作成日: 2019年5月14日 最終更新日:

群馬県立女子大学の総合型選抜(旧AO入試)対策

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群馬県立女子大学のアドミッション・ポリシー

群馬県立女子大学公式ホームページでは、入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)を以下の通り定めています。

文学部

文学部は、人間が築き上げてきたことばや文化、芸術に対する幅広い知識と深い洞察力を身につけ、柔軟な発想力と応用力、問題解決能力を持った有能な人材を育成することを教育目標としています。 そのため、文学部は次のような学生を求めています。 1 ことばや文化、芸術に対する強い関心や好奇心を持ち、感受性豊かな人 2 自分で問題を発見し、情熱を持ってそれに取り組む探究心と持続力とを持 人 3 文章を理解する能力、論理的に物事を考えていく能力、考察した結果を表現する能力を持つ人 その上で、各学科はそれぞれ以下の項目のいずれかに該当する人を求めています。

国文学科

・日本の古典文学や近代文学、または漢文学に強い関心を持つ人 ・日本語に強い関心を持つ人 ・日本語教育を通して国際交流に貢献したいと考えている人

美学美術史学科

・芸術とその歴史に強い関心を持つ人 ・広く芸術を鑑賞し、創作、実践する意欲を持つ人 ・芸術文化の国際的交流や地域貢献などに強い関心を持つ人

総合教養学科

・書物を読み解くことによって、多彩な文化に触れたい人 ・現場での調査を通じて生きた知を探求し、広く社会に貢献したい人 ・文科系、理数系を問わず、様々な領域の考え方を身につけたい人

大学入学までに学んでおくことが望ましい教科・科目

大学で学ぶために必要な学力を身につけておいてください。そのためには、高等学校で学習する教科について幅広く学習しておくことが大切です。 その上で、各学科はそれぞれ以下の教科・科目を学んでおくことが望ましいと考えています。 ・国文学科 国語を中心に、外国語、地理歴史、公民など幅広い教科・科目を学んでおくことが望ましい。 国語では、上代から現代にいたる様々な表現に触れることによって、言語や文学についての基礎的な知識を習得し、豊かな言語運用能力を身につけておいてください。 ・美学美術史学科 国語、英語、地理歴史、公民、芸術など幅広い教科・科目を学んでおくことが望ましい。 英語では基礎的な読解力を、国語ではそれに加えて論理的思考と適確な表現の能力を身につけておいてください。芸術では、文化・芸術への積極的な関心を培っておいてください。 ・総合教養学科 国語と英語を中心に、数学、理科、地理歴史、公民など、幅広い教科・科目を学んでおくことが望ましい。 高等学校で学習する教科・科目に関連した様々な分野の書物を数多く読んで、文章の読解力や要約する力を鍛えておいてください。

総合型選抜(旧AO入試)の求める学生像

十分な学力と学習意欲を持ち、それを自分の言葉で表現できる人

国際コミュニケーション学部

国際コミュニケーション学部は、実践的な英語力、高いコミュニケーション能力、そして幅広い 人文・社会科学の知識を活かして、国際社会で活躍できる女性リーダーの育成を目指しています。 そのため、次のような個性豊かでチャレンジ精神旺盛な学生を求めています。 1 高度な英語運用能力の習得に強い熱意を持っている人 2 異文化に関心を持ち、国際社会で活躍したいという意欲的な人 3 広い視野と多角的な視点から論理的に考え、自ら問題解決に取り組もうとする人 4 留学、ボランティア、国際交流などに進んで参加しようという活動的な人

大学入学までに学んでおくことが望ましい教科・科目

英語、国語、地理歴史(特に世界史)、公民(特に政治経済)の学習をしっかりと行ってきてください。 英語については、英検、TOEIC、TOEIC Bridge、GTECなどの英語力を測るテストを積極的に受けてみてください。

