作成日: 2019年7月19日 最終更新日:

立教大学経営学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

1949年に発足した立教大学経営学部では、「最先端の経営と社会が求めるリーダーシップを身につけること」を目標とし、経営学科と国際経営学科に分かれて運営を行っています。 経営学科では少人数での実践的な学びを通じて、未来のビジネスリーダーを育てます。国際経営学科では、英語で経営を学び、世界中でリーダーシップを発揮できる人材の育成に取り組んでいます。 ここでは、そんな立教大学経営学部について、偏差値や卒業後の進路および評判などをまとめました。

立教大学経営学部の偏差値

立教大学経営学部の偏差値は、62.5~65.0となっています。 東京の難関私立大学である「MARCH」と呼ばれる(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)の中では、明治大学に次ぐ2番目に位置しています。

立教大学経営学部の倍率

立教大学経営学部で実施された2019年度入試における倍率は下記の通りです。

一般選抜入試(全学部日程)

  • 3教科方式:10.5倍(志願者数581名、合格者数53名)
  • グローバル方式:7.5倍(志願者数547名、合格者数72名)

一般選抜入試(個別学部日程)

  • 11.5倍(志願者数2808名、合格者数231名)

大学入試センター試験利用入試

  • 3科目型:12.6倍(志願者数1,985名、合格者数157名)
  • 6科目型:6.0倍(志願者数362名、合格者数60名)

自由選抜入試

  • 3.0倍(志願者数219名、合格者数72名)

アスリート選抜入試

  • 倍率不明(志願者数188名(全学部含む)、合格者数6名)

外国人留学生入試(書類選考による募集制度

  • 6.2倍(志願者数50名、合格者数8名)

立教大学経営学部の入試の種類

立教大学経営学部に入るための入試制度は以下の通りです。
  • 一般選抜入学試験
  • 全学部統一入学試験
  • 大学入試センター試験利用入学試験
  • 自由選抜入試
  • アスリート選抜入試
  • 外国人留学生入試

一般入試の特徴

立教大学経営学部の一般入試等では独自の試験を課しています。全ての学部・学科から1つの学部を選択する「全学部日程」と学科ごとに試験日が異なる「個別学部日程」があります。 各試験における特徴や受験科目、配点などをみていきましょう。

一般選抜入試(全学部日程)3教科方式

  • 出願期間:2020年1月7日〜1月23日
  • 入学試験日:2020年2月6日
  • 合格発表日:2020年3月13日
入学試験では下記の3科目を受験します。
  • 「国語(100点)」
  • 「地理歴史(100点)」
  • 「外国語(150点)」
  • 「外国語(100点)」

一般選抜入試(全学部日程)グローバル方式

入学試験では、「国語(100点)」「地理歴史、公民、数学から1科目選択(100点)」の2科目を受験します。 そのほか、英語資格、検定試験の条件に応じたスコアがあります。

一般選抜入試(個別学部日程)

  • 出願期間:2020年1月7日〜1月23日
  • 入学試験日:2020年2月12日
  • 合格発表日:2020年2月22日
入学試験科目は
  • 「外国語(150点)」
  • 「地理歴史、数学から1科目選択(100点)」
  • 「国語(100点)」
の3科目を受験します。 そのほか、英語資格、検定試験の条件に応じたスコアがあります。

大学入試センター試験利用入試の特徴

立教大学経営学部の大学入試センター試験利用入試では大学入試センター試験の成績で合否判定を行っており大学独自の試験は行っていません。 また、全学部・学科を併願することも可能です。ここでは各試験における特徴や受験科目、配点などをみていきましょう。

大学入試センター試験利用入試

  • 出願期間:2020年1月7日〜1月17日
  • 合格発表日:2020年3月13日
入学試験では、「3科目型」「6科目型」を実施しております。

自由選抜入試の特徴

立教大学経営学部の自由選抜入試等では志望する学部に関連した高い能力をもつ学生、あるいは学業以外の諸活動の分野で秀でた個性を持つ学生で、各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいと熱意がある学生を受け入れています。 各試験における特徴や受験科目、配点などをみていきましょう。

自由選抜入試

出願期間は2019年9月26日~10月2日です。 第一次選考では書類選考、第二次選考では総合科目(主に現在の経営や政治に関する知識と感心および基礎的な数学的分析能力を問う)、面接試験を行い総合的に合格者判定します。 第二次選考入学試験日は2019年11月16日または17日、合格発表日は、2019年12月12日となります。

立教大学経営学部のカリキュラム

  • 導入期、形成期、完成期の3期に区分したカリキュラム編成
  • 経営とは何かを基礎から学ぶ
  • 会計とファイナンスの結びつきにスポットを当てた教育
  • 経営と政策の両面を学び両者の関係を解明し、社会的な視点を身に付ける
立教大学経営学部のカリキュラムは、「導入期、形成期、完成期」の3期に区分したカリキュラムを編成しています。 各期において明確な教育的狙いを備えており、経営学部での学習に必要な基礎知識、専門知識、応用問題の学習を行います。

