作成日: 2019年6月18日 最終更新日:

京都産業大学外国語学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

京都産業大学外国語学部

京都産業大学外国語学部の偏差値

学科によって少しバラつきがありますが、京都産業大学外国語学部の偏差値は50.0~52.5です。 同じ京都産業大学の「経済学部」「現代社会学部」「情報理工学部」など多くの学部は、偏差値47.5~52.5ほど。そのため、外国語学部は京都産業大学の中では偏差値が中くらい~高い学部です。 なお、京都産業大学外国語学部と難易度が近い関西の外国語学部は、
  • 近畿大学:55.0
  • 甲南大学:55.0
  • 龍谷大学:52.5
など。 京都産業大学外国語学部と併願されることが多い大学の偏差値は、
  • 関西学院大学:62.5
  • 関西大学:57.0
などです。

京都産業大学外国語学部の倍率

京都産業大学外国語学部の入試方法ごとの倍率は以下の通りです。
  • 一般入試合計:7.7
  • 総合型選抜(旧AO入試)合計:2.3
  • セ試合計:8.3
京都産業大学外国語学部と併願されることが多い大学の倍率は、
  • 関西学院大学:3.9
  • 関西大学:8.0
となっており、偏差値の割に倍率が高く、人気がある学部と言えるでしょう。

京都産業大学外国語学部の入試の種類

京都産業大学外国語学部の入試の種類は以下の通りです。
  • AO型入試:1次選考は書類審査、2次選考は小論文と個人面接
  • 公募推薦入試:2科目(英語と、国語・数学より1科目選択)
  • 一般入試(前期日程):2科目(外国語と、国語・数学より1科目選択)
  • 一般入試(中期日程):3科目(国語・外国語と、地歴・公民・数学より1科目選択)
  • 一般入試(後期日程):2科目(外国語と、国語・地歴・数学より1科目選択)

京都産業大学外国語学部のカリキュラム

京都産業大学外国語学部のカリキュラムには、以下のような特色があります。

1年次は導入

京都産業大学外国語学部は「英語学科」「ヨーロッパ言語学科」「アジア言語学科」の3つの学科に分かれ、それぞれの外国語についての講義を受けます。1年次は言語学習の導入編で、外国語に限らず、言葉そのものの概論や言語を学ぶ意義を学びます。

2年次は学生ごとに選択した言語についてより深く学習

外国語文学やそれぞれの言語の基礎を学び、読み書きや会話のレベルを高めるのが目的です。外国語を使ったディベートやエッセイ、ディスカッションなど実践的に学ぶ特別授業も開講されます。

3~4年次はより発展的・専門的な分野について外国語で学ぶ

それぞれの言葉だけではなく、その言語が話されている文化・歴史・社会・政治・経済などについて幅広く学び、言葉の文化的背景への理解を深めます。

京都産業大学外国語学部の特徴

京都産業大学外国語学部の特徴は、以下の通り。
  • 私大屈指の幅広い専攻ラインナップ
  • 学生全員が留学を経験できる
  • 学部を超えた横断的な学習
それぞれについて、詳しく解説していきます。

私大屈指の幅広い先行ラインナップ

京都産業大学外国語学部で専攻できる言語は、全部で10言語です。
  • 英語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • イタリア語
  • ロシア語
  • スペイン語
  • 中国語
  • インドネシア語
  • 韓国語
  • 日本語・コミュニケーション
このラインナップは私大屈指の幅広さで、それぞれの言語について専門の教授のもとできめ細やかに学べます。 また、英語は「英語専攻」と「イングリッシュキャリア専攻」に分かれています。 言語としての英語を学ぶ「英語専攻」、仕事に活かせる実用的な英語を学ぶ「イングリッシュキャリア専攻」から選択できることで、学生の多様な興味・関心や進路希望に対応しています。

学生全員が留学を経験できる

京都産業大学外国語学部では全ての学科で留学を推奨しています。 1年次の春休みに行われる海外研修は必修科目のため、学生全員が海外留学を経験できます。 さらに、交換留学や協定校への留学など留学支援制度も手厚く、大学時代に長期留学を希望している学生にも最適です。「在学留学」という制度もあり、所定の審査基準を満たせば留学先で得た単位が京都産業大学の単位に変換されるため、長期留学でも休学や留年をせず4年で卒業できます。

