作成日: 2019年5月23日 最終更新日:

長野県立看護大学の推薦入試対策

長野県立看護大学 長野県立看護大学の推薦入試について知りたいと思っている受験生の皆さん、その保護者の皆さんに入試情報を詳しく説明します。ぜひご参考にしてください。

長野県立看護大学のアドミッションポリシー

長野県立看護大学公式ホームページでは、教育理念、目標及びアドミッションポリシーを以下の通り定めています。

教育理念

学生個々人のもつ可能性が最大限に開花することを目指し、自立性、主体性を育むとともに、さまざまな生を営む人間を深く理解し、人々への配慮が自然にできる豊かな人間性と幅広い視野を養う。 これらを基盤として、看護実践に関する総合的な能力を養成し、看護の社会的機能を担い人々の健康福祉の向上に貢献する人材を育成する。さらに、看護の発展に寄与する実践者、教育者および研究者を育成する。

目的

長野県看護大学条例(平成6年12月22日条例第40号) 第2条 健康と福祉の増進に寄与することを目的として、看護の社会的機能を担うことのできる人材を育成するとともに、看護に関する専門的な知識及び技術を深く教授研究するため、長野県看護大学を駒ヶ根市に設置する。

教育目標

1.豊かな人間性と幅広い視野を養う

(1)学びの体験を通して命の尊さに触れ、人間の理解を深める。 (2)豊かな感受性を養い、想像力と洞察力を身につける。 (3)人との出会い、学問との出会いを通して視野を広げ、自己を見つめ直す力を身につける。 (4)さまざまな文化や社会の中で生活する人々を理解し、多様な価値観を尊重できる。

2.看護専門職者として社会に貢献できる能力を養う

(1)生命の尊厳を理解し、人間としての権利を尊重して主体的に行動できる。 (2)看護の対象となる人を身体的、精神的、社会文化的側面から全人的に理解できる。 (3)対象となる人の主体性を尊重し、協力して援助関係を築くことができる。 (4)あらゆる健康段階にある人々に対して、よりよい社会生活を支援する看護実践を展開できる。 (5)科学的な根拠に基づいて適切な判断を下し、問題を解決することができる。 (6)自らの看護実践をふりかえり、新たな課題に取り組むことができる。 (7)専門職者としての責任を自覚して行動し、リーダーシップを発揮できる。 (8)保健・医療・福祉等に携わる人々と協働し、看護をより有効に機能させることができる。

3.看護実践における課題の究明に取り組む能力を養う

(1)看護実践における課題を見出すことができる多角的な視点を身につける。 (2)課題解決にむけた創造的で論理的な思考能力を身につける。

アドミッションポリシー(入学者受入方針)

長野県立看護大学は、公立大学として全国で3番目に設立され、「学生個々人のもつ可能性が最大限に開花することを目指し、自立性、主体性を育み、人々への配慮が自然にできる豊かな人間性と幅広い視野を養うこと」を理念としてきました。教育理念を具現化するため、学生の学び体験を通して幅広い視野を養うこと、看護専門職者として社会に貢献できる能力を養うこと、看護実践における課題の究明に取り組む能力を養うこと、この3つを教育目標にしています。 本学は、以下のとおり教育理念を掲げています。 学生個々人のもつ可能性が最大限に開花することを目指し、自立性、主体性を育むとともに、さまざまな生を営む人間を深く理解し、人々への配慮が自然にできる豊かな人間性と幅広い視野を養う。これらを基盤として、看護実践に関する総合的な能力を養成し、看護の社会的機能を担い人々の健康福祉の向上に貢献する人材を育成する。さらに、看護の発展に寄与する実践者、教育者および研究者を育成する。

求める学生像

本学は、看護師、保健師、助産師として長野県をはじめ日本各地の医療・保健機関や自治体において、多様な文化を理解し地域社会の人々の健康と幸せを守ることに貢献できる看護実践者の育成を目指しています。 このような看護実践者の育成を目指す本学では、以下のような人を求めています。 ①自然や人間の様々な現象に興味を持ち、積極的に学ぼうとする人 ②相手の話に耳をよく傾け、自分の考えを適切に表現しようとする人 ③人間の尊厳を重んじ、相手の個性を尊重して協調しようとする人 ④問題に自ら進んで向き合い、柔軟な考え方で解決しようとする人 ⑤看護専門職として社会に貢献しようとする人

選抜方法

本学の教育理念、求める学生像に見合った人を選抜するため、一般選抜入試(前期日程、後期日程)と特別選抜入試(推薦、社会人)を実施しています。 一般選抜入試では、入学者の選抜は、看護学を学ぶ上で必要な基礎学力を有する人を求めるため大学入試センター試験を課し、本学が実施する小論文及び面接並びに調査書の審査の結果を総合して行います。特別選抜入試(推薦)では、本学が実施する小論文(英語の課題文の読解を含む。) 及び面接並びに調査書等の審査の結果を総合して行います。

長野県立看護大学の推薦入試の実施状況

長野県立看護大学の推薦入試の募集人数は30人(社会人の若干名を含む。)です。

推薦人員

推薦を受ける者は、一つの高等学校につき2名以内とする。ただし、分校は1名とする。なお、統合直後の高等学校が一時的に統合前の旧カリキュラムに沿った授業編成を行う場合、その期間に限り別途推薦人員を考慮する。希望する高等学校は募集要項発表後速やかに、カリキュラムの構成及び期間を明示した書類と申出書を本学に提出すること。

長野県立看護大学の推薦入試の募集概要

長野県立看護大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

出願できる者は、次の1から3の全てに該当し、在学する高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ。)の長が長野県看護大学に対して適性を有すると認め責任をもって推薦する者とする。 1. 長野県内の高等学校を平成31年3月卒業見込みの者 2. 調査書の「全体の評定平均値」が4.0以上である者 3. 合格した場合、必ず入学する者

選考日程(令和元年度版)

出願期間:平成31年11月1日(金)~11月8日(金) 試験日平成31年11月16日(土) 合格発表日:平成31年11月21日 (木)

選考方法

入学者の選抜は、調査書及び推薦書の審査並びに本学が実施する小論文(英語の課題文の読解を含む。)及び面接の結果を総合して行う。

その他

推薦を受ける者は、大学入試センター試験を受験すること。受験科目は、本学「前期日程」選抜の入学志願者に解答させる教科・科目に準拠し、国語、地歴・公民、数学、理科、英語の5教科5科目または5教科6科目とする。 この大学入試センター試験の成績は、志願者の合否には関係しないが、合格者は、大学入試センターからの成績通知書の受領後速やかに、成績通知書(写し)を本学へ提出すること。 なお、大学入学センター試験出願後に成績通知の希望の有無を変更することができないので、出願時に必ず「成績通知を希望する」を○で囲むこと。

長野県立看護大学の推薦入試の倍率

最後に、長野県立看護大学の推薦入試の過去の倍率をご紹介いたします。

平成31年度

募集人員30人、志願者数51人、志願倍率1.7倍 受験者数51人、受験倍率1.7倍、合格者数29人

平成30年度

募集人員30人、志願者数58人、志願倍率1.9倍 受験者数58人、受験倍率1.9倍、合格者数30人

平成29年度

募集人員30人、志願者数59人、志願倍率2.0倍 受験者数59人、受験倍率2.0倍、合格者数31人 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。