作成日: 2019年5月22日 最終更新日:

愛媛県立医療技術大学の推薦入試対策

愛媛県立医療技術大学の推薦入試について知りたいと思っている受験生の皆さん、その保護者の皆さんに入試情報を詳しく説明します。ぜひご参考ください。

愛媛県立医療技術大学のアドミッションポリシー

愛媛県立医療技術大学公式ホームページでは、教育理念・教育目標及び各学部のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。

教育理念

生命の尊重を基本理念とし、豊かな人間性と倫理観によって培われた広範な視野と深い人間理解の下に、保健及び医療に関する高度の専門的な知識と技術をもって、あらゆる人々の健康と福祉の増進に寄与することができる実践者を育成します。

教育目標

豊かな感性

深い人間理解と高度な倫理観及び生命の尊厳を基盤とし、豊かな感性により人間の感情・意思及び自己決定権を尊重する人材を育みます。

実践能力

高度の専門的知識・技術を駆使し、科学的根拠に基づいた実践能力を有する人材を育みます。

協調・共働

保健・医療・福祉・教育など他の専門職の役割を理解し、柔軟に協調・共働しうる人材を育みます。

自己教育力

職業人として自らの行動に責任を持ち、かつ継続的な学習により能力を高める人材を育みます。

柔軟な思考

医学・医療技術の進歩発展や、保健医療に対する社会の変化・多様化に伴う要請に柔軟に対応しうる人材を育みます。

アドミッションポリシー

保健科学部

本学の設置理念や教育目的に賛同し、地域の保健医療に貢献しようとする人材を受け入れます。受け入れにあたっては、入学志願者の能力および適性等を多面的に判定し、多様な選抜試験を公正かつ妥当な方法で実施します。 求める学生像は以下のとおりです。 ○保健医療に関心をもち、地域社会に貢献する意欲がある人 ○自己の人間性を育み、他者を尊重する態度を有している人 ○物事を論理的・多面的に捉え、自分の考えを表現できる人 ○保健医療を学ぶために必要な基礎学力を身につけている人

看護学科

看護は、人間の生老病死に寄り添いながらその尊厳と安全を守り、もてる力を引き出していく仕事です。超高齢社会にあって、看護職は医療機関はもちろんのこと地域・在宅、福祉施設や企業・学校など、多様な場において様々な人々と連携・協働していく役割が求められています。このような社会のニーズに応えられる人材を育成するために、看護学科では、保健科学部として求める学生像に加えて下記のような入学生を求めます。 ○看護職として地域社会の役に立ちたいと考える人 ○人々の生き方・暮らし・健康・社会に関心がある人 ○リーダーシップ・メンバーシップが発揮できる人

臨床検査学科

臨床検査は、病気の正確な診断や治療方針を決定するために必要なデータを提供する仕事です。最新の医学を基礎とし、医用機器を駆使した高度な検査を行うとともに、健康増進・予防医学・研究開発の分野でも役割を求められています。このような社会のニーズに応えられる人材を育成するために、臨床検査学科では、保健科学部として求める学生像に加えて下記のような入学生を求めます。 ○臨床検査技師として、保健医療の分野で活躍したい人 ○人間の体の仕組みや機能、健康・病気に関心がある人 ○他者を尊重し、連携・協働していける人

愛媛県立医療技術大学の推薦入試の実施状況

愛媛県立医療技術大学では、保健科学部の各学科で推薦入試を実施しています。 それぞれの募集人数は以下の通りです。 看護学科26人 臨床検査学科10人

平成33年度入学者選抜(平成32年度実施)の方針について

平成33年度入学者選抜試験(平成32年度実施)以降の大学入学者選抜改革に伴う本学の方針についてお知らせします。 1.一般選抜および学校推薦選抜における大学入学共通テストの活用方法 (1)大学入学共通テストにおける記述式問題の活用 大学入学共通テストにおける「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」および国語の記述式問題も択一式問題に加え評価の対象とします。 (2)英語4技能(「読む」「聞く」「話す」「書く」)を適切に評価するため英語の外部検定試験(認定試験)の活用を行うとともに、大学入学共通テストの英語試験(択一問題)とリスニング試験の併用を行います。 大学入試センターによって「大学入試英語成績提供システム」の参加要件を満たしていることが確認された民間の資格・検定試験において、CEFRの対照表のA1レベル以上に相当する成績を出願要件とします。 2.個別学力検査における調査書等の活用 学校推薦選抜、一般選抜において本学が実施する個別学力検査に調査書等の内容を含めて総合的に評価を行います。

愛媛県立医療技術大学の推薦入試の募集概要

愛媛県立医療技術大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

平成31年度大学入試センター試験のうち、本学の指定する教科・科目を受験する者で、次に掲げる要件を満たし、学業成績、人物ともに優秀であり、能力、適性に関して学校長が責任をもって推薦できる者 (1)平成30年4月1日以前から引き続き愛媛県内に住所を有すること (2)平成30年4月1日以降に愛媛県内の高等学校又は中等教育学校を卒業したこと又は平成31年3月31日までにこれを卒業見込みであること (3)合格した場合は入学することを確約できること

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 1次選考試験日:平成30年11月17日 1次選考合格発表日:平成30年11月27日(火) 2次選考試験日:平成31年1月19日、20日 2次選考合格発表日:平成31年2月13日(水)

選考方法

1.1次選考

面接(50点)、小論文(40点)、調査書(10点)により選考します。(合計100点)

2.2次選考

平成31年度大学入試センター試験のうち、本学の指定する以下の3科目について、次の(1)または(2)のいずれかに該当する者を合格者とします。 (1)3科目すべての各得点が全国平均点の85%以上である者 〔3科目すべての各得点≧3科目の全国平均点×0.85〕 (2)3科目のうち2科目の各得点が全国平均点の85%以上であって、かつ3科目の合計得点が全国平均点の合計の90%以上である者 〔3科目のうち2科目の各得点≧2科目の全国平均点×0.85〕、〔3科目合計得点≧3科目の全国平均点の合計×0.90〕両方の条件を満たす者 ※「理科」の「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」から2科目を選択した場合は、これらを1科目とみなし、その得点を(1)、(2)の基準に当てはめます。 ※(1)、(2)とも算出に当たり小数点以下の端数があるときは、これを切り捨てます。

必要書類

A票志願票、B票写真票、C票受験票、D票推薦書、E票志望理由書、F票受験票送付用封筒、出願用封筒、入学選考料、調査書

愛媛県立医療技術大学の推薦入試の倍率

最後に、愛媛県立医療技術大学の推薦入試の過去の倍率をご紹介いたします。

平成31年度

看護学科

募集人数26人、受験者数84人、合格者数31人 出願倍率3.2倍、受験倍率3.2倍、合格倍率2.7倍

臨床検査学科

募集人数10人、受験者数29人、合格者数9人 出願倍率2.9倍受験倍率2.9倍、合格者数3.2倍

平成30年度

看護学科

募集人数26人、受験者数83人、合格者数28人 出願倍率3.2倍、合格倍率3.0倍、受験倍率3.2倍

臨床検査学科

募集人数10人、受験者数22人、合格者数7人 出願倍率2.2倍、合格倍率2.2倍、受験倍率3.1倍

平成29年度

看護学科

募集人数26人、受験者数76人、合格者数23人 出願倍率2.9倍、受験倍率2.9倍、合格倍率3.3倍

臨床検査学科

募集人数10人、受験者数39人、合格者数8人 出願倍率3.9倍、受験倍率3.9倍、合格倍率4.9倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。