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志望理由書の入学後の抱負は何を書く?学びたいこととの違いと例文を解説

志望理由書の入学後の抱負

こんにちは!総合型選抜専門塾AOIの編集部です。

志望理由書で「入学後の抱負」を書くとき、

「何を書けばいいの?」
「学びたいことと何が違うの?」
「頑張りたいです、だけでは弱い?」
「将来の夢と内容が重複しそう」

このように悩む人は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、志望理由書の入学後の抱負では、「入学後にどう学び、どう行動するか」を具体的に書くことが大切です。

学びたいことが「何を学ぶか」を示す欄だとすれば、入学後の抱負は「その学びにどう取り組むか」を示す欄です。授業を受けるだけでなく、ゼミ・実習・フィールドワーク・課外活動などを通して、どのように成長したいのかまで書きましょう。

「勉強を頑張りたいです」「充実した学生生活を送りたいです」だけでは抽象的です。入学後にどんな学び方をしたいのか、どんな力を身につけたいのかまで具体的に書くことで、大学で学ぶ姿勢が伝わりやすくなります。

この記事では、志望理由書の入学後の抱負で何を書くべきか、志望理由や学びたいこととの違い、書き方の構成、例文、NG例まで解説します。

志望理由書の入学後の抱負は何を書く?「どう学ぶか」を具体化しよう

入学後の抱負は、単なる意気込みを書く欄ではありません。大学に入ってから、どのように学び、どのような活動に取り組み、どう成長したいのかを伝えるための欄です。

入学後に学びたいテーマを書く

まずは、入学後に学びたいテーマを書きましょう。

たとえば、教育系であれば「子ども一人ひとりに合った学習支援」、法学系であれば「法律が社会の課題解決にどう関わるのか」、経済・経営系であれば「地域の企業や商店街が持続的に発展するための経営」などです。

ただし、「〇〇を学びたいです」だけで終わると、「学びたいこと」と近い内容になってしまいます。入学後の抱負では、そのテーマをどのように学ぶのかまで書くことが大切です。

授業・ゼミ・実習などでどう取り組むかを書く

入学後の抱負では、「どのように学ぶか」を具体的に書くと内容が深まります。

たとえば、次のような行動を書けます。

  • 基礎科目を丁寧に学ぶ
  • ゼミや演習で議論に参加する
  • 実習やフィールドワークで現場を知る
  • ボランティアや課外活動に参加する
  • 発表やレポートを通して考えを整理する
  • 将来に必要な資格や検定に計画的に取り組む

すべてを書く必要はありません。自分の志望分野や将来像に合うものを1〜2つ選び、「なぜその活動に取り組みたいのか」まで書くと具体的になります。

身につけたい力や成長したい姿を書く

入学後の抱負では、大学生活を通して身につけたい力も書くとよいでしょう。

たとえば、課題を見つける力、情報を分析する力、自分の考えを説明する力、多様な人と協力する力、現場の声を聞き取る力などです。

大学側は、受験生が入学後にどのように学び、成長しようとしているのかを見ています。身につけたい力まで書くことで、入学後の抱負に具体性が出ます。

関連記事:『志望理由書で将来の夢がないときの対処法を専門塾が解説!

入学後の抱負と志望理由・学びたいことの違い

志望理由書では、「志望理由」「学びたいこと」「入学後の抱負」が似た内容になりやすいです。内容が重複しないように、それぞれの役割を分けて考えましょう。

志望理由は「なぜその大学か」

志望理由では、なぜその大学・学部を志望するのかを書きます。

具体的には、大学のカリキュラム、学部の特色、学びの環境、自分の関心との接点などをもとに、「なぜこの大学で学びたいのか」を伝えます。

志望理由の中心は、大学や学部を選んだ理由です。

関連記事:『志望理由書の書き方について大学受験のプロが徹底解説

学びたいことは「何を学ぶか」

学びたいことでは、入学後に深めたいテーマや分野を書きます。

たとえば、「法律が社会の中でどのように人々の権利を支えているのかを学びたい」「子ども一人ひとりに合った学習支援について学びたい」といった内容です。

学びたいことの中心は、大学で何を学ぶかです。

関連記事:『志望理由書の学びたいことは何を書く?学科を選んだ理由との違いも解説

入学後の抱負は「どう学び、どう行動するか」

入学後の抱負では、大学に入ってからどのように学び、どのような行動をしたいのかを書きます。

たとえば、「基礎科目を丁寧に学びたい」「ゼミで議論に積極的に参加したい」「実習を通して現場の課題を理解したい」といった内容です。

つまり、違いは次のように整理できます。

項目書くこと中心にする内容
志望理由なぜその大学・学部を志望するのかなぜここで学びたいか
学びたいこと入学後に深めたいテーマ何を学ぶか
入学後の抱負入学後にどう学び、どう行動するかどのように取り組むか

