作成日: 2023年9月9日 最終更新日: 大学別情報
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です。
将来の進路って決めるのは難しいですよね。
「どんなことを大学で学べばいいのかわからない。」
「どうやって進路を決めればいいのかわからない」
こういったお悩みを持っている方も少なくないと思います。
そんな時、学部や学問から将来の進路を決めるのも1つの方法と言われています。
いろいろな学部や学問を知り、興味を持った学問を大学で学び、それに合わせた進路を選ぶという方法です。
そのため、まずは学問について知る必要があります。
今回は、学問の中から経営学部/商学部について詳しくご紹介いたします。
この記事では、経営学部/商学部の魅力や学べる分野、卒業後の進路などについて掘り下げていきます。
経営学部/商学部は、ビジネスにおける基本的な理論やスキルを習得し、将来の経営者やビジネスリーダーとしてのキャリアを築くための学問分野です。
経営学部/商学部では幅広い分野にわたる知識を身につけることができ、ビジネスにおける成功を支える重要な要素を学ぶことができます。
この章では、「経営学とはなにか」について詳しく説明していきます。
経営学は、組織や企業がリソースを最適に活用し、目標を達成するための理論や手法を研究する学問分野です。
経営学部/商学部では、ビジネスの基本原則や戦略、組織運営、リーダーシップなどについて学びます。
現代の急速な変化に適応し、競争力を持ったビジネスを展開するための知識が提供されます。
経営学部/商学部では、以下のような主要な分野に焦点を当てた学習が行われます。
(1)マーケティング
マーケティングは、商品やサービスの市場への展開や宣伝、顧客との関係構築などを扱う分野です。
消費者のニーズを把握し、それに合った戦略を立てるためのスキルが重要であり、経営学部/商学部ではマーケティングの基本から高度な戦略まで学ぶことができます。
(2)経営戦略論・経営組織論
経営戦略論は、企業や組織の方向性や目標を定め、それを達成するための計画を策定するための学問分野です。
経営組織論は、組織の効率的な運営やリーダーシップの役割に焦点を当てた分野であり、経営学部/商学部では経営戦略の立案や組織の構築方法について学びます。
(3)財務・会計
財務は企業の資金調達や投資、資金の運用などを扱う分野であり、会計は経済活動の記録や分析を行う分野です。
経営学部/商学部では、企業の財務状況の把握や経済データの解釈、会計基準の理解などが行われます。
(4)国際経営学
国際経営学は、国境を越えたビジネス展開や異文化間のビジネス取引を扱う分野です。
グローバルな視点でビジネスを展開するためには、異なる文化や市場の特性を理解する能力が必要であり、経営学部/商学部では国際ビジネスに関する知識を深めます。
総合型選抜は、こういった学問について深く学び、志望理由書に書く必要があります。
経営学部/商学部を卒業した後、様々な進路が考えられます。
一般的な進路としては、企業での就職、独立起業、大学院進学などがあります。
経営学部/商学部の学びを活かし、ビジネスの世界で活躍するための準備を整えることが求められます。
ここでは、経営学部/商学部生に人気の職種について説明します。
ぜひ、参考にしてみてください。
(1)営業職
営業職は、製品やサービスを顧客に販売し、関係を築く職種です。
経営学部/商学部は、市場戦略論などで市場分析や顧客ニーズの把握などのセールス戦略を学ぶことができます。
そのため経営学部/商学部生は、営業職を志望する傾向があります。
(2)マーケティング職
マーケティング職とは、製品やサービスの市場で成功するために、広告、プロモーション、価格戦略などを策定し、消費者に魅力的な提案をする役割です。
経営学部/商学部は、マーケティング論などで消費者行動の理解やプロモーション戦略などのマーケティング戦略を学ぶことができます。
そのため経営学部/商学部生は、マーケティング職を志望する傾向があります。
(3)経営企画職
経営企画職とは、組織が長期的な目標を達成するために、戦略的な計画を策定し、実行する役割です。
経営学部/商学部では、経営戦略論などで経営戦略の策定と実行計画を学ぶことができます。
そのため経営学部/商学部生は、経営企画職を志望する傾向があります。
(4)人事職
人事職とは、組織内で従業員の採用、配置、評価、トレーニングなどの人材管理を担当し、組織の人的資源を最適化する役割です。
経営学部/商学部は、経営組織論などで、人事管理とリーダーシップを学ぶことができます。
そのため経営学部/商学部生は、人事職を志望する傾向があります。
(5)商品企画職
商品企画職とは、市場の需要に合わせて新製品を企画し、市場投入する役割です。
経営学部/商学部は、市場分析論などで市場調査と競合分析を学ぶことができます。
そのため経営学部/商学部生は、経営企画職を志望する傾向があります。
(1)コンサルティング業界
多岐にわたる業界の企業や組織に対して、幅広い課題解決策を提供するコンサルティング業界は、経営学部/商学部の知識とスキルを活かすのに適した環境です。
(2)金融業界
銀行、証券、保険などの金融業界では、財務や経済の知識が重要とされています。
投資や資金運用の専門家として活躍することができます。
(3)マーケティング・広告業界
商品やサービスの魅力を最大限に引き出すためのマーケティング活動が行われる業界です。
