
こんにちは!
総合型選抜専門塾AOIの編集部です。 小論文対策を始めようと思ったときに、 「小論文対策はいつから始めればいいの?」
「推薦入試まで時間がないけど、今から間に合う?」
「一般入試の勉強もあるのに、小論文まで手が回らない」
「1ヶ月前・2週間前なら何を優先すればいい?」 このように悩む人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、小論文対策は、志望校で小論文が必要だとわかった時点で始めるのが理想です。ただし、総合型選抜や学校推薦型選抜では、遅くとも本番3ヶ月前には始めたいところです。 小論文は、暗記科目のように直前で詰め込めば安定するものではありません。課題文を読み取る力、自分の意見を考える力、構成を作る力、文章としてまとめる力が必要です。 ただし、1ヶ月前や2週間前だからといって、何もできないわけではありません。残り時間が短い場合は、知識を広げるよりも、志望校の形式確認、構成メモ、過去問演習、添削、書き直しに絞ることが大切です。 この記事では、小論文対策をいつから始めるべきか、時期別に何を優先すべきか、直前からでも間に合わせるために何をやるべきかを解説します。
小論文対策はいつから始めるべき?
小論文対策は、早く始められるほど有利です。ただし、始める時期によってやるべきことは変わります。 本番まで3ヶ月以上ある人は、基本構成や頻出テーマから対策できます。一方で、本番まで1ヶ月を切っている人は、広く勉強するよりも、志望校の形式に合わせて実戦的に対策する必要があります。
理想は「小論文が必要だとわかった時点」
志望校の入試に小論文があるとわかったら、まずは過去問や出題形式を確認しましょう。 すぐに本格的な演習ができなくても、「テーマ型なのか」「課題文型なのか」「資料型なのか」「何字で書くのか」を知っておくだけで、その後の対策が進めやすくなります。
総合型選抜・推薦入試なら3ヶ月前には始めたい
総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文だけでなく、志望理由書、面接、活動実績の整理なども必要になります。 そのため、本番直前になってから小論文に手をつけると、志望理由書や面接対策との両立が難しくなります。 遅くとも本番3ヶ月前には、志望校の形式確認、基本構成の理解、過去問演習、添削に入れる状態を目指しましょう。
1ヶ月前・2週間前でもやることを絞れば対策できる
本番まで時間がない場合は、すべてを完璧にやろうとしないことが大切です。 直前期に新書を何冊も読んだり、幅広いニュースを追ったり、参考書を最初から全部やったりするのは重くなりやすいです。 1ヶ月前・2週間前から始める場合は、次の対策に絞りましょう。
- 志望校の出題形式を確認する
- 設問の読み取り方を確認する
- 構成メモを作る練習をする
- 過去問を1〜2本書く
- 添削を受けて書き直す
- 書き出しと結論の型を確認する
残り期間別|小論文対策でやること
小論文対策では、「いつから始めるか」だけでなく、「今の残り期間で何を優先するか」が重要です。
| 残り期間 | 対策の方針 | 優先すること |
|---|
| 3ヶ月以上 | 基礎から実戦まで進める | 形式確認・基本構成・頻出テーマ・過去問・添削 |
| 1ヶ月前 | 優先順位を絞る | 構成メモ・過去問1〜2本・添削・書き直し |
| 2週間前 | 失点を減らす | 設問分析・書き出し・結論・文体チェック |
| 共通テスト後 | 志望校形式に集中する | 過去問・課題文読解・時間配分・添削 |
すでに本番まで時間がない場合は、すべての対策を順番にやる必要はありません。残り期間に合わせて、やることを絞りましょう。
3ヶ月以上ある人がやるべきこと
本番まで3ヶ月以上ある場合は、小論文の基本から実戦演習まで進められます。 まずは、志望校の過去問を確認しましょう。小論文には、テーマ型、課題文型、資料型、要約+意見型などがあります。出題形式によって、必要な対策は変わります。 形式を確認したら、小論文の基本構成を身につけます。主張、理由、具体例、結論の流れを理解し、実際に書く練習を始めましょう。 そのうえで、志望学部に関係する頻出テーマを整理します。医療系なら地域医療や高齢社会、教育系なら教育格差や主体的な学び、法学系なら権利や公共性など、学部に関係するテーマを優先すると効率的です。 総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文で扱うテーマが志望理由書や面接で聞かれる内容とつながることもあります。そのため、3ヶ月以上ある人は、小論文だけを別物として対策するのではなく、志望学部で扱う社会課題や自分の関心テーマと結びつけて整理しておくとよいでしょう。 小論文の基本的な書き方や構成を確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
