作成日: 2019年5月28日 最終更新日:

同志社大学グローバルコミュニケーション学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

同志社大学グローバルコミュニケーション学部

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の偏差値

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の偏差値は「75~79」となっています。

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の倍率

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部は、以下の3つのコースに分けられています。
  • グローバル・コミュニケーション学科/英語コース
  • グローバル・コミュニケーション学科/中国語コース
  • グローバル・コミュニケーション学科/日本語コース ※外国人留学生のみ
また、入試方法については以下の2種類があります。
  • 一般入学試験(全学部日程・学部個別)
  • 公募制推薦入試
まずは、各入試方法別の倍率を見ておきましょう。 ※なお、日本語コースにおいては募集が外国人留学生のみとなっておりますので、今回は紹介いたしません。詳しくは同志社大学公式サイトをご覧ください。

入試方式別の倍率(合計)

同志社大学グローバルコミュニケーション学部入試の2018年度の倍率は以下になります。
  • 一般入学試験(全学部日程・学部個別):5.8倍
  • 公募制推薦入試:2.6倍

コース別の倍率

次に、コース別に2018年度の倍率を見ていきましょう。

グローバル・コミュニケーション学科/英語コース

  • 全学部日程:6.3倍
  • 学部個別日程:5.7倍
  • 公募制推薦入試:2.5倍

グローバル・コミュニケーション学科/中国語コース

  • 全学部日程:5.1
  • 学部個別日程:6.0
  • 公募制推薦入試:2.4

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部のカリキュラム

グローバル・コミュニケーション学部は、コースによってそれぞれの言語の専門性を高めつつ、学部内でグローバルな体験を味わうことが可能です。 各言語圏での1年間のStudy Abroad(海外留学)を必修としています。英語コースは、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの5か国15校、中国語コースは中国・台湾の3校から選べます。 それぞれのコースについて順にご紹介いたします。

グローバル・コミュニケーション学科/英語コース

2年次では1年間のStudy Abroadを行い、帰国後は習得した能力をさらに伸ばせる実践的な語学科目を履修します。 また第二外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語の中から1か国語を選択。複数の言語を学び、多元的な考え方を手に入れることができます。

グローバル・コミュニケーション学科/中国語コース

入学直後から1年半の間は、週に6コマ中国語の授業があります。この期間に基礎を固め、2年次秋から1年間Study Abroadが実施されています。 現地でものの捉え方や理論展開の仕方などを実際に身をもって体験することで、多角的な視点を身につけます。

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の特徴

「グローバル化」が進む日本では、国際系の学問を学べる教育機関が多数存在します。 その中において、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部ならではの特色や魅力について紹介します。

整った留学制度

英語・中国語、どちらのコースでも1年間の留学が必須です。 英語コースでは、留学先で「英語を学ぶ」ことと並行して、現地学生と同じ授業を受け「英語で学ぶ」ことで、総合的な語学力を身につけることが出来ます。 中国語コースでは、名門大学に留学し徹底的に語学能力を鍛えます。個人の習得度合いによっては、現地学生と同じ授業を受けることが可能です。

少人数教育

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部では、教員が学生一人一人の顔と名前を把握できるほどに少人数教育が徹底されています。

学部内交流

学部内での交流を盛んにするために、2017年から学生同士でお互いに得意な言語を教えあう「タンデム・パートナー制度」が実施されています。 この制度では、英語コース・中国語コース所属の学生と日本語コース所属の外国人留学生がパートナーシップを結び、異文化コミュニケーションの輪を広げています。

整った学習環境

グローバルコミュニケーション学部は、京都・大阪・奈良へのアクセス性に優れた京田辺キャンパスにあります。 また、パソコン完備の自習室をはじめ、様々な目的に応じた部屋を学生の快適な自主学習のために開放しています。

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の進路状況

就職難といわれる近年の厳しい就職環境にありながら、同志社大学のグローバル・コミュニケーション学部はほぼ100%の高い就職率を維持しています。他の多くの文系学部と比較して、メーカーや航空・旅行会社への就職が多い点が特徴です。

主な就職先企業

2017年度の同志社大学グローバル・コミュニケーション学部卒業生の主な就職先企業について紹介していきます。 トヨタ自動車、パナソニック、ダイキン工業、キヤノン、ソニー、日本電気、日本アイ・ビー・エム、本田技研工業、楽天、三井物産、双日、西日本旅客鉄道、三越伊勢丹ホールディングス、日本航空、全日本空輸、エミレーツ航空、フィリピン航空、ジェイティービー、エイチ・アイ・エス、星野リゾート、ザ・リッツ・カールトン大阪、日本銀行、三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険、野村證券、Google、電通、日本放送協会、読売新聞社、船井総合研究所、ソフトバンク、厚生労働省、Walt Disney World 他多数

主な内定業種一覧

2017年度の同志社大学グローバル・コミュニケーション学部卒業生の主な内定先の業種は以下になります。
  • メーカー
  • 流通
  • 航空
  • IT
  • 金融
  • その他

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部で取得可能な資格

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部で取得可能な資格はコースによって異なります。取得できる資格についてみていきましょう。
  • 小学校教諭一種
  • 中学校教諭一種(英語)
  • 高等学校教論一種(英語)
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
※なお、2019年現在、教職課程は英語コースのみで修得可能となっており、中国語コースでは設置されておりません。

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部のキャンパス情報

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部は、同志社大学京田辺キャンパスに位置しています。
  • 住所:京田辺市多々羅都谷1-3
  • TEL:0774-65-7010(京田辺校地総務課)
  • アクセス:近鉄電車「興戸」駅より徒歩15分、近鉄電車「新田辺」駅よりバス・タクシーで10分、近鉄電車「三山木」駅よりバスで7分、JR学研都市線「同志社前」駅より徒歩10分

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の評判は?

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部に在学している大学生や、既に卒業された卒業生たちの実際の口コミについて見ていきましょう。

少人数制ならではの持ち味

授業がほぼ少人数制のため、先生との距離が近く、気軽に質問することができます。また周囲とコミュニケーションをとる機会が多く、意欲的に行動できる能力が身につきます。

キャンパスの立地がネック

キャンパスが山の上に立地しており、10~15分かけて長い坂道を登らなければなりません。周辺はお店が少なく静かで勉強に集中しやすい環境ではありますが、通学になれるまでは苦痛に感じました。

充実した設備

学内の施設は綺麗なところが多く、空きコマによく使っていました。また図書館が夜遅くまで開いていて、課題を一気に進めたいときに重宝しました。食堂のご飯もおいしく、おすすめです。 また、同志社大学の総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦入試を受験する場合は、同志社のことを深く知っておく必要があります。特に、設立者の新島襄のことはマニアになるくらい知っておいてください。なぜなら、面接でも新島襄について聞かれる場合もありますが、志望理由書でも新島襄を混ぜて書くとうまく行く場合があります。設立の理念を理解し、同志社大学を心の底から志望するためにも、以下の本は必読です。漫画ですぐ読めるので、必ず購入して読んでおいてください。 続マンガで読む新島襄―日本初の私立大学設立への挑戦

同志社大学の総合型選抜(旧AO入試) 各学部の実施状況