青山学院大学 地球社会共生学部の偏差値
青山学院大学 地球社会共生学部の偏差値は、62.5となります。同大学内の他学部と比較すると、経営学部や教育人間科学部と同じ偏差値です。
学内では比較的偏差値の高い学部であり、さらに他大学では「地球社会共生学部」と同ジャンルの学部は見受けられず、ユニークな学部であると言えます。
青山学院大学地球社会共生学部の倍率
青山学院大学地球社会共生学部における2018年度入試の倍率は以下の通りです。どの入試においても高倍率であり、競争は熾烈であると言えます。
- 一般入試合計:募集人数110、志願者数2,179名、合格者数195名(倍率9.95)
- 推薦入試合計:志願者数107名、合格者86名(倍率1.2倍)
- センター入試合計:募集人数10名・志願者数219名、合格者38名(倍率5.7倍)
青山学院大学地球社会共生学部の入試の種類
青山学院大学地球社会共生学部に入れる入試は以下の通りです。
- 一般入試(個別学部日程)
- 一般入試(全学部日程)
- 大学入試センター試験利用入試
- 自己推薦型入学試験
- 推薦入学試験
- 全国高等学校キリスト者推薦入学試験
- スポーツに優れた者の入学試験
- 外国人留学生入学試験
一般入学試験(全学部日程)
一般入学試験全日程では全学部・全学科が同じ日に試験を行います。解答はマークシート方式です。
地球社会共生学部では外国語・国語・地理歴史または公民または数学の学力試験を行われます。
一般入学試験(個別方式)
学部ごとに異なる日程で実施される入試制度です。
A方式では外国語・国語・地理歴史または数学の3科目から判定。B方式では外国語・小論文の2科目から判定します。
大学入試センター試験利用型試験
大学の個別学力検査は課さず、大学入試センター試験の結果を利用して判定する入試制度です。
地球社会共生学部では「国語」「地理歴史または公民または数学」「外国語」が必要となります。
自己推薦型入学試験
自らの持つ能力をアピールする入試制度です。意欲や学部の適性を書類・筆記試験・面接の結果で判定します。
推薦入学試験
高等学校の学校長推薦による入試制度です。併設高校推薦・系属校推薦・指定校推薦・提携校推薦・キリスト教加盟校推薦があります。
全国高等学校キリスト者推薦入学試験
プロテスタント教会正会員等を対象とした入試制度です。第一次審査では書類審査、第二次審査では小論文・面接があります。
スポーツに優れた者の入学試験
スポーツにおいて優れた技量を持ち、入学後も学業とスポーツを両立させる強い意志がある者を受け入れる入試制度です。
海外就学経験者入学試験
海外に居住し正規の学校教育を受けた者を対象とした入学試験制度です。地球社会共生学部では書類審査・小論文・面接の結果を総合して判定します。
青山学院大学地球社会共生学部のカリキュラム
青山学院大学地球社会共生学部のカリキュラムについて、1年次から4年次の特色をご紹介します。
1年次では英語教育を徹底して行う
1年次には、英語教育を徹底して行います。入学時から1年間で、TOEIC100点アップが目標です。
10段階のレベル別に分かれた少人数クラスでは、全ての授業がネイティブスピーカーの講師によって行われます。
学部留学に必要な英語資格の取得を目指すとともに、地球社会共生学で必要な学びの基礎を身につけます。
2年次以降は海外留学に向けて取り組む
2年次以降になると、メディア・空間情報、コラボレーション、経済・ビジネス、ソシオロジーという専門領域の研究が始まります。
自分の進路や学びたいことに合わせて授業を選べるオーダーメイド型を採用していることが特徴です。
同時に、学部留学を視野に入れた学びを行ないます。現在社会が直面している差別、貧困、紛争などの課題と取り組むためには、国際的な視野と行動力を身につけることが不可欠です。そこで全員原則として2年次後期に半年の留学がありますが、そのための留学準備セミナー等のカリキュラムも組まれています。
3年次では専門演習を履修
3年次では演習(ゼミナール)など、留学経験をいかした専門性の高いオリジナルの学びを行います。各自で設置したテーマについてレポートにまとめる等のスキルも取得。
キャンパス内外では、多くの異文化共生体験も経験できます。
青山学院大学地球社会共生学部の特徴
青山学院大学地球社会共生学部の、特別講義やプログラムの特徴をご紹介します。
アジアへの半期の学部留学
