作成日: 2024年5月14日 最終更新日: 小論文対策
総合型選抜や学校推薦型選抜(公募制推薦/指定校推薦)で、
法学部への進学を目指す受験生、小論文対策で悩んでいませんか?
「何をどう書けばいいのか分からない」
「評価ポイントが不明」
という不安はありませんか?
確かに、小論文はただの文章ではありません。
論理的な構成と深い理解が求められます。
AOIの生徒も入塾当初は、何から手をつければ良いのか分からずに苦労していました。
この記事では、小論文の基本から応用までを段階的に解説します。
評価されるポイントを押さえ、過去問の傾向に合わせた具体的な対策方法を紹介します。
この記事を参考にすれば、法学部特有の問題解決能力や論理的な文章を書くスキルが身につきます。
小論文対策を万全にし、自信を持って試験に挑みましょう。
特に、法学部を志望する方に必見の内容です。
頻出テーマや具体的な対策を詳しく解説しています。
これを読めば、小論文で高得点を狙えます。
今すぐこの記事を読み、小論文のスキルを磨きましょう。そして、志望校に合格しましょう!
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総合型選抜を利用して、法学部への進学を目指す受験生にとって、小論文の対策は必須です。
特に法学部を志望する受験生にとっては、その役割はさらに大きなものとなります。
法学部の小論文では、単に知識を問うのではなく、問題に対する深い理解と、論理的な思考をどれだけ展開できるかが問われます。
大学入試、特に総合型選抜や学校推薦型選抜は、学力だけでなく、独自の視点や思考力を重視します。
総合型選抜や学校推薦型選抜の法学部の受験では、政治や社会に関連するテーマが多く出題されるため、現在の出来事に対する知識も必要とされます。
小論文を通じて、受験生は自分の意見や主張を明確に示すことが求められます。
法学部の小論文対策は、ただ単に文章を書く技術を超え、「課題解決力」や「論述力」といった能力の展開が求められます。
具体的なデータや事例を引用し、その上で論理的に考察を深めることで、高い評価を受けることができます。
特に、慶應義塾大学のような倍率の高い大学では、小論文での深い洞察力と独自の視点が求められ、高得点を取るための鍵となります。
これらの点を理解し、適切に対策を行うことが、法学部への合格への大きな一歩となります。
法学部の小論文で高得点を得るためには、小論文の基礎を身につけることが不可欠です。
この章では、テーマの選び方や導入部の書き方、本論の展開方法、そして結論のまとめ方まで、一連のプロセスを詳しくに説明します。これにより、小論文の質を格段に向上させることができます。
序論とは、小論文の書き出し(書き始め)のことを指します。
序論では、あなたの主張と根拠を簡潔にまとめましょう。
これから、あなたがどのような話を展開するのかをわかりやすく理解してもらうことが重要です。
本論は、序論で簡潔にまとめた主張を詳細に説明していく箇所となります。
ここでは、あなたの知識を用いながら、なぜ序論の主張をするに至ったのかを説明していきます。
客観的な意見にまとめることが重要です。
結論は論文のまとめであり、主張を強調し、読者に論文の重要なポイントを振り返らせる役割を果たします。
ここで、重要なことは今まで話していなかった関係のない他の話をあえてしないことです。
そのため、基本的には序論と似たような内容となります。
『例文を見ながら、結論の書き方についてさらに詳しく理解する!』
法学部の小論文では、特定のテーマが頻繁に出題されるため、これらのテーマに対する適切な対策を行うことが受験生にとって非常に重要です。本章では、法学部の小論文でよく出るテーマを紹介し、それぞれのテーマに対する効果的なアプローチ方法を解説します。
1.政治と法の関連性
法制度は政治的な意思決定によって形成され、政治は法によって規制されます。
この相互作用に関する議論を理解するためには、前提として、政治学と法学のそれぞれの知識を持っておく必要があります。
2.憲法問題
自由と安全のバランスをどのように取るかは、テロリズム対策法やプライバシー権の問題を通じて特に鋭く問われます。
3.国際法とグローバルな問題
国際法は国家間の紛争解決における法の役割を探りますが、政治・経済や気候変動や海洋資源の利用など、社会問題に対する国際的な対応が求められる場合もあります。
