初めてAOIに行った時に、メンター(塾でいう先生)に「将来やりたいこととかあったりする?」と聞かれ僕が答えると「めっちゃいいやん!」って褒めてくださいました。僕は「この人いい人やなー」と感じました。というのも今まで自分が関わってきたコミュニティーは「そんなん無理やろ」とか「現実見ようや」と人のことを批判することから入ることが多かったです。しかし、AOIのメンターさんは認めてくださいました。(もう、この時に受験に合格してここで働きたいと思ったのかもしれません笑)
そんな僕がAOIで大学合格に向けて対策してたものを1つ紹介したいと思います。
まず、前提として浪人生は「膨大な時間」があります。学校にも行かなくていいし、働きもしていない。こんな何もすることがない状態でどう時間を活かすかが非常に重要です。僕はこの時間を自分のやりたいことの探究にとことん使いました。この探究活動は多くの受験生が時間を要する志望理由書の作成をスムーズにしてくれました。
具体的には、読書やリサーチを通じて自分のやりたい分野の知識をつけました。そして、将来のビジョンを具体的に設計し大学でどんな勉強が必要なのかを明確にしました。ここが明確にできれば自分のやりたいことが学ぶことができる学部はどこなのかを探すことにしました。そもそも学部の知識がほとんどなかったので学問について詳しくなろうとしました。(当時は経済学部と経営学部の違いもわからなかったです笑)
学問について知るには様々な大学のホームページやパンフレットなどを見ることで学問や学部についての知識をつけていきました。
そして最後に、自分に必要な学びを得ることができる大学、学部はどこなのかをリサーチし、志望校を決定しました。自分のやりたいことを明確にして、大学を決定することでとても大学に提出する志望理由書が書きやすくなりました。これが志望理由書作成における僕の対策でした!
↑出願したときの僕
僕の合格した立命館大学文学部人文学科国際文化学域では、人文学プロポーズ方式という特殊な方式をとっています。選考方法は一次選考に書類選考(志望理由、自己アピール、卒業後の進路、大学での学び)、二次選考にプレゼンテーションと質疑応答、面接があります。
一次選考は小論文などが課されない分、提出書類がとても多いです。他大学の倍近くあります。つまり、作成にもとても時間がかかります。また、文字数だけでなく書類の中には自己アピールや卒業後の進路など自己分析ができていないと書くことが難しいものもあるので、「なぜ大学にいくのか」だけでなく「自分はどんな人間なのか」も言語化できるようにしておきましょう。
次に、二次選考では「入学後に探求したいテーマ」をもとにプレゼンテーションすることと面接が課されています。特にこのプレゼンテーションには 「PowerPoint2016」もしくは「Adobe Acrobat Reader」を用いてスライドを作成して発表すよう課されています。多くの受験生はスライドを用いたプレゼンテーションを作成したことがないと思うので、どうすればいいんだと悩んでしまうと思います。
この時僕は主に本と動画を用いて対策をしました。
本は『堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン 』堀江貴文(著)と『僕たちはどう伝えるか 』中田敦彦(著)の2冊を読みました。僕自身もプレゼンテーションをした経験がなかったため、短期間でしっかり読み込めそうなこの2冊を読み、基本的なスライドの作り方、プレゼンテーションでの話し方を学びました。
そして、話し方や間などの技術を補うために動画を見て学びました。
具体的にはYouTubeを用いて「プレゼン 動画」などで検索をかけて上手い人のプレゼンテーションを毎日見ました。他にもTED Talksなどを見て上手な人のプレゼンテーションを見て自分とはどこが違うのか、メモに必死に書き出して自分のものにしました。
加えて、忘れてはいけないのは面接の対策です。面接も多くの人が経験がないと思います。(アルバイトなどの面接とは全然違います)僕の受験した立命館大学文学部の面接はいい意味で普通とは違う面接でした。質問内容は主に自分が大学でやりたいことなどを聞かれます。僕はファッションを研究するというテーマをもとに、プレゼンテーションをして面接に臨みました。
もちろん、「大学でどんな勉強がしたいですか」や「志望動機を教えて下さい」などは質問されましたが「あなたの今日のコーデのおすすめポイントを教えて下さい」などの自分の大学で研究したいテーマに基づいたちょっと変わった質問をされることもあるので自分のやりたいことの知識も持って面接にも臨んで欲しいです。(僕は立命館の面接が人生で一番楽しい面接でした!)
僕はSNSなどで友人たちが大学生活を送っている姿を見て自分だけ時間が止まっているように感じて劣等感を覚えることもありました。しかし、現在僕は浪人したことを後悔していませんし、むしろ浪人して良かったと思っています。
現役生の自分はやりたいことも設計できておらず「将来のことは大学に入ってから決めよう」と考えていました。仮に現役で合格して大学に行っていたら自分はなんのために大学で勉強しているのかわからないまま4年間を過ごすことになったと思います。
浪人期間を通じて自分自身と向き合うことで自分の本当にしたいことはなんなのか、なんのために大学に行くのかと自分に対して常にwhyを投げかけて入試と向き合う必要があると思います。
そして、合格し目的を持った大学生活を送って欲しいと願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
さて、以上が僕がAOIで過ごした浪人生活です。
AOIでは、浪人が決まった瞬間はとても落ち込みましたがAOIでは楽しく浪人生活を過ごすことができました。
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それでは、受験相談でお待ちしております。