作成日: 2019年6月13日 最終更新日:

滋賀医科大学の推薦入試対策

滋賀医科大学

滋賀医科大学のアドミッションポリシー

滋賀医科大学公式ホームページでは、理念、教育目標および各学科のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。

理念

滋賀医科大学は、地域の特徴を生かしつつ、特色ある医学・看護学の教育・研究により、信頼される医療人を育成すること、さらに、世界に情報を発信する研究者を養成することにより、人類の健康、医療、福祉の向上と発展に貢献する。

教育理念

豊かな教養と高い専門的知識及び技能を授けるとともに、確固たる倫理観を備え、科学的探求心を有する医療人及び研究者を養成する。

教育目標

(1) 課題探究、問題解決型学習を通して、適切な判断力と考察する能力を養う。 (2) 豊かな教養を身につけ、医療人としての高い倫理観を養う。 (3) コミュニケーション能力を持ち、チーム医療を実践する協調性を培う。 (4) 参加型臨床(地)実習を通して、基本的な臨床能力を習得する。 (5) 国際交流に参加しうる幅広い能力を身につける。

医学科

近年、生命科学の分野は著しく進歩し、医学に関する知識量は膨大となり、また新たな学問分野も生まれつつある。一歩、医学・医療に対する社会のニーズは多様化し、医学・医療のみならず、生命科学、福祉、国際医療など様々な分野において、有能な人材が求められている。このような状況の中、本学の理念に基づき、医療人に必要な学識・能力・技能を習得する素養を持ち、医学の修得に真摯に、また熱意を持って取り組む、次のような人材を求めている。

求める学生像

1.医学の修得に必要な幅広い基礎学力と応用力を有する者 2.十分なコミュニケーション能力を持ち、協調性や他社への思いやりのある者 3.大いなる好奇心を持って、自ら考え、自ら解決する気概のある者 4.地域医療に深い関心を持ち、特に滋賀県の医療に貢献する意欲を持つ者 5.国内外における医学・医療研究の実践及び発展のために、生涯を通じて真摯に取り組む者

入学者選抜の基本方針

「求める学生像」に沿った人材を選抜するために、一般入試、推薦入試(滋賀県枠を含む)、第2年次後期学士編入学試験(地域枠を含む)を行っている。 滋賀県枠、地域枠では、滋賀県の医療に情熱を持って従事しようとする者を望んでいる。

推薦入試

学校長の推薦書、調査書、志願理由書並びに大学入試センター試験、小論文、面接を総合して選抜を行う。大学入試センター試験では幅広い基礎学力を測り、小論文では理解力、思考力及び表現力を評価し、調査書などの提出書類と面接では地域医療への意欲、協調性、自己表現力、リーダーシップ、倫理観、コミュニケーション能力等を評価する。

看護科

本学の理念に基づき、高い教養と高い倫理観を備えた看護職の育成を目指しており、卒業生が看護師、保健師、助産師として地域に貢献し、また看護職者としてのスペシャリストや管理職、教育者・研究者として活躍できることを目標としている。そのため、看護職に必要な学識・能力・技能を習得する素養を持ち、看護学の修得に真摯に、また熱意を持って取り組む、次のような人材を求めている。

求める学生像

1.看護学の修得に必要な幅広い基礎学力と応用力を有する者 2.十分なコミュニケーション能力を持ち、協調性や他社への思いやりのある者 3.能動的な学習や生涯学習ができる者 4.地域の保健・医療・福祉に理解を示す者

入学者選抜の基本方針

「求める学生像」に沿った人材を選抜するために、一般入試、推薦入試、第3年次編入学試験(地域枠を含む)を行っている。

推薦入試

学校長の推薦書、調査書、志願理由書並びに大学入試センター試験、小論文、面接を総合して選抜を行う。大学入試センター試験による学力評価に加え、志願理由書などの提出書類や面接で学習の到達度や高等学校在学中の様々な活動実績、志望の意欲や明確さ等を評価する。

