福島大学のアドミッションポリシー
福島大学のアドミッションポリシーは、福島大学のHPでこのように述べられています。
福島大学では、以下の要件を満たす学生を募集します。
1. 〈福島大学の教育目標〉を理解していること
2. 地域や社会の発展に貢献する志をもつこと
3. そのために、①選択した領域の専門知識、②問題を発見し探究する力、③広い教養と知的関心、④グローバルな視野、⑤主体的に多様な人々と協働する力、を自ら向上させようとする意欲があること
4. 福島大学での学士課程教育を受けるにふさわしい基礎的学力、思考力・表現力・コミュニケーション能力、現実の問題や学問への能動的姿勢を持っていること
行政政策学類
行政政策学類では、21世紀の地域社会が直面している諸課題について、広く学際的な観点から学び、より暮らしやすい健康で文化的な地域社会を作り出すために、卒業までに次の5つの力を身に付けたいと考える学生を受け入れます。特に夜間主は、働きながら学ぶ人、様々な社会経験をもとに学びたいと考える人を対象とします。
共生システム理工学類
共生を科学する新しい教育・研究システムの下で、卒業までに次の4点を身に付けたいと考える学生を受け入れます。
・ 幅広い理工学的基礎知識と確かな専門性
・ 論理的で的確な立案力と決定力
・ 学際的・国際的に実践する力
・ 積極的かつ持続的な貢献意識
食農学類
食農学類では、食品産業や農林業の第一線で活躍することや、行政や教育機関などで食品産業や農林業を支えることを目指す意欲を持ち、卒業までに次の4つの力を身に付けたいと考える学生を受け入れます。
・ 農学の専門知識を関連産業や地域社会の実践的な取り組みにつなげる力
・ 異なる専門分野との学際的な交流によってチームプレイを推進できる力
・ グローバルな科学的知見や国際比較の情報を地域の課題解決に活かす力
・ 温かい眼差しと冷静な分析力によって地域社会への貢献を持続できる力
福島大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況
福島大学で総合型選抜(旧AO入試)が実施されている学部は、行政政策学類、共生システム理工学類、食農学類の計3学部です。
募集人数は行政政策学類20人、共生システム 理工学類25人、食農学類 貢献枠概ね10人、経験枠概ね10人です。
福島大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要
福島大学公式ホームページより、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要をまとめました。
行政政策学類
出願資格
下記の【大学入学資格を有する者】で、次のいずれかに該当し、学類で学ぶ強い意志を持ち、合格した場合、入学することを確約できる者とします。
1. 平成31年3月31日現在、年齢が満22歳に達している者(平成9年4月1日に生まれた者を含む。)
2. 平成31年3月31日現在、年齢が満22歳に達していない者で、出願時に就職している者(主婦(主夫)業を含む。)または就職が内定している者
※「就職」にはアルバイト、パート等を含み、労働時間が週平均20時間以上のものに限ります。
【大学入学資格を有する者】とは次のいずれかに該当する者をいいます。
(1) 高等学校または中等教育学校を卒業した者および平成31年3月に卒業見込みの者
(2) 通常の課程による12年の学校教育を修了した者および平成31年3月に修了見込みの者
(3) 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定(第6号を除く。)により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者(次の①~⑥のいずれかに該当する者)
①外国において、学校教育における12年の課程を修了した者および平成31年3月31日までに修了見込みの者またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
②文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者および平成31年3月31日までに修了見込みの者
③専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者または平成31年3月31日までに修了見込みの者
④文部科学大臣の指定した者
⑤高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(同規則附則第2条の規定による廃止前の大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による資格検定試験に合格した者を含む。)および平成31年3月31日までに合格見込みの者で、平成31年3月31日までに18歳に達する者(平成13年4月1日に生まれた者を含む。)
⑥本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、平成31年3月31日までに18歳に達する者(平成13年4月1日に生まれた者を含む。)
選考日程
出願期間:平成30年10月22日(月)~10月25日(木)
試験日:平成30年12月1日(土)
合格発表:平成30年12月13日(木)
選考方法
志願理由書に基づいた口頭試問
必要書類
① 入学志願票
② 受験票・写真票
③ 自己推薦書
④ 調査書
⑤ 志望理由書
⑥ 検定料・検定料振替払込受付証明書貼付台紙
⑦ 受験票等送付用封筒
⑧ ラベル票
⑨ 就職を証明する書類
共生システム理工学類
出願資格
次の1から3のいずれかに該当するとともに、本学類のアドミッションポリシーに適合し、本学類で学ぶ強い意欲を持ち、合格した場合、入学することを確約できる者とします。
(1) 高等学校または中等教育学校を卒業した者および平成31年3月卒業見込みの者
(2) 通常の課程による12年の学校教育を修了した者および平成31年3月修了見込みの者
(3) 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定(第6号を除く。)により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者(次の①~⑥のいずれかに該当する者)
