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こんにちは!総合型選抜専門塾AOIの編集部です。
志望理由書で「長所」を書く欄があると、
「自分の長所って何を書けばいいの?」
「明るい・優しい・努力家みたいな長所でもいいの?」
「自己PRと何が違うの?」
「志望理由書っぽく長所を書くにはどうすればいいの?」
このように悩む人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、志望理由書の長所では、「明るい」「優しい」といった性格だけを書くのではなく、大学での学びや将来に活かせる強みを書くことが大切です。
長所は、ただの自己紹介ではありません。大学側に「この人は入学後にどのように学び、成長できそうか」を伝えるための材料です。
そのため、「私は協調性があります」「私は努力家です」と書くだけでは不十分です。その長所が表れた具体的な経験と、大学でどう活かしたいのかまで書くことで、志望理由書として説得力のある内容になります。
この記事では、志望理由書の長所欄に何を書けばよいのか、使いやすい長所の一覧、長所が思いつかないときの見つけ方、例文、NG例まで解説します。
まずは、志望理由書で長所を書くときの基本を確認しましょう。長所欄は、自分の性格をただ紹介する欄ではありません。大学での学びや将来に活かせる自分の強みを伝えるための欄です。
志望理由書の長所では、「明るい」「優しい」「真面目」といった性格だけを書くと、少し弱く見えてしまうことがあります。
もちろん、それらも大切な長所です。しかし、大学入試の志望理由書では、その長所が大学での学びや活動にどうつながるのかが重要です。
たとえば、次のような長所は志望理由書で使いやすいです。
これらの長所は、大学での授業、ゼミ、実習、グループワーク、研究活動などにつなげやすいです。
長所を書くときは、必ず具体的な経験とセットで書きましょう。
たとえば、「私の長所は継続力です」と書くだけでは、なぜそう言えるのかが伝わりません。部活動、資格取得、苦手科目の克服、探究活動、委員会、ボランティアなど、自分の長所が表れた経験を入れることで説得力が生まれます。
経験を書くときは、次のような流れを意識すると整理しやすくなります。
長所は、言葉だけで伝えるのではなく、経験を通して伝えることが大切です。
関連記事:『総合型選抜で評価されるボランティア活動とは?合格に繋がるおすすめのボランティアを紹介』
志望理由書では、長所を「過去の経験」で終わらせないようにしましょう。
大学側が知りたいのは、「この受験生が入学後にどのように学ぶのか」「大学でどのように成長していくのか」です。
そのため、長所を書いたら、最後に大学での学びや将来の目標につなげる必要があります。
たとえば、協調性を長所にするなら、「ゼミやグループワークで多様な意見を聞きながら学びを深めたい」とつなげることができます。探究心を長所にするなら、「専門分野の課題を深く掘り下げて学びたい」と書くことができます。
どの長所を選べばよいかわからない場合は、志望学部での学びや将来の目標につながるものを選びましょう。ここでは、志望理由書で使いやすい長所と、書きやすい経験の例を紹介します。
たとえば、教育系なら協調性や責任感、福祉・心理系なら傾聴力や粘り強さ、経済・経営系なら課題解決力や主体性などが書きやすいでしょう。ただし、学部に合わせて無理に長所を作る必要はありません。自分の経験と自然につながる長所を選ぶことが大切です。
| 長所 | 使いやすい経験 | 志望理由書でのつなげ方 |
|---|---|---|
| 継続力 | 部活動、資格取得、苦手科目の克服 | 大学での専門的な学びを粘り強く続ける |
| 協調性 | グループワーク、学校行事、部活動 | ゼミや実習で多様な人と協力する |
| 主体性 | 探究活動、委員会、ボランティア | 自ら課題を見つけて学ぶ姿勢につなげる |
| 探究心 | 授業、読書、自主研究、探究活動 | 専門分野を深く学ぶ姿勢につなげる |
| 責任感 | 部長、委員会、係活動、家庭での役割 | 大学での活動や将来の仕事への姿勢につなげる |