1.政治と法の関連性
政治理論と法理論の双方に精通していることが求められます。
例えば、ハーバーマスの公共圏理論やロールズの正義理論を引用して、法と政治の間の相互作用を分析できるようになりましょう。
2.憲法問題
憲法論議においては、具体的な判例、たとえば「憲法判例研究会」による解釈や、特定の憲法学者の見解を理解しましょう。
その際には、憲法の条文だけでなく、その背後にある哲学的・歴史的背景を理解することを意識しましょう。
3.国際法とグローバルな問題
国際関係における法的枠組みを理解するためには、ウィーン条約法条約や国際海洋法裁判所(ITLOS)の判例分析が役立ちます。
また、国際問題における法的対応を検討する際には、国際人権法や環境法の専門的な文献を理解しましょう。加えて、最近のニュースもチェックし、世の中の動向を把握しておきましょう。
法学部の小論文では、論点を効果的に整理し、それに基づいて主張を論理的に展開する能力が求められます。この章では、論点の抽出と整理の技術、および主張の強化とその論理的な展開方法について詳しく説明します。
1.論点の特定
小論文の課題文を精読し、問題の核心を理解することが最初のステップです。
テーマに関連する主要な問題点や議論の焦点を明確に特定します。
ここでは、課題文中のキーワードや問題提示の文脈を読み取ることが不可欠です。
『小論文は、です/ます調?だ/である調?どちらで書くべきかを知る!』
2.論点の整理
特定した論点を論理的に整理し、どの論点をどの順番で展開するかを考えましょう。
その際には、論点間の関連性や重要性を考慮に入れ、読者が理解しやすい構成を心がけることが重要です。
3.情報の整理
各論点を支えるための情報を収集し、それぞれの論点に適切な事例やデータ、引用を割り当てます。
情報の信頼性と関連性を慎重に評価し、論点を補強するための最も説得力のある証拠を選びます。
1.主張の明確化
小論文の主張は、序論で簡潔に述べましょう。
主張は具体的で、設問に対するあなたの立場を明確に示すものでなければなりません。
ここで、主張の根拠となる論点がどのように展開されるかの概要も示します。
2.論理的展開
本論では、整理した論点を用いて主張を段階的に展開していきます。
各論点は、前の論点から論理的につながるように構成し、論理的な飛躍がないよう注意深く書き進めます。ここで、反論や異論が予想される点には、事前に反駁を用意しておくことが効果的です。
また、解決策を求められる小論文では、本論でなぜその解決策が有効なのかまで説明できるようにしましょう。
3.論証の強化
論点ごとに、具体的な事例やデータ、専門家の意見を引用することで、論証を強化します。
評価者が小論文の信頼性を感じるように、情報源の正確性や関連性に常に留意することが必要です。
この章で紹介した論点の整理と主張の展開の技術をマスターすることで、法学部の小論文では減点を減らし、高得点を目指すことができます。小論文の各部分が論理的に連結し、一貫性を持って主張が展開されるように心がけましょう。
『例文を見ながら、結論の書き方についてさらに詳しく理解する!』
法学部の小論文で高得点を目指すためには、ただ内容を理解し伝えるだけでは不十分です。
評価者に対して強い印象を与え、効果的にメッセージを伝えるための技術が必要です。
この章では、高得点を取るための具体的なコツと読み手に伝わる書き方を解説します。
1.明確な主張の設定
小論文の冒頭で、はっきりとした主張を提示します。
これにより、読者は論文の目的をすぐに理解でき、論文全体の流れを把握しやすくなります。
2.論理的な構造の構築
小論文は、序論、本論、結論の順で構成しましょう。
各段落は明確なサブテーマに焦点を当て、そのサブテーマが主張をどのように支持するかを示す必要があります。
3.適切な証拠と引用の使用
引用やデータ、事例を適切に使用することで、小論文の信頼性と説得力を高めます。
特に法学部の小論文では、法律文献や重要な判例を引用することが効果的です。
4.専門用語の使用
法律用語を正確に使用し、専門的な内容もわかりやすく説明することが重要です。
過度に複雑な文や専門用語の誤用は避け、常に明確性を心掛けます。
5.反論の予測と対策
可能な反論や批判を予測し、それに対する対策を本文で展開します。
