同志社大学商学部の特徴は?
グローバル化へ力を入れた取り組み
商学部では、将来グローバルな活躍ができる人材を育成するため、
- TOEIC730点、TOEFL-iBT79点以上を取得する学生
- 短期を含む留学生
の増加を目指すためのプログラムを実施しています。
プログラム例としては以下の通りです。
- 5類実践科目・海外ビジネスⅠ・Ⅱ(留学型)
- 10類外国語科目 実践英語A・B・C(国内型)
- 5類実践科目 Business Presentations in English(国内型)
- 商学部資格試験講座 TOEICテスト対策講座(国内型)
商学会
同志社大学商学会とは、商学部・商学研究科の教員、大学院生、学部学生および出身者によって構成される学術研究団体です。主に以下のような活動を行なっています。
- 商学会講演会
- 各種研究会
- 研究論文「同志社商学」の刊行
- 商学部学生懸賞論文、学生論文集の発行
- 企業見学会
- ゼミの卒業論文集補助
同志社大学商学部の偏差値は?
同志社大学商学部の偏差値は62.5~67.5となっています。2018年度の全国の私立大学商学部の偏差値ランキングでは3位となっており、関西の私立大学の商学部ではトップです。なお、1位は慶應義塾大学の71でした。
同志社大学商学部の評判は?
入学費用が高い
同志社大学の商学部は、入学費用や授業料などがとても高いという意見が見られました。費用が心配な方は、事前に公式ホームページなどで奨学金制度について確認しておくと良いでしょう。
関西で最も歴史ある大学
同志社大学は、関西の私立大学の中で最も歴史のある大学です。学部の数も多く国際的な活動も積極的に行われているため、希望する進路が定まっていない学生にもチャンスが多く転がっているのが魅力と言えるでしょう。
駅直結のキャンパスがありがたい
同志社大学商学部のキャンパスは京都市営地下鉄今出川駅直結なため、雨が降っても濡れる心配なく通学できます。施設も新しく、美しいキャンパスで学生には好評のようです。
また、大学の周りにはたくさんの飲食店やカフェが立ち並んでおりとても便利です。
同志社大学商学部の就職情報
就職率・進路決定状況
2014年度の同志社大学商学部の就職率は86.9%でした。なお、大学院進学が1.5%、資格試験・公務員再受験・教員再受験が3.1%となっています。
商学部生の主な就職先企業
2014年度の同志社大学商学部卒業生の内定企業の上位10社は以下の通りです。
- 三井住友銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 損害保険ジャパン日本興亜
- 日本生命保険
- 南都銀行
- 三井住友海上火災保険
- 東京海上日動火災保険
- 大和証券グループ本社
- りそなホールディングス
- 紀陽銀行
- 京都中央信用金庫
- 滋賀銀行
- 池田泉州銀行
商学部生の主な内定業種一覧
2014年度の商学部生の主な内定業種は下記になります。
男子
- メーカー:26.6%
- 流通:14.4%
- 金融:28.8%
- マスコミ・情報通信:28.8%
- 教育・学習支援:0.6%
- サービス:12.2%
- 公共・その他:12.4%
女子
- メーカー:18.3%
- 流通:7.3%
- 金融:46.2%
- マスコミ・情報通信:6.3%
- 教育・学習支援:0.6%
- サービス:13.3%
- 公共・その他:8.0%
同志社大学商学部のキャンパス
商学部は今出川キャンパスにあります。今出川キャンパスは京都市内にあり、色々なお店などにもすぐ行ける範囲に大学があるので便利です。また駅直結型のキャンパスのため、雨が降っても濡れずに授業に向かうことができます。
同志社大学商学部のコース
商学部では多様な学問的関心に対応するため、次の2つのコースを設定しています。
商学総合コース
このコースは、商学部の5つの学系から主学系、副学系の二つのコースを選択して、専門領域を総合的・体系的に学習するコースです。
3年次で主学系・副学系の選択をするまでに、興味や関心のある分野に関してじっくり考える時間があるという特徴があります。