| 課題解決力 | 探究活動、文化祭、部活動での改善 | 社会課題や学問的な問いに向き合う力につなげる |
| 計画性 | 受験勉強、資格取得、部活動との両立 | 大学での学習や研究に計画的に取り組む姿勢につなげる |
| 傾聴力 | 友人の相談、ボランティア、接客経験 | 心理・福祉・教育など対人支援の学びにつなげる |
長所は、たくさん書けばよいわけではありません。むしろ、伝えたい長所を1つに絞り、その長所を具体的な経験で説明する方が印象に残りやすくなります。
「自分には長所がない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、長所は特別な才能や大きな実績だけではありません。日常の行動や周囲からよく言われることの中にも、長所のヒントがあります。
関連記事:『志望理由書で将来の夢がないときの対処法を専門塾が解説!』
自分では長所だと思っていなくても、周囲からよく言われることが長所になる場合があります。
たとえば、次のような言葉を言われたことはないでしょうか。
こうした言葉は、自分の長所を見つけるヒントになります。
長所が思いつかないときは、短所を言い換えてみるのも一つの方法です。
| 短所 | 言い換えられる長所 |
|---|---|
| 心配性 | 慎重に準備できる |
| 頑固 | 自分の考えを持っている |
| 人見知り | 相手をよく観察できる |
| 飽きっぽい | 新しいことに興味を持てる |
| 考えすぎる | 物事を深く考えられる |
ただし、言い換えた長所を使う場合も、具体的な経験で裏付けることが大切です。
長所が思いつかない場合は、先に経験を書き出してみましょう。
たとえば、「部活動を3年間続けた」「文化祭で裏方の仕事をした」「探究活動で調査を続けた」など、自分が取り組んできたことを出していきます。
そのうえで、「その経験の中で自分はどんな力を使っていたのか」を考えると、長所が見つかりやすくなります。
長所を書くときは、思いついた内容をそのまま並べるのではなく、型に沿って整理すると伝わりやすくなります。ここでは、志望理由書で長所を書くときの基本構成を紹介します。
まずは、自分の長所を一文で伝えましょう。
例:
私の長所は、課題に対して粘り強く取り組めることです。
最初に結論を書くことで、読み手に「この人は何を強みとして伝えたいのか」がわかりやすくなります。
次に、その長所が表れた経験を書きます。
例:
高校の探究活動で、地域の商店街の活性化について調査しました。
ここでは、経験をただ紹介するだけでなく、どのような課題があり、自分がどのように行動したのかまで書くことが大切です。
経験を書いたら、そこから何を学んだのかを書きます。
例:
この経験から、課題を解決するには、現場の声を聞きながら考え続ける姿勢が必要だと学びました。
学んだことを書くことで、単なるエピソードではなく、自分の成長や考え方が伝わる文章になります。
最後に、その長所を大学での学びや将来にどう活かしたいのかを書きます。
例:
貴学では地域経済について学び、この粘り強さを活かして地域課題の解決に向き合いたいです。
志望理由書では、この最後の接続が特に大切です。長所を自分の話だけで終わらせず、大学での学びにつなげましょう。
関連記事:『志望理由書の学びたいことは何を書く?学科を選んだ理由との違いも解説』
ここでは、志望理由書で使える長所の例文を紹介します。例文をそのまま使うのではなく、自分の経験や志望学部に合わせて調整しましょう。
私の長所は、目標に向けて継続して努力できることです。高校では、苦手だった英語を克服するために、毎朝単語学習と音読を続けました。最初は思うように成果が出ませんでしたが、学習方法を見直しながら継続したことで、長文読解への苦手意識を減らすことができました。この経験から、専門的な学びも一度で理解できなくても、粘り強く取り組む姿勢が大切だと学びました。大学でもこの継続力を活かし、〇〇について深く学びたいです。
ポイント:
「継続力」という長所を、苦手科目の克服という経験で具体化しています。最後に大学での学びにつなげている点が重要です。
