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topics | 2017.10.1

AO入試のメリット・デメリットを徹底解説!推薦入試との違いは?

大学入試の新制度として注目を集めつつあるAO入試。

実際の試験内容は推薦入試と類似している点が多いですが、AO入試と推薦入試にはどのような違いがあるのでしょうか?今回は、AO入試のメリットやデメリットをはじめ、AO入試と推薦入試との違いや魅力について紹介していきます。

AO入試ってそもそも何?

AOとはアドミッション・オフィス(Admissions Office)の略称で、「大学側が求めている理想の学生像」を満たした学生の入学を許可する入試制度となります。AO入試の始まりはアメリカで、近年では日本の大学でも採用されている比較的新しい魅力ある入試制度です。

また、大学にとってのAO入試の魅力の一つとして、理想とする学生についての基準を自由に定められることが挙げられます。AO入試を行うにあたっては、各学年の「アドミッションポリシー」を基に基準を設け、それを満たした学生を合格させるという仕組みなります。

AO入試と推薦入試の違いは?

現在の大学入試では、学力を測る一般入試やセンター試験だけでなく、推薦入試やAO入試による合格者が増加しています。有名私立大学を筆頭に、国立大学でもAO入試を採用しているところが年々増えています。
ここでは、類似点の多いAO入試と推薦入試の違いについて紹介していきます。

違い①高校時代の学校成績を重視しない

代表的な推薦入試といえば、「指定校推薦」です。指定校推薦で出願する生徒は、事前に学校内で決定されます。その際、出願可能人数以上の希望者が集まった場合は、評定平均値を基に選ばれます。

一方、AO入試の場合は自らの意思で出願することができます。高等学校での成績よりも、大学・学部が定めているアドミッションポリシーを満たしているか否か、また大学でどのように学びたいか?という学習意欲などが重視されます。そのため学生にとっては出願しやすいlことも魅力です。

違い②選考期間の長さ

推薦入試は、出願期間が10~11月ごろで、合格発表は年内に行われることがほとんどです。

一方でAO入試は早いところでは6月から出願がスタートします。また、実際の出願期間は8月でも受験資格としてオープンキャンパスへの参加を定めている大学・専門学校もあり、オープンキャンパスが開催される時期に出願も開始するという場合もあります。
合格発表は10月末~年明けにかけて行われているため、AO入試の方が推薦入試よりも選考期間が長いのが特徴です。

違い③選考方法

推薦入試では、高校側が作成した出願者の調査書および面接によって選考を行います。指定校推薦の場合、推薦枠の獲得と同時に合格が暗ほぼ決まるのが最大の魅力です。
一方、AO入試は出願要綱に当てはまる学生であれば出願することが可能なため、試験に不合格者が出ます。また、選考方法は自己PR文、志望理由書、面接、小論文、レポート、学科試験など大学や学部によって様々です。

AO入試と一般入試の違い

ここでは、AO入試を受験するにあたり知っておきたい一般入試との難易度や入試制度の違い、その魅力についてご紹介します。

違い①出願制限

一般入試の場合は、興味のある大学や学部に複数受験することが許可されています。そのため、複数の大学や学部に合格した後は、自分で進学したい大学を選ぶことができます。
一方、AO入試の場合は「専願」のみという大学が多数を占めます。理由として、AO入試の募集要項には併願を許可していない場合や、併願を許可していたとしてもその大学で合格が出た場合は辞退することが許されていないという条件があります。AO入試は学生側よりも大学側に選択権が強い入試制度であるため、大学側が設定したルールに承諾した上で出願書を出すように学生側に要求している側面があります。

違い②学力試験の有無

一般入試は学力試験の一発勝負です。大学のテストを受け、特典が高い順に合格していくシステムとなっています。しかし、AO入試は学力だけではなく受験者の資質、学習意欲、実績などを重視するため、ペーパーテストによる学力試験を設けていません。

違い③試験日程

AO入試では、6月ごろから出願が開始し10月頃から年明けにかけて合格発表が行われます。一方一般入試は、センター試験が終わった後の1月下旬から3月中旬まで行われています。AO入試で不合格となった場合でも、一般入試で再び出願して試験を受けることができるため、1年のうちに二度以上受験のチャンスがあるのも魅力の一つです。

