作成日: 2019年6月17日 最終更新日:

立命館大学映像学部の入試情報・偏差値・進路・評判まとめ

立命館大学映像学部

立命館大学映像学部の偏差値

立命館大学映像学部の偏差値は、52.5~55.0です。 関西にある他大学の似た学部としては、京都府の京都造形芸術大学芸術学部映画学科、兵庫県の神戸芸術工科大学芸術工学部があります。偏差値を比較すると、京都造形芸術大学芸術学部映画学科の偏差値は35.0~45.0、神戸芸術工科大学芸術工学部の偏差値は35.0~45.0となっており、立命館大学映像学部の偏差値は高めです。

立命館大学映像学部の倍率

2018年度の入試での結果は以下の通りです。
  • 一般入試合計…募集人数86名・志願者数1911名(倍率5.9倍)
  • 総合型選抜(旧AO入試)合計…募集人数20・志願者数70名(倍率3.5倍)
  • センター試験合計…募集人数18名・志願者数614名(倍率5.2倍)
他大学では、京都造形芸術大学芸術学部(2016年度)が一般入試合計の倍率2.3倍、センター試験合計の倍率1.7倍。神戸芸術工科大学芸術工学部(2018年)では、一般入試合計で倍率2.1倍、センター試験合計で倍率1.9倍となっています。 他大学と比較しても志願する学生の数がかなり多く倍率も高く、「狭き門」であると言えます。

立命館大学映像学部の入試の種類

映像学部に入るための入試は以下の8つです。
  • 一般入学試験(センター試験方式を含む)
  • AO選抜入学試験
  • 文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験
  • スポーツ能力に優れた者の特別選抜入学試験
  • 外国人留学生入学試験
  • 推薦入学試験
  • 提携校推薦入学試験
  • 付属校推薦入学試験

立命館大学映像学部のカリキュラム

立命館大学映像学部のカリキュラムはどのようになっているのでしょうか?1~4年それぞれの特色を見ていきましょう。

1回生は映像に対する知識を広げる

1回生は、少人数授業で読解力、表現力、マネジメント力を修得します。また、日本や外国の映画史、知的財産論、社会映像リテラシーなど、映像制作の上で必要となる知識を学びます。実習授業や講義を通して、映像制作の手法を実践的に学んだり、プロデュース能力を磨いたりすることもできます。

2年次では専門領域を学ぶ授業が本格化

2年次では、映像の理論や歴史、マーケティングなどの専門領域を学びます。ゾーン別の演習クラスを選択し、学外映像研修や、照明や編集の実習も行います。さらに映像に関するプロフェッショナルによる特別講義などを通し、キャリア形成の意識を高めます。

3年次では基礎を応用

3年次では、これまで学んできた基礎知識を応用する段階へと進みます。ゼミでは高度な映像制作や、歴史的、社会的、国際的な諸問題に関する理論的、実践的な研究がスタート。さらには提携企業でのインターンシップ体験によって、実践力と職業観を養うことができます。

4年次では卒業研究

4年次ではキャリアを意識した自身の研究を深め、4年間の学びを集大成する「卒業研究」に取り組みます。

立命館大学映像学部の特徴

立命館大学映像学には、様々な特色ある講義やプログラムがあります。代表的なものを3つご紹介いたします。

産学連携

映像学部には、実際に映像制作などの現場を経験してきた教員がたくさんいます。さらに映画界やゲーム業界、テレビの制作現場などで功績を残してきたプロの協力を得て、「プロの声」「現場の知」に触れる授業を実施しています。

学外映像研修

映像関連会社や映像制作会社、ゲーム関連会社など、関係する多彩な企業・団体の現場に行き、業務の一端を体験できる研修です。現場の厳しさや楽しさを感じつつ、知識やスキルを吸収し、将来の方向性を見定めるための時間を過ごすことができます。

インターンシップ

民間企業や地方自治体、国際機関など300以上もの研修先があります。インターンシップ前後には、より効果を得るための研修も行われます。

立命館大学映像学部の進路状況

立命館大学映像学部の卒業生たちの進路状況についてご紹介いたします。

就職率

立命館大学映像学部の卒業生(2018年3月)の就職率は96.6%です。 特徴的なのは、多くの卒業生たちが映像関係の仕事に就いていることです。また、マスコミ分野においては1~5期生ともに25%を超える就職実績となっており、非常に高い就職率を誇ります。

主な就職先企業

カプコン、電通ライブ、博報堂プロダクツ、電通、カタラトミー、NHK、イオンリテール、日本郵政、凸版印刷など

主な内定業種一覧

2018年3月卒の学生が就職した主な業種は、サービス44.8%、マスコミ33.3%、製造11.4%でした。

立命館大学映像学部で取得可能な資格

立命館大学映像学部で取得可能な資格は以下の通りです。
  • 学校図書館司書教諭(任用)
  • 司書
  • 学芸員(任用)

立命館大学映像学部のキャンパス情報

映像学部の学生は、「立命館大学衣笠キャンパス」へ通学することとなります。 衣笠キャンパスは京都府の西北に位置しており、金閣寺や仁和寺に囲まれた落ち着いた雰囲気の場所です。 教室棟や研究室の他、約2,000席を有する「平井嘉一郎記念図書館」や、国際平和ミュージアム・平和教育研究センター、学生会館、競技場などがあります。 アクセスは、JR京都駅烏丸中央口から市バスで約40分前後、阪急大宮駅からは市バスやJRバスで20~25分です。

立命館大学映像学部の評判は?

立命館大学映像学部で実際に学んだ学生たちは、本学部での学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミをご紹介します。

ここでしか学べないカリキュラムが魅力

座学だけでなく、実際にグループで映画撮影を行ったりCG制作を経験することができるので、自分が学びたかったことを大学生のうちから体験できる貴重な場でした。また映画監督や実績のあるプロデューサーの講義を受けられるなど、他の大学ではなかなか体験することができない貴重な学習ができました。

立地の良さ

キャンパスは京都の北部ですが、繁華街のあるエリアには市バスですぐにアクセスできます。講義のない日には金閣寺をはじめ、近隣の有名な観光地をまわることもできます。バイクなどがなくても、市バスや電車がたくさん通っているので移動は便利です。大阪や神戸に行く時も、阪急電車に乗れば乗り換えなしでアクセスできます。アルバイトも見つけやすく、バイトの種類も豊富ななかから選べました。昔ながらの学生の街らしく学生のお財布にやさしい飲食店があちこちにあり、とても生活しやすい環境でした。

少人数制だから友達がすぐできる環境

そもそも他の学部に比べると学生の数が少ないため、実習授業で使用する機材をいつでも使用することができました。映画制作などの実習授業も多く、座学だけではなく実際に機材に触れて学べたのはとても良かったです。少人数だけに、映像学部のメンバーとは顔をあわせる機会も多く、友達もすぐにできました。