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高校入試

作成日: 2020年11月16日 最終更新日: 高校入試

【高校推薦入試】入試へ向けて日頃の学校生活でできること

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なるべく早い時期から推薦入試のことを意識して生活することは、入試対策になるだけでなく、実は充実した中学校生活を送ることにもつながります。

この記事では、高校の推薦入試へ向けて、日頃の学校生活でできることを、具体的に5つ取り上げて紹介します。

①遅刻欠席をしない

1つ目は、「遅刻欠席をしない」ことです。

遅刻欠席は、学校生活に前向きに向かっているかどうかを知るための最も数値化しやすい指標です。

遅刻があると、生活リズムが乱れていることになりますし、欠席があると、体調管理が不十分だということになります。

遅刻欠席をしないことは、簡単そうで実は意外に難しいことです。

皆さんは、毎朝自分の力で起きているでしょうか。

目覚まし時計やスマホのアラームが鳴っても起きられず、結局、保護者に起こしてもらうこともあるのではないでしょうか。少しずつでいいので、自分で起きられるようになりましょう。

起きる時間や家を出る時間を自分で管理できるということは、自己管理ができていることを表します。自己管理する力を身に付けることで、日々の生活に主体的かつ能動的に向かう力がつきます。中学校3年間を通して、遅刻欠席をしないことをぜひ心がけてください。

②授業に真剣に取り組む

2つ目は、「授業に真剣に取り組む」ことです。

「真剣に」とは具体的にいうと、「先生の話を聞く」「ノートをとる」「クラスメイトの意見発表を聞く」「自分の意見をもつ」などです。

成績を上げるために最も効果的なのは、授業の内容をその時間内で理解するように心がけて、わからないことがあれば授業後すぐに先生やクラスメイトに聞いて解決する習慣を付けることです。

さらに、予習や復習に取り組むことで、高校入試にもつながる学力をつけることができます。

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③提出物を出す

3つ目は、「提出物を出す」ことです。

ここでいう「提出物」とは、授業の課題(宿題)はもちろん、学校から出されるプリント類も含みます。

授業の課題は、多くの教科で課題点として成績に含まれますので重要です。

また、学校からのプリント類は、学校と生徒との信頼関係を示すものの一つですので重要です。

入試書類もそうですが、日頃の学校からのプリントを保護者に渡せているでしょうか。

期限や締切があるものは守れているでしょうか。

小さなことに思うかもしれませんが、提出物を期限内に出すことは、社会人になっても必要な力です。

いくつかの課題が重なると締切日を管理することや、プリントを保管することも必要になり、簡単なことではありません。

小さなことですが、できるように目指してみてください。

④学業以外で力を入れたことを一つでも話せるようにしておく

4つ目は、「学業以外で力を入れたことを一つでも話せるようにしておく」ことです。

推薦入試では、小論文や面接が課されることが多く、そこで、中学校3年間でがんばったことについて聞かれることがよくあります。

打ち込めるものを一つでも持つことで、学校生活にもメリハリができ、前向きに取り組むことができます。

わかりやすい例が「部活」です。

部活動をやっている人は、いま所属している部で、「自分ががんばっていること」や、「大変だったこと」、また、「大変だったことをどうやって乗り越えたか」、「部での役割は何か」、などを具体的に書き出してみてください。

部活動でなくても、趣味でも構いません。

絵を描くことや、音楽を聴くこと、アニメを見ること、など、自分が多くの時間を使っていることを思い浮かべてみてください。

そのなかで、自分が成長できたと思うことがあれば、それは推薦入試でもアピールできます。

単に好きだというのではなく、「自分が成長できたと思うのはなぜか」や、「その趣味を通して日頃の生活がどのように変わったか」、また、「その趣味で身に付いたことを社会にどのように活かせるか」などを考えてみてください。

⑤どんな高校生活を送りたいか具体的に語れるようにしておく

5つ目は、「どんな高校生活を送りたいかを強くイメージし、具体的に語れるようにしておく」ことです。

高校は中学校以上に自主性が重んじられる場です。

将来へ向けて、より専門的に学んだり、行動したりすることも出てくるでしょう。

「勉強をがんばりたい」「部活をがんばりたい」という抽象的なものではなく、自分の将来と結び付けて、「興味のあるコンピュータ工学の道へ進むために、勉強をさらにがんばりたい」や「多くの人を笑顔にする絵を描くために美術部の活動に力をいれたい」などと語れると、面接官に「高校入学後のビジョンもしっかりある生徒だな」と思ってもらえます。

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日頃の学校生活でできること まとめ

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推薦入試へ向けて、日頃の学校生活で取り組めることを5つ、具体的に取り上げました。

ここで取り上げたことは、すべて中学校生活をより充実させるために必要なことでもあります。

ただなんとなく3年間を過ごすのではなく、日頃から、遅刻欠席をせず、授業に真剣に取り組み、提出物を出すことを心がけてみると、驚くほど生活が変わります。

また、学業以外で力を入れることを持つことや、どんな高校生活を送りたいか意識することで、将来やりたいことが具体的に見えてくるかもしれません。

推薦入試は学力だけでなく、学校生活や授業へ取り組む態度と姿勢が見られる入試です。

ここで紹介したことを日頃から意識して学校生活を送ることで、推薦入試の課題作文や面接で「中学校3年間でがんばったこと」や「高校生活でがんばりたいこと」を問われても、自信を持って答えることができるようになります。充実した中学校生活が送れることを願っています。

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この記事を書いた人

湯山 慶祐

共に探し、共に学ぶ、日本で最も『合格』と『夢』が生まれる場所。 2022年度入試 合格率94.1% AOIは塾というより、生徒の居場所です。 ただここにいることが、成長につながり、自分を信じることにつながっていきます。 「想像以上の、あなたにする。」

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