学部を超えた横断的な学習

京都産業大学は多彩な学部が一つのキャンパスに集まっているワンキャンパス制。外国語学部の学生は、個人の興味・関心に合わせて別の学部の授業も受講できます。 そのため、外国語と並行して経済学や経営学、法学などを学び、卒業後のキャリアに活かすことが可能です。 また、アジア言語学科には中国語・韓国語を対象とした司法通訳やコミュニティ通訳を目指すための学部融合プログラムも用意されていて、法学部の学生と切磋琢磨しながら学ぶことができます。

京都産業大学外国語学部の進路状況

京都産業大学外国語学部の進路状況を、
  • 就職率
  • 主な就職先企業
  • 主な内定業種一覧
の3つのカテゴリでまとめました。

就職率

京都産業大学外国語学部の就職率(内定率)は、98.4%です。 同じ京都産業大学の「経済学部」「経営学部」「法学部」なども就職率は97~98%以上と非常に高く、京都産業大学は全体的に就職に強い大学です。

主な就職先企業

京都産業大学外国語学部の主な就職先企業は、以下の通りです。
  • セキスイハイム近畿グループ
  • 大和ハウス工業
  • 丸大食品
  • 京セラ
  • オリンパス
  • スカイマーク
  • 日本航空
  • ANA関西空港
  • エイチ・アイ・エスなど
卒業生は、大学で学んだ外国語を生かして国際的なコミュニケーションが必要な企業に就職することが多いです。 航空会社や空港、海外に支社を持つ企業など、幅広い業界の大手企業に就職しています。

主な内定業種一覧

京都産業大学外国語学部の主な内定業種は、以下の通りです。
  • 卸売・小売業
  • サービス業
  • 製造業
外国語はどんな業界でも需要の高い能力のため、京都産業大学外国語学部の卒業生が進む業界は様々です。 その中でも上位3つは、「卸売・小売業」「サービス業」「製造業」。 国際的な顧客とのコミュニケーションや、海外にある工場とのやりとりなどに外国語が活かせることが、この業界が選ばれる理由だと考えられます。

京都産業大学外国語学部で取得可能な資格

京都産業大学外国語学部では、所定の単位を修得すると以下の資格が得られます。 全ての学科・専攻で、取得できる資格は同じです。
  • 中学校教諭(英語)1種
  • 高等学校教諭(英語)1種
  • 学校図書館司書教諭(任用)
  • 学芸員
  • 司書
また、学内では資格取得に向けた様々な講座も開講されています。
  • 公務員講座
  • 旅行業務取扱管理者講座
  • 貿易実務検定講座
  • TOEIC L&R TEST講座
  • 証券外務員講座など
これらの講座を受講し資格試験に合格すると、就職に役立つ様々な資格を得ることが可能です。

京都産業大学外国語学部のキャンパス情報

京都産業大学外国語学部のキャンパス情報は、以下の通りです。
  • 京都産業大学
  • 住所:京都市北区上賀茂本山
  • アクセス:上賀茂神社・二軒茶屋よりシャトルバスあり
  • 主要駅より:京都駅より約29分、大阪駅より約58分、なんば駅より約1時間7分、京橋駅より約1時間1分、三ノ宮駅より約1時間20分、大津駅より約38分、奈良駅より約1時間18分

京都産業大学外国語学部の評判は?

最後に、京都産業大学外国語学部に実際に通っている学生の口コミを集めました。

第二外国語をしっかり学べる

専攻語を週5日しっかり学ぶことができ、授業内で語学の資格取得も目指すことができます。講義内容はとても専門性が高く、予習・復習をきちんとしないと授業についていけません。ゼミは3年から始まりますが、卒論は必修ではないため必ずしも履修する必要はありません。ゼミは教授との距離がかなり密接になるので、自分がやりたいことをしっかり分析しておくのがおすすめです。

努力しだい

単位自体は授業をサボらなければ取れますが、ただ授業を受けるだけでは、ビジネスに使えるほどの言語学習は難しいです。授業前後に先生に質問したり、先輩に発音指導をしてもらったり、意識の高い学生はかなり上達します。就職支援も充実していて、努力さえすれば報われる環境だと思います。

刺激しあえる環境

授業は少人数制で、友達ができやすい環境です。意識が高い学生が多いので刺激しあって切磋琢磨できます。課題の量は全体的に多いですが、授業のレパートリーが豊富で自分の興味がある授業を取っているので苦にはなりません。就職も、大手企業に決まっている先輩が多くサポートが手厚いです。