関西学院大学商学部の特徴は?

関西学院大学商学部では、激しい変化を続ける企業、そして個々のダイナミックなビジネス的行動を分析し、企業や個人の活動及び行動原則を理論的に構築し、現実の諸問題を解決できる能力を学生に養ってもらうべく、充実したカリキュラムを用意しています。
広い視野と高い専門性
ビジネスのゼネラリストとして最低限必要な知識を修得する基礎科目、各コースのスペシャリストとして臨まれる高度な専門科目を設置しています。同時に、広い視野を持つべくビジネスパーソンとしての必須の知識を学ぶことができる教養科目も提供しています。
外国語運用能力の重視
グローバル時代に必要とされる外国語運用能力を持った学生を育てるために、言語教育と専門教育の両方において各言語のネイティブスピーカーによる授業が提供されています。
コンピューターリテラシーの養成
授業はもちろん、日常生活においても普段からコンピューターに触れる機会を増やすことで、情報化時代に求められるコンピューターリテラシーを養います。
インテンシブプログラム
商学部では、全員が1年次からネイティブ・スピーカーによる生の英語の授業を受けます。さらに英語の力を伸ばしたい学生には、英語教育のための大学院出身のネイティブ・スピーカーが英語で授業を行う「インテンシブプログラム」も用意されており、プログラムを終えた多くの学生はTOEFLやTOEICで高得点を獲得しています。
関西学院大学商学部の偏差値は?

調べたところ、関西学院大学商学部の偏差値は60~62.5とされています。関西学院大学自体、関西の大学の中では偏差値は非常に高い方です。
全国の大学にある商学部の偏差値ランキング(私立のみ)では、関西学院大学の商学部は6位でした。
(出典:最新!全国商学部(学科)偏差値ランキング 2018, <http://daigakujyuken2.boy.jp/zenkokushougakuburanking.html>)
関西学院大学商学部の評判は?
キャンパスの評判が良い
関西学院大学の良い評判で一番多く耳にするのが、キャンパスが魅力的だということです。商学部のあるキャンパスはとても綺麗で広く、緑豊かで開放的な雰囲気です。ランチタイムにはキャンパス中央にある芝生に座ってピクニックのように昼食をとる学生もいるほどで、学生にとっては落ち着く大切な場所です。
進路・就職も高い評判
関西学院大学商学部といえば、やはりそのブランド力の高さが就職活動においても有利に働くことが多いです。関西学院大学の知名度は非常に高く、実際に就職活動中は企業の方が講義に来ることもあるなど、就職活動をする上では欠かせない情報収集がしやすいのも評判がいい理由です。
ただし、ベンチャー企業に就職したいと考えている学生は、大学のキャリアセンターで紹介されることは珍しく、学外での就職活動に特化したほうがいいという評判もありました。
様々な授業が選べる
商学部内で様々な分野の講義が選べるということも評判が良い理由の一つです。また、教授に質問をすれば、丁寧に説明してくれたり熱心に教えてくれたりするという評判もありました。
また、試験前の勉強を怠らなければ、単位取得には苦労しないという口コミもありました。
関西学院大学商学部の就職情報

ここでは関西学院大学商学部の就職実績について、関西学院大学公式ホームページの「商学部生の就職・進路状況」を元に解説しています。
就職率・進路決定状況
2017年度卒業の商学部の進路決定状況は下記の通りです。
・就職率
男子:99.0%
女子:100%
合計:99.5%
・就職・進路決定率
男子:91.7%
女子:95.3%
合計:93.3%
関西学院大学商学部の就職率は女子が100%で、男子が99.0%という結果になっています。
商学部生の主な就職先
2017年度の商学部生の主な就職先は下記の通りです。
住友生命保険:10名
富士通:9名
池田泉州銀行:8名
三井住友海上火災保険:8名
日本生命保険:7名
三井住友銀行:7名
みずほファイナンシャルグループ:6名
あいおいニッセイ同和損害保険:5名
野村證券:5名
みなと銀行:5名
商学部生の主な就職業界
2017年度の商学部生の主な就職業界は下記の通りです。
金融・保険業:28.2%
製造業:24.9%
教育・公益・その他:11%
情報通信業:4.5%
卸売業:6.9%
不動産・リース業:5.6%
運輸業:4.5%
建設業:4.2%
公務:2.2%
小売業:2.2%
マスコミ:1.8%
電気・ガス熱供給・水道業:0.5%
関西学院大学商学部のキャンパス

