青山学院大学理工学部の偏差値
青山学院大学理工学部の偏差値は55.0~60.0です。
同じMARCHには明治大学に理工学部があり(55.0~62.5)なので、青山学院大学の方が少しだけ低いです。
青山学院大学理工学部の倍率
2019年に実施された青山学院大学理工学部の倍率は下記の通りです。
一般入試全体(一般入試+センター利用合計)
- 物理・数理学科:3.6倍(志願者数1,931名、受験者数1,839名、合格者数510名)
- 化学・生命科学科:3.7倍(志願者数1,479名、受験者数1,385名、合格者数375名)
- 電気電子工学科:4.4倍(志願者数1,368名、受験者数1,302名、合格者数296名)
- 機械創造工学科:4.5倍(志願者数1,591名、受験者数1,529名、合格者数343名)
- 経営システム工学科:5.9倍(志願者数1,285名、受験者数1,220名、合格者数207名)
- 情報テクノロジー学科:7.1倍(志願者数1,826名、受験者数1,742名、合格者数244名)
推薦入試
- 併設高校からの推薦入学全体:1.0倍(志願者数10名、合格者数10名)
- 系属校推薦入学全体:1.0倍(志願者数1名、合格者数1名)
- 指定校推薦入学全体:1.0倍(志願者数181名、合格者数181名)
- 全国高等学校キリスト者推薦入学全体:1.0倍(志願者数3名、合格者数3名)
- 海外就学経験者:2.2倍(志願者数20名、合格者数9名)
- 外国人留学生入学:2.4倍(志願者数44名、合格者数18名)
青山学院大学理工学部の入試の種類
青山学院大学理工学部へ入るための入試制度は下記の通りです。
- 一般入学試験(全学部日程)
- 一般入学試験(個別方式)
- 大学入試センター試験利用入学試験
- 推薦入学試験
- 全国高等学校キリスト者推薦入学試験
- 海外就学経験者入学試験
- 外国人留学生入学試験
一般入学試験(全学部日程)
一般入学試験全日程では全学部・全学科が同じ日に試験を行います。解答はマークシート方式です。
理工学部は学部内6学科のうち最大で3学科間の併願が可能です。ただし、選択科目で「化学基礎・化学」を選択した者は、物理・数理学科を併願として選択することはできません。
一般入学試験(個別方式)
学部ごとに異なる日程で実施される入試制度です。
理工学部では外国語・数学・理科の個別学力試験が課せられます。
A方式では1科目150点ずつ、B方式では外国語が100点、数学・理科が200点ずつの配点になっています。
大学入試センター試験利用型試験
大学の個別学力検査は課さず、大学入試センター試験の結果を利用して判定する入試制度です。
理工学部では数学・理科・外国語の試験結果を利用して判定します。
推薦入学試験
高等学校の学校長推薦による入試制度です。併設高校推薦・系属校推薦・指定校推薦・提携校推薦・キリスト教加盟校推薦があります。
全国高等学校キリスト者推薦入学試験
プロテスタント教会正会員等を対象とした入試制度です。第一次審査では書類審査、第二次審査では小論文・面接があります。
海外就学経験者入学試験
海外に居住し正規の学校教育を受けた者を対象とした入学試験制度です。理工学部では書類審査・筆記試験・面接の結果を総合して判定します。
外国人留学生入学試験
外国籍を有する者で外国の12年課程を修了した者を対象とした入試制度です。理工学部では書類審査、理科・数学の筆記試験、面接が行われます。
青山学院大学理工学部のカリキュラム
青山学院大学理工学部には、以下の6学科があります。
- 物理・数理学科
- 化学・生命科学科
- 電気電子工学科
- 機械創造工学科
- 経営システム工学科
- 情報テクノロジー学科
各学科のカリキュラムを簡単にご紹介いたします。
物理・数理学科
物理・数理学科では科学・技術の根幹をなす物理学、数学を学び、実験や演習を通じて応用力を身につけた社会に貢献できる技術者、研究者を育成する。
化学・生命科学科
物質の本質と可能性を分子レベルから探究し、これに基づく生命の本質的理解を目指すことによって、科学の進歩と人類の福祉に貢献する人材を育成する。
電気電子工学科
電気電子工学科における基礎と応用との両領域を融合した系統的な教育を講義・講習・実験を通じて行い、社会への奉仕と貢献をすることのできる豊かな人間性と、広い視野を持つ優れた人材を育成する。