入学後の抱負を書くときは、「何を学ぶか」だけでなく、「どう学ぶか」まで書くことを意識しましょう。

志望理由書の入学後の抱負の書き方と構成

入学後の抱負は、思いついた意気込みをそのまま書くよりも、型に沿って整理すると伝わりやすくなります。ここでは、基本的な構成を紹介します。

1. 入学後に学びたいことを書く

まずは、入学後に学びたいテーマを示しましょう。

例:
入学後は、法律が社会の中でどのように人々の権利や生活を支えているのかを学びたいです。

最初に学びたいテーマを書くことで、抱負の方向性が伝わりやすくなります。

2. どのように学ぶかを書く

次に、そのテーマをどのように学びたいのかを書きます。

例:
講義で憲法や民法などの基礎を学ぶだけでなく、判例や社会問題をもとに考える力を身につけたいです。

ここが、入学後の抱負で特に大切な部分です。「学びたいです」で終わらせず、どのように学ぶのかまで具体化しましょう。

3. 身につけたい力を書く

入学後の学びを通して、どのような力を身につけたいのかを書きます。

例:
ゼミやディスカッションにも積極的に参加し、自分の意見を根拠をもって説明する力を伸ばしたいです。

身につけたい力を書くことで、入学後に成長しようとする姿勢が伝わります。

4. 将来の目標につなげる

最後に、大学での学びを将来どのように活かしたいのかにつなげましょう。

例:
将来は、法律の知識を活かして、人々が安心して暮らせる社会づくりに関わりたいです。

入学後の抱負は、大学生活だけで完結させるよりも、将来の目標につなげると一貫性が出ます。

志望理由書の入学後の抱負の例文

ここでは、志望理由書で使える入学後の抱負の例文を紹介します。例文をそのまま使うのではなく、自分の志望学部や将来の目標に合わせて調整しましょう。

教育系の例文

入学後は、子ども一人ひとりに合った学習支援について学びたいです。講義を通して教育方法や学習心理の基礎を身につけるだけでなく、実習やボランティア活動にも積極的に参加し、子どもとの関わり方を実践的に学びたいと考えています。また、授業で学んだ知識を実際の教育現場でどう活かせるのかを考え、自分の考えを言葉にする力も伸ばしていきたいです。将来は、子どもが自分に合った方法で学べる環境づくりに関わりたいです。

ポイント:
「学習支援を学びたい」というテーマだけでなく、実習やボランティア活動に参加するという入学後の行動まで書けています。

関連記事:『教育学部の志望理由書を例文付きで専門塾が解説!

法学系の例文

入学後は、憲法や民法などの基礎を丁寧に学びながら、判例や社会問題をもとに法律が現実の課題にどのように関わるのかを考えたいです。講義で知識を身につけるだけでなく、ゼミやディスカッションにも積極的に参加し、自分の意見を根拠をもって説明する力を伸ばしたいと考えています。将来は、法律の知識を活かして、人々が安心して暮らせる社会づくりに関わりたいです。

ポイント:
法学で学びたい内容に加えて、ゼミやディスカッションでどう取り組むかまで書けています。「何を学ぶか」だけでなく「どう学ぶか」が伝わる例文です。

関連記事:『法学部の志望理由書を例文付きで専門塾が解説!

経営系の例文

入学後は、地域の企業や商店街が持続的に発展するための経営について学びたいです。マーケティングや経営戦略を学ぶだけでなく、ゼミやフィールドワークを通して地域の課題を実際に調査したいと考えています。将来は、地域の魅力を活かした事業づくりに関わり、地域経済の活性化に貢献したいです。

ポイント:
経営を学びたいという内容に加えて、ゼミやフィールドワークで実際に調査したいという行動が入っています。入学後の抱負として具体性があります。

関連記事:『経営学部/商学部の志望理由書を例文付きで専門塾が解説!