AO入試のメリット

AO入試の受験を考えた時、推薦入試や一般入試に比べるとどのような魅力があるのでしょうか。ここでは、AO入試に関するメリットや魅力をご紹介します。

メリット①学力で合否を判定しない

AO入試の魅力的なところの一つが、学力による合否の判定を行わないところです。
推薦入試では評定平均値や受験勉強による学力が重視されます。しかし、中には勉強よりも部活動や課外活動に力を入れて取り組んでいたため、高校での学業成績が芳しくなく志望大学に学力が届かない受験生もいます。そんな人にとって、AO入試は受験するチャンスとなるのがAO入試なのです。

AO入試では、志望大学で学びたい意欲と学ぶ資質を備えていることを証明する活動記録が合否のポイントとなります。例えば、部活動で全国大会に出場した成績や、ボランティアなどの課外活動での功績などが挙げられます。

メリット②倍率が低い

AO入試は一般入試よりも倍率が低いことも多く、合格のチャンスが高いというメリットもあります。
AO入試の倍率は1.5~3倍のところが比較的多いですが、受験生にとって魅力的なところであれば11倍と高い大学・学部もあります。しかし、一般入試に比べると倍率は低めであるため、一般入試のみ受験予定という方も、AO入試も視野に入れておいても損はないでしょう。

メリット③チャンスが多い

AO入試は開始時期が早いため、不合格となっても一般入試やセンター試験など受験するチャンスがまだ残っています。もちろんAO入試で合格することが一番望ましいことですが、AO入試と一般入試対策を同時にしておけば、万が一不合格になったとしても対策を取りやすくなります。

AO入試のデメリット

魅力的なポイントがいくつもあるAO入試ですが、推薦入試や一般入試に比べるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

デメリット①専願

AO入試では、合格した場合必ずその大学に進学しなければなりません。人によっては志望校が決まっていない時期に出願期間を迎えるため、とりあえず出願してみる、ということがしにくいです。

デメリット②学力のギャップ

AO入試で合格した学生の中には、入学後に授業についていけない人もいます。
学力以外の部分で合格を許可されたため、大学の勉強に必要な学力を有していない場合は単位取得などにおいて苦労する可能性があります。AO入試で合格できたとしても、進学後に苦労しないために安心してしまうことなく勉強に励んでおきましょう。

デメリット③併願できない

AO入試では、原則として出願できる大学は1つだけです。いったんAO入試で出願すると、別の大学のAO入試には出願できません。どの大学も、アドミッションポリシーに合った学生を獲得するために行なっている入試であるため、合格とした後に別の大学に行かれても困ってしまうのです。
AO入試に出願するにあたっては、必ずその大学に進学するつもりで臨みましょう。

AO入試のデメリットを補う方法

AO入試には、メリットだけでなくデメリットもいくつもあります。
特にAO入試で合格した学生にとって悩みの種となるのが学力不足問題です。AO入試で正当に入学しても、一般入試を経た学生と全く同じ大学生活を送ることになります。レベルの高い大学であれば、基礎学力がなければ単位の取得は難しいものとなるでしょう。

学力不足を補うためにも、受験が終わっても勉強は続けておきましょう。最も良い方法は、合格した大学の一般入試を自分が実際に受けるつもりで勉強することです。過去問を解くことで、他の新入生のレベルを把握することができるため、どの程度まで勉強をしておけばいいのか軸を知ることができます。

AO入試で専門学校を受けるメリット

AO入試で専門学校を受けるメリットは大学を受ける場合と同じです。
AO入試は出願時期が早いため合格が決まる時期も年内になり、早い時期に進路が決定することで受験のストレスからいち早く解放されます。
また、興味があれば自分の意思で出願することができることも魅力の一つです。

AO入試を併願するメリット

AO入試では原則として専願が条件となります。その大学に進学する意思そのものも評価対象になるため、AO入試や推薦入試を複数の大学で利用することはできません。しかし、一部では公募制推薦においては併願を認めている大学もあります。

ただし、AO入試で受験しても一般入試で再チャレンジすることはできるため、AO入試で不合格となったとしてもまだチャンスが残っています。AO入試と一般入試の対策を両立しておきましょう。

カバまる

カバまる

カバは、ライオンを倒すくらい強いですが、口に小鳥が止まるくらい優しいのです。そこで、強さと優しさの両方を追い続けて欲しいという思いから、カバをイメージキャラクターにしました。

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