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「志望理由書って、何を書けばいいんだろう……」
専門学校の出願準備を進めていると、こんな壁にぶつかる人がとても多いです。学校のパンフレットを読み返してみても、いざ書こうとすると手が止まってしまう
そんな経験はありませんか?
結論から言うと、志望理由書で学校を選んだ理由だけを書いても、評価されません。審査官が見たいのは「なぜその職業を目指すのか」「なぜこの学校なのか」「卒業後にどうなりたいのか」という3点がつながったストーリーです。
この記事では、「職業→学校→将来」の流れで書くという考え方をベースに、構成テンプレートと例文までまとめて解説します。
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まず、やりがちな失敗から確認しておきましょう。
多くの人が志望理由書に書くのは、「この学校は設備が充実しているから」「先生がプロばかりだから」「就職率が高いから」といった、学校のスペックに関する内容です。これらは間違いではありませんが、それだけでは志望理由として弱いです。
なぜかというと、設備や就職率は他の学校にも当てはまる可能性があるからです。審査官からすると、「この学校じゃなくてもよくない?」と感じてしまいます。
評価される志望理由書には、次の3つの要素が必要です。
この3つが一本の線でつながっていることが、志望理由書の完成度を決めます。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)の志望理由書の例文や攻略方法【例文あり】』
ここでは、専門学校の志望理由書において評価される3つの要素について見ていきましょう。
執筆を行うときは必ずこれらの要素をクリアできているかを確認しましょう。
志望理由書の出発点は、「なぜその職業に就きたいのか」です。
ここがないと、学校を選んだ理由も将来の話も、すべて宙に浮いてしまいます。
きっかけは大きな出来事でなくて構いません。「家族の入院がきっかけで看護師に興味を持った」「アルバイト先のシェフの仕事ぶりに感動した」など、自分が実際に経験したことや感じたことを素直に書きましょう。小さなきっかけでも、そこから本気で考え始めたプロセスがあれば十分に伝わります。
職業を目指す理由を書いたあとに、「だからこそ、この学校を選んだ」という流れで学校との接続を作ります。
ポイントは、その学校でしか語れない具体的な理由を入れることです。オープンキャンパスで感じたこと、在校生や卒業生の話、特定のカリキュラムや資格取得のサポート体制など、自分が直接触れた情報をもとに書くと説得力が増します。
志望理由書の締めくくりは、将来像です。「この学校で学んだあと、どんな仕事をしてどんな人の役に立ちたいのか」を書きましょう。
ここで大切なのは、具体性です。「活躍したい」「社会に貢献したい」といった抽象的な表現では印象に残りません。「地元の中小企業のWebマーケティングを支援したい」「子どもたちにスポーツの楽しさを伝える指導者になりたい」など、できるだけ具体的なイメージで書きましょう。
関連記事:『志望理由書に嘘は書いていい?バレるケースと安全な書き方』
3つの要素を踏まえた、志望理由書の構成テンプレートを紹介します。
この順番で書くだけで、ストーリーとして自然につながります。
① 結論(志望理由を一文で)
「私が貴校を志望する理由は、〇〇の仕事に就くために必要な〇〇を学びたいからです。」
② きっかけ(職業を目指した理由)
「〇〇という経験をきっかけに、〇〇という職業に強い関心を持ちました。」
③ 学校との接続(なぜこの学校か)
「貴校を選んだのは、〇〇というカリキュラムが自分の目標に直結していると感じたからです。オープンキャンパスで〇〇を体験し、その思いが確信に変わりました。」
④ 将来像(卒業後のビジョン)
「卒業後は〇〇として、〇〇に携わりたいと考えています。」
この4ブロックを意識するだけで、構成に迷うことがなくなります。
以下は、保育士を目指す受験生の志望理由書の例です。
私が貴校保育科を志望する理由は、子どもの発達を専門的に学び、保育士として地域の子育て支援に貢献したいからです。高校2年生のとき、地域の子ども食堂でボランティアをする機会がありました。そこで出会った子どもたちと関わる中で、安心できる大人の存在が子どもの表情をどれほど変えるかを実感しました。この経験が、保育士という職業を本気で目指すきっかけになりました。貴校を選んだのは、保育実習の時間数が他校と比べて充実しており、現場で即戦力として働ける実践力を在学中に身につけられると感じたからです。オープンキャンパスでは在校生から「実習を重ねるたびに自信がついた」という話を聞き、自分もここで学びたいという気持ちが固まりました。卒業後は地元の保育園に就職し、将来的には子育て支援の拠点となるような施設づくりにも関わっていきたいと考えています。
「保育士を目指したきっかけ→なぜこの学校か→卒業後のビジョン」が一本の線でつながっているのが分かりますか?内容の派手さよりも、この一貫性こそが評価のポイントです。
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ここでは、よくあるNGパターンを3つ紹介します。
「貴校は設備が整っており、就職率も高く、先生方も経験豊富です。」
これは学校のパンフレットに書いてある内容と変わりません。審査官はすでに自分の学校のことを知っています。あなた自身の言葉で、なぜその学校でなければならないのかを語りましょう。
「先生に勧められてこの学校を知り、両親とも相談して志望することにしました。」
志望理由書は、自分の意志と言葉で書くものです。周囲のアドバイスがきっかけであっても、最終的に「自分がなぜそう決めたのか」という主体性を前面に出しましょう。
「将来はこの分野で活躍し、社会に貢献できる人間になりたいと思います。」
「活躍」「貢献」「なりたい」これらは誰でも書ける言葉です。どんな場所で、誰のために、何をしたいのかを具体的に書くことで、審査官の印象に残る志望理由書になります。
関連記事:『志望理由書で将来の夢がないときの対処法を専門塾が解説!』
専門学校の志望理由書で大切なのは、学校のスペックを並べることではなく、「なぜその職業を目指すのか」から始まる一貫したストーリーを作ることです。
職業を目指したきっかけ、この学校でなければならない理由、卒業後の具体的なビジョン、この3点がつながっていれば、審査官の心に届く志望理由書になります。
「テンプレートを参考に書いてみたけど、これで伝わるか不安……」「自分の経験をどう言葉にすればいいか分からない」
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