会津大学の特徴
会津大学公式ホームページでは、大学について以下のように述べています。
会津大学はこのような大学です
1. 「知」の社会でリーダーシップを発揮する能力を育てます。
2. 新しい時代の「知」を創造するコンピュータサイエンティストと、高いコンピュータスキルを持ったエンジニアを育てます。
3. 世界の約二十か国から第一級の教授陣が集まっています。
4. 他の大学に類を見ない最高のコンピュータ環境を提供しています。
5. 英語を共通語とする世界に開かれた大学院を設置しています。
6. 既成概念にとらわれない批判的思考力を鍛え、また好奇心を育てることにより創意に富む発想の芽を伸ばします。
会津大学が目指すもの
1. "to Advance Knowledge for Humanity"
人類の平和と繁栄に貢献する発明と発見を探求します。
2. "学生第一"とし、また、学術分野で高く評価されるとともに福島県、日本そして世界の持続的発展に貢献する技術革新を導く成果を創ります。
3. "Shine as Pioneers"、好奇心、夢そして挑戦精神をもった先駆者として輝くことをモットーとします。
会津大学のアドミッションポリシー
会津大学は日本で最初のコンピュータ理工学専門の大学です。コンピュータ理工学は、応用性が広く、将来性が高く、知的生産技術の中核となる最先端の学問です。会津大学は、「地域から世界へ」と「to Advance Knowledge for Humanity」(人類の平和と繁栄のために発明・発見を行うこと)を建学の理念とし、開学以来全国でも類を見ないほど、研究業績の優れた多数の外国人教員をそろえ、国際社会をリードする研究開発・教育を行ってきました。
会津大学が求めるのは、コンピュータ理工学の分野で、会津の地から常に世界を見据え、「to Advance Knowledge for Humanity」実現のために挑戦を続ける人です。
会津大学は、次のような目標を掲げています。
(1)豊かな創造性と高い倫理観を備え、国際社会に通用する研究者・技術者、技術革新の指導者及び起業家精神を持つ人材を育成する。
(2)国際社会をリードするコンピュータ理工学の研究開発を推進し、社会及び学術に貢献する。
(3)教育、研究等様々な分野において、実用性・実効性を希求するとともに、地域特性を生かし、福島県の産業・文化の振興に貢献する。
上記を踏まえ、会津大学が求める学生像及び入学者選抜の基本方針は以下のとおりです。
求める学生像
コンピュータ理工学を学ぶために必要な基礎学力を有し、かつ、下記に示すいずれかの項目に当てはまる人
・ 旺盛な好奇心や新しい事柄に挑戦する気概を持ち、コンピュータ理工学を本当に学びたいと考え、会津大学を第一志望とする人
・ ICTを用いて、広く世界に貢献したいと考えている人
入試選抜の基本方針
会津大学では、最新のコンピュータ理工学を学ぶために必要な基礎学力、特に数学と英語の能力を確認する試験を課すこととしています。
会津大学の推薦入試の実施状況
会津大学では総合型選抜(旧AO入試)の実施はなく、福島県内に高等学校出身者を対象とした推薦入試Aと全国の高等学校出身者を対象とした推薦入試Bが行われています。
それぞれの募集人員は以下の通りです。
推薦入試A:募集人員48人
推薦入試B:募集人員18人
会津大学の推薦入試の募集概要
会津大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。
推薦人員
推薦入試Aにおいては、各高等学校長が推薦し得る人数は、4人までとする。推薦入試Bにおいては制限を定めない。
出願資格
会津大学の推薦入試の出願資格は、推薦入試Aと推薦入試Bでそれぞれ異なります。
推薦入試A
次の(1)から(3)の全てに該当し、出身高等学校長が責任を持って推薦できる者とする。
(1) 福島県内の高等学校を2019年3月に卒業する見込みの者又は福島県内の学校において通常の12年の課程を2019年3月に修了する見込みの者
(2) 次の①から③のいずれかに該当する者
① 調査書の全体の評定平均値が3.8以上の学業成績の者
② 経済産業省所管の情報処理技術者試験に合格した者
③ 福島県高等学校文化連盟が主催する生徒理科研究発表会県大会において発表した者
(3) 合格した場合には、必ず入学することを確約できる者
推薦選抜B
次の(1)から(3)の全てに該当し、出身高等学校長が責任を持って推薦できる者とする。
(1) 高等学校若しくは中等教育学校を2019年3月に卒業する見込みの者又は通常の課程による12年の学校教育を2019年3月に修了する見込みの者
(2) 次の①から④のいずれかに該当する者