①外国において学校教育における12年の課程を修了した者および平成31年3月31日までに修了見込みの者またはこれに準じる者で文部科学大臣の指定した者
②文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者および平成31年3月31日までに修了見込みの者
③専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者または平成31年3月31日までに修了見込みの者
④文部科学大臣の指定した者
⑤高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(同規則附則第2条の規定による廃止前の大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による資格検定に合格した者を含む。)および平成31年3月31日までに合格見込みの者で、平成31年3月31日までに18歳に達する者(平成13年4月1日に生まれた者を含む。)
⑥本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、平成31年3月31日までに18歳に達する者(平成13年4月1日に生まれた者を含む。)
選考日程
出願期間:平成30年9月18日~9月21日(金)
第1次選抜合格発表:平成30年10月4日(木)
第2次選抜:平成30年10月13日(土)
合格発表:平成30年10月18日(木)
選考方法
第1次選抜は、出願時に提出するポスターと出願書類を総合的に評価して60名程度が選ばれます。第2次選抜は総合問題、口頭でのポスター説明と質疑応答です。
必要書類
① 入学願票
② 受験票・写真票
③ 自己推薦書
④ 調査書
⑤ 志願理由書
⑥ 検定料・検定料振替払込受付証明書貼付台紙
⑦ 受験票等送付用封筒
⑧ ラベル票
⑨ ポスター
【ポスター】
以下の課題の1つを選択し、募集要項のアドバイスを参考に、以下の様式により作成してください。サイズは模造紙サイズ(788×1,091mm)です。
課題A:現在、我々が直面する人-産業-環境を取り巻く様々な問題を解決するために、我々はどのような取り組みをすれば良いでしょうか?あなたの関心のある問題を1つ課題設定し、問題解決に向けた独自のアイディアを含む提案を、ポスター1枚にわかりやすくまとめてください。
課題B:あなたが関心を持って行った理工学的テーマについての調査・研究・開発(製作)を、ポスター1枚にわかりやすくまとめてください。科学的な新しさ、または社会的貢献の可能性を含む課題設定を求めます。
食農学類
出願資格
【地域社会貢献枠】
次の1から4のすべてに該当する者とします。
1. 高等学校または中等教育学校を卒業した者および高等学校もしくは中等教育学校を平成31年3月卒業見込みの者または高等専門学校の第3学年を修了見込みの者
2. 福島県内の高等学校等の卒業もしくは卒業見込みの者で、福島県内の農業、農業関連産業、食品関連産業、農林水産行政機関等の次世代の担い手として活躍する強い意欲を持つ者。福島県外の高等学校等の卒業もしくは卒業見込みの者で、福島県内もしくは出身県内の農業、農業関連産業、食品関連産業、農林水産行政機関等で次世代の担い手として活躍する強い意欲を持つ者
3. 本学類のアドミッションポリシーに適合し、本学類で学ぶ強い意志を持ち、合格した場合、入学することを確約できる者
4. 以下のいずれかを取得している者
① 実用英語技能検定準2級以上
以下の検定結果でも可
※CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)A2としIELTS3.0以上、TEAP 150以上、GTEC 690以上、GTEC CBT 510以上、TOEIC L&R S&W 385以上(L&R 225以上、S&E 160以上)など
②実用数学技能検定2級以上
② 上記同等、同等以上の資格(例 情報処理検定ビジネス1級など)
【実践教育経験枠】
次の1から3のすべてに該当する者とします。
1. 高等学校専門学科(農業、工業、商業、情報、水産、家庭、看護、福祉に関する学科)、総合学科もしくは中等教育学校専門学科(農業、工業、商業、情報、水産、家庭、看護、福祉に関する学科)を平成31年3月卒業見込みの者または高等専門学校の第3学年を修了見込みの者で、農学を学ぶ強い意欲を持つ者
2. 本学類のアドミッションポリシーに適合し、本学類で学ぶ強い意志を持ち、合格した場合は入学することを確約できる者
3. 以下のいずれかを取得している者
① 実用英語技能検定準2級以上
以下の検定結果でも可※CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)A2としIELTS3.0以上、TEAP 150以上、GTEC 690以上、GTEC CBT 510以上、TOEIC L&R S&W 385以上(L&R 225以上、S&E 160以上)など
③ 実用数学技能検定2級以上
④ 日本農業技術検定3級以上
⑤ 日本商工会議所簿記検定2級以上
⑥ 上記同等、同等以上の資格(例 情報処理検定ビジネス1級など)
選考日程
出願期間:平成30年10月9日~10月12日(金)
第1次選抜合格発表:平成30年10月18日(木)
第2次選抜:平成30年11月3日(土)
第2次選抜合格発表:平成30年11月8日(木)
選考方法
第1次選抜は書類選抜、第2次選抜では第1次選抜合格者に対して課題論文と面接を実施します。
必要書類
① 入学願票
② 受験票・写真票
③ 自己推薦書
④ 調査書
⑤ 志願理由書
⑥ 検定料・検定料振替払込受付証明書貼付台紙
⑦ 受験票等送付用封筒
⑧ ラベル票
福島大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率
最後に、福島大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率をご紹介いたします。
共生システム理工学類
共生システム理工学類1.7倍
行政政策学類
行政政策学類 夜間主1.6倍
食農学類
貢献枠4.1倍、経験枠1.9倍
さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「
自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。