これにより、小論文はより堅牢で説得力のあるものになります。
1.情報の階層化
主要なポイントは文書の初めに配置し、具体的な詳細や補足情報は後に続けます。
これにより、読者は重要な情報を先に把握し、興味を持続させやすくなります。
2.客観的な文章
法学部の小論文では、客観性が求められます。
主観的な文章になっていないか、必ずチェックしましょう。
これらの技術を駆使して小論文を書くことで、法学部の総合型選抜において、評価者に強い印象を残し、高得点を狙うことができるでしょう。
法学部の小論文試験では、実際に過去に出題された問題をもとに、模範解答を分析することで試験対策を行います。以下は、ヘイトスピーチの法的規制に関する問題に対する模範解答とその解説です。
【設問】
「ヘイトスピーチを法律で規制すべきである」との主張について、賛成・反対両方に触れながら、自分の意見を述べなさい。
【模範解答】
私は、ヘイトスピーチは法律で規制するべきであると考える。
なぜなら、ヘイトスピーチはそれ自体が人権侵害にあたると考えるからである。
日本国憲法第14条では、法の下の平等が規定されており、出身国や人種などによる差別であるヘイトスピーチは人権侵害に当たり、許されるものではない。国際的にも人種差別撤廃条約などによって人種差別や人権侵害の解消が図られているため、日本国内でもヘイトスピーチを法的に規制し、人権を守るべきだと考える。
確かに、日本国憲法第21条では基本的人権として表現の自由も保障されている。
しかし、基本的人権を守るための法規制は、差別を誘発するような表現に限り適用される。公共の福祉に照らし合わせて考えると、表現の自由よりも、日本で生活する人々の人権を保護し、安心して暮らせるようにすることが優先であると考える。
したがって私は、人権を侵害するヘイトスピーチを、法律で規制すべきだと考える。
▼解説
この模範解答では、ヘイトスピーチに関連する法的、倫理的側面を深く掘り下げています。
模範解答は、日本国憲法における法の下の平等と表現の自由のバランスを取りながら、公共の福祉という観点からヘイトスピーチの規制を支持する立場を明確に述べています。
これにより、読者に対して論理的かつ説得力のある議論を展開しています。
このようなアプローチは、法学部の小論文試験で高評価を得るためには非常に重要です。
論理的整合性を保ちながら、憲法の基本原則と現代社会の要請を結びつける能力が求められます。
過去問に取り組むことで、このような複雑な問題に対する理解を深め、減点の少ない小論文を書けるようになります。
1.論述力
⚫︎主張と結論
主張と結論が一致しており、論点が明確です。序論で述べた主張を結論部でも再確認しています。
⚫︎一貫性
論理の飛躍がなく、一貫した立場で議論が展開されています。反対意見にも触れつつ、自分の主張を強化しています。
⚫︎根拠
根拠は明確で具体的です。日本国憲法の条文や国際条約を引用し、論理的な説得力を持たせています。
⚫︎実現可能性
発想は妥当であり、ヘイトスピーチ規制の必要性を論理的に説明しています。予測可能な反論に対しても論破し得る内容です。
2.知識
⚫︎根拠の情報量
日本国憲法や国際条約に関する基本的な知識が示されていますが、更なる詳細な情報が加えられるとさらに説得力が増します。
3.課題解決力
⚫︎論理性
論理の飛躍や欠落が一切なく、論理的に一貫した議論が展開されています。
⚫︎創造性
提示されている意見は定番のものであり、目新しさに欠けるものの、しっかりとした論理に基づいています。
⚫︎文章構成
段落分けと配分が適切で、主張と根拠にしっかりと文字数が割かれています。
⚫︎主張の具体性
主張はおおむね具体的であり、抽象的な部分も適切に具体化されています。
⚫︎根拠の具体性
根拠の具体性は十分ですが、さらに詳細な具体例があればより良いです。
この模範解答は、ヘイトスピーチ規制の必要性を法的、倫理的に説得力を持って説明しています。
特に、日本国憲法や国際条約を引用しながら、一貫性のある論理展開を行っています。
評価項目に基づき、高評価を得る理由がしっかりと備わっている模範的な解答と言えます。
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教材を自分で読み込むことはもちろん、学校の先生や親御さんなどにも読んでもらい、正しい添削をしてもらいましょう!
