龍谷大学経済学部は、社会の課題に柔軟に対応できる様々な能力を身につけることを目標としています。
そして、学科は現代経済学科と国際経済学科の二つに分かれています。
ここでは、そんな龍谷大学経済学部について、偏差値や就職率および評判などをまとめました。
龍谷大学経済学部の偏差値
龍谷大学経済学部の偏差値は、60.0~64.0となっています。関西のいわゆる「産近甲龍」と呼ばれる4大学(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)の類似学部の中では、 甲南大学経済学部、近畿大学経済学部に次いで3番目に高いです。
龍谷大学経済学部の倍率
2019年度に龍谷大学経済学部で実施された入試の倍率は下記の通りです。
一般入試
一般入試は、A・B・Cの3つの日程があります。
A日程
- スタンダード方式:6.17倍(志願者数2,276名、合格者数363名)
- 高得点科目重視方式:6.42倍(志願者数1,150名、合格者数175名)
B日程
- スタンダード方式:8.04倍(志願者数989名、合格者数95名)
- 高得点科目重視方式:7.82倍(志願者数587名、合格者数57名)
C日程
- スタンダード方式:15.53倍(志願者数239名、合格者数15名)
- 高得点科目重視方式:17.0倍(志願者数123名、合格者数7名)
センター試験利用入試
- 前期募集 3教科型:3.31倍(志願者数734名、合格者数221名)
- 前期募集 4科目型:2.04倍(志願者数194名、合格者数95名)
- 中期募集 3教科一般入試併用型:6.13倍(志願者数200名、合格者数23名)
- 後期募集 3教科型:2.77倍(志願者数36名、合格者数13名)
公募推薦入試
公募推薦入試には、2教科型と学部独自型の2種類があります。
2教科型
- スタンダード方式:8.02倍(志願者数536名、合格者数66名)
- 高得点科目重視方式:7.86倍(志願者数443名、合格者数56名)
- 2科目方式:8.69倍(志願者数1308名、合格者数150名)
学部独自
- 専門高校、専門学科・総合学科対象:3.5倍(志願者数14名、合格者数4名)
龍谷大学経済学部の入試の種類
龍谷大学経済学部の入試方法は以下の通りです。
- 一般入試
- センター試験利用入試
- 公募推薦入試
- 公募推薦入試(学部独自方式)
一般入試の特徴
複数日の受験が可能であり、同一試験日に入試方式の併願も認められています。
また、学部や学科の併願の組み合わせによっては最大5つまで出願することもできます。
なお、試験の解答方法はマーク式になります。
A・B日程
- スタンダード方式:英語・国語・選択科目の3科目で合否を判断。それぞれの科目の配点は100点です。
- 高得点科目重視方式:英語・国語・選択科目の3科目で合否を判断。高得点の科目の1つを2倍に換算、400点満点に。
C日程
- スタンダード方式:英語・国語の2科目で合否を判断。それぞれ100点満点の配当で合計200点満点に。
- 高得点科目重視方式:英語・国語の2科目で合否を判断。高得点の科目1つを2倍の得点として換算、合計300点満点に。
龍谷大学経済学部のカリキュラム
龍谷大学経済学部では、大学院生のサポート(ティーチングアシスタント)がおり、一人一人が向き合って学習を進められます。
2年生前期までは経済学の基礎を学び、後期から専門科目の授業が開始します。 3年以降も自分の興味に合わせてカリキュラムを組むことが可能です。
龍谷大学経済学部の特徴
龍谷大学経済学部には、以下の2学科があります。
龍谷大学経済学部は、社会に出てからよく目にすることとなる「人、モノ、お金」の流れについて自己流の経済学を習得するための学部です。
また、現代経済学科と国際経済学科のどちらを選択しても、就職する場合の業種に大きな違いはありません。以下に学科ごとの特徴をご紹介いたします。
現代経済学科
現代経済学科の目的としては、次の4点があげられます。
- 基礎から学習を積み上げ、確実に経済知識を獲得
- 問題意識を持ってフィールドワークを行って分析
- 現実に起こっている経済問題をリアルタイムで学習」
- 実際のビジネスに活用できる経済知識を習得
また、具体的に学ぶ内容は以下の通りです。
- 現代経済学
- 産業経済
- ファイナンス
- 応用政策
- 経済情報など
国際経済学科
国際経済学科の目的としては、次の4点があげられます。
- グローバルに活躍できる人材を育むための環境を整備
- 海外でのフィールドワークを通じて、理解力を深める
- 世界の経済を学ぶうえで必要となる、多様な教養の習得
- 1年生からのゼミで、少人数による密度の濃い学びを実現
また、具体的に学ぶ内容は以下の通りです。
龍谷大学経済学部の進路状況
ここでは、龍谷大学経済学部の進路状況について、
の3つのカテゴリに分けてまとめました。
就職率
- 卒業者総数:530名
- 進学者総数:3名
- 就職者総数:476名
主な就職先企業
2018年度の龍谷大学経済学部の主な就職先は以下です。(順不同)
- 株式会社マイナビ
- ワールドビジネスセンター株式会社
- MXモバイリング株式会社
- 株式会社京阪百貨店
- 株式会社ネクステージ
- 株式会社阪急オアシス
- 株式会社平和堂
- 株式会社三越伊勢丹
- 株式会社良品計画
- 株式会社ローソン など
主な内定業種一覧
龍谷大学経済学部卒業生の主な内定業種は以下の通りです。
- 農林・水産・鉱業:0.2%
- 土木・建設業:4.7%
- 製造業:12.4%
- 卸売業:14.0%
- 小売業:14.9%
- 金融業:15.1%
- 不動産業:3.1%
- 運輸業:3.9%
- サービス業:14.7%
- 情報通信業:8.1%
- 宗教:0.2%
- 福祉:0.8%
- 教育:1.6%
- 公務員:4.7%
- その他:1.6%
龍谷大学経済学部で取得可能な資格
龍谷大学経済学部で取得可能な資格は以下の通りです。
住職になるためには?
国際経済学科においては、本願寺派教師資格を取得することも可能です。
これは、浄土真宗本願寺派における寺院の住職になる資格にあたるものです。
また、実際にこの資格を取得するためには、最終的に本山が実施している研修(教師教修)を受講しなければなりません。
将来住職として活躍することを目指している人には、欠かせない資格といえます。
龍谷大学経済学部のキャンパス情報
経済学部の学生は、龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区深草塚本町67)へ通学することとなります。
主要駅からのアクセスは以下の通りです。
- JR奈良線「稲荷」駅から南西へ徒歩約8分
- 京阪本線「深草」駅から西へ徒歩約3分
- 京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅から東へ徒歩約7分
龍谷大学経済学部の評判は?
龍谷大学国際学部に在学した経験者たちは、ここでの学びについてどのように感じているのでしょうか。実際の口コミを見ていきましょう。
充実したキャンパスライフ
駅から近くサークルも多いため環境が整っており、大学生活を楽しもうと思っている人におすすめです!経済学部では、TOEICが無料で受けることができたり、ファイナンシャルプランナーになるための勉強もできたりします。
大学1年の時は毎日1限が必修であるために、少ししんどいですがそこを乗り越えればあとは大丈夫です。
優れた立地条件
京阪電車・JR・地下鉄と3路線からの通学が可能であるため、通いやすいと思います。京都駅から2駅ということもあり、遊びに行くときに便利でした。また近所に定食屋が多くあり、お昼時はよくにぎわっていました。