3つのステップ

  • 導入期(1年次)
  • 形成期(2年次)
  • 完成期(3年次・4年次)
立教大学経営学部では上記の3期の区分でそれぞれの目的意識を持ち、1年次から4年次までのカリキュラムを構成しています。3期毎の特徴について見ていきましょう。

導入期(1年次)

経営学部の導入期では「経営学の基礎を学び、リーダーシップを実践」を目標としています。「経営学入門」「経済学入門」などの基礎科目を学び、経営学を学ぶ上で必要となる知識を身につけていきます。 また、プロジェクト型授業の中で「リーダーシップ入門」において、企業から提示された課題にチームで取り組み、実践形式で自分なりのリーダーシップを発揮し課題に取り組んでいきます。

形成期(2年次)

経営学部の形成期では「高度なプロジェクトに取り組み、各専門領域を幅広く学修」を目標としています。 導入期の学びをベースに、より難易度の高いビジネス課題に取り組んでいきます。講義や演習を通じて、経営学の4領域を深く掘り下げて学び、興味や関心のある分野を学生自らが発見し、目標を定めながら専門領域を学んでいきます。

完成期(3年次・4年次)

経営学部の完成期では「グルーバル社会で真のリーダーとして活躍するための道筋を探り、スキルを磨く」を目標としています。 形成期までに培った知識とリーダーシップをビジネスの場でどのように生かすかを見据えながら、さらなる専門領域の理解を深める期間となります。 各領域において全国大会への出場や卒業論文の執筆に取り組むことで高度な専門知識を獲得し、かつ多角的な視点と分析力を学びから身につけていきます。 自らを改めて自身のキャリア形成と人生の展望を明確にし、グローバル社会でリーダーシップを発揮するために必要となる能力や学習の完成を目指します。

立教大学経営学部の進路状況

立教大学経営学部卒業生の進路状況について、
  • 就職率
  • 主な就職先企業
  • 主な内定業種一覧
の3つのカテゴリに分けてまとめました。

卒業後の進路

  • 卒業者総数:357名
  • 進学者総数:22名
  • 就職者総数:307名
  • その他:21名
  • 進路不明者:7名

主な就職先企業

2018年度の立教大学経営学部の主な就職先は以下です。(順不同)
  • 日本アイ・ビー・エム
  • 日立製作所
  • ソフトバンク
  • 凸版印刷
  • 東京海上日動火災保険
  • アクセンチュア
  • 株式会社三菱UFJ銀行
  • パナソニック
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • 双日
  • オリックス
  • 日本航空
  • 首都高速道路
  • 富士ソフト
  • 損害保険ジャパン日本興亜
  • オンワード樫山
  • 監査法人トーマツ
  • エイチ・アイ・エス
  • 三菱商事株

主な内定業種一覧

2018年度の立教大学経営学部卒業生の主な内定業種は下記の通りです。
  • 農業・林業・水産・鉱業・建設:1.0%
  • 製造業:22.8%
  • 卸売業・小売業:14.3%
  • 金融業・保険業:11.1%
  • 運輸業・通信業:5.9%
  • 不動産・電気・ガス:2.6%
  • 放送・広告:6.8%
  • 情報:15.3%
  • サービス業:15.6%
  • 教育:2.0%
  • 公務:2.0%
  • 業種不明(自衛含む):0.7%

立教大学経営学部で取得可能な資格

卒業時に取得可能な資格及び受験資格は以下の通りです。

経営学部

  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(公民・情報)
  • 学芸員
  • 司書

立教大学経営学部のキャンパス情報

立教大学経営学部の学生は池袋キャンパス(東京都豊島区西池袋3-34-1)に4年間通学することになります。 主要駅からのアクセスは以下の通りです。

池袋キャンパス

JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東武東上線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線「池袋駅」下車、西口より徒歩7分

立教大学経営学部の評判は?

実際のところ、立教大学経営学部に在学した経験者たちは、ここでの学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミを見ていきましょう。

実践的で参加型授業が豊富

経営学部ではビジネスの場で活かすために必要となるリーダーシップ力を身につけるために、実際に企業から出される課題にチームで取り組む授業などがあるので、座学だけではなく、実践の場で体験しながら気づいていなかった視点やチームの意見に耳を傾けることで多角的な視点を得ることができました。 先生や学生同士も熱心な人が多いので、とても刺激を受けることができ個性を伸ばすことができました。

グループワークが豊富で友達ができやすい環境

経営学部では、演習科目やチームで課題に取り組むことが多いので、友達ができやすい環境となっています。 自分から話しかける場がほとんどない大学では、こういったチームで作業を行うことで自然とか会話も生まれて、お互いのことを理解するチャンスでもあるので、サークルに入らなくても友達ができやすく恋愛に発展する人も中にはいます。