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資格/実績

作成日: 2020年5月2日 最終更新日: 資格/実績

総合型選抜 AO入試・推薦入試に利用できる資格を徹底比較してみた!

今回は総合型選抜・推薦での受験を考えている高校生向けの記事!
「総合型選抜・推薦で利用できる資格」について説明します!

・総合型選抜・推薦に資格は必要?

・資格を取りたいけど、何を取ればいいかわからない

・資格は持っているけど、これって総合型選抜・推薦に使えるの?

そんな疑問にお答えします!入試は情報戦。このコラムで入試の情報を手に入れて、しっかり受験準備をしましょう!

また、この記事を見てくれた方限定でお得な情報です!

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総合型選抜・推薦と資格の関係

「資格」とは、特定の分野に関して、一定水準以上の能力を持っていることを証明するものであり、総合型選抜(AO入試)では実績としてアピールすることができます。資格自体ももちろん評価されますが、資格を取得する過程での努力も評価されます。

はじめに、いくつかの大学の総合型選抜・推薦の募集要項を確認して、選考において資格がどのように使われるか見ていきましょう。

総合型選抜を1分で理解する!

(1)資格が出願条件になっているケース

上智大学がこのケースにあたります。外国語教育に定評がある大学だけあって、上智大学の公募制推薦入試では、出願条件の1つに「外国語能力を証明する資格を保持していること」が含まれています。

出願に必要なスコアは学部ごとに異なります。文学部英文学科では英検準1級、またはTOEIC700点以上が条件であり、最も新しい総合グローバル学部では英検2級以上、またはTOEIC650点以上が条件となっています。

(2)資格を持っていると一部試験が免除されるケース

國學院大學がこのケースにあたります。文学部外国語文化学科の総合型選抜(旧AO入試)では、英検準1級以上、またはTOEICスコア600点以上を持っていると、2次選考の筆記試験(英語・小論文)が免除されます。

(3)資格は必須ではないが、選考で評価してくれるケース

大半のAO/推薦入試がこのケースにあたります。出願条件や優遇条件には含まれませんが、資格をアピールすれば書類選考でその努力を評価してくれます。大学によっては活動実績書に書いても良いでしょう。

総合型選抜・推薦に利用できる資格

資格が総合型選抜(旧AO入試)において有利になることは上記の通りです。
しかし、「どんな資格を取ればいいの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
ということで、AO/推薦入試に利用できる代表的な資格をまとめました。採用校は一部の大学のみを掲載しているため、詳細は必ず各大学の募集要項を見て確認してください。

資格の種類採用校の例
英語系資格(英検・TOEIC・TOEFL等)早慶上智・GMARCHなど多くの大学
英語以外の語学系資格(独検・仏検など)上智大学文学部ドイツ語学科・フランス語学科など、対応する言語を専攻とする学科
数学検定立命館大学理工学部 など
統計検定滋賀大学データサイエンス学部

 

横浜市立大学データサイエンス学部 など

この他に、漢字検定や簿記検定なども評価材料になります。

資格ごとの特徴を徹底比較

ここまでで、資格は総合型選抜・推薦の評価材料になり、利用できる資格はたくさんあるということはお分かりいただけたと思います。

しかし、「結局、どの資格が良いの?」と思う方も多いのではないでしょうか?

そこで、資格ごとの試験日程や受験者数に着目して徹底比較してみました!

英語系資格

資格名開催回数受験料証明書の有効期限
英検年3回

 

(6月、10月、1月)

準1級:7,600円

 

2級:6,500円

合格日から2年間
TOEIC年10回

 

(2月、8月以外)

5,725円受験日から2年間

 

 

TOEFL月3回程度約25,000円
IELTS月3回程度(東京の場合)25,380円

英検は高校で受験を斡旋しているところもあるために一番ポピュラーですが、AO/推薦入試の対策を意識した時期によっては、出願までに1回しか受けられない場合もあります。公式サイトで過去3回分の問題を無料配布しているため、ぜひ参考にご覧ください。

TOEICは開催回数も比較的多く、受験料も一律です。もし高3の4月から対策を始める場合でも、2~3回はチャンスがあります。過去問は配布しておらず、サンプル問題しか公開されていないため、演習は参考書頼みになることが多いです。

TOEFLは受験料が高いですが、開催回数が非常に多いです。将来アメリカやイギリスなどへ留学を考えるのであれば、TOEICよりもTOEFLの方が適しています。またWindowsユーザーであれば、全ての過去開催分の問題を無料で閲覧できます。

IELTSもTOEFLと同様に開催回数が多く、出願時期ギリギリまで受験できるのが大きなメリットです。試験時間もTOEFLよりIELTSの方が短いため、最後の手段として受験できます。

AOIグループでは、これらの英語系資格を取りたい受験生のためのオプションとして「英語パック」を設置しています。選抜した講師陣はトップクラスの資格を保持し、海外経験もある精鋭ばかり。資格取得だけに留まらない、実践的な英語力が鍛えられます。

その他の語学系資格

資格名開催回数受験料過去問の提供
独語検定年2回

 

(6月・12月)

準1級:10,000円

 

2級:8,000円

あり

 

(有料・3回分)

仏語検定年2回

 

(6月・11月)

2級:8,000円

 

準2級:7,000円

なし

 

(公式問題集はある)

独語検定・仏語検定ともに英語系より開催回数は少なく、受験料もやや高めです。独検は2級以上、仏検は準2級以上を持っていると評価材料になりやすいです。

独検では過去問題集が販売されています。仏検の過去問題集はありませんが、過去問を参考にした公式問題集は販売されています。高校の勉強との両立が難しいのが難点ですね。

語学以外の資格

資格名開催回数受験料過去問の提供
漢字検定年3回

 

(6月・10月・2月)

2級:3,500円

 

準2級:2,500円

あり

 

(有料・過去3回分)

数学検定年3回

 

(4月・6月・10月)

準1級:4,700円

 

2級:4,200円

あり

 

(無料・過去1回分)

統計検定年2回

 

(6月・11月)

2級:5,000円

 

3級:4,000円

あり

 

(無料・過去1回分)

外国語以外の資格で有名なのは以上の3種類でしょうか。どの資格も受験料はリーズナブルで、高校で学んだ知識を活用できるため、非常に取り組みやすい資格です。高校卒業レベルの能力と認められる基準は漢字検定2級、数学検定準1級、統計検定3級となります。

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注意点~資格を取る意味~

さて、ここまで資格について熱く解説してきました。これを読んだ高校生の中には「AO/推薦入試で合格するために資格を取ろう!」と考えている方もいるでしょう。

しかし、覚えておいてほしいのは「資格はスキルアップして将来活躍するために取るもの」ということです。

いくら資格を持っていても、それを活かせる進路に進まなければ意味がありません。無意味な資格を取るために限られた時間を使うのは、非常に勿体無いことです。ともすれば肝心の総合型選抜(AO入試)対策に使える時間も減ってしまい、合格可能性の低下にもつながる恐れがあります。

資格試験を受験する際は「総合型選抜(AO入試)のため」ではなく、自分の進路と照らし合わせて「その資格は自分の将来にどう役立つのか」を考えた上で受験しましょう!AOIでは、皆さんの適性を一緒に発見し、合格までの道のりをサポートします。

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この記事を書いた人

AOI編集部 編集長

総合型・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)の専門塾として 業界No.1の合格率を誇るAOIの編集部です。 「受験生や保護者のためになる記事を作る」がモットー

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