作成日: 2020年9月10日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
大学受験生の誰もが行きたいと望んでいる国公立大学。
しかしながら、筆記試験での入学は非常に難しいです。
この記事では、総合型選抜(AO入試)を利用しての国公立大学進学について解説します。筆記試験に自信がないけど国公立大学に進学したいと考えている方は、必見です。
国公立大学への進学は、メリットがたくさんあります。
この記事では大きく4つにまとめたので、ご覧ください。
国公立大学は、私立に比べて学費が圧倒的に安くて有名です。
私立なら年間100万円は必要ですが、国公立なら60万円程度。
これだけ学費に差があるので、特に奨学金を使う学生は国公立への進学を目指します。 学費が半額近くになるのは、非常に大きなメリットです。
国公立大学は、就職も非常に強いです。
入学するのが難しいため、そこに通っているだけでステータスになります。
実際に大手企業などは、学歴重視の採用をしているのも事実です。
就職で大手企業を考えているのであれば、確実に国公立大学の方が良いでしょう。
国公立大学に進学すれば、良い人脈を得られる可能性が非常に高いです。
やはり高学歴だと、先輩が良い企業に就職しているので、コネで良い企業に入れることも少なくありません。
先輩だけでなく、同級生でも意識が高い学生が多いので、色んな経験ができます。 国公立大学に通えば、良い人脈ができるのも大きなメリットです。
国公立大学は、生徒数が少ないです。
そのため、ゼミの人数なども少数で、先生と距離を近くなることができます。
先生と仲良く慣れば、社会に出たときの話だったり、ゼミの先輩と繋がって就職活動に生かせたり、メリットは非常に大きいです。
先生と色んな話ができるのも、良い勉強になります。
先ほどまでは国公立大学のメリットについてまとめました。
総合型選抜(AO入試)の説明をする前に、少しだけデメリットも紹介しておきます。
メリットとデメリットを知った上で、国公立大学への進学を考えるか検討してください。
国公立大学の入試は非常に難しいです。
まず大前提として、多くの国公立大学は誰でも受験できるわけじゃありません。
大学入学共通テストを受けて、何点以上というボーダーラインと超えないと、受験すらできないのです。
大学入学共通テストは5科目受験する必要があるので、全て勉強しないといけません。
国公立受験になれば、入試でも5科目必要の場合も少ないです。 国公立大学に筆記試験で入学するのは非常に難しく、多くの人が諦めます。
先ほどは学生数が少なくて、先生と距離が近くなるとメリットで伝えました。
しかしながら、学生数が少ないということは、活気性が失われるということ。
例えば近畿大学や慶應大学のような学生の数が非常に多い大学は、文化祭なども凄く楽しそうです。
それらの私立大学に比べると、国公立大学の文化祭などの行事は少し寂しくなります。 サークル活動も私立に比べると活発ではないので、学生ライフの満足度は低くなるかもしれません。
ここまで国公立大学のメリットとデメリットをまとめてきました。
それを理解して、国公立大学に進学したいと考えている方は、このまま読み進めてください。
進学したいと考えている人の最大の悩みは、入試試験についてでしょう。
同じ学年で頭の良い人や浪人してまで入学を希望している人が、国公立大学への入学を目指します。
筆記試験での勝負となれば非常に難しいですが、この記事でオススメしているのは違う入試方法です。
それが、総合型選抜(AO入試)を利用しての国公立大学進学です。
総合型選抜(AO入試)は市立大学が利用しているイメージが多いですが、最近では国公立大学でも積極的に採用している入試制度です。
もちろん国公立大学に総合型選抜(AO入試)で入学するには、学力以外にも能力が必要です。
・コミュニケーション能力
・リーダーシップ
・将来どのようになるかのキャリアパス
・志望校でどのような活躍ができるのか
・志望校の校風に合っている学生か
筆記試験に自信がなくても、総合型選抜(AO入試)を使えば問題ありません。
しっかりと対策すれば、筆記試験を受けずに国公立大学に進学することが可能です。
対策の方法ですが、専門塾に通うことをオススメします。
小論文や志望理由書など、他人から添削してもらう事ができます。
多くの受験生が記念に受験する程度で考えている総合型選抜(AO入試)なので、対策すれば他の学生と一気に差別化することが可能です。
対策をしないで他の学生と同じような記念受験の感覚で入学チャンスの逃すのは、非常に勿体ないと思います。
できる限りの対策をして、国公立大学への進学を目指しましょう。
国公立大学に通うことができたら、学費は安く就職にも強いという大きなメリットが生まれます。
筆記試験だと入学するのは難しくなりますが、総合型選抜(AO入試)の対策をすれば問題ありません。
総合型選抜(AO入試)を受けるのであれば、専門塾でしっかりと対策を行いましょう。 学習塾では対策できない小論文対策やグループディスカッション対策などを行なっていますので、ぜひご相談ください。
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