1ヶ月前から始める人がやるべきこと
本番1ヶ月前から小論文対策を始める場合、すべてを完璧にやろうとしないことが大切です。 この時期からは、次の4つに絞りましょう。
- 志望校の出題形式を確認する
- 構成メモを作る練習をする
- 過去問を1〜2本書く
- 添削を受けて書き直す
特に大切なのは、構成メモです。本文を書き始める前に、主張、理由、具体例、結論を決めておくと、途中で手が止まりにくくなります。 小論文が途中で止まる、時間内に書き切れないという方は、以下の記事も参考にしてください。
2週間前から始める人がやるべきこと
本番2週間前から対策する場合は、実力を大きく伸ばすというより、失点を減らす意識が大切です。 まずは、設問の読み取り方を確認しましょう。
- 「理由を述べよ」なら原因や背景を書く
- 「あなたの考えを述べよ」なら自分の立場と理由を書く
- 「資料を踏まえて」なら資料の内容に触れる
- 「要約せよ」なら自分の意見を書きすぎない
設問を読み違えると、どれだけ文章が整っていても評価されにくくなります。 また、書き出しと結論の型を確認しておくことも重要です。本番で最初の一文や最後のまとめ方に迷うと、時間を大きく失ってしまいます。
共通テスト後から始める人がやるべきこと
一般選抜の二次試験で小論文がある場合、共通テスト後から本格的に対策する人もいます。 ただし、共通テスト後から始める場合は、一般的な小論文対策を広くやるよりも、志望校の形式に絞ることが大切です。 課題文型なら、課題文の要点をつかみ、自分の意見につなげる練習をしましょう。資料型なら、グラフや表から読み取れることを言語化する練習が必要です。 共通テスト後からでも、過去問を使って本番と同じ条件で書き、添削を受けることができれば、答案の改善点は見つけやすくなります。
小論文対策で最初にやるべきこと
小論文対策を始めるときは、いきなり参考書を読み込むよりも、まず現在地を知ることが大切です。
志望校の出題形式を確認する
最初にやるべきことは、志望校の過去問を確認することです。 小論文には、さまざまな形式があります。
形式を確認せずに対策すると、本番と違う練習をしてしまう可能性があります。まずは、文字数、制限時間、課題文や資料の有無を確認しましょう。
過去問を1本書いてみる
次に、過去問を1本書いてみましょう。 最初からうまく書けなくても問題ありません。むしろ、書いてみることで、自分がどこで止まるのかがわかります。 設問が読めないのか、意見が出ないのか、構成が作れないのか、時間内に書き切れないのか。現在地がわかると、対策の優先順位を決めやすくなります。
添削で現在地を知る
小論文は、自分ではズレに気づきにくい文章です。 書いた答案は、学校の先生や塾の講師など、第三者に見てもらいましょう。 添削では、次の点を確認してもらうとよいです。
- 設問に答えているか
- 主張が明確か
- 理由と具体例があるか
- 構成がわかりやすいか
- 文体や表現に問題がないか
添削を受けることで、自分が本番までに何を直すべきかが見えてきます。
残り期間が短い人が捨てるべき対策
本番まで時間がない場合、何をやるかと同じくらい、何をやらないかも大切です。
新書を何冊も読む
小論文対策として新書を読むことは役立つ場合もあります。 しかし、1ヶ月前や2週間前から何冊も読もうとすると、実際に書く練習の時間が減ってしまいます。 代わりに、志望学部と関係する頻出テーマを2〜3個に絞り、そのテーマについて自分の意見を一文でまとめる練習をしましょう。
ニュースを眺めるだけで終わる
ニュースを読むこと自体は大切です。 ただし、読むだけでは小論文は書けるようになりません。 代わりに、読んだニュースについて「問題点」「原因」「自分の意見」をそれぞれ一文で書く練習をしましょう。
参考書を最初から全部やる
直前期に参考書を最初から全部やろうとすると、時間が足りなくなりやすいです。 代わりに、構成、設問分析、書き出し、結論など、今の自分に必要な部分に絞って確認しましょう。
模範解答を読むだけで終わる
模範解答を読むことは参考になりますが、読むだけでは自分の答案は書けるようになりません。 代わりに、模範解答を読んだあとで、自分ならどう書くかを考え、実際に1本書いてみましょう。
推薦・総合型選抜の小論文対策で大事なこと