私の長所は、相手の意見を聞きながら物事を進められることです。高校の探究活動では、班の中で意見が分かれる場面がありました。その際、私はそれぞれの意見を整理し、共通する考えを見つける役割を担いました。この経験から、課題に向き合うには一人の考えだけでなく、多様な視点を取り入れることが大切だと学びました。大学ではゼミやグループワークを通して、この協調性を活かしながら学びを深めたいです。
ポイント:
協調性を「周りに合わせること」ではなく、意見を整理しながら学びを深める力として表現しています。
私の長所は、自分で課題を見つけて行動できることです。高校の探究活動では、地域の商店街の利用者が減っている理由に関心を持ち、自分から店主の方に話を聞きに行きました。調査を進める中で、集客だけでなく後継者不足や情報発信の難しさも課題であることを知りました。この経験から、現場に足を運び、自分で考える姿勢の大切さを学びました。大学では地域経済について学び、主体的に課題を見つけて解決策を考えたいです。
ポイント:
主体性を「自分から行動した経験」と結びつけています。さらに、大学で学びたい内容にも自然につながっています。
長所と自己PRは似ていますが、役割が少し異なります。
長所は自分の良い面を示す言葉で、自己PRはその長所を経験や活かし方まで含めて伝える文章です。
関連記事:『大学入試の自己PRは何を書く?志望理由書・小論文での書き方を解説』
長所とは、自分の性格や行動の中で良い面のことです。
たとえば、協調性、責任感、粘り強さ、継続力、計画性などが長所にあたります。
ただし、長所はそのまま書くだけでは抽象的になりやすいです。「協調性があります」「責任感があります」と書くだけでは、読み手に具体的な姿が伝わりません。
自己PRでは、自分の強みや経験そのものを中心に伝えます。一方、志望理由書で長所を書く場合は、その長所を志望大学での学びや将来の目標につなげることが大切です。
つまり、志望理由書の長所は「私はこういう人です」で終わらせず、「だから大学でこのように学びたい」「将来このように活かしたい」と接続する必要があります。
長所は書きやすい一方で、抽象的になりやすい部分です。ここでは、志望理由書で避けたい書き方を確認しておきましょう。
「私は明るい性格です」「人に優しくできます」だけでは、大学での学びにどう活かせるのかが伝わりにくくなります。
明るさや優しさを書く場合も、「どのような場面で発揮されたのか」「その長所を大学でどう活かすのか」まで書きましょう。
長所をいくつも並べるだけでは、何を一番伝えたいのかがわかりにくくなります。
NG例:
私の長所は、協調性と責任感と継続力です。
この書き方では、それぞれの長所に対する具体的な根拠がありません。長所は1つに絞り、具体的な経験とセットで書くようにしましょう。
実績だけを書くと、自慢のように見えてしまうことがあります。
NG例:
私は部長としてチームをまとめ、大会で入賞しました。
この文章だけでは、どのように努力したのか、何を学んだのかが伝わりません。実績を書く場合も、その過程や学びを入れることが大切です。
長所が志望理由や大学での学びにつながっていないと、志望理由書の中で浮いてしまいます。
NG例:
私は明るい性格なので、大学でも頑張りたいです。
この文章では、志望学部や学びたいこととの関連が弱くなっています。長所を書くときは、「その長所を大学でどう活かすのか」まで書きましょう。
志望理由書の長所では、単に自分の性格を書くのではなく、大学での学びや将来に活かせる強みを書くことが大切です。
長所を書くときは、次の流れを意識しましょう。
また、長所をたくさん並べたり、実績自慢だけで終わったりすると、志望理由書としては弱くなってしまいます。自分の強みを1つに絞り、志望大学での学びにつなげることを意識しましょう。
長所が思いつかない場合は、人からよく言われること、短所の言い換え、これまでの経験から考えてみてください。自分では当たり前だと思っていることが、志望理由書で使える長所になることもあります。
志望理由書は、自分ひとりでは内容の良し悪しを判断しにくい書類です。「この長所で伝わるのか不安」「自己PRとの違いがわからない」という方は、第三者に見てもらうことで改善点が見つかりやすくなります。
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