作成日: 2020年9月4日 最終更新日: 大学別情報
創価大学「PASCAL入試」は「Performance Assessment of Students' Competency for Active Learning」の頭文字で、思想家パスカルが象徴する創造的知性にもちなんだ名称だそうです。2018年度(平成30年度)入試から始まった特色のある総合型選抜(AO入試)です。
アクティブラーニングの手法のひとつである「LTD(Learning Through Discussion)」を取り入れて、グループディスカッションなどを通して学力の3要素を多面的・総合的に評価する入試です。
具体的に言うと高校までの活動実績や活動を踏まえた上でグループディスカッションなどを行い、ペーパーではなくパフォーマンスでアクティブラーニングの適性や入学後の授業の適性や伸びしろを評価した上で合否を決めるシステムです。
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創価大学は他大学でいち早くアクティブラーニングを取り入れてきました。予習によって得た知識をディスカッションで深掘りさせて知識を活用する力を定着させるLTDは経済学部や経営学部のゼミの授業で取り入れて以来、他学部の授業でも活用されている。
しかし、従来の知識詰め込み型授業を受けてきてアクティブラーニングの経験のない学生は入学後に戸惑うケースが多発した。そこで、ホームページなどて「LTDガイダンス」を公開したりオープンキャンパスで興味を持った高校生にPASKAL入試で実際に体験してもらいアクティブラーニングで鍛えられる主体性や協調性といった適性と伸びしろある学生を確保するためにこのシステムを採用した。
出願資格や試験科目はこのようになっています。
・一次選考
調査書 自己推薦書(800字以上1000文字以内) 出願資格等を証明する書類
(国際教養学部のみ英語での記入(単語数450語以上550語以内)
・二次選考
LTD方式グループワーク、 面接
(ただし今年は小論文試験は行わない) 合否については1次・2次選考を総合評価で決定する方式になっています
経済学部 経営学部 文学部 国際教養学部
教育学部 看護学部 法学部
※理工学部は実施しておりません。
定員は100名となっています。
※合格にふさわしい成績の志願者がいないと判断した場合は募集人員どおりの合格者を決定しない場合があります。
倍率は約2~3倍のようです。
以下(1)~(2)の条件を満たしている者。
(1)本学入学への強い意志を持ち、本学を第一志望とする者。
(2)高等学校または中等教育学校を3月卒業見込み及び3月卒業(卒業後1年以内)の者。もしくは高等専門学校第3学年を3月修了見込み及び3月修了(修了後1年以内)の者。
ただし、創価高校および、関西創価高校の場合は3月卒業の者に限ります。 つまり高校を卒業して1年以内までしか出願が認められてません。
以下(1)~(3)の要件に該当する者。
(1)調査書の全体の学習成績の状況(評定平均値)が3.5以上の者。
(2)文学部、国際教養学部に出願する場合、各学部が定める出願要件※を有する者。
(3)合格から入学までの間に、本学が指定する入学前教育プログラムを受講する者。
また学部によってさらに個別の出願要件があります。
ア.実用英語技能検定準2級以上の検定試験の英検CSE2.0スコア1728以上、あるいはTOEIC® LISTENING AND READING TEST 450以上、あるいは、GTEC 690(オフィシャルスコア)以上の資格スコアを有している者。
イ.次の教科のいずれかの学習成績の状況(評定平均値)が4.5以上の者。
国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭
ウ.高等学校または中等教育学校(4学年以降)もしくは高等専門学校在籍時から出願までの期間で、都道府県レベル以上の次にあげるコンクール、コンテストで3位以上の者。
①読書・文芸・小説・俳句コンクール ②ディベート大会 ③英語スピーチコンテスト ④弁論大会
以下 ア.~オ.のいずれかを有する者。
ア.実用英語技能検定2級以上の検定試験の英検CSE2.0スコア2100以上
イ.GTEC 1130点(オフィシャルスコア)以上
ウ.TOEIC® LISTENING AND READING TEST 550 以上
エ.TOEFL iBT スコア 50 以上
オ.IELTS オーバーオール・バンド・スコア 5 以上
文学部と国際教養学部を受験する方は注意をしてください!
出願期間:2020年9月15日(火)~9月23日(水)(締切日消印有効)
第一次選考合格発表: 2020年10月5日(月)
第二次選考日:2020年10月18日(日)
第二次選考合格発表: 2020年11月2日(月)
具体的にどのような対策をすればいいのか、ポイントをご紹介します。
これは当たり前のことですが、出願資格に評定平均3.5以上とあります。受験する以前に普段の学校の勉強をきちんとすることが大切です。また学部によってはそれぞれの教科に評定平均値の基準が設けられていることもあるので、確認をしておきましょう。
志望理由書や小論文は対策やノウハウを学べば対応はできますが、アクティブラーニングに対応する力をつけるためには、普段の学習の取り組みから意識をしていく必要があると思います。つまり付け焼刃が効かないということです。身に着けた知識を課題解決に生かし、そこから新しいものを生み出すといったことを継続的に行うことが必要とされると思います。
また受験のために取り組むというよりは自分の成長のために取り組むといった意識も持たなければならないでしょう。今後他の大学でもこのような試験が取り入れられると思います。受験をすることになった時に始めるということが通用しなくなるでしょう。
文学部と国際教養学部ではTOEICなどのスコア提出が求められていますが、、この2つの学部以外でも自分のストロングポイントとして生かすことが出来ます。ですから出願前にあわてて受験することがないように準備をしましょう。
受験におけるメリットとデメリットを上げてみました。
メリットとしては、将来性や自分の伸びしろを評価してくれる点や本当に創価大学に行きたいという人を積極的に受け入れてくれる点でしょうか。
主体性、協働性といった行動特性の能力を伸ばし、「創造的人間」の素質が豊かになりそうです。
デメリットとしては、アクティブラーニングなどの準備に時間を要する点は、ほかの大学と併願して受ける受験生にはデメリットでしょう。全学部一緒に行われるため学部の併願が出来ない点、また不合格になってしまった時に一般入試に切り替えるのがきつくなってしまう点が挙げられます。
・高校までの実績や活動を踏まえて、全学部で展開するアクティブラーニングの適性や評定平均値と合わせて、学力の3要素を総合的に評価
・1次試験は、志望理由書や調査書、その他資格などを総合的に評価
・2次試験はLTD方式のアクティブラーニング、面接
・学部によっては、指定された科目の評定平均やTOEICなどのスコアが必要
・将来性を評価してくれる
・長期的な準備が必要
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