東京海洋大学は、2003年10月東京商船大学と東京水産大学が統合して誕生した大学です。品川キャンパスと越中島キャンパスがあり、海洋をめぐる学問および科学技術に関わる基礎的・応用的教育研究を行っています。
ここでは、そんな東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)について解説いたします。
東京海洋大学のアドミッションポリシー
東京海洋大学の公式ホームページでは、大学および各学類のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。
海洋生命科学部
海洋政策文化学科
海洋生命科学部では,生命科学をはじめとする自然科学,人文・社会科学の深い理解を基盤に,人類社会の持続可能な発展に資するための研究を課題とする。海洋・水圏に関するグローバルな諸問題に関心を持ち,世界をリードする研究を通して,海洋生命資源の利用,食品の生産・流通,人と海の共生などの分野に意欲的に取り組む学生を求めています。
海洋生物資源学科
海洋資源環境学部では,人類社会の持続的発展に資するため,海洋環境・海洋生物・資源・エネルギーに関するグローバルな諸問題に関心を持ち,世界をリードする研究を通して,環境保全,資源の持続的利用,エネルギーの効率利用などについて,科学・工学の複合的な視点から国際的な視野に立つリーダーとして問題を解決する意欲を持つ学生を求めています。
海洋工学部
海洋工学部では,人類社会の持続的発展に資するため,海上輸送に関するグローバルな諸課題に関心を持ち,世界をリードする研究を通して,安全な運航,制御システム,省エネ,ロジスティクスなどについて,工学的視点から国際的な視野に立つ指導的エンジニアとして問題を解決する意欲を持つ学生を求めます。
東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況
東京海洋大学で総合型選抜(旧AO入試)を実施しているのは、海洋生命科学部海洋政策文化学科・海洋生物資源学科、海洋工学部の2学部3学科です。
それぞれの募集人員は以下の通りです。
- 海洋生命科学部海洋政策文化学科:3名
- 海洋生命科学部海洋生物資源学科:7名
- 海洋工学部:18名
東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の選考日程
東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の日程を、出願から合格発表までまとめました。
海洋生命科学部海洋政策文化学科
- 出願期間:令和1年8月1日(木)〜8月6日(火)
- 第一次選考:令和1年8月22日(木)
- 第二次選考:令和1年9月12日(木)
- 合格発表日:令和1年9月20日(金)
海洋生命科学部海洋生物資源学科
- 出願期間:令和1年11月1日(金)~11月6日(水)
- 第一次選考:令和1年11月21日(木)
- 第二次選考:令和1年12月6日(金)
- 合格発表日:令和2年1月21日(火)
海洋工学部
- 出願期間:令和1年8月19日(月)~8月22日(木)
- 第一次選考:令和1年8月26日(月)〜8月29日(木)
- 第二次選考:令和1年9月20日(金)
- 合格発表日:令和1年10月11日(金)
東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の概要
東京海洋大学公式ホームページでは、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
海洋生命科学部海洋政策文化学科
出願資格
次の各号のいずれかに該当する者
(1)高等学校または中等教育学校を卒業した者及び2020年3月までに卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び2020年3月31日までにこれに該当する見込みの者
(注)上記(3)に該当する者は次のとおりである。
1 外国において,学校教育における12年の課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者,又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの(昭和56年文部省告示第153号)
2 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者
3 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満 たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定したものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者(平成17年文部科学省告示第137号)及び2020年3月31日までに修了見込みの者
4 文部科学大臣の指定した者(昭和23年文部省告示第47号)
5 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(従前の大学入学資格検定の合格者を含む。)及び2020年3月31日までに合格見込みの者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
6 本学において,個別の入学資格審査により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
選考方法
(1)第1次選抜
下記の項目により多面的,総合的に評価して選抜を行い,募集人員の4倍程度までを合格者とします。
(2)第2次選抜
第1次選抜の合格者に対して,下記の項目により多面的,総合的に評価して総合型選抜(旧AO入試)合格者を決定します。
ア 第1次選抜の成績
イ 模擬講義を聴講し作成した聴講論文
ウ 個人面接
必要書類
- 入学志願票
- 調査書等
- 英語資格検定証明書のコピー
- 志望理由書
- 入学願書送付用封筒
- 出願書類提出用宛名シート
海洋生命科学部 海洋生物資源学科
出願資格
次の各号のいずれかに該当する者
(1)高等学校または中等教育学校を卒業した者及び2020年3月までに卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び2020年3月31日までにこれに該当する見込みの者
(注)上記(3)に該当する者は次のとおりである。
1 外国において,学校教育における12年の課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者,又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの(昭和56年文部省告示第153号)
2 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者
3 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定したものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者(平成17年文部科学省告示第137号)及び2020年3月31日までに修了見込みの者
4 文部科学大臣の指定した者(昭和23年文部省告示第47号)
5 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(従前の大学入学資格検定の合格者を含む。)及び2020年3月31日までに 合格見込みの者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
6 本学において,個別の入学資格審査により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると 認めた者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
選考方法
(1)第1次選抜
下記の項目により多面的,総合的に評価して選抜を行い,上位数名を合格者とします。
(2)第2次選抜
第1次選抜の合格者に対して,下記の項目により多面的,総合的に評価して総合型選抜(旧AO入試)合格者 を決定します。
ア 第1次選抜の成績
イ 模擬講義を聴講し作成した聴講論文
ウ 個人面接
必要書類
- 入学志願票
- 調査書
- 英語資格検定証明書のコピー
- 志望理由書
- 入学願書送付用封筒
- 出願書類提出用宛名シート
海洋工学部
出願資格
次の各号のいずれかに該当する者
(1)高等学校または中等教育学校を卒業した者及び2020年3月までに卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び2020年3月までに修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び2020年3月31日までにこれに該当する見込みの者
(注)上記(3)に該当する者は次のとおりである)
1 外国において,学校教育における12年の課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者,又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの(昭和56年文部省告示第153号)
2 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び2020年3月31日までに修了見込みの者
3 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満 たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定したものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者(平成17年文部科学省告示第137号)及び2020年3月31日までに修了見込みの者
4 文部科学大臣の指定した者(昭和23年文部省告示第47号)
5 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(従前の大学入学資格検定の合格者を含む。)及び2020年3月31日までに合格見込みの者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
6 本学において,個別の入学資格審査により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で,2020年3月31日までに18歳に達するもの
選考方法
(1)第1次選抜
下記の出願書類に基づき,多面的・総合的に評価して選抜を行い,募集人員の 3 倍程度を合格者とします。
(2)第2次選抜
第1次選抜の合格者に対して,学科毎に下記の選抜方法により第2次選抜を行い,第1次選抜の成績,第2次選抜の成績,調査書の内容及び健康診断(ただし,海事システム工学科及び海洋電子機械工学科志願者に限る)の結果を総合的に評価して総合型選抜(旧AO入試)合格者を決定します。
必要書類
- 入学志願票
- 調査書等
- 志望理由書
- 自己推薦書
- 健康診断書
- 第一次結果通知書送付用封筒
- 入学願書送付用封筒
- 出願書類提出用宛名シート
東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率
最後に、東京海洋大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去の倍率をご紹介いたします。
2019年
- 海洋生命科学部 海洋政策文化学科:募集人員3名、志願者数23名、合格者数3名、倍率7.7
- 海洋生命科学部 海洋生物資源学科:募集人員7名、志願者数46名、合格者数7名、倍率6.6
- 海洋工学部:募集人員18名、志願者数71名、合格者数17名、倍率4.0