作成日: 2019年5月20日 最終更新日:

石川県立大学の推薦入試対策

石川県立大学アイキャッチ 石川県立大学の推薦入試について知りたいと思っている受験生の皆さん、その保護者の皆さんに入試情報を詳しく説明します。ぜひご参考にしてください。

石川県立大学のアドミッションポリシー

石川県立大学公式ホームページでは、教育の方針、アドミッションポリシーを以下の通り定めています。

教育の方針

・恵まれた自然環境の中で人間性豊かな人材の育成 ・自然と社会の仕組みに深い理解を持つ人材の育成 ・高い環境倫理を備えた生物生産、自然環境・環境整備、食品に関わる高級技術者の養成 ・基礎学力のある人材の育成を、再教育を含めて実施 ・知の技法である英語、情報教育の強化

生物資源環境学部のアドミッションポリシー

(育てたい人材像)

石川県立大学は、「農・環境・食・バイオ」をキーワードとして、持続可能な社会の創造を目指しています。そのために、以下のような人材の育成を目的としています。 1.人類が蓄積してきた農学の歴史的知識とともに、最新のバイオテクノロジーの知識を活かし、生物生産を目指す人材。 2.生物多様性を維持し、人と自然が共生できる社会を築くことを目指す人材。 3.食品生産、食品加工の場で、食の機能と安全を通じて人々の健康に寄与することを目指す人材。 4.コース制により、「農・環境・食・バイオ」を複合的に学び、6次産業化など、地域社会のニーズに応えることを目指す人材。

(求める学生像)

そして、このような人材育成のために、以下のような学生を求めています。 1.動植物・微生物などの生命現象の観察と実験、そして、その本質を探究することに興味がある学生。 2.自然環境と生物資源およびそれらと人間活動とのかかわりに興味のある学生。 3.生物生産およびその食への応用、食と健康とのかかわりに興味のある学生。 4.「自ら考える力」と「未知の分野に対する強い探求心とチャレンジ精神」の旺盛な学生。

入学選抜の基本方針(推薦入試)

推薦入試では、理科(1科目)と英語について、高等学校で修得した基礎知識と思考力・記述力を評価します。併せて、生物資源環境学への修学意欲、本学志望の動機、高等学校での活動などを総合的に評価します。 2019年4月より、新たにコース制を導入することとなりました。コース制は、社会に出てからより実践的に活躍できる知識、技術、応用能力を身につけることを目的としており、3学科7コースとなります。これにより、コースの目的に沿って、より幅広く科目を履修できるようになります。

石川県立大学の推薦入試の実施状況

石川県立大学では、生物資源環境学部生産科学科、環境科学科、食品科学科で推薦入試が実施されています。それぞれの募集人員は以下の通りです。

生産科学科

推薦入試A:6人 推薦入試B:2人

環境科学科

推薦入試A:6人 推薦入試B:2人

食品科学科

推薦入試A:6人 推薦入試B:2人

推薦人数について

各高等学校から推薦できる人数は、次のとおりとします。 (1)推薦入試A(出身学科を指定しない推薦入試):各学科2名以内 (2)推薦入試B(出身学科を指定する推薦入試):制限なし

石川県立大学の推薦入試の募集概要

石川県立大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

推薦入試には推薦入試Aと推薦入試Bがあります。 推薦入試Aは出身学科を指定しない推薦入試で、推薦入試Bは出身学科を指定する推薦入試です。 (1)国公立大学(独自日程で入学者選抜試験を行う公立大学・学部を除き、本学を含む。)の推薦入試(大学入試センター試験を課す場合、課さない場合の双方を含みます。)へ出願することができるのは、1つの大学・学部に限ります。 (2)推薦入試Aと推薦入試Bの併願はできません。 (3)出願できるのは1つの学科のみです。 (4)推薦入試の志願者は、国公立大学との併願について、前期日程から1つ、後期日程から1つ、公立大学中期日程から1つの合計3つまでの大学・学部に出願することができます。 ただし、本学の推薦入試に合格した者は、他の国公立大学に出願し受験しても合格者となることはできません(入学辞退を許可された場合を除きます)。

