作成日: 2019年4月9日 最終更新日:

宮城教育大学の推薦入試対策

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宮城教育大学のアドミッションポリシー

宮城教育大学公式ホームページでは、アドミッションポリシー(入学者受入方針)を以下の通り定めています。 宮城教育大学は、広い視野と高度な専門性を具え、実践的な指導力を身につけた教員、また強い使命感と責任感を持ち、豊かな人間力を具えた教員を養成する教員養成大学です。将来、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校等において優れた資質・能力をもった教員として活躍するために、第一に、教員となることへの強い目的意識を持ち、教員として、人間としての成長を目指す使命感・向上心を有する学生を求めています。そして、基礎的な知識および技能の上に、これらを活用して、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を育み、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を有した学生を受け入れます。

1.初等教育教員養成課程

1-1 初等教育教員には、全教科に対応しうる学力とともに、幅広い年齢層にわたる、子どもたちの多様な発達段階に応じた適切な指導力が必要です。 1-2 入学する学生には、高等学校において、全般的な教科・科目の基礎学力を十分に習得することが望まれます。 1-3 また、子どもたちを取り巻く環境も変化し、学校現場ではさまざまな問題が生じています。初等教育をめぐる諸問題に対して幅広い視野と強い関心を持つ学生を求めています。

2.中等教育教員養成課程

2-1 中等教育教員には、特定の教科に関する専門的な学力とともに、子どもから大人へと変容し始める生徒に、適切に対応する指導力が必要です。 2-2 入学する学生には、高等学校において、志望する専攻に対応する教科・科目の十分な学力に加え、関連する輻広い分野の基礎学力を習得することが望まれます。 2-3 また、生徒を取り巻く環境も変化し、学校現場ではさまざまな問題が生じています。中等教育をめぐる諸間題に対して幅広い視野と強い関心を持つ学生を求めています。

3.特別支援教育教員養成課程

3-1 特別支援教育教員には、担当する校種・教科に対応しうる十分な学力とともに、障害のある児童・生徒と向き合って、その可能性を引きだし、一人一人の異なるニ一ズに的確に応えることのできる指導力が必要です。 3-2 入学する学生には、特別支援教育教員免許状の基礎免許として初等教育教員免許状を取得する場合には、全般的な教科・科目の十分な学力を、中等教育教員免許状を取得する場合には、志望する教科・ 科目の十分な学力を、高等学校において習得することが望まれます。 3-3 また、インクルージョン(困難を抱える人々の存在を当然のこととした社会の構成)をめぐる世界的な流れの中で、学校現場でも対応すべきさまざまな課題が見出されています。特別支援教育に強い関心と意欲があり、その教育に対する使命感を持ち続けることのできる学生を求めています。

宮城教育大学の推薦入試の実施状況

宮城教育大学で推薦入試を行っているのは、教育学部初等教育教員養成課程、中等教育教員養成課程、特別支援教育教員養成課程です。 それぞれの募集人員は以下の通りです。 初等教育教員養成課程:46名 中等教育教員養成課程:6名 特別支援教育教員養成課程:12名

宮城教育大学の推薦入試の募集概要

宮城教育大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格及び推薦要件

出願資格

出願する者は、次のいずれかに該当し、学校長から推薦のあった者とする。 (1) 高等学校(特別支援学校の高等部を含む)もしくは中等教育学校を平成31年3月に卒業見込みの者 (2) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を平成31年3月に修了見込みの者 なお、海外留学者、単位制高校出身者及び在外教育施設修了者等については、卒業(修了)が平成31年3月より前であっても平成30年4月以降に卒業(修了)した場合は、出願を認めることがある。

推薦要件

【推薦入試①(初等教育教員養成課程・特別支援教育教員養成課程)】 上記の出願資格に該当し、次のすべての推薦要件をみたすこと。 (1)全体の評定平均値 4.0 以であること。 (2)本学入学後、意欲的に研鑽に努め得る者であること。 (3)合格した場合は、本学への入学が確約できる者であること。 【推薦入試②(中等教育教員養成課程 美術教育専攻・英語教育専攻)】 上記の出願資格に該当し、次のすべての推薦要件をみたすこと。 (1)美術教育専攻では全体の評定平均値3.8以上、英語教育専攻では全体の評定平均値4.0以上であること。 (2)英語教育専攻に出願する場合は、次のいずれかの試験の公式スコア(推薦入試の入試日から遡って2年前まで有効)を提出すること。 GTEC CBT(公式ストア) GTEC for STUDENTS Advanced(3技能版、4技能版) GTEC Advanced(3技能版、4技能版) ※ GTEC for STUDENTS Advanced、GTEC Advanced は、「OFFICIAL SCORE」の印字のある成績(検定試験)及び「OFFICIAL SCORE」の印字のない成績(通常試験)も認める。 TOEFLiBT TEST TOEIC Listening & Reading 公開テスト(公式スコア) (3)本学入学後、意欲的に研鑽に努め得る者であること。 (4)合格した場合は、本学への入学が確約できる者であること。 (注1)推薦は、1校につき、初等教育教員養成課程は各系1名の計4名、中等教育教員養成課程は各専攻1名の計2名、特別支援教育教員養成課程は2名、合計8名までとする。 (注2)所定の人数を超える推薦があった場合は、その課程へのすべての出願は無効になる。 (注3)大学入試センター試験の受験は、出願の要件としない。

選考日程

推薦入試の日程は、推薦入試①と推薦入試②で違っています。

推薦入試①(初等教育教員養成課程、特別支援教育教員養成課程)

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 第一次選考:平成30年11月17日(土) 第一次選考合格発表:平成30年11月22日(木) 第二次選考:平成30年12月8日(土)※9日(日)に及ぶ場合あり 合格発表日:平成30年12月13日(木)

推薦入試②(中等教育教員養成課程)

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年11月17日(土) 合格発表日:平成30年12月13日(木)

選考方法

選考の方法も、推薦入試①と推薦入試②で異なります。

推薦入試①(初等教育教員養成課程、特別支援教育教員養成課程)

第1次選考:課程別課題の評価により行い、第1次選考合格者は募集人員の2倍程度とする。 第2次選考:集団面接及び個人面接を課し、第1次で実施した課程別課題の評価、出願書類を含め、総合的に評価して第2次選考合格者の決定を行う。芸術・体育系の集団面接にはコース独自の要素を含む。

推薦入試①(初等教育教員養成課程、特別支援教育教員養成課程)

【美術教育専攻】 出願書類(推薦書、調査書及び推薦入試レポート)の内容、専攻別課題(鉛筆デッサン)及び個人面接の結果を総合して、合格者を決定する。 【英語教育専攻】 出願書類(推薦書、調査書、推薦入試レポート及び外部試験のスコア)の内容と個人面接(英語の読解及び英語によるインタビューを含む)の結果を総合して、合格者を決定する。

必要書類

入学志願票、受験票、写真票、推薦書、推薦入試レポート、調査書、英語外部試験スコア、入学検定料振替振込受付証明書、受験票等送付用封筒、住民票、あて名シール

宮城教育大学の推薦入試の倍率

最後に、宮城教育大学の過去の推薦入試の倍率などをご紹介いたします。

2018年

募集人数:64名 志願者数:175名 受験者数:175名 倍率:2.7倍

2017年

募集人数:45名 志願者数:140名 受験者数:140名 倍率:2.2倍

2016年

募集人数:45名 志願者数:110名 受験者数:110名 倍率:1.8倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。