関西学院大学商学部は、兵庫県西宮市にある西宮上ヶ原キャンパスにあります。商学部の位置は大学の正門から入って左手にある建物にあります。交通アクセスは決して良いとは言えませんが、最寄駅から歩いて10~15分以内のところにあります。学生は主にJRや阪急電鉄がメインですが、バスを使用する場合は阪急バスを利用すると良いでしょう。
※西宮上ヶ原キャンパス:兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155
関西学院大学商学部のコース

関西学院大学の商学部は6コース制を設けています。入門的なコースを幅広く学び、段階的に専門知識を身につけられるカリキュラム編成となっています。その中から自分の興味・関心のある分野を見つけて3年生からゼミに所属し、6コースの中から最も興味のある分野を選んで、さらに専門性を高めていきます。
コース名はそれぞれ以下の通りです。
経営コース
会計コース
マーケティングコース
ファイナンスコース
ビジネス情報コース
国際ビジネスコース
関西学院大学商学部の入試・入試科目
商学部のアドミッション・ポリシー:
~真に創造的な能力を有するビジネスパーソンを育成する~
本学部の教育理念・目的は、“Mastery for Service(奉仕のための練達)”というスクールモットーに基づいて、「真に創造的な能力を有するビジネスパーソン(Fostering Creative Minds for Business)」を育成することにあります。すなわち、幅広い関心と鋭い問題意識を有し、さまざまな領域でその能力を十分に発揮できる人材を、社会に送り出すことにあります。本学部は、この教育理念・目的に基づき、人間性を向上させる意欲に満ちあふれた、多様な適性と能力を有する学生を受け入れたいと考えています
引用元:関西学院大学商学部公式サイト<http://up-j.shigaku.go.jp/department/category07/00000000571801007.html>
商学部では転学・編入学も可能です。複数分野専攻制を利用して2つの学部を卒業することができる「マルチプル・ディグリー制度」による編入学入学試験を実施しており、商学部以外の学部に3年での早期卒業、あるいは4年での通常卒業後に商学部の4年次に編入することができます。(なお、他大学からの編入学試験は実施していません。)
関西学院大学商学部の入学試験は下記の通りです。
一般入試
センター入試
総合型選抜(旧AO入試)
付属推薦(学内推薦)入試
指定校推薦入試
スポーツ課外活動推薦入試
帰国生徒入試
社会人入試
外国人入試
グローバル入学試験
関西学院大学商学部の留学情報

関西学院大学の商学部では、ダブルディクリー留学と呼ばれる制度があり、カナダの「マウント・アリソン大学」との間で関西学院大学に在籍しながらそれぞれの大学で修得した単位を両大学が相互に単位認定をすることで両大学の学位を取得できます。
関西学院大学商学部で取得できる資格は?

関西学院大学商学部では資格取得支援も活発で、公認会計士の合格者数は全国トップレベルと言われています。もちろん公認会計士以外の資格も大学のサポートを受けながら合格を目指すことができます。
主に取得できる資格は以下の通りです。
公認会計士
税理士
中小企業診断士
証券アナリスト
情報処理システム監査技術者
建設業経理事務士
日本商工会議所簿記検定
商業英語検定
教職免許
博物館学芸員
学校図書館司書教諭
社会教育主事
また、関学のことをもっと知りたい方には、以下の本がおすすめなので、ぜひ購入して、関学受験までに読んでおいてください。
関西学院大学by AERA―世界市民になる! (AERA Mook)
上ケ原キャンパスあれこれ (K. G. りぶれっと No. 46)