作成日: 2021年5月17日 最終更新日: 海外大学
高校卒業後の進路を考える中で、海外大学への進学・留学に憧れる方も多いでしょう。同じ大学とはいえ、海外大学と日本の大学では、入試制度やスケジュールが大きく異なっています。しかし、日本にも海外大学入試に似ている入試制度があります。それが、総合型選抜(AO入試)です。
今回は、海外大学入試と総合型選抜(旧AO入試)の共通点を詳しく解説します。両者の併願が可能かどうかについても紹介しますので、海外大学への進学を視野に入れている方はぜひ参考にしてください!
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一般的な日本の大学入試では「大学入学共通テスト」や「個別学力検査」、すなわち学力試験の点数で合否が決まります。一方で、海外大学の入試では、受験生が一斉に受けるような学力試験が行われません。では、海外大学の入試において、合否はどのように決まるのでしょうか?
海外大学の入試では、願書やエッセイ(志望理由書)などといった、提出書類の内容が主な審査の対象となります。大学によっては面接や実技が行われたり、共通のテストが課されたりすることもあります。いずれにせよ、日本のように学力テストの点数のみで合否が決まることはありません。
日本の総合型選抜(旧AO入試)では、海外大学入試と同じように、学力テストの点数以外の部分で受験生を審査します。海外大学入試と総合型選抜(旧AO入試)には、受験生の選抜方法に加えて、どのような共通点があるのでしょうか?ここからは、主な3つの共通点をご紹介します。
総合型選抜(旧AO入試)においても、提出書類の内容が精査されます。代表的なものに、願書や志望理由書、推薦書などがあります。いずれの書類もボリュームが多く、対策に時間がかかるのが特徴です。
【共通する主な書類】
エッセイ:「エッセイの出来が合否を分ける」と言われるほど、海外大学の入試において大事な書類です。日本の大学入試ではあまり聞きなれないキーワードかもしれませんね。エッセイは、総合型選抜(旧AO入試)でいう「志望理由書」や「自己PR」のことです。呼び方が違うだけで、入学に対する熱意や、入学後の展望を伝えることに変わりはありません。
推薦書:推薦書は、主に学校の先生に書いてもらう書類です。推薦書によって、審査員は客観的な受験生像を知ることができます。総合型選抜(旧AO入試)では1通のみ提出することが多いですが、海外大学入試では2~3通の提出を求める大学が多いです。
エッセイや諸々の書類には、学力テストのような「正解/不正解」がありません。そのような中で、審査の基準となるのがアドミッションポリシーです。アドミッション・ポリシーとは「入学してほしい学生の特徴を明文化したもの」のことです。
どれだけの熱意や個性をエッセイでアピールしても、アドミッションポリシーから大きく外れた内容だと、不合格となる可能性もあります。アドミッションポリシーをよく読んで、大学が求める学生像を理解することが大切です。
海外大学進学において最も重要なスキルは、英語力だと思っていませんか?
確かに、海外で日常生活を送り、大学での授業についていくための英語力は必要です。しかし、「英語」はあくまでコミュニケーションツール(言語)であり、授業内容を理解しついていくためには、その基盤となる「学力」が必要不可欠です。
加えて、評定は「自分が与えられた環境でどれだけ責任感を持って物事に取り組めるか」という、人間性の部分を評価するために参考とされることもあります。評定は後戻りして取り返すことができないので、高い評定を取れるような授業・提出物・試験への取り組み方をなるべく早い段階で意識することが大切です。
海外大学入試と総合型選抜(旧AO入試)の両方について知っておくと、進学先を選ぶうえでかなり視野が広がるでしょう。目指す先を海外大学か日本の大学のどちらにするかは、将来のキャリアから考えることが大切です。
高校生のみなさんは、現時点で「将来のキャリア」と言われても、ピンとこないかもしれません。将来のキャリア、すなわち「どういう人生を歩みたいか」は、自分について探究する中で明確になっていくからです。
本格的な入試対策を始める前に、自分自身と向き合う時間を作りましょう。
海外大学入試は、スケジュールにおいても、一般的な日本の大学入試と大きく異なっています。いつ、何に取り組めばよいのかをこの機会に知っておきましょう。
※以下でご紹介するのは、海外大学では一般的な9月入学を想定したスケジュールです。
時期:7~9月(入学の1年半~1年前)
海外大学入試に向けて準備を進めるにあたり、まずは計画を立てましょう。海外大学へ進学したい動機や目的を明確にし、将来の目標や帰国後の展望についても具体的に考えておくことが大切です。また、海外大学への進学を目指す方向けのイベントも、この時期に開催されることが多いです。積極的に参加して情報を集めましょう。
時期:7~9月(入学の1年半~1年前)