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法学部の小論文対策において、練習問題を解くことと添削を受けることは非常に重要です。
この章では、練習を通じて得点を上げる方法と、添削がなぜ効果的なのかについて詳しく解説します。
練習問題を解くことは、小論文試験における思考の訓練場となります。
法学部の小論文では、特に以下の3つの点が重要です。
1.問題の分析力
問題文を正確に理解し、求められている答えの方向性を把握する能力を養います。
2.論点の抽出
問題文から主要な論点を見つけ出し、それを整理する練習をします。
これは、試験の本番で時間内に適切な答案を作成する上で不可欠です。
3.論理的思考力
与えられたテーマに対して、論理的で一貫した主張を構築する力を強化します。
練習問題を定期的に解くことで、これらのスキルが自然と身につき、試験でのパフォーマンスが向上します。
添削は、自身の弱点を明らかにし、具体的な改善点を把握できます。
添削の主な効果は以下の通りです。
1.具体的で的確なフィードバック
添削を受けることで、書いた内容に対する直接的なフィードバックを得ることができます。
最短で小論文の質を向上させるためには、的確な添削を受けることが最も有効な手段です。
2.書き方の向上
専門家や教師からの添削を通じて、文章の構成や表現方法について学ぶことができます。
また、説得力のある書き方や、より効果的な論点の展開方法を身につけることが可能です。
3.自己認識の向上
自分自身では気づかない誤りや、一貫性のない論理展開を指摘されることで、自分の思考パターンを見直す良い機会となります。
ここまで読んでも小論文が書けない人のためにレベルアップする4つの方法をお教えします。
小論文の上達方法は、4つです。
小論文の参考書を読むことは非常に大切です。
合格者のほとんどは参考書を当たり前のように呼んでいます。
AOIからも小論文の本を出していますので、ご検討ください。
関連記事:『小論文対策のポイントとオススメの参考書を専門塾が徹底解説!』
自分の書いた小論文を他の人に添削してもらうことは、改善のための重要なステップです。
添削を受けることで、自身の弱点や改善点を特定し、スキルを向上させることができます。
以下は添削のポイントです:
1.塾や教師に添削してもらう:
大学受験の専門家や小論文に詳しい学校の先生に添削を頼むことで、専門的なアドバイスを得ることができます。
また、小論文の対策を行う推薦入試の専門塾に入れば、その他の対策も並行して進めることができます。
総合型選抜/学校推薦型選抜を検討している人は、総合型選抜/学校推薦型選抜の専門塾に入りましょう。
2.有料添削サービスを活用する
添削は、塾や学校の先生以外も行ってくれます。
以下の記事で添削サービスを紹介しています。
関連記事:『小論文添削をしてくれるおすすめの添削サービスを紹介』
小論文を書くためには、広範な知識や情報が必要です。
関連する本、学術論文、記事、ニュースなどの情報源から学習を深め、トピックに関する知識を積み重ねることが重要です。
以下は知識を読む際のポイントです:
- ニュースサイトを活用する: 同じテーマについて異なる視点や情報を提供する情報源を探し、多角的な理解を深めます。
- 文献リサーチ: 学術的な小論文を書く場合、信頼性のある文献を調査し、引用するための正確な情報を収集します。
推薦図書:『7日間で合格する小論文-読み方&書き方を完全マスター』
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これらの事前対策を実施することで、小論文のスキルを向上させることができます。
小論文対策は大学受験において非常に重要な要素の一つです。
そのため、なるべく塾で指導を受けることをオススメします。
適切な塾選びと指導を受けることで、小論文スキルの向上や志望校合格に大いに貢献します。
自身の状況に合わせて、最適な小論文対策を進めましょう。
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