宮城大学のアドミッション・ポリシー
宮城大学のアドミッション・ポリシーは、宮城大学公式ホームページにて次の通り定められています。
大学教育を通じてどのような力を発展・向上させるのか
宮城大学は、地域社会の発展に主体的に貢献できる資質と能力を持った人間性豊かな人材育成を目指しています。このような人材は、高い人間力を備え、広く深く学び続ける力を基盤として、専門的な知識や技能を身につけ、将来にわたって地域社会の進歩に柔軟に対応し、それに貢献できる能力を備えた人材であると考えています。
入学者に求める能力は何か
宮城大学が教育目標で掲げる人材を育成するためには、高等学校までの「偏りなく幅広く、継続した学習」の内容をしっかりと身につけていることが望まれます。特に、本学は科学技術による実社会への貢献を目指した「実学」を理念として掲げていますので、理数科目の積極的な習得が望まれます。また、「世界に開かれた大学」という理念も掲げていますので、コミュニケーション・ツールとしての基礎的な英語力の習得が望まれます。なお、各学群のアドミッション・ポリシーを参照してください。
高等学校段階までに培ってきたどのような能力をどのように評価するのか
宮城大学が求める学生を選抜するため、学群・学類ごとに、一般選抜及び各種の特別選抜を実施します。なお、詳細は各学群のアドミッション・ポリシーを参照してください。
看護学群
【入学者に求める能力は何か】
看護学群では、次のような意欲・資質を併せ持つ学生を求めています。
(1) 人や地域社会、看護に関心を持っている人
(2) 人の喜び、苦しみを分かち合える温かい思いやりを持ち、人との関係を大切にできる人
(3) 科学的探究心を持ち、主体的かつ柔軟な発想で取り組むことができる人
(4) 国の内外を問わず、看護学を通して地域社会に貢献しようと思っている人
事業構想学群
【入学者に求める能力は何か】
事業構想学群では、次のような意欲・資質を併せ持つ学生を求めています。
(1) 地域社会の動向や時代の流れに興味を抱き、自ら問題を発掘し、論理的に考え、表現することを学ぶための基礎的な学力を有する人
(2) 大学での勉学に対する強い意欲を持ち、高度な知識とスキルを身につけることによって地域社会に貢献することを目指す人
加えて、各学類では、次のような意欲・資質を併せ持つ学生を求めています。
<事業プランニング学類>
実行可能な計画をまとめ上げることに強い関心を持ち、その際に必要となる、情報・データの読解、論理的な思考や表現の方法を学ぶための基礎学力を有する人
<地域創生学類>
地域社会で顕在化している諸問題を分析してその解決策を自ら考えることや、地域社会の基盤となるまちづくりや防減災に関する理論と技術を学ぶための基礎学力を有する人
<価値創造デザイン学類>
人間感性や地域風土に根ざしたデザイン原理や、人々の生活の場である建築・街・インテリアなどの空間や環境をデザインする理論と技術を学ぶための基礎学力を有する人
食産業学群
食産業学群では、次のような意欲・資質を併せ持つ学生を求めています。
(1) 食及び食を取り巻く環境に興味を持ち、自然科学の基礎知識を身につけている人
(2) 論理的思考力を持ち、食の安全・安心、環境との調和などの課題解決に情熱を傾けようとする人
(3) 地域社会の一員として、さらには世界的な観点から食産業を考え、その発展に貢献しようとする人
加えて、各学類では、次のような意欲・資質を併せ持つ学生を求めています。
<食資源開発学類>
動・植物や微生物など、新たな食資源の開発に強い関心を持ち、幅広い科学的知識と技術を身に付け、社会に貢献しようとする人
<フードマネジメント学類>
食品製造・加工から流通・消費に至る食産業のプロセスについて、サイエンスとビジネスの両面において知識や技術を身に付け、社会に貢献しようとする人
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の流れ
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の出願方法はインターネット出願となります。ここで、宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の出願の流れを紹介します。
1. 事前準備
2. インターネット出願サイトにアクセス
3. 出願内容の登録
4. 入学者選抜手数料の支払い方法
5. 必要書類の郵送
6. 出願完了
7. 受験票の印刷
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の募集概要
宮城大学公式ホームページより、総合型選抜(旧AO入試)の応募に必要な情報をまとめて紹介します。
なお、総合型選抜(旧AO入試)に合格しなかった場合は、募集要項に定められた出願手続きをとれば、特別選抜(推薦入試)および一般選抜に出願することが可能です。
試験日程
1. 出願書類の作成(手書き):平成30年7月20日(金)
2. インターネット出願の登録機関:平成30年9月7日(金)~平成30年9月21日(金)
3. 出願書類提出期限:平成30年9月14日(金)~平成30年9月21日(金)
4. 第1次選考合格発表:平成30年10月5日(金)
5. 第2次選考選抜期日:平成30年10月20日(土)、10月21日(日)
6. 第2次選考合格発表:平成30年11月2日(金)
7. 入学手続き期間:平成30年11月5日(月)~平成30年11月12日(月)【必着】
なお、入学前の学修や入学後の指導の参考のため、平成31年度大学入試センター試験において宮城大学が指定する教科・科目を受験し、自己採点結果を報告する必要があります。
募集人員
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の募集人員は以下になります。
看護学群
看護学類:8名
事業構想学群
事業プランニング学類:8名
地域創生学類:8名
価値創造デザイン学類:8名
食産業学群
食資源開発学類:8名
フードマネジメント学類:8名
出願資格
平成8年4月2日以降に出生し、かつ次の1~4までのいずれかに該当する方で、志望する学類に対し熱意と適性を有し、合格した場合には必ず入学することを確約できる方とします。
1. 高等学校を卒業した方又は平成31年3月に卒業見込みの方
2. 中等教育学校を卒業した方又は平成31年3月に卒業見込みの方
3. 通常の課程による12年の学校教育を修了した方又は平成31年3月に修了見込みの方
4. 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条(第6号を除く。)の規定に基づき高等学校を卒業した方と同等以上の学力があると認められる方又は平成31年3月31日までにこれに該当する見込みの方
出願時に必要な書類
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の必要な出願書類は以下になります。
① 入学願書
② 自己推薦書
③ 学習計画書
④ 出願書類提出用宛名シート
⑤ 調査書
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の選考方法
1次選考
事前に提出している自己推薦書や、学習計画書、調査書の内容を総合的に判定して選抜を行います。
2次選考
【1日目】
・ レクチャー(50分):講師によるレクチャー(あるテーマに関する資料や事例の紹介・説明など)を受講する。
・ レクチャーレポート(80分):レクチャーの内容に関するレポート(設問形式)を作成する。
この2つの試験科目の評価は、レクチャーレポートが対象になります。
・ グループワーク(60分):レクチャーに関連するテーマについて、少人数のグループで議論を行う。
・ ふりかえりレポート(45分):レクチャーから一連の過程を振り返り、レポートを作成します。
この2つの試験科目の評価は主にふりかえりレポートが対象になります。
【2日目】
・ 資料読解(20分):資料の読解を行います。
・ 面接(口頭試問を含む/25分):事前に与えられた資料に関する口頭試問を受け、志望する学類への意欲や資質が問われる面接。
面接試験では、口頭試問の内容が重視されます。
宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の倍率は?
2018年度に実施された宮城大学総合型選抜(旧AO入試)の倍率を紹介します。
看護学群
看護学群:8.0
事業構想学群
事業プランニング学類:3.4
地域創生学類:2.4
価値創造デザイン学類:3.4
食産業学群
食資源開発学部:1.4
フードマネジメント学類:2.1
さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「
自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。