機械創造工学科
力学を基礎とした分析力及び機械システムの開発・維持・廃棄に必要な統合力、英語、数学、情報技術等を身につけ、機械技術を通して社会の福祉や環境の保全に貢献する技術者・研究者及び開発から廃棄までを視野に入れたライフサイクルエンジニアリングの素養を持った技術者・研究者を育成する。
経営システム工学科
実際に直面する問題に柔軟に対応でき、国際性に富み、かつ高いコミュニケーション能力を有する人材、すなわち産業や企業を支える生産・管理・経営に関する質の高いエンジニア・スペシャリストを育成する。
情報テクノロジー学科
情報という切り口から社会に貢献し得る能力を備えたクリエイティブでアカウンタブルな人材を育成します。最先端の情報テクノロジーの基礎と応用の研究を行うことで新たなる知と価値を創造する力を養う。
青山学院大学理工学部の特徴
青山学院大学理工学部の特徴は下記の通りです。
教育研究体制
理工学部では独自の6学科を編成し数学・物理・科学の基本的な知識はもちろん、境界領域をカバーするカリキュラムを実現。
多様な境界領域を研究対象としているので学問領域の枠にとらわれずに幅広い視野で研究資質を習得することができます。
外国語教育
理工学部では国際的に活躍できる人材を育成するために英語教育にも力を入れています。
聞く・話す・読む・書くの基本的な英語力はもちろん、理工学系で使える英語力やコミュニケーション能力を養成。
1年次からの短期海外語学研修も参加できます。
青山学院大学理工学部の進路状況
青山学院大学理工学部のホームページより、卒業生の進路状況について、
の3つのカテゴリに分けてまとめました。
就職率
青山学院大学理工学部全体の就職率は96.4%でした。女学生の就職率は理工学部全学科で100%です。
理工学部物理・数理学科の男子学生は進学者も多いため87.1%と少し低いですが、他の学科は男女共に就職率が高いです。
主な就職先企業
青山学院大学理工学部の主な就職先企業は下記の通りです。
- TIS
- 本田技研工業
- NECソリューションイノベーター
- 公立・高等学校・神奈川県
- 三菱総研DCS
- 日本総合研究所
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- キャノン
- ソフトバンク
- 日産自動車
- 富士ソフト
- ヤフー
- 三菱電機
- 日立製作所 など
主な内定業種一覧
青山学院大学理工学部卒業生の主な内定業種と人数は下記の通りです。
- 情報通信業:141名
- 製造業:118名
- 卸・小売業:30名
- 金融・保険業:22名
- 技術サービス:12名
- 教育:10名
- 建設業:9名
- 公務員:5名
- 運輸業:5名
- 不動産業:3名
- 電気・ガス:1名
- その他サービス:12名
- その他:7名
青山学院大学理工学部で取得可能な資格
青山学院大学理工学部で取得可能な資格は下記の通りです。
- 中学校教諭一種免許(理科・数学)
- 高等学校教諭一種免許(理科・数学)
- 司書
- 司書教諭
- 社会教育主事
- 学芸員
- 電気主任技術者
- 第一級陸上無線技術士
- 第三級海上特殊無線技士
青山学院大学理工学部のキャンパス情報
理工学部に入学した学生は「青山学院大学 相模原キャンパス(神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1)」へ通うこととなります。
最寄り駅はJR横浜線「淵野辺駅」で、駅より徒歩7分です。
青山学院大学理工学部の評判は?
最後に、青山学院大学理工学部に通う学生の声を紹介します。
就活に強い
将来が決まっていない理系の学生にはおすすめの大学です。
青学ブランドで就職率も良いし、ほとんどの学生が希望通りに就職できます。キャンパスにはジムや図書館なども揃っているので快適です。
質の高い授業
専門科目の先生方はレベルが高く、国立にも引けを取らないような授業をおこなってくれます。研究室では様々な機器を使えるところが強みです。
面白い
相模原キャンパスはとても綺麗で設備も整っています。2年以降になると専門的なことが学べるので面白いです!JAXAとの共同研究も行えるので貴重な体験ができますよ!