京都産業大学経済学部の偏差値
京都産業大学経済学部の偏差値は47.5です。
同じ京都産業大学の「国際関係学部」「現代社会学部」「情報理工学部」など多くの学部は、偏差値50.0〜52.5ほど。そのため、経済学部は京都産業大学の中では偏差値の低い学部と言えます。
京都産業大学経済学部と難易度が近い関西の経済学部は、
- 近畿大学:55.0
- 甲南大学:50.0
- 龍谷大学:45.0
など。
京都産業大学経済学部と併願されることが多い大学の偏差値は、
- 大阪大学:65.0
- 立命館大学:57.5
- 関西大学:57.5
- 近畿大学:55.0
などです。
京都産業大学経済学部の倍率
京都産業大学経済学部の入試方法ごとの倍率は以下の通り。
- 一般入試合計:6.6
- 総合型選抜(旧AO入試)合計:2.8
- セ試合計:6.2
なお、京都産業大学経済学部と併願されることが多い大学の倍率は、
- 大阪大学:2.8
- 立命館大学:3.8
- 関西大学:6.5
- 近畿大学:8.2
です。このことから、京都産業大学経済学部は偏差値の割に倍率が高く、人気がある学部と言えます。
京都産業大学経済学部の入試の種類
京都産業大学経済学部の入試の種類は、以下の通り。
- AO型入試:1次選考は書類審査とOne Dayセミナー、2次選考はプレゼンテーション
- 公募推薦入試:2科目(英語と、国語・数学より1科目選択)
- 一般入試(前期日程):2科目(外国語と、国語・数学より1科目選択)
- 一般入試(中期日程):3科目(国語・外国語と、地歴・公民・数学より1科目選択)
- 一般入試(後期日程):2科目(外国語と、国語・地歴・数学より1科目選択)
京都産業大学経済学部のカリキュラム
京都産業大学経済学部のカリキュラムには、以下のような特色があります。
1年次:充実した導入教育で学びの基礎から解説
春学期にはレポート・資料の作成方法やプレゼンテーションの基礎を、秋学期にはエクセルを用いた情報処理について学びます。数学に不安がある学生は、「経済数学入門」や「プレ基礎セミナー」などのフォロー講座を受講することも可能です。
2年次:専門コースに分かれる
学生の興味・関心や卒業後の進路に合わせた分野を専門的に学びます。専門コースは「公共政策コース」「産業経済コース」「国際経済コース」の3種類。2年次のカリキュラムは、それぞれのコースの基礎的な内容をカバーしています。
3~4年次:応用・専門的な内容を究める
「公共政策コース」では国や自治体の発展と経済の関係、「産業経済コース」は日本の産業構造と企業戦略、「国際経済コース」は金融や貿易取引などについてグローバルな視点から学びます。
京都産業大学経済学部の特徴
京都産業大学経済学部の特徴は、以下の通り。
- 充実した導入教育
- 興味・関心や卒業後の進路に合わせたコース制
- 英語で経済を学び、グローバル人材を育てる
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
充実した導入教育
京都産業大学経済学部では、1年次に徹底して基礎的な能力を養います。
まず、全員が対象の「入門セミナー」で、レポートの作成やプレゼンテーションのやり方を知り、大学の学びにスムーズに移行できるようサポート。そして社会的なニーズが高いエクセルを使った情報処理も全員が学び、人材としての力をつけていきます。
また、学習支援システムや、苦手教科に合わせたフォローアップ講座も充実していて、学生の学びを支援する体制が整っています。
興味・関心や卒業後の進路に合わせたコース制
カリキュラムの項目でも触れましたが、京都産業大学経済学部は2年次以降、3つのコースに分かれて専門的に学びます。「公共政策コース」「産業経済コース」「国際経済コース」の3つのコースで、経済が関わる幅広い分野をカバー。
地方自治体の財政から国際経済まで、学生の様々な興味・関心や進路に対応しています。2~4年次まで3年間かけて学びを深めていくため、誰もがより深く専門的な知識を得ることができます。
英語で経済を学び、グローバル人材を育てる
京都産業大学経済学部は、「テーマは経済、言語は英語」の教材を多数導入しています。基礎レベルの英語から、英語でプレゼンテーションやレポート作成を行う発展的な内容まで、段階的に英語を活用できる環境を整備。
