作成日: 2023年3月21日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です!
「通信制高校って入試に不利になるってホント?」
「通信制出身でも難関大学に合格している先輩がいるの?」
この記事はこんな人におすすめです。
通信制高校出身だと大学側の印象が悪くなるから、合否が不利になるなんて聞いたことありますよね。
結論から言ってしまうと、高校のレベルによって合格が難しくなることはありません。
それどころか通信制高校の方が評定平均が稼ぎやすくなるので、合格に有利になることだってあります。
しかし、通信制高校の総合型選抜の受験者だけがおちいりやすい落とし穴もあるので注意が必要です。
本記事は、通信制高校のあなたが総合型選抜を受験するためのガイドラインになります。
通信制高校の出身者も総合型選抜は受験できます!
しかも合格率は普通科の高校に比べて高い場合があります。
まずは、そもそも総合型選抜とは何かから復習しましょう。
総合型選抜とは、出願書類・小論文・面接などさまざまな観点から合否が決まる入試です。
この入試の特徴は、一人ひとりの個性をしっかりと見た上で大学とのマッチングによって合否が決まるという点です。
『総合型選抜(旧AO入試)のメリット・デメリットを徹底解説!推薦入試との違いは?』
通信制高校から総合型選抜は受けられます。
大学受験の受験資格の条件は、文部科学省によって定められています。
その中には、高等学校の卒業資格や高卒認定試験(旧大検)などの規定はありますが、高校のレベルや偏差値などの記載はありません。
要するに、文部科学省が認可した高等学校を卒業していれば、普通課程でも通信課程でも優劣はないというわけです。
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この教材を見ることにより、より深く合格する総合型選抜について知ることができます!
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通信制高校から総合型選抜を受ける場合のメリットは、大きくわけて3点あります。
(1)学力が問われない
(2)得意なことで勝負できる
(3)上位校を目指せる
総合型選抜は、学力が問われません。
通信制高校の出身者は学力に苦手意識を持っていることが多いです。
「偏差値は聞かないでください・・」と顔を背けてしまう生徒も大勢います。
しかし、総合型選抜では基本的に学力が問われることはありません。
志望理由書・面接・小論文など総合的な観点から合否が判断されるため、英語・国語・数学のような学科試験が課されないことがほとんどです。
※大学によって学科試験が課される場合があるので募集要項を確認しましょう!
通信制高校出身者の場合、得意なことで勝負ができます。
通信制高校の場合、好きなことが決まっている生徒がとても多くいます。
好きなことをアピールすることで大学に合格したという例は本当に多いです。
あなたの得意なことを活かしましょう!
通信制高校は、上位校を目指すのに適した環境です。
なぜなら、上位校の出願資格には評定平均を条件に定めているところが多いのですが、通信制高校の場合、普通科にくらべて比較的評定平均が稼ぎやすい傾向にあるからです。
そのため、通信制高校の出身者は、高校の偏差値からは考えられないような大学へチャレンジして成功しています。
実際に、建学以来はじめての快挙として学校の英雄になってパンフレットに紹介されているケースを多く目撃しています。
関連記事:『AOIの合格実績を見る』
通信制高校から総合型選抜を受ける場合のデメリットは、大きくわけて2点あります。
(1)周りの友達が受験を意識していない
(2)学力試験が課される場合は対策が必要
通信制高校では、大学への進学率が普通科に比べると低いです。
実際に、全日制の高校の場合進学率は55%程度ですが、通信制の場合は18.5%に留まっています。(平成30年度 学校基本調査)
このことから見て分かるとおり、通信制高校の大学進学へのモチベーションはとても低いことがわかります。
こうした環境に身を置くと大学への進学をしないことがあたりまえになるので、進学を希望する場合は、高校ではなく塾などの集団に所属するようにしましょう!
関連記事:『AOIで良かったことは、最高の仲間と出会えて受験なのに楽しいこと』
総合型選抜では、学力試験が課される場合があります。
国立大学などは共通テストの受験が必須である場合が多くあります。
また、一部の大学でも2次試験の科目の総合問題では、英語・国語・数学などの知識を問われることがあります。
こうした場合、普通科の生徒の方が対策をしているため不利になることが多くあります。
結論から言うと、通信制の高校生は、総合型選抜にとても向いています。
なぜなら、評定平均が稼ぎやすくて、オリジナルな経験をしているからです。
通信制高校の出身者は、とてもユニークな生徒が多いです。
変わった経歴をもっていたり、少し人と違った個性を持っています。
こうした経歴や個性は総合型選抜でとても高く評価されます。
総合型選抜を受けた方がいい通信制高校生の特徴は以下のとおりです。
(1)自分の夢が人前で語れる
(2)自分の好きなことがある
(3)高校外の活動に積極的に参加している
人前で自分の夢を堂々と語れることはとても重要です。
総合型選抜では、面接試験があるため、こういう堂々とした姿はとても高く評価されます。
ですので、自分の夢を人前で語れるような人は総合型選抜に向いています。
通信制高校出身者は、自分の好きなことが定まっている場合がとても多いです。
普通科に比べて、学業の時間が短い分だけ自分の好きなことに専念できるという理由で通信課程を選択している人はとても多くいますが、こういう生徒は総合型選抜に向いています。
なぜなら、総合型選抜は自分の好きなことが明確に定まっている人が有利になる入試だからです。
通信制高校の出身者は、校外活動に積極的である場合が多いです。
校外のボランティアや学生団体などで精力的に活動している人は、総合型選抜でも高く評価されます。
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通信制高校生は、総合型選抜の対策を受講するべきです。
なぜなら、通信制高校では総合型選抜に特化した対策を実施できる講師が限られているからです。
小論文や総合問題など学力試験の側面もあるため、それらをまるっと対策できる環境で対策をすることが必要です。
マイナスエピソードをプラスにするとは、これまでのネガティブなエピソードをどう乗り越えたかを書く際に用いる手法です。
この手法を用いるためには、客観的な評価や判断が必要になります。
そのため、プロの講師の手を借りて自己分析をしてもらうことで試験官の目を引くエピソードに仕上げることができます。
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通信制高校の出身者は大学への進学率がとても低いです。
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