作成日: 2019年6月26日 最終更新日:

関西大学外国語学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

関西大学外国語学部 関西大学外国語学部は「国際精神の涵養」と「外国語学習の必要」という関西大学の理念を実現するため、2009年に開設された比較的新しい学部です。 一番の特徴は「Study Abroad プログラム」で、全員が2年次に1年間留学をすることが必須となっています。 ここでは、そんな関西大学外国語学部について、入試情報や倍率、評判についてまとめました。

関西大学外国語学部の偏差値

関西大学外国語学部の偏差値は、60.0~65.0となります。 関西の有名私立大学群である「関関同立」での類似学部と比較すると、関西学院大学国際学部で62.5~70.0、立命館大学国際関係学部で62.5~65.0、同志社大学グローバルコミュニケーション学部で偏差値が62.5~67.5となっています。

関西大学外国語学部の倍率

関西大学外国語学部の2019年度の入試倍率を、入試の種類別に見ていきましょう。 一般入試
  • 学部個別日程・全学部日程:7.2倍(志願者数2,460人、合格者数336人)
  • 後期日程:11.2倍(志願者数272人、合格者数23人)
センター利用入試
  • センター前期:6.2倍(志願者数661人、合格者数72人)
  • センター中期:10.3倍(志願者数507人、合格者数49人)
  • センター後期:7.3倍(志願者数30人、合格者数4人)
総合型選抜(旧AO入試)
  • 4.4倍(志願者数67人、合格者数15人)
どの入試においても倍率は非常に高めですが、一般入試は特に競争は熾烈な状況であるといえます。

関西大学外国語学部の入試の種類

関西大学外国語学部に入れる入試は以下の通りです。
  • 一般入試
  • センター試験利用入試
  • AO入学試験
  • SF入学試験
  • 外国人留学生編・転入学試験(学外受験者)

関西大学外国語学部のカリキュラム

関西大学外国語学部のカリキュラムについて、1年次から4年次の特色を見ていきましょう。

1年次では主専攻言語を選択し言語運用能力を伸ばす

1年次では、少人数クラスを中心としたカリキュラムを組んでいます。主専攻言語として「英語」と「中国語」のいずれかを選択し少人数で語学力を向上させます。 加えて、プラスワン外国語や副専攻言語もあり語学能力を伸ばしていきます。

2年次では提携大学へ1年間の留学を行う

関西大学外国語学部では、2年次になると主専攻言語に基づき1年間の留学を行います。言語や専門知識を学ぶだけでなく、現地で異文化に対する学びや生活習慣を体験することも目的としています。 また、留学時の取得単位は卒業単位に算入できるため留学をしても4年で卒業することができます。

3年次と4年次では5つの履修プログラムを通して外国語のプロフェッショナルを目指す

3年次と4年次では、以下の5つのプログラムを学びます。
  • 言語コミュニケーション教育:言語習得やコミュニケーションの基礎理論と外国語(英・中・日)の学び方、教え方を実践的かつ科学的に学ぶ
  • 言語分析:言語の仕組みや意味、機能を系統的に学ぶ
  • 地域言語文化:地域固有の言語文化の理解を深めるとともにグローバル社会に求められる視点を得る
  • 異文化コミュニケーション:人間の文化と心理、異文化接触・交渉について学際的に学ぶ
  • 通訳翻訳:通訳翻訳の理論や方法を系統的かつ体験的に学ぶ
出典:関西大学外国語学部 また、国際関係論や国際協力、観光政策など語学にとらわれず国際的な分野と関わった科目を履修することができます。

関西大学外国語学部の特徴

関西大学外国語学部の特徴ある特別講義やプログラムは、以下の通りです。

1年間の留学がある

国際社会で通用する語学力を養うために、学生たちには1年間の留学(Study Abroad プログラム)が用意されています。 自分が選択した主専攻言語に応じて提携大学に進学し、現地の寮で生活したりホームステイしたりすることで、日本とは異なる生活習慣を体験し言語を実体験から学ぶことができます。