総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文対策を単なる文章練習として考えるのではなく、志望理由書や面接対策ともつなげて考えることが大切です。
志望理由書・面接とテーマをつなげる
小論文で扱うテーマは、志望学部の学びや社会課題とつながっていることがあります。 たとえば、教育学部なら教育格差や主体的な学び、医療・看護系なら地域医療や高齢社会、法学部なら権利や公共性などが考えられます。 これらのテーマを整理しておくと、志望理由書や面接でも自分の考えを話しやすくなります。 小論文対策は、文章を書く練習であると同時に、志望学部への理解を深める対策にもなります。
一般入試と両立するなら週2〜3回で進める
推薦入試や総合型選抜を受ける人の中には、落ちた場合に備えて一般入試の勉強も続けている人が多いと思います。 その場合、小論文に毎日長時間を使う必要はありません。 ただし、完全に後回しにすると、直前に「一度も書いたことがない」「添削を受けていない」という状態になりやすいです。 週2回で進めるなら、1回目は過去問を読んで構成メモを作る日、2回目は実際に答案を書いて添削に出す日と分けると進めやすくなります。 週3回できる場合は、構成メモ、答案作成、添削後の書き直しの3回に分けると、一般入試の勉強と両立しながら小論文対策を進めやすくなります。
添削後は必ず書き直す
小論文は、添削を受けるだけでは伸びにくいです。 大切なのは、指摘された内容をもとに、同じテーマでもう一度書き直すことです。 書き直すことで、設問の読み取り方、構成の作り方、理由や具体例の出し方が定着しやすくなります。 添削を受けたら終わりにせず、書き直しまで行いましょう。
小論文対策に関するよくある質問
推薦入試の小論文対策はいつから始めるべきですか?
学校推薦型選抜や総合型選抜で小論文が必要な場合は、遅くとも本番3ヶ月前には始めたいところです。志望理由書や面接対策と並行して進める必要があるため、直前にまとめて対策しようとすると負担が大きくなります。
小論文対策は2週間前からでも間に合いますか?
2週間前からでも、設問分析、構成メモ、書き出し、結論、文体確認に絞れば改善できる部分はあります。 ただし、書く経験や添削の回数は限られるため、できるだけ早く1本書いて見てもらうことが大切です。
小論文対策は1ヶ月で間に合いますか?
1ヶ月ある場合は、志望校の形式確認、頻出テーマの整理、過去問演習、添削、書き直しを優先しましょう。 幅広く知識を増やすより、志望校に合わせて対策を絞ることが重要です。
共通テスト後から小論文対策を始めても大丈夫ですか?
一般選抜の二次試験で小論文がある場合、共通テスト後から集中的に対策する人もいます。 ただし、課題文型や資料型など形式に慣れる必要があるため、可能であれば共通テスト前に一度は過去問を確認しておきましょう。
小論文対策では新聞を読むべきですか?
新聞やニュースを読むことは役立ちます。 ただし、読むだけでは小論文は書けるようになりません。読んだ内容について自分の意見を一文でまとめたり、構成メモを作ったりする練習も必要です。
高1・高2から小論文対策をするなら何をすればいいですか?
高1・高2のうちは、いきなり入試本番レベルの小論文を書くよりも、ニュースや評論文を読み、要約する練習や自分の意見を一文でまとめる練習から始めるのがおすすめです。
まとめ:小論文対策は残り期間に合わせて優先順位を決めよう
小論文対策は、志望校で小論文が必要だとわかった時点で始めるのが理想です。総合型選抜や学校推薦型選抜では、遅くとも本番3ヶ月前には始めたいところです。 ただし、1ヶ月前や2週間前だからといって、何もできないわけではありません。残り時間が短い場合は、志望校の形式確認、構成メモ、過去問演習、添削、書き直しに絞ることが大切です。 また、推薦入試や総合型選抜では、小論文のテーマが志望理由書や面接とつながることもあります。小論文対策を通して、志望学部への理解や自分の考えも整理していきましょう。
総合型選抜専門塾AOIでは、小論文の対策や添削、志望理由書・面接対策まで一人ひとりに合わせてサポートしています。小論文対策をいつから始めればよいか迷っている方や、今から何を優先すべきかわからない方は、ぜひ一度
受験相談してみてください。
この記事を書いた人
橋本 尭明
元総合型選抜専門塾AOIのマネージャー。現マーケティング責任者。総合型選抜の可能性やAOIの素晴らしさを世の中に広めるために、現場からマーケティング領域へシフト。歴代最高の合格率を叩き出した実績やノウハウを受験や学校生活に悩む学生の方々に発信します!
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