フレックス複合コース
このコースは、5つの学系から主学系を選択した上で、専門分野に重点を置く「専門特化型」、多様な進路選択・関心領域への学修に対応した「副専攻型」を選択できるコースです。
フレックス複合コースは専門科目を2年次から履修することができるのが特徴です。早い段階から自分の求めている分野と出会うことができ、集中して学習に取り組むことが可能です。
5つの学系
- 商業・金融
- 簿記・会計
- 経済・歴史
- 貿易・国際
- 企業・経営
同志社大学商学部の入試・入試科目
商学部の募集定員
同志社大学商学部の2019年度の入学定員は、商学総合コースで733名、フレックス複合コースで160名となっています。
商学部の実施している入試の種類
- 商学総合コース:一般入試、センター利用入試
- フレックス複合コース:一般入試、総合型選抜(旧AO入試)
同志社大学商学部の留学情報
商学部グローバルプログラム 海外ビジネスⅡ
このプログラムでは、日本企業の海外進出状況、日本とアメリカとの商習慣の違い、文化の違いについてグループワークを行なった上で、実際にアメリカ・ロサンゼルスに行き、アメリカの文化に直接触れることができます。
また、現地で事業を行なっている日系企業へ訪問したり、アメリカで働いている方に直接話を聞いたりすることができます。
協定留学派遣制度
商学部には、商学部生を対象とした「協定留学派遣制度」があります。現在は以下の4つの大学と協定を結んでおり、学生の交換派遣・教育を行なっています。
- マイアム大学(経営学部)
- 延世大学(経営学部)
- マレーシア科学大学(経営学部)
- 慶星大学(商経学部)
国際交流ラウンジ
同志社大学には、留学生と日本人学生の交流を目的とした「国際交流ラウンジ」があります。留学生と話したいけど、どこで出会えるのかわからないという学生にとっては良いきっかけとなるでしょう。また、国際交流イベントを企画する組織である「SIED」のイベントの多くはこの国際交流ラウンジで開催されています。
ラーニングコモンズ(Global Village)
今出川キャンパス良心館の2階にあるラーニング・コモンズ内の「Global Village」には、留学生と日本人学生の出会いを生み出す空間があります。留学コーディネーターや留学アシスタントの学生が留学に関する様々な相談や質問に対応してくれます。
また、世界約170種類の海外放送の視聴が可能な設備も備えており、英語学習にも最適の設備となっています。
全学部を対象とした留学プログラム
学生の長期休暇を利用して英語圏のみならず、同志社大学で初修外国語が話されている全ての国が研修先となります。
秋学期1セメスターのうち約4ヶ月の間、研修先の大学で英語研修が受けられるプログラムです。
全てのプログラムの選考には「学業成績」「語学能力」「面接結果」が総合的に評価されます。
同志社大学商学部の資格
商学部では、各種資格試験の支援体制として商学部の正規科目の中に資格関連の科目を数多く組み入れているほか、課外講座としても各種資格試験の講座を開講しています。
商学部に関連する資格は下記の通りです。
- 公認会計士
- 税理士
- 中小企業診断士
- 不動産鑑定士
- ファイナンシャル・プランナー
- 証券アナリスト
- ITパスポート
- TOEIC L&Rテスト
また、同志社大学の総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦入試を受験する場合は、同志社のことを深く知っておく必要があります。特に、設立者の新島襄のことはマニアになるくらい知っておいてください。なぜなら、面接でも新島襄について聞かれる場合もありますが、志望理由書でも新島襄を混ぜて書くとうまく行く場合があります。設立の理念を理解し、同志社大学を心の底から志望するためにも、以下の本は必読です。漫画ですぐ読めるので、必ず購入して読んでおいてください。
続マンガで読む新島襄―日本初の私立大学設立への挑戦
同志社大学の総合型選抜(旧AO入試) 各学部の実施状況