① 調査書の全体の評定平均値が3.8以上の学業成績の者
② 経済産業省所管の情報処理技術者試験に合格した者
③ 本学で開催する全国高等学校パソコンコンクール(パソコン甲子園)において、予選を通過した者又は予選で優秀な成績を修めたとパソコン甲子園実行委員会が認めた者
④ 情報オリンピック日本委員会主催の日本情報オリンピック本選において、成績優秀者(Aランク者)となった者
(3) 合格した場合には、必ず入学することを確約できる者
選考日程
出願期間:2018年11月5日(月)~11月9日(金)
試験日:2018年11月24日(土)
合格発表日:2018年11月30日(金)
選考方法
入学者の選抜は、推薦書、調査書、志願理由書、小論文及び簡単なテストの内容を総合して行う。なお、小論文及び簡単なテストのそれぞれの教科において、一定の成績に達しない者は、不合格とすることがある。
【簡単なテスト実施教科・科目】
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B
外国語:コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ
【配点】
調査書:200点
簡単なテスト:数学100点、外国語100点
小論文:総合評価
必要書類
入学願書、志願理由書、推薦書、調査書、出願資格を証明する書類、受験票、写真票、住所票、入学検定料、受験票返信用封筒、出願用封筒
会津大学の推薦入試の倍率
会津大学の過去の推薦入試の倍率などをご紹介いたします。
2019年度
推薦入試A
募集人員:48名
出願者数:108名
出願倍率:2.3倍
推薦入試B
募集人員:18名
出願者数:57名
出願倍率3.2倍
2018年度
推薦入試A
募集人員:48名
出願者数:91名
出願倍率:1.9倍
推薦入試B
募集人員:18名
出願者数:55名
出願倍率3.1倍
会津大学早期入学(飛び入学)の募集概要
会津大学公式ホームページでは、早期入学の募集概要を以下の通り定めています。
なお、募集人員は若干名です。
趣旨
早期入学いわゆる飛び入学は、コンピュータ理工学及びその関連分野において、一人ひとりの能力・適性に応じた大学教育を早期から行い、独創的な研究を担うことができる個性的な人材を育成することを目的とする。
出願資格
次のいずれかに該当する者で、かつ、コンピュータ理工学及びその関連分野における研究を志す者とする。
(1) 高等学校又は中等教育学校後期課程の第2学年に在学している者
(2) 通常の課程による12年の学校教育のうち、11年までの課程を2019年3月に修了する見込みの者
(3) 外国において、学校教育における9年の課程に引き続く学校教育の課程のうち2年の課程を修了する見込みの者
(4) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設(高等学校の課程に相当する課程を有するものとして指定されたものを含む。)の当該課程のうち2019年3月に2年の課程を修了する見込みの者
(5) 学校教育法施行規則第150条第3号の規定により文部科学大臣が別に指定する専修学校の高等課程に、同号に規定する文部科学大臣が定める日以後において2年在学した者
(6) 文部科学大臣の指定した者
(7) 高等学校卒業程度認定試験規則第4条に定める試験科目の全部(試験の免除を受けた試験科目を除く。)について合格点を得た者(旧規程第4条に規定する受験科目の全部(旧検定の一部免除を受けた者については、その免除を受けた科目を除く。)について合格点を得た者を含む。)で、2019 年3月31日までに17歳に達する者
選考日程
出願期間:2018年12月3日(月)~12月7日(金)
試験日:2019年2月25日(月)
合格者発表:2019年3月7日(木)
選考方法
入学者の選抜は、推薦書、調査書、志願理由書、面接及び個別学力検査の内容を総合して行う。
個別学力検査教科・科目
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B
外国語:英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ
配点
個別学力検査:数学250点、外国語200点
面接:総合評価
必要書類
入学願書、志願理由書、推薦書、調査書、受験票、写真票、住所票、入学検定料、受験票返信用封筒
さらに、志望理由書の書き方とかも知りたい方は、「
自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接 」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。