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面接/プレゼン/GD

作成日: 2019年4月24日 最終更新日: 面接/プレゼン/GD

悩める高校生に届け!グループディスカッション体験談

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIの編集部です。

本日は、グループディスカッションを実際に経験したメンターがその体験談について紹介してくれます!

総合型選抜でグループディスカッションを控えている学生はぜひ最後まで読んで受験の参考にしてください!

また、この記事を見てくれた方限定でお得な情報です!

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渋谷校の現役メンターがGDについてアドバイス!

まずは、関東の大学の体験談です。

今回は東京・渋谷校の現役AOIメンターからアドバイスを頂きました!

渋谷校メンター 大森重周さん

大森さんのGD体験談

— 大森さん、よろしくお願いします!関西出身の大森さんは、AOI京都校で総合型選抜(旧AO入試)の対策に取り組み、関東の大学に見事総合型選抜(旧AO入試)で合格しました。受験した総合型選抜(旧AO入試)はどのような選考方法でしたか?

大森「僕はとある大学の法学部を受験したのですが、1次試験が書類審査で、2次試験で講義理解力試験とGDがありました。」

— 総合型選抜(旧AO入試)で小論文と面接が課されないのは珍しいです。では本題のGDですが、どのような形式で行われましたか?

大森「まず中央に面接官が2人座っていて、受験生は7人、扇形で面接官を取り囲むように座っていました。」

受験生が円形に座って議論する場合もある

— 扇形は面接官から受験生の顔がしっかり見える配置ですね。GDのテーマはどのようなものでしたか?

大森「18歳選挙権や表現の自由など、時事問題がメインでした。まず記事を渡されて最初の5分で目を通すように言われ、それからディスカッションが始まりました。」

— 5分で記事の内容を理解しなければいけない…要約力が求められているのが伝わります。そしてディスカッション開始ですが、どのように立ち回りましたか?

大森「まず自分の意見を考えるとき、論点に対して僕は賛成・反対の両方の立場から意見を考えていました。そして決して自分本位ではなく、相手の意見を尊重して持ち上げることを意識して議論していました。」

— なるほど、あらかじめ多角的な視点で意見を考えたのですね。では逆に、GDの最中で「これは気を付けよう」と意識していたことは何ですか?

大森「一番気を付けていたのは、相手の意見を否定しないということです。意見を否定すると、議論が進まず、グループ全体の士気が下がってしまいます。」

— 確かに、自分の意見を否定されて気持ちいいと思う人はいません。GDを円滑に進めるために大切な意識です。

大森「あとは挙手回数を増やすことです。GDも面接の一種なので、面接官へのアピールが重要です。面接官に自分をアピールするには、とにかく発言することが必要になります。そして発言する時は姿勢と声の大きさに気を付けて、メモを見ずに相手の顔を見て話すことを意識すると好印象です。」

何をするにもまず挙手が大事
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大森さんのGD対策と心構えとは?

— GDも面接の一種…面接が課されなかったのはそのためですか!無事にGDを乗り越えて総合型選抜(旧AO入試)に合格した大森さんですが、GD対策はどのようにしていましたか?

大森「とにかく練習する回数を増やして、場数を踏んでいました。その中で自分をアピールできるような姿勢や声の大きさを身に付けたり、賛成と反対の両方の立場から意見を考えたりする方法を学びました。」

— やはりGDは練習量が重要になる科目ですか。また大森さんはメンターとしてGDの指導も経験してきたそうですが、GDの指導をしていて気付いたことはありますか?

大森「まず手を挙げられない受験生が多いです。恥ずかしいかもしれないけど、手を挙げないと意思や考えは伝わらないですからね。非常にもったいない。あとは、周りの意見を取り込んで自分の意見をより良いものに組み替えていける生徒は強いと感じました。とは言え、始めから上手にできる人は少ないので、AOIのような場で練習を重ねて試行錯誤していくことが大事だと思います。」

AOI渋谷校は渋谷駅から徒歩5分。

— 積極性と柔軟性が重要というわけですね。これはGD対策が捗りそうです!それでは最後に、GD対策に悩む受験生の応援メッセージをお願いします!

大森「GDと聞いて最初は緊張するかもしれないけど、GDはあくまで互いに議論して良い学びを得る場です。そのためには相手を尊重し、グループ全体で合格する意識を持つことが大事。その意識を忘れなければ、合格に大きく近づきます。まずはとにかく相手との対話を楽しんでみてください!」

大森さん、ありがとうございました!
GDは自分一人で行うものではありません。必ず議論する相手がいるもの。
相手を尊重して、グループ全体で合格する意識が一番大切です。

京都校の現役メンターがGDについてアドバイス!

まずは、関西の大学の体験談です。

今回は京都校の現役AOIメンターからアドバイスを頂きました!


AOI京都校メンター 西川郁美さん

現役メンターの語るGDとは

— 西川さん、よろしくお願いします!西川さんは去年AOI京都校の生徒として総合型選抜(旧AO入試)対策に取り組み、総合型選抜(旧AO入試)で大学に合格されました。まずはどういった入試だったか教えてもらえますか?