国際的にニーズが高い英語力を身につけた、グローバルに活躍できる人材を育成しています。
京都産業大学経済学部の進路状況
京都産業大学経済学部の進路状況を、
の3つのカテゴリでまとめました。
就職率
京都産業大学経済学部の就職率(内定率)は、97.3%です。
就職をしない2.7%は全員が大学院に進学しているため、京都産業大学経済学部の就職率は非常に優れていると言えるでしょう。
同じ京都産業大学の「経営学部」「法学部」「外国語学部」なども就職率は97〜98%以上と非常に高く、京都産業大学は全体的に就職に強い大学です。
京都産業大学経済学部の主な併願校の就職率は、以下の通り。
- 大阪大学:80.2%
- 立命館大学:88.6%
- 関西大学:98.2%
- 近畿大学:98.1%
このデータからも、京都産業大学経済学部は偏差値の割に就職に強いということがわかりますね。
主な就職先企業
京都産業大学経済学部の主な就職先企業は、以下の通りです。
- 熊谷組
- 積水ハウス
- はごろもフーズ
- 伊藤園
- コクヨ
- 凸版印刷
- JR東日本
- みずほフィナンシャルグループ
- 三井住友銀行
- SMBC日興証券など
経済学は、どんな業界でも必要とされる汎用性の高い分野です。そのため、京都産業大学経済学部の就職先企業も、建設業・食品関係・小売業から、不動産や金融・保険までかなり幅広いです。
全国的に名前が知られている大手企業にも、多くの卒業生が就職しています。
主な内定業種一覧
京都産業大学経済学部の主な内定業種は、以下の通りです。
京都産業大学経済学部は卒業生が幅広い業界に就職しているため、その業種も様々です。
その中で、上位になっている業種は「卸売・小売業」「金融・保険業」「製造業」の3つ。経済学部で学んだ、企業戦略や金融の知識が活かせる業種が多いようです。
京都産業大学経済学部で取得可能な資格
京都産業大学経済学部では、所定の単位を修得すると以下の資格が得られます。
- 中学校教諭(社会)1種
- 高等学校教諭(地理歴史)1種
- 高等学校教諭(公民)1種
- 高等学校教諭(商業)1種
- 学校図書館司書教諭(任用)
- 学芸員
- 司書
また、学内では以下のような資格取得に向けた様々な講座も開講されています。
- 公務員講座
- 行政書士講座
- 公認会計士講座
- 税理士講座
- FP(ファイナンシャル・プランナー)講座など
これらの講座を受講し、資格試験に合格すると、就職に役立つ様々な資格を得ることが可能です。
京都産業大学経済学部のキャンパス情報
京都産業大学経済学部のキャンパス情報は、以下の通りです。
- 京都産業大学
- 住所:京都市北区上賀茂本山
- アクセス:上賀茂神社・二軒茶屋よりシャトルバスあり
- 主要駅より:京都駅より約29分、大阪駅より約58分、なんば駅より約1時間7分、京橋駅より約1時間1分、三ノ宮駅より約1時間20分、大津駅より約38分、奈良駅より約1時間18分
京都産業大学経済学部の評判は?
京都産業大学経済学部に実際に通っている学生の口コミを集めました。
自主的に行動すれば、有意義に過ごせる
教授の質が高く、授業をきちんと選べば有意義に学ぶことができます。また、単位取得のためには自主的に考えて行動するのがとても大切です。
進路センターの方も親身になってくれ、私は将来の計画をしっかり立てたかったため1年次からお世話になっていました。
ただ、キャンパスが山にあるためアクセスしにくく、交通費が高いです。学校の近くに娯楽はないため、友達と遊ぶには市内まで出ないといけません。
単位が取りやすく、就職に強い
難しい講義ももちろんありますが、テストは簡単なことが多く単位が取りやすいと思います。
一流の大学ではありませんが、就職のサポートが手厚く、就職率がとても高いため、家族も安心して送り出してくれました。
キャンパスは山にあるので、女性はヒールだとかなりきついです。遠くから通っている学生もいますが、定期代が高くつくので下宿している人が多いです。
しっかり学びたい人におすすめの大学
著名な教授がたくさんいるので、大学でしっかり勉強をしたいという学生におすすめです。
2年からゼミが始まるので、専門分野について深く詳しく学べます。人気の教授のゼミは抽選なので、1年次のGPAがすごく大事です。
就職にも強く、先輩方は大手企業に就職したり、たくさん内定をもらっていたので、偏差値に比べてコスパのいい大学だと思います。