青山学院大学地球社会共生学部の大きな特徴は、アジア地域への半期留学がカリキュラムとして組まれていることです。一定の条件を満たす必要がありますが、全員原則として2年次後期に東南アジアに半年間留学を行います。
今や経済成長の中心とも言える場所で生活することで、実践的な英語を身につけるとともに、成長著しい国のエネルギーを体感し、将来活躍できるフィールドを広げることができます。
学部間協定校
学部間協定留学の対象となっているのは、タイとマレーシアです。そこで、大学、危機管理会社、保険会社、タイやマレーシアの医療専門機関が連携し、学生の健康と安全管理に対する体制を整え、留学をサポートしています。
タイではチュラーロンコーン大学、タマサート大学をはじめ5大学、マレーシアではマラヤ大学をはじめ3大学が協定校となっています。
青山学院大学地球社会共生学部の進路状況
青山学院大学地球社会共生学部の卒業生たちはどのような進路に進んでいるのでしょうか。
の3つのカテゴリに分けてまとめました。
就職率
青山学院大学地球社会共生学部では、2018年度における就職率は95.5%と、非常に高い就職率を誇っています。
主な就職先企業
青山学院大学地球社会共生学部の卒業生の主な就職先企業としては以下の企業・団体があります。
- 日本航空株式会社
- 株式会社JTB
- 全日本空JALスカイ
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- 株式会社電通デジタル
- 株式会社丸井グループ
- 楽天株式会社
- ANAエアポートサービス株式会社
- 株式会社新潮社
- 株式会社バンダイ
- 株式会社三菱UFJ銀行
主な内定業種一覧
青山学院大学地球社会共生学部の卒業生たちの内定業種は多岐にわたっています。海外留学経験等から学んだグローバルな視野と知識は、多彩な企業で活躍できる素養を養うことにも繋がっていると言えます。
- 製造業…13.4%
- 情報通信…18.1%
- 運輸・郵便…11.1%
- 卸売・小売…17.0%
- 金融・保険7.0%
- 不動産・物品賃貸…5.3%
- サービス…21.1%
- 教育・学習支援…1.2%
- 公務…1.8%
- その他…0.6%
青山学院大学地球社会共生学部で取得可能な資格
青山学院大学地球社会共生学部で取得可能な資格は以下の通りです。
青山学院大学地球社会共生学部のキャンパス情報
青山学院大学地球社会共生学部の学生は、相模原キャンパス(神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1)へ通学します。
相模原キャンパスは都心の立地を生かした情報発信型キャンパスで、2,000人収容可能な観覧席を設置したアリーナやメディカルセンター、毎日礼拝が行われるチャペル、大型実験施設や先端技術研究開発センターなどを擁しています。
最寄り駅は「渋谷駅」から東急田園都市線急行で約40分のJR横浜線「淵野辺駅」です。駅からは徒歩約7分で到着します。
青山学院大学地球社会共生学部の評判は?
青山学院大学地球社会共生学部に在学した学生たちは、ここでの学びについてどのように感じていたのでしょうか。実際の口コミをご紹介します。
英語のレベルが高く留学思考の学生には最適
青山学院大学地球社会共生学部は、英語教育に力を入れています。日々の授業もネイティブ講師によって行われ、常に英語を耳にします。
参加型の授業も多いのですが、英語ができないと授業についていけません。ここで勉強することを目指すなら、高校時代からとにかく英語をしっかり学習しておくことをおすすめします。
相模原キャンパスは人が少ないので便利
相模原キャンパスは都心から少し離れているので、人が多過ぎず窮屈感がありません。ただ通学には交通費がかかるので、キャンパス近くに部屋を借りる学生も少なくありません。
勉強に集中できる環境が整っているのが、とても良かったです。周囲に娯楽施設は多くはありませんが、都心に出るのも便利なので、それほど不自由さはありませんでした。
海外留学を通じて国際情勢を学ぶ
タイやマレーシアなどの東南アジアに半年間の留学ができるのが魅力でした。
在学中に留学すると休学することになる場合が多いのですが、ここではカリキュラムに組まれているので留学しても4年間できっちりと卒業することができます。
大学生の間に時間を有効に使って海外での生活経験を積むことができて良かったです。