総合型選抜(旧AO入試)の求める学生像

1.自己表現能力、特にプレゼンテーションスキルの高い人 2.英語の勉強に意欲的に取り組んできた人 3.勉学、部活動、生徒会活動、ボランティア活動、社会教育体験活動などで頑張った人 4.元気はつらつとした積極性のある人

群馬県立女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況

群馬県立女子大学では、文学部と国際コミュニケーション学部の両方で総合型選抜(旧AO入試)を行っています。 それぞれの募集人数は以下の通りです。 文学部 国文学科:5人 文学部 美学美術史学科:5人 文学部 総合教養学科:5人 国際コミュニケーション学部:10人

群馬県立女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要

群馬県立女子大学は、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

次のいずれかに該当する女子とします。 ①高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)を卒業した者又は平成31年3月までに卒業見込みの者 ②通常の課程による12年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)又は平成31年3月までに修了見込みの者 ③外国において、学校教育における12年の課程を修了した者又は平成31年3月31日までに修了見込みの者及びこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの ④文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者又は平成31年3月31日までに修了見込みの者 ⑤専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者又は平成31年3月31日までに修了見込みの者 ⑥文部科学大臣の指定した者 ⑦高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定を含む。)に合格した者又は平成31年3月31日までに合格見込みの者で、平成31年3月31日までに18歳に達するもの ⑧本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で平成31年3月31日までに18歳に達するもの

選考日程

出願期間:平成30年8月24日(金)~8月31日(金) 試験日:平成30年仙台9月22日(土)、東京9月29日(土)、群馬県立女子大学10月6日(土) 合格発表日:平成30年10月18日(木)

選考方法

文学部・国際コミュニケーション学部共通

志望理由・自己推薦書など提出された書類、面接の成績を総合して判定します。

文学部

面接の所要時間は30分程度です。

国際コミュニケーション学部共通

面接は、プレゼンテーションと質疑応答で、プレゼンテーションが10分以内、質疑応答が10分程度で合わせて20分程度です。プレゼンテーションは、英語又は日本語のどちらで行っても構いません。質疑応答は、日本語と一部英語で行います。

必要書類

必ず提出するもの

入学志願票、群馬県立女子大学出願資格認定書(該当者のみ)、受験票返送用封筒、宛名票 【文学部】 志望理由、自己推薦書、面接用作文 【国際コミュニケーション学部】 志望理由書、自己推薦書、活動記録書、プレゼンテーションのための質問票 【文学部(国際学科・美学美術史学科・国際コミュニケーション学部)】 調査書、

提出できるもの

第三者による推薦書、調査書(文学部 総合教養学科)

群馬県立女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率

最後に、群馬県立女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去の倍率をご紹介いたします。

2018年

文学部

国文学科:募集人員5人、志願者数24人、受験者数24人、倍率4.8倍 美学美術史学科:募集人員5人、志願者数15人、受験者数15人、倍率2.5倍 総合教養学科:募集人員5人、志願者数15人、受験者数15人、倍率3.0倍

国際コミュニケーション学部

募集人員10人、志願者数62人、受験者数61人、倍率4.7倍

2017年

文学部

国文学科:募集人員5人、志願者19人、受験者数19人、倍率3.8倍 美学美術史学科:募集人員5人、志願者数27人、受験者数27人、倍率3.9倍 総合教養学科:募集人員5人、志願者数14人、受験者数13人、倍率2.6倍

国際コミュニケーション学部

募集人員10人、志願者数51人、受験者数51人、倍率3.4倍

2016年

文学部

国文学科:募集人員5人、志願者数30人、受験者数30人、倍率5.0倍 美学美術史学科:募集人員5人、志願者数16人、受験者数16人、倍率2.3倍 総合教養学科:募集人員5人、志願者数15人、受験者数15人、倍率3.0倍

国際コミュニケーション学部

募集人員10人、志願者数50人、受験者数49人、倍率3.8倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。