クリエイティブな発想とビジネス戦略を結びつけることが求められます。
・藤田晋
株式会社サイバーエージェント代表取締役社長
青山学院大学経営学部/商学部
・梅田優祐
ユーザベース代表取締役共同経営
横浜国立大学経営学部/商学部
経営学部/商学部の学生に人気の資格を紹介します。
ファイナンシャルプランナーは、個人や家計の財務計画を立てる専門家です。
投資、保険、税金などの分野でアドバイスを行い、お客様の将来の経済的な安定を支援します。
経営学部/商学部の知識と合わせて、個人の資産管理に関するスキルを高めることができます。
簿記は、会計の基本的な知識を身につけるための資格です。
企業の経済活動を正確に記録し、財務状況を把握するためのスキルを提供します。
経営学部/商学部の学生にとっては、会計情報の解釈や分析が重要な役割を果たすため、簿記の資格取得は有益です。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を診断し、改善策を提案する専門家です。
経営学部/商学部で学んだ経営戦略や組織運営の知識を活かして、地域の中小企業の成長をサポートする役割を果たすことができます。
税理士は、税金関連のアドバイスや申告書の作成を行う専門家です。
企業や個人の税金対策をサポートし、合法的な方法で税金負担を軽減するための専門知識が求められます。
経営学部/商学部の知識と組み合わせて、税務コンサルティングの分野で活躍することができます。
公認会計士は、企業の財務諸表を監査し、正確な情報を提供する役割を担います。
経営学部/商学部の学生にとっては、企業の財務データの分析や会計監査のスキルを磨くための資格となります。
経営学部/商学部に向いている人の5つの特徴を紹介します。
経営学部/商学部の学生は、組織のトップとしてリーダーシップを発揮したいと考える人が多いです。
ビジョンを持ち、組織を成功に導く能力を養うことが重要です。
商品やサービスが市場でどのように受け入れられるか、その仕組みや戦略に興味を持つ人々は、マーケティングや販売戦略の分野で活躍できるでしょう。
組織の運営や人材マネジメント、効率的なプロセスの構築に関心を持つ人々は、経営学部/商学部で学ぶ経営組織論や人材管理の知識を活かして組織を効果的に運営できるでしょう。
ビジネスに関心があるけれども具体的な進路に迷っている人々は、経営学部/商学部が多様なキャリアパスを提供していることを考慮してみると良いでしょう。
ビジネスの世界でキャリアを築くことに情熱を持つ人々は、経営学部/商学部で学ぶ知識とスキルを通じて、ビジネスの舞台で活躍する準備を進めることができます。
経営学部/商学部に行きたい人にオススメの入試を紹介します。
それは、総合型選抜(AO入試)です。
『総合型選抜』とはAO入試(アドミッション・オフィス入試)の新名称です。
出願書類の志望理由書や、実技試験の面接などを通じて、受験生を総合的に評価し、受験生の人物像と大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)がどれだけ合っているかで合否が決まる入試です。
つまり、学力や偏差値だけでは合否が決まらず、その大学とのマッチ度で合否が決まる入試なのです。
一般選抜や指定校推薦で行きたい大学に行くことが難しい人が、総合型選抜であれば合格を狙えるのです。
また、一般選抜や指定校推薦の押さえとして受験をする人もいます。
今や総合型選抜を受験しないことは損になっているのです。
関連記事:『総合型選抜とは?AO・推薦入試との違い、どう変わるかを徹底解説!』
経営学部/商学部に行きたければ総合型選抜をオススメします。
その理由は、総合型選抜の方が圧倒的に受かりやすいからです。
例えば、とある年度の同志社大学商学部の合格率は、一般選抜が25%で、総合型選抜が50%となっています。
つまり、一般選抜は4人1人が合格し、総合型選抜の方が2人1人が合格しているため、2倍も総合型選抜の方が合格率が高いのです。
そのため、経営学部/商学部に行きたい人は、必ず総合型選抜を受験しましょう。
このことを知っている人はまだまだ少ないので早めに行動しましょう。
関連記事:『総合型選抜(AO入試)のメリット・デメリットを徹底解説!推薦入試との違いは?』
総合型選抜(AO入試)を実施している一部の大学を紹介します。
・関西学院大学
・関西大学
・同志社大学
・立命館大学
・横浜国立大学
・上智大学(公募推薦)
・中央大学
・立教大学
・日本大学
・東洋大学
・東京理科大学
・産業能率大学
・武蔵野大学
・東京経済大学
・日本経済大学
・東京国際大学
・京都産業大学
・甲南大学
・桃山学院大学
・甲南大学
・産業能率大学
・淑徳大学
・国士舘大学
・情報経営イノベーション専門職大学
関連記事:『有名大学でも受かりやすい穴場の学部・学科を徹底調査!』
総合型選抜の通塾率は年々高くなっています。
その理由としては、総合型選抜の知名度が上がっていることが挙げられます。
総合型選抜で進学の可能性があることを皆が理解し始めたため、塾に通う人が増えました。
経営学部/商学部に進学を希望している方は、総合型選抜の通塾を検討してみてください。
またAOIでは、総合型選抜に悩んでいる人に無料で受験相談を提供しています。
まずはあなたの進学に関するお悩みを受験相談で聞かせてください。
それでは、お待ちしております。
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