推薦入試A(出身学科を指定しない推薦入試)

次の①~④のすべてに該当し、高等学校長が責任を持って推薦できる者とします。 ① 石川県内の高等学校を平成31年3月卒業見込みの者 ② 調査書の全体の評定平均値が4.0以上である者 ③ 高等学校において数学、理科および英語の基礎学力を身につけた者 ④ 合格した場合、本学に必ず入学することを確約できる者 ※大学入試センター試験の受験は必要ありません。

推薦入試B(出身学科を指定する推薦入試)

次の①~④のすべてに該当し、高等学校長が責任を持って推薦できる者とします。 ① 次のいずれかに該当する者 ⅰ 石川県内の高等学校の農業に関する学科を平成31年3月卒業見込みの者 ⅱ 石川県内の高等学校の総合学科等を平成31年3月卒業見込みの者で、農業に関する科目(注)を10単位以上修得見込みの者 (注)「農業に関する科目」として認める科目は、教科「農業」に属する科目(各高等学校の設定科目を含む)とします。 ② 調査書の全体の評定平均値が4.0以上である者 ③ 高等学校において数学、理科および英語の基礎学力を身につけた者 ④ 合格した場合、本学に必ず入学することを確約できる者 ※大学入試センター試験の受験は必要ありません。

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年11月17日(土) 合格発表日:平成30年11月29日(木)

選考方法

理科(1科目)と英語について、高等学校で修得した基礎知識と思考力・記述力を評価します。併せて、生物資源環境学への修学意欲、本学志望の動機、高等学校での活動などを総合的に評価します。

出題範囲等

理科(60分): 物理基礎・物理、 化学基礎・化学、 生物基礎・生物 の3科目から1科目を選択 外国語(60分): コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ

面接

修学意欲、本学志望の動機などについて質問します。

配点について

基礎学力検査:理科100点、英語100点 面接:100点 合計300点 面接の配点には出願書類の評価を含みます。

石川県立大学の推薦入試の倍率

最後に、石川県立大学の推薦入試の過去の倍率をご紹介いたします。

平成30年度

推薦入試A

生産科学科: 募集人員6人、志願者数10人、志願倍率1.7倍 受験者数10人、合格者数5人、実質倍率2.0倍 環境科学科: 募集人員6人、志願者数14人、志願倍率2.3倍 受験者数14人、合格者数8人、実質倍率1.8倍 食品科学科: 募集人員6人、志願者数15人、志願倍率2.5倍 受験者数15人、合格者数7人、実質倍率2.1倍

推薦入試B

生産科学科: 募集人員2人、志願者数3人、志願倍率1.5倍 受験者数3人、合格者数1人、実質倍率3.0倍 環境科学科: 募集人員2人、志願者数0人、志願倍率0倍 受験者数0人、合格者数0人、実質倍率0倍 食品科学科: 募集人員2人、志願者数0人、志願倍率0倍 受験者数0人、合格者数0人、実質倍率0倍

平成29年度

推薦入試A

生産科学科: 募集人員6人、志願者数11人、志願倍率1.8倍 受験者数11人、合格者数6人、実質倍率2.8倍 環境科学科: 募集人員6人、志願者数11人、志願倍率1.8倍 受験者数12人、合格者数7人、実質倍率1.7倍 食品科学科: 募集人員6人、志願者数12人、志願倍率2.0倍 受験者数1人、合格者数7人、実質倍率1.7倍

推薦入試B

生産科学科: 募集人員2人、志願者数0人、志願倍率0倍 受験者数0人、合格者数0人、実質倍率0倍 環境科学科: 募集人員2人、志願者数0人、志願倍率0倍 受験者数0人、合格者数0人、実質倍率0倍 食品科学科: 募集人員2人、志願者数2人、志願倍率1.0倍 受験者数2人、合格者数1人、実質倍率2.0倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。

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