入学後の抱負で避けたいNG例

入学後の抱負は、抽象的な意気込みだけになりやすい部分です。ここでは、避けたい書き方を確認しておきましょう。

「頑張りたいです」だけで終わる

「頑張りたいです」だけでは、何に取り組みたいのかが伝わりません。

NG例:
入学後は勉強を頑張り、充実した学生生活を送りたいです。

この文章では、学びたい内容や入学後の行動が見えません。「どの分野を」「どのように」頑張りたいのかまで書きましょう。

学びたいことの言い換えだけになる

入学後の抱負でよくある失敗は、学びたいことを書くだけで終わってしまうことです。

NG例:
入学後は法律について学びたいです。

これは「学びたいこと」であって、「入学後にどう取り組むのか」までは伝わりません。

改善例:
入学後は法律の基礎を丁寧に学び、判例や社会問題をもとに自分の考えを説明する力を身につけたいです。

このように、入学後の抱負では「どう学ぶか」「どんな力を身につけたいか」まで書くことが大切です。

大学の説明だけになる

大学の特徴を書くことは悪くありませんが、大学紹介だけで終わると自分の抱負が伝わりません。

NG例:
貴学には充実したカリキュラムやゼミがあります。

この文章では、自分がその環境で何をしたいのかが見えません。

改善例:
貴学のゼミで社会問題について議論する機会を活かし、自分の意見を根拠をもって伝える力を伸ばしたいです。

大学の特徴に触れる場合は、「その環境で自分がどう学びたいのか」まで書きましょう。

将来の夢だけで終わる

将来の目標を書くことは大切ですが、それだけでは入学後の抱負としては弱くなります。

NG例:
将来は人の役に立つ仕事をしたいです。

この文章では、入学後に何を学び、どう行動するのかが書かれていません。

入学後の抱負では、将来像だけでなく、そのために大学でどのように学びたいのかまで書く必要があります。

入学後の抱負が思いつかないときの考え方

入学後の抱負が思いつかない場合は、「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」から考えてみましょう。大学生活を具体的にイメージすると、書く内容が見つかりやすくなります。

授業・ゼミ・実習から考える

まずは、志望大学のカリキュラムを見て、気になる授業やゼミ、実習を探してみましょう。

そのうえで、次のように考えると書きやすくなります。

  • その授業で何を学びたいか
  • ゼミでどのようなテーマを深めたいか
  • 実習やフィールドワークで何を経験したいか
  • 授業外でどのような活動に取り組みたいか

入学後の抱負では、大学での学び方や行動を具体的にすることが大切です。

1年次・2年次以降に分けて考える

入学後の抱負が思いつかないときは、大学生活を時期ごとに分けて考えるのもおすすめです。

  • 1年次:基礎科目を幅広く学ぶ
  • 2年次以降:関心のある分野をゼミや演習で深める
  • 卒業まで:将来につながる研究や活動に取り組む

このように段階を分けると、「入学後にどう学びたいか」が具体的になります。

高校での経験を大学でどう深めたいか考える

高校での探究活動、部活動、ボランティア、授業で印象に残ったテーマなどから考える方法もあります。

たとえば、高校の探究活動で地域課題に関心を持った場合、大学ではその課題をより専門的に学び、ゼミやフィールドワークで深めたいと書くことができます。

高校での経験をもとにすると、入学後の抱負に一貫性が出やすくなります。

将来像から逆算する

将来像から逆算して考えるのも一つの方法です。

将来、法律に関わる仕事をしたいのであれば、大学では基礎的な法律知識を身につけるだけでなく、事例をもとに考える力や、自分の意見を説明する力を伸ばす必要があります。

教育に関わりたい場合は、教育方法や学習心理を学ぶだけでなく、実習やボランティアを通して子どもと関わる経験を積むことが大切です。

このように、将来の目標から逆算すると、入学後に取り組みたいことが見つかりやすくなります。

まとめ:入学後の抱負は「どう学ぶか」を具体的に書こう

志望理由書の入学後の抱負では、入学してから何を学び、どのように行動し、どんな力を身につけたいのかを書くことが大切です。

「頑張りたいです」「充実した学生生活を送りたいです」だけでは抽象的なので、授業、ゼミ、実習、課外活動などの具体的な行動を入れましょう。

また、志望理由や学びたいことと混ざりやすい場合は、次のように分けて考えると整理しやすくなります。

  • 志望理由:なぜその大学か
  • 学びたいこと:何を学ぶか
  • 入学後の抱負:どう学び、どう行動するか

入学後の抱負が思いつかない場合は、授業・ゼミ・実習から考えたり、1年次・2年次以降に分けて大学生活を想像したり、高校での経験や将来像から逆算したりしてみましょう。

志望理由書は、自分ひとりでは内容の重複や伝わりにくさに気づきにくい書類です。「入学後の抱負が抽象的になってしまう」「学びたいこととの違いがわからない」という方は、第三者に見てもらうことで改善点が見つかりやすくなります。

総合型選抜専門塾AOIでは、志望理由書の作成や添削、受験相談を行っています。「学びたいこと」と「入学後の抱負」の書き分けに不安がある方は、ぜひ一度相談してみてください。

この記事を書いた人

橋本 尭明

元総合型選抜専門塾AOIのマネージャー。現マーケティング責任者。総合型選抜の可能性やAOIの素晴らしさを世の中に広めるために、現場からマーケティング領域へシフト。歴代最高の合格率を叩き出した実績やノウハウを受験や学校生活に悩む学生の方々に発信します!

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