「海外大学に進学したい」といっても、その行き先はさまざまです。アメリカだけでも4000校を超える選択肢があります。まずは、計画に基づいて希望条件を洗い出すことから始めましょう。
大学選択は、入試や入学後の生活を左右する重要なポイントです。希望する大学について十分な情報が得られない場合は、直接大学に問い合わせることをおすすめします。この時点で不明点や懸念事項を無くし、対策に集中しましょう。
時期:7~12月(入学の1年半~9ヵ月前)
この時期には、各大学の公式サイトで募集要項が発表されます。多くの大学では出願時に下記の準備が必要です。
願書 /成績証明書 /推薦書/エッセイ/財政能力証明書 /申請料
それぞれに不備がないよう、時間に余裕をもって準備をしておきましょう。特に、英語試験については、「会場が満席で受けられない」という事態を防ぐため、早めの申し込みがおすすめです。
時期:9~2月(入学の1年~7ヵ月前)
締切日までに余裕をもって出願しましょう。提出した書類のコピーを取り、無事に届いたかの確認もしておくと安心ですね。
時期:12〜5月(入学の9ヵ月~4ヵ月前)
出願から約2〜3ヵ月後が合格発表の目安です。合否に関わらず、結果が大学から通知されます。約2〜3ヵ月経っても通知がなければ、大学へ問い合わせましょう。
時期:5~7月(入学の2~4ヵ月前)
出国のための手続きや、海外生活の準備をします。抜け漏れを防ぐために、必要事項をリスト化しておきましょう。
例)航空券/パスポート/ビザ/滞在住居/医療保険/両替/予防接種/虫歯治療など
入学の1週間前には到着し、大学のオリエンテーションに参加しましょう。授業開始までに滞在先の周辺環境や、キャンパスに慣れる時間をとっておくとよいですね。
AOIでは、総合型選抜(旧AO入試)の対策ノウハウを生かし、海外大学の入試対策も行っています。ここからは、AOIが受験生のみなさまに提供できる3つの強みをご紹介します。
AOIの進路指導は、完全マンツーマンで行います。正解がない試験の対策において、集団授業のような「型にはめ込む」指導では限界があると考えているからです。そのため、一人ひとりのキャリアや特性に向き合い「自分にしかない強み」を見つける指導で合格へと導きます。
海外大学に進学し、すべてが英語の日常生活・学校生活では、壁にぶつかることもあるでしょう。その度に、自ら必要な情報を収集して乗り越えていく力が必要です。
AOIのカリキュラムでは、たくさんの情報の中から自分にとって有益な情報にアクセスする「情報収集能力」だけでなく、それを「管理する力」も養うことができます。ケーススタディやアクティブラーニングなど、情報をアウトプットできる場も多く設けていますので、ぜひ活用してくださいね。
また、徹底的な自己分析と添削指導により、エッセイを書く力も養うことができます。優秀な講師陣が手厚くサポートしますので、他の受験生に差をつけるエッセイが仕上がります。
海外大学の入試ではエッセイが重要視されますが、それ以外の提出書類にも万全な準備が必要です。万が一不備があれば、受験資格を失う可能性があります。出願時に必要な書類はボリュームが多いうえに英語なので、不安に感じることも多いでしょう。AOIなら、奨学金の申請書類や推薦書の対策もまるごと行えます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
海外大学への進学にあたって、特に金銭面での不安を感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。より多くの方が海外大学への進学を実現できるよう、文部科学省や民間団体が、さまざまな奨学金制度を用意しています。
奨学金の提供団体によって、対象となる要件や申し込み方法が異なります。奨学金については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
現時点では海外大学か日本の大学か、どちらに進学するか決めかねている方も多いでしょう。一般入試との両立は厳しいですが、総合型選抜(旧AO入試)なら海外大学入試とスケジュールが被らないため、併願が可能です。
総合型選抜(旧AO入試)は、高校3年生の夏〜秋にかけて行われることが多いです。一方で、海外大学入試は、秋〜冬にかけて提出書類の準備ができれば出願できます。両者の共通点が多いことにより、総合型選抜(旧AO入試)の対策から海外大学入試の対策へ、スムーズに移行することも可能です。
ただし、他大学との併願を不可としている大学もあります。最新の募集要項を確認したうえで対策を進めてくださいね。
今回は、海外大学入試と総合型選抜(旧AO入試)の共通点や海外大学入試のスケジュール、AOIの海外大学対策の強みを中心に解説しました。海外大学の入試は、日本の一般入試とは違い、専門的な対策が必要です。しかし、そのような専門的な対策を、高校ではなかなか行えないのが現状です。
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