西川「私は総合型選抜(旧AO入試)の中でも、特にリーダーシップが重視される方式で受験しました。1次試験で講義を受け、その後に講義を踏まえたグループディスカッション(以下GD)がありました。」

— なるほど、内容が一貫していた試験だったのですね。それぞれの試験はどのような内容でしたか?

西川「講義は『インスタ映え』など、SNSに関する話題でした。その内容を踏まえてGDでは、ハロウィンに関する課題文を4本読んでディスカッションしました。」

— SNSでハロウィンのコスプレが盛り上がる一方、渋谷のゴミ問題などハロウィン後の社会問題も多いです。かなり現代的なテーマが与えられたわけですが、GDはどういう形式で行われましたか?

西川「1グループに受験生が4~5人割り振られて、1部屋で5~6グループが一気にディスカッションしていました。試験官は4~5人ほどで、絶えず部屋の中を歩き回り、受験生の発言を漏らさず審査していました。」

なんと、実はGDも面接の一種なのだ。

— ごく一般的なディスカッションの人数ですね。制限時間はありましたか?

西川「全体の制限時間は60分でしたが、試験官が課題文を読む時間やディスカッションする時間を知らせてくれる形だったので、特にタイムスケジュールを考える必要はありませんでした。」

GD本番の立ち回り方と、西川さんのGD対策

— タイムスケジュールが決まっているのは珍しい。そのような環境でGDに臨んだわけですが、本番ではどのように立ち回っていましたか?

西川「最初はリーダーをやろうとしたのですが、私より仕切るのが上手そうな人がいて…それでタイムキーパーをやろうとして『時間は試験官が知らせてくれるから大丈夫』と言われてしまいました。」

— 予定していた役割が出来なかったと。予想外の事態にはどう対処しましたか?

西川「とにかくグループの雰囲気を良くしようと思って、なかなか意見できていない子に話を振ってみたり、他の人の意見を要約して分かりやすく変換したりする、といった立ち回りをしていました。」

— なるほど、上手く立ち回って潤滑油のような役割をしていたのですね。そういう本番での対応力は才能ですか?それともどこかで練習しましたか?

西川「基本的にはAOI京都校で練習していました。高校の友達に頼んでも良かったのですが、仲が良すぎて逆に緊張感が薄れてしまうと思って…AOIのみんなは互いに夢に向かって切磋琢磨し合う仲なので、程よい緊張感がありましたね。」

AOI京都校の様子。広々としてGDの練習には最適。

— 学校にはない、AOIだからこその強みですね。具体的にはどう練習していましたか?

西川「入試の1ヶ月前から週に1~2回、京都校やオンライン校の生徒と一緒に練習していました。直前期は週に3回も練習していましたね。テーマ設定やGD後のフィードバックはメンターの方が協力してくださって、非常に助かりました。」

— オンライン校の生徒とも練習できるのは素晴らしい!それでは、これからGD対策をする受験生に向けて何かアドバイスはありますか?

西川「大きく分けると3点あります。1つ目は、自分の意見を主張するだけじゃなくて、相手の意見を聞き入れる力も大事ということ。相手の意見に反論する場合でも『確かにあなたの言うことは分かるけど…』と、一旦認めるワンクッションを挟むことがポイントです。」

— 相手の意見を完全に否定するのはNGということですね。2つ目は何でしょう?

西川「2つ目は、リーダーとして仕切るばかりでなく、自分に出来る役割をこなすことが大事になります。『リーダーは合格しやすい』と思ってリーダーをやりたがる人が多いのですが、リーダー1人ではGDは出来ません。リーダーでなくとも、その場で自分に出来ることをやればいいのです。」

— リーダーじゃなくても十分に活躍することは可能なのですね!それでは、3つ目のアドバイスをお願いします!

西川「3つ目は、グループの雰囲気を良くしようと心がけることです。グループ全体の評価が自分の評価になるので、良い雰囲気で議論できたグループからは合格者が多く出る傾向にあります。グループのメンバーは確かにライバルですが、GDの場では仲間と考えましょう。そのためには、相手をまず認めてリスペクトすることが大事ですね。」

入試でGDが必要な受験生へ

— とてもためになるアドバイスでした!最後に、GDが必要な受験生に向けて応援メッセージをお願いします!

西川「GDは高校生活の中では馴染みのない人が多いので、実際にやってみると立ち回り方などで戸惑ってしまうと思います。他の人と差をつけたいのであれば、沢山の人とGDの練習を頑張ってください!練習あるのみです!」

西川さん、ありがとうございました!
GDが苦手な人もいるでしょう。でもGDは練習あるのみ!どう練習したらいいか困ったら、ぜひAOIまでお問い合わせください!

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グループディスカッションについて解説した記事も併せて読んでください。
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この記事を書いた人

AOI編集部 編集長

総合型・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)の専門塾として 業界No.1の合格率を誇るAOIの編集部です。 「受験生や保護者のためになる記事を作る」がモットー

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