作成日: 2021年11月30日 最終更新日: 総合型選抜基礎知識
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です!
今回は、指定校推薦の4つのデメリットについて解説をしていきます。
「指定校推薦を受けようか迷っている」
「指定校推薦で本当に良いのかわからない」
という不安を抱いているあなたにおすすめの記事となっています。
この記事を読めば、指定校推薦についてより深く理解でき、大学合格に近づくための対策を行うことができます。
指定校推薦のデメリットついて知り、より良い受験対策に繋げましょう!
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指定校薦には多くのメリットがあります。
とはいっても、指定校推薦にもデメリットはあるんです。
有利な点が強調されるあまり、不利な点にあまり目が向けられていないかもしれません。
今回は指定校推薦のデメリットとして、校内選考が厳しい点や専願である点、入学後の苦労、中退しにくい点、国公立では指定校推薦をほとんど実施していない点など4点にわたって解説します。
また、指定校推薦は、学校推薦型選抜の1つの入試方式となっています。
学校推薦型選抜について詳しく知りたい人は以下の記事をご確認ください!
関連記事:『学校推薦型選抜とは?公募制推薦と指定校推薦の違いを解説!』
デメリットの1つ目は、推薦枠が小さく校内選考が厳しいということです。
各大学から高校に割り振られる枠は数名程度であるのが一般的です。学校側は少ない枠をより優秀な生徒に割り振るため、厳しい校内選考をおこないます。
校内選考を突破するには、多くは4.0以上の高い評定平均が求められます。評定平均は高校生活を通じての成績によって算出されます。(学校によって算出方法などは違います)
また、成績以外の加点ポイントも必要です。
具体的には良好な授業態度、スポーツや部活動、委員会活動、生徒会活動、課外活動などを指します。加えて、学業のみならず部活動や課外活動の内容での実績作りにも時間を要します。
特に高校3年生は部活動などを引退するまで、学業と部活動・課外活動との板挟みになりやすく、自分の時間を上手に配分できなければなりません。
指定校推薦を受けるには、受験学年の3年生だけではなく、1・2年時からの積み重ねが必要で、常に評価されるプレッシャーと戦わなければならないのです。
そのため、指定校推薦の受験者は対策内容が似ている総合型選抜で大学を併願する傾向があります。
『総合型選抜を知る』
デメリットの2つ目は専願であることです。
専願というのは、その大学で合格が決まった場合、必ず入学するという意味です。
他大学を併願できず、進路が固定化されるともいえます。
もし、本命の大学が他にあり、指定校推薦の大学を保険程度に考えているのであれば、その考え方自体が成り立ちません。
また、一度、合格が決定してしまった後にほかの大学を受けたくなっても、原則辞退出来ません。
どうしても他大学を受けたいとなった場合、辞退することは不可能ではありませんが、次年度以降の指定校推薦枠はなくなってしまうかもしれません。
なぜなら、大学側からすれば信用して割り振った枠が無駄になってしまうからです。
こうした事態を避けたいからこそ、慎重な校内選考が実施されるのです。
総合型選抜の併願を検討しましょう。
『総合型選抜(AO入試)は併願できるの?併願可能な大学まとめ』
指定校推薦で合格したというのは、出身校を代表して大学に入ったこととほぼ同じです。
大学は、期待すると同時に「今年の〇〇高校の生徒はしっかりやってくれているだろうか」というチェックの対象ともなります。
もちろん、高校卒業後は出身校と強く結びついているわけではありません。しかし、「〇〇高校の代表」という立場はついて回ります。
合格した学生の動向次第では、推薦枠の削減や消滅につながりかねません。
大学入学後も学業や授業態度、単位履修など全てにおいて“模範的”であることを、暗に求められるということです。
それがストレスに感じる方は指定校推薦を受けないほうが良いでしょう。
指定校推薦は私立大学で活用されている仕組みです。
国公立大学については、一般選抜か学校推薦型選抜(公募制)しか実施していないのがほとんどです。
第一志望が国公立大学の場合、一般選抜か公募制での合格を目指さなくてはなりません。
関連記事:『公募推薦に受かる人・落ちる人の特徴を専門塾が徹底解説!』
指定校推薦のメリットは4点あります。
(1)指定校推薦の合格率は高い
(2)面接や小論文で合格できる
(3)合否の発表時期が早い
(4)偏差値以上の大学に入れる
1点目は、高い確率で合格できるという点です。
校内選考は厳しいですが、それに勝ち抜くことさえできれば、かなり高い確率で合格できます。
関連記事:『必ず合格できるは嘘!?指定校推薦とは?』
2点目は面接や小論文で合否が決まる点です。
学校の成績は良くても、模擬試験では今一つ得点しきれない。
あるいは、勉強する科目が多くて手が回らないことがあるという人にとって、受験対策を面接や小論文に絞れるのは大きなメリットです。
関連記事:
『指定校推薦の面接ってどうすればいいの?【質問の例や対策方法も伝授】』
『指定校推薦の小論文ってどうすればいいの?【出題例や対策方法も伝授】』
3点目は合否が早く確定するという点。
11月から12月にかけて、合否が確定するので一般受験と比べると2~3か月早く受験を終えられます。年内に次の進路が確定するのは精神的にとても楽だといえます。
そして、4点目は偏差値以上の大学に入れる可能性があるということです。
一般選抜では偏差値が65や70となってしまうような難関校が指定校推薦を受け付けている場合、一般選抜よりも容易に入学できます。
ただし、入学後は一般選抜を経てきた学生と同じ条件で授業を受けるので、彼らに引けを取らないだけの学力が必要となります。
早く合格できた分の時間を使い、一般試験の過去問などを解いて入学後に備えましょう。
偏差値以上の大学に入りたい人は、総合型選抜(AO入試)も検討しましょう。
指定校推薦は、校内選考が厳しく専願であり、非常に中退しにくい受験システムです。
また、国公立ではほとんど実施されていないため、第一志望によっては使うことができないというデメリットがあります。
しかし、そのデメリットを踏まえてもメリットが多い受験制度であることは間違いありません。
とはいえ、指定校推薦の有利不利だけで志望校を決めるのはあまりお勧めできません。大事なのは、どうしてその大学に入りたいかということではないでしょうか。
指定校推薦の対策を行うために塾に入塾する人は多数いらっしゃいます。
その理由としては、総合型選抜と併願して対策を進める人が多いからです。
指定校推薦の校内選考に通らなかった場合を想定して、事前に総合型選抜を受けるという人たちです。
指定校推薦と総合型選抜(AO入試)の試験内容が似ています。
指定校推薦を受験する場合『面接』や『小論文』を対策すると思いますが、総合型選抜でも同じことをするのです。
そのため、塾に入塾し総合型の対策をしながら指定校推薦で求められる実力も上げるのです。
そのような人たちは校内先行にも受かりやすく、また指定校では行けなかった大学の合格も得ています。
指定校だけで絞るより、総合型選抜(AO入試)も視野に入れて受験したほうが合格のチャンスが広がり良いと思いませんか?
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