外国語のプロフェッショナルの育成

外国語学部では高度な外国語コミュニケーション能力を備えた世界でも活躍できる人材の育成を目標に掲げています。 そのため、外国語学部では主専攻言語に加えてプラスワン外国語としてドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語のいずれかの言語においても習得に向けて注力しています。

関西大学外国語学部の進路状況

関西大学外国語学部の卒業生たちはどのような進路に進んでいるのでしょうか。
  • 就職率
  • 主な就職先企業
  • 主な内定業種一覧
の3つのカテゴリに分けてまとめました。

就職率

2018年度における関西大学外国語学部卒業生の就職率は98.2%、男子学生では95.9%、女子学生では99.1%といずれも高い就職率を誇っています。

主な就職先企業

関西大学外国語学部の学生における就職先企業は以下の通りです。
  • Apple Japan
  • グンゼ
  • 京セラ
  • アシックス
  • UCC上島珈琲
  • イオンエンターテインメント
  • JTBメディアリテーリング
  • NOVAホールディングス
  • ブロンコビリー
  • 名鉄観光サービス
  • AOKI
  • 旭食品
  • 兵庫トヨタ自動車
  • オリエントコーポレーション
  • チューリッヒ保険

主な内定業種一覧

外国語学部の卒業生たちの内定業種は以下の通りです。
  • 製造業25.4%
  • 教育・広告・その他サービス業22.4%
  • 卸売業・小売業16.8%
  • 運輸業・郵便業12.4%
  • 情報通信業11.2%
  • 金融業・保険業5.0%
  • 公務員・効率学校教員2.5%
  • 製造業2.5%
  • 不動産業・物品賃貸業0.6%
  • その他0.2%

関西大学外国語学部で取得可能な資格

関西大学外国語学部で取得可能な資格は以下の通りです。
  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(外国語科英語・中国語)
  • 日本語教師養成講座終了証書

関西大学外国語学部のキャンパス情報

外国語学部の学生は千里山キャンパスへ通学することとなります。 千里山キャンパスは緑に包まれた総面積35万m2の広い敷地を有するキャンパスであり、関西大学の理念に基づく学術振興の拠点と各学部の学舎棟として利用されています。
  • 住所:大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
  • 京都から:阪急電車で淡路駅まで乗り込み、関大前で下車した後徒歩5分
  • 大阪駅から:阪急電車梅田駅から阪急で「関大前」で下車し徒歩5分

関西大学外国語学部の評判は?

関西大学外国語学部に在学している・在学していた人たちは、ここでの学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミを見ていきましょう。

2年生で留学が必修

2年次に必修で提携先の大学に留学することが一番の特徴です。主専攻言語を本格的に学ぶためには、やはり一度は現地に向かってネイティブスピーカーと言葉を交わしたり現地での生活を体験したりして英語を身近に味わう必要があると思っていたので、必修として留学できたのは良かったです。 他の大学だと留学している間は休学扱いになったりすることもあるので、4年で大学を卒業するプランを組んでいる学生には魅力的な制度だと思います。

留学先を決めるにはTOEFLのスコアが大事

留学先の大学を決定時にはTOEFLのスコアが大きく関わってきます。人気の高い地域や大学は学生の志願者が集中するため、希望を叶えるためにもTOEFL対策をしっかりとして勉強を継続しておく必要があります。

異文化を学べるフィールドが魅力

外国語学部では言語を学ぶだけというイメージに偏りがちですが、実は言語を学ぶ上で諸外国のバックグランドに対する理解がとても重要だと学びを通じて知りました。 単語を知っているとか文法が正しいということだけでなく、英語やスペイン語などの生い立ちなどを知り、文化を知ることで言語の深い部分を知ることができ、より探究心が芽生えて語学に対する興味が強まりました。 視野も広がり留学体験を通じて、自分自身が成長させられたと実感することができるので、他の大学ではできないプログラムには本当に感謝しています。

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