作成日: 2017年11月8日 最終更新日: 出願書類対策
こんにちは!総合型選抜専門塾AOI編集部です!
今回は、気になる総合型選抜における調査書の影響について解説していきます!
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「調査書」は総合型選抜(AO入試)に必須の書類の一つです。
大学入試だけでなく就職活動にも使用され、受験生の場合は主に学習活動や学校生活における学生の態度を担当教員が文書化したものです
「内申書」とも呼ばれています。
総合型選抜(AO入試)などの入学者選抜試験に行うにあたっては、調査書に記載されている内容を項目ごとに分けて評価の対象とする重要な選考資料となっています。
これがいわゆる「内申点」と呼ばれるものです。調査書の内容は下記の通りです。
3年間に学習した教科・科目の成績と修得した単位数が記入されます。
教科ごとに学習した科目の成績の合計数を出し、それを科目数で割った数値が記入されます。
高校3年間の全ての教科、科目の成績の合計数を全ての科目数で割った数値が記入されます。
生徒会・部活動・学内活動・学校行事・ボランディアなどの学習以外の活動履歴が記入されます。
全体の評定平均値をA・B・C・D・Eの5段階に区分して記入されます。
高校3年間の授業日数や出欠日数などが記入されます。
大学が調査書を求める最も大きな理由としては、卒業規定の単位と欠席数の確認となります。
総合型選抜(AO入試)では学力試験を設けない大学も多く、調査書の学力を基に最低限の学力や知識を評価するためでもあります。
実際に、総合型選抜(AO入試)では調査書の内容も合否判定に多少なりとも影響があると言えるでしょう。
また、大学の中には調査書の項目の一つである「評定平均値」を出願の資格とするところもあり、国公立大学では総合型選抜(AO入試)でも大学入試センター試験の得点が要件となる場合もあります。
このように、近年では、総合型選抜(AO入試)でも学力が求められる大学が増えています。
文部科学省は、学習成績概評を5段階評定に分ける方法を取っています。
A:4.3~5.0
B:3.5~4.2
C:2.7~3.4
D:1.9~2,6
E:0~1.8
各学年全教科の5段階評定の平均となります。
では、どのように5段階評定の評価が決まるのかというと、高校の場合は定期テストの点数によって決められる場合が多いです。
学校によって定期テストの点数のレンジは異なります。
このレンジのどこに自分の点数があるかどうかで基本的な5段階評価が決まります。
自分の学校の点数のレンジを把握しておくことが大切になります。
前述の通り、総合型選抜(AO入試)における調査書の重要度は高いです。
なぜなら大学側としては、試験を設けないと受験生の学力は未知だからです。そのため、大学では自己推薦書や志望理由書などの自分で記載する書類以外に、第三者である担当教員が評価した書類の「調査書」を利用するのです。
「総合型選抜(AO入試)だから学力は関係ない!」と思っている方は要注意です。
確かに、大学によっては本当の意味で学力よりも人物面を重視した選考をするところもありますが、調査書の内容が良いに越したことはありません。
志望理由書に関する記事:『志望理由書の書き方について大学受験のプロが徹底解説』
自己推薦書に関する記事:『自己推薦書の書き方とは?総合型選抜に合格するために必要なポイントを専門塾が解説!』
調査書のような証明書類には期限が設けられています。
出願資格で、「調査書(3ヶ月以内に発行されたもの)」という記載を見たことがあるかと思います。これは、調査書を受け取ってから3ヶ月以内は出願書類として扱いますという意味です。
不安な方は出願先の大学の窓口に問い合わせてみましょう。
総合型選抜(AO入試)に必要な書類の発行にかかる期間をまとめました。
このようにほとんどの書類が1週間程度で発行されますが、ギリギリに発行依頼をするのは避け、準備万端の状態で総合型選抜(AO入試)に挑みましょう。
総合型選抜(AO入試)での「調査書」についてよく見られる疑問とその回答をまとめました。不安な部分は、出願前に全て解決しておきましょう。
総合型選抜(AO入試)は遅刻が多いからという理由だけでは不合格にはなりません。
例えば指定校推薦入試の場合は、高校時代の成績や出欠の記録、部活動、その他の活動によって高校側から推薦してもらう入試であるため、そもそも遅刻や欠席が多いと推薦自体がもらえなくなる可能性があります。
しかし、総合型選抜(AO入試)においては志望する大学側のアドミッションポリシーに基づいて、大学側が求めている人物像に合致しているかが重要となります。主に「意欲的で、将来の目標が明確で、大学入学後に何をしたいのかが明確」かどうかが合否基準となります。もちろん調査書に含まれている内容も重要ですが、それよりも志望理由書などの「なぜ、この大学に出願したのか?」の方が大切となってきます。
調査書は、不正が行われないよう「開封無効」となど記載された封筒に入れられています。中身が気になるかとは思いますが、開けてしてしまうと出願を受理されませんので、絶対に開けないよう気をつけてください。
万が一開けてしまった場合は、すぐに高校側に伝えて新しい封筒を用意してもらいましょう。
「うっかり調査書の用意を忘れてしまった」、これもよくある失敗です。高校としてもできるだけ対応してくれるかもしれませんが、教員が出勤していない、校長が不在などの不運も考えられます。調査書の用意は忘れないように早い内に対応しておきましょう。
停学になったことのある方はこの点についても気になっているかと思います。停学は基本的には欠席日数に追加される形となりますが、備考欄で申し送りがなされるかどうかなどは、残念ながら高校によるとしか言えません。真相が気になる方は、直接学校の担当教員に確認するのが良いでしょう。
大学受験のために調査書をもらいたいけれど、誰に相談していいかわからないこともありますよね。基本的には、調査書を受け取る場所は学校の事務室となります。ただし、学校によっては調査書に料金がかかってしまう可能性もあるため、時間があるときに確認しておくことをおすすめします。
また、調査書は卒業時に自動的にもらえる書類ではないので、浪人での大学受験を考えている方は、在学中から調査書や必要書類について色々と調べておくことをおすすめします。
調査書はいつ受け取ることができるのか分からないという方も多いかと思います。
まずは、調査書の発行にかかる日数を高校に確認しておきましょう。おそらく調査書の発行には1週間程度かかると伝えられると思います。そのため、調査書の発行の最適な時期は出願期間の1ヶ月前、もしくは2ヶ月前くらい余裕を持つのがベストです。
浪人生の場合は、卒業証明書は大学センター試験への出願時にも必要になりますので、こちらも早い段階で取り寄せるようにしましょう。早すぎると有効期限が3ヶ月以内という場合もあるので、その点にも注意してくださいね。
以上が、総合型選抜(AO入試)における調査書の説明になります。
合否とても重要であり、また早めに準備をしなければいけません。
あなたは自分の調査書に自信はありますか?
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