滋賀医科大学の推薦入試の実施状況

滋賀医科大学の推薦入試は、医学科と看護学科の両学科で行われています。それぞれの募集人員は以下の通りです。 医学科:25名 看護学科:10名 なお、医学科の募集人員25名のうち10名以内は滋賀県内の高等学校卒業見込みの者とし、また、3名以内は、滋賀県外の高等学校又は中等教育学校を卒業見込みの者で、本人又は1親等の親族のいずれかが、滋賀県内に住所を有する者とします。

滋賀医科大学の推薦入試の募集概要(医学科)

滋賀医科大学公式ホームページでは、医学科の推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

高等学校若しくは中等教育学校を平成31年3月卒業見込みの者及び学校教育法施行規則第93条第3項の規定に基づき平成30年度中に高等学校若しくは中等教育学校を卒業又は卒業見込みの者で、平成31年度大学入試センター試験において、本学が指定した教科・科目を受験し、かつ、次の出願要件を満たす者

出願要件

1.出身学校における学習成績、人物について、本学が求める人材(将来の医師又は研究者にふさわしい優れた能力・人格を有し、更に本学志願の動機が明確であり、積極性に富んでいる者)であると学校長が責任を持って推薦できる者 2.スポーツ・文化活動やボランティア活動等を通して、充実した学校生活を送った者 3.出身学校において物理、化学及び生物から2科目以上履修(見込みを含む)した者(理数科にあっては、理数物理、理数科学及び理数生物のうち2科目以上) 4.出身学校における調査書の学習成績概評がA段階の者 5.合格した場合は、入学を確約できる者

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年12月15日(土) 合格発表日:平成31年2月13日(水)

選考方法

学校長の推薦書、調査書、志願理由書並びに大学入試センター試験の成績、小論文、面接を総合して合格者を決定します。

小論文

資料に基づいて論述させ、理解力、思考力及び表現力を評価する。

面接(グループ)

将来、医師又は研究者となるにふさわしい資質・適正の観点から評価する。

必要書類

入学志願票(推薦入試用)、電算処理原票、平成31年センター試験成績請求票、受験票・写真票、推薦書、志願理由書、調査書、検定料納付確認書、受験票送付用封筒、あて名票

滋賀医科大学の推薦入試の募集概要(看護学科)

滋賀医科大学公式ホームページでは、医学科の推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

高等学校若しくは中等教育学校を平成31年3月卒業見込みの者及び学校教育法施行規則第93条第3項の規定に基づき平成30年度中に高等学校若しくは中等教育学校を卒業又は卒業見込みの者で、平成31年度大学入試センター試験において、本学が指定した教科・科目を受験し、かつ、次の出願要件を満たす者

出願要件

1.出身学校における学習成績、人物について、本学が求める人材(将来の看護師、保健師、助産師又は研究者にふさわしい優れた能力・人格を有し、更に本学志願の動機が明確であり、積極性に富んでいる者)であると学校長が責任を持って推薦できる者 2.スポーツ・文化活動やボランティア活動等を通して、充実した学校生活を送った者 3.出身学校における調査書の学習成績概評がA段階の者 4.合格した場合は、入学を確約できる者

選考日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年12月15日(土) 合格発表日:平成31年2月13日(水)

選考方法

学校長の推薦書、調査書、志願理由書並びに大学入試センター試験の成績、面接を総合して合格者を決定します。

面接(グループ)

将来、看護師、保健師、助産師又は研究者となるにふさわしい資質・適正の観点から評価する。

必要書類

入学志願票(推薦入試用)、電算処理原票、平成31年センター試験成績請求票、受験票・写真票、推薦書、志願理由書、調査書、検定料納付確認書、受験票送付用封筒、あて名票

滋賀医科大学の推薦入試の倍率

最後に、滋賀医科大学の推薦入試の過去の倍率をご紹介いたします。

2018年

医学科

募集人数25名、志願者数92名、受験者数92名、倍率3.7倍

看護学科

募集人数10名、志願者数38名、受験者数38名、倍率3.8倍

2017年

医学科

募集人数25名、志願者数72名、受験者数72名、倍率2.9倍

看護学科

募集人数10名、志願者数45名、受験者数44名、倍率4.4倍

2016年

医学科

募集人数25名、志願者数82名、受験者数82名、倍率3.3倍

看護学科

募集人数10名、志願者数49名、受験者数49名、倍率4.9倍 さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。