作成日: 2019年4月10日 最終更新日:

公立諏訪東京理科大学の推薦入試対策

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公立諏訪東京理科大学のアドミッションポリシー

公立諏訪東京理科大学公式ホームページでは、大学および各学部のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。

公立諏訪東京理科大学

● 自らの目指す工学分野における専門知識と応用力を身につけようとする意欲のある人 ● 専門分野のみならず経営学をはじめとする幅広い素養を身につけたいという意欲のある人 ● 修得した知識・素養・倫理観をもとに、将来、地域においてもグローバルにも活躍しようとする意欲のある人

工学部

今後の地域産業をリードしていく人工知能などの情報応用技術や地域産業の要である「ものづくり」を支える機械電気技術について深い関心があり、これらの技術に関して基礎から応用まで修得し、また、自律した社会人として地域や国内外で活躍できる学生を育成するため、次のような資質を持った人を求める。 ● 高等学校等における各種の学習内容を幅広く理解している。 ● 工学の基礎学問である数学、理科に関する基礎学力を有している。 ● 自分の考えを的確に伝えるための表現力とコミュニケーション力を身に付けている。 ● 広い観点から主体的に問題に取り組み、論理的に考察できる思考力を身に付けている。

情報応用工学科

今後の地域産業をリードしていく「人工知能」「医用・健康・センシング」「ビッグデータ」「インターネット」「画像・音響・情報」「通信・ネットワーク」「ソフトウェアデザイン」及び「メディア表現技術」の8つの専門分野から構成される情報応用技術について深い関心があり、情報応用技術を駆使して「ことづくり」や情報システムの構築による最適なソリューションを世の中に提供できる基礎から応用まで修得し、また、自律した社会人として地域及び国内外で活躍できる学生を育成するため、次のような資質を持った人を求める。 ● 高等学校等における各種の学習内容を幅広く理解している。 ● 工学の基礎学問である数学、物理に関する基礎学力を有している。 ● 自分の考えを的確に伝えるための表現力とコミュニケーション力を身に付けている。 ● 広い観点から主体的に問題に取り組み、論理的に考察できる思考力を身に付けている。

機械電気工学科

地域産業の要である「ものづくり」を支える「ロボット・制御」「環境エネルギーマネジメント」「航空・宇宙」「先進自動車」「ものづくり・革新的材料」「統合安全・安心」「センシングデバイス」及び「リニア・磁気浮上」の8つの専門分野から構成される機械電気技術について深い関心があり、これらの機械電気技術に関して基礎から応用まで修得し、また、自律した社会人として地域及び国内外で活躍できる学生を育成するため、次のような資質を持った人を求める。 ● 高等学校等における各種の学習内容を幅広く理解している。 ● 工学の基礎学問である数学、物理に関する基礎学力を有している。 ● 自分の考えを的確に伝えるための表現力とコミュニケーション力を身に付けている。 ● 広い観点から主体的に問題に取り組み、論理的に考察できる思考力を身に付けている。

公立諏訪東京理科大学の推薦入試の実施状況

公立諏訪東京理科大学の推薦入試は、情報応用学科と機械電気工学科の2学科で行われています。 それぞれの募集人員は以下の通りです。

情報応用工学科

地域枠①:6名 地域枠②:20名 全国枠:15名 専門高校・総合学科枠:5名

機械電気工学科

地域枠①:6名 地域枠②:20名 全国枠:15名 専門高校・総合学科枠:5名

公立諏訪東京理科大学推薦入試の募集概要

公立諏訪東京理科大学公式ホームページでは、推薦入試の募集概要を以下の通り定めています。

出願資格

● 推薦要件を満たす者 ● 各推薦枠による出願資格を満たす者

地域枠①

次のA、Bのいずれかに該当する者 A:諏訪地域6市町村(※)に設置されている高等学校を平成31(2019)年3月に卒業見込みの者 B:本人又は保護者が平成30(2018)年4月以前から継続して諏訪地域6市町村に住所を有し、入学後も引き続き住所を有する見込みの者で、諏訪地域6市町村以外に設置された高等学校又は中等教育学校を平成31(2019)年3月に卒業見込みの者 (※)諏訪地域6市町村とは岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村を指します。

地域枠②

長野県の高等学校又は中等教育学校を平成31(2019)年3月に卒業見込みの者

全国枠

高等学校又は中等教育学校を平成31(2019)年3月に卒業見込みの者

専門高校・総合学科枠

長野県又は山梨県の高等学校において次のA、Bのいずれか1つに該当する者 A:「工業に関する学科」、「情報に関する学科」、「商業に関する学科(情報処理関係に限る)」に分類される学科を、平成31(2019)年3月に卒業見込みの者 B:高等学校の総合学科で「工業」「情報」「商業(情報処理関係に限る)」に関する科目を20単位以上修得し、平成31(2019)年3月に卒業見込みの者

推薦要件

● 志望学科のアドミッションポリシーにあてはまり、大学の学びに対する基礎学力を備え、積極的意欲を持つ者 ● 高等学校の学習成績が優れている者(評定平均値等の成績は問いません)

その他

(1) 数学(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B)を4科目(理数科においてはそれに相当する科目)以上履修していることが望ましい(推薦要件とはしません)。 (2) 同一高校から推薦できる人数に制限は設けません。 (3) 複数の推薦枠の出願資格を満たす場合は、いずれの枠で出願しても良いものとします。

入試日程

出願期間:平成30年11月1日(木)~11月7日(水) 試験日:平成30年11月23日(金) 合格発表:平成30年11月30日(金)

選抜方法

大学入試センター試験を免除し、書類(調査書・推薦書・志望理由書)審査、面接及び基礎学力試験(筆記試験)の結果を総合して選抜します。

基礎学力試験

【教科・科目】 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B 【試験時間・配点】 60分 100点

書類審査

● 調査書:高等学校等での学習の記録及び生活状況(特別活動・指導上参考となる諸事項等)を総合的に評価します。 ● 推薦書:推薦理由及び内容(評価内容)を総合的に評価します。 ● 志望理由書:志望理由書の内容に加え、文章力及び表現力を総合的に評価します。 ● 配点:50点

面接試験

● 面接内容:複数の面接員による個人面接を行います。志望理由、志望学科に関する考え方、勉学意欲及びコミュニケーション能力等を総合的に評価します。 ● 配点:50点

筆記試験

● 基礎学力試験:工学を学ぶ上で必須となる数学についての基礎学力・適性等を評価します。 ● 配点:100点

公立諏訪東京理科大学推薦入試のよくある質問まとめ

ここでは、公立諏訪東京理科大学推薦入試について、よく寄せられる質問をまとめてご紹介いたします。

他の国公立大学の推薦入試との併願は可能ですか?

国公立大学の推薦入試への出願は一つの大学・学部に限られますので、併願はできません。

長野県外の高等学校に通っていますが、保護者は長野在住です。地域枠②の出願資格はありますか?

地域枠②は長野県内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みの方のみ出願できます。長野県以外の高等学校を卒業見込みの方は、全国枠で出願してください。

基礎学力試験の過去問題は入手できますか?

基礎学力試験は平成31年度入試より導入されたため、過去問題はまだありません。しかし、公立諏訪東京理科大学公式ホームページで模擬問題を閲覧できます。

高等学校をすでに卒業していますが、諏訪東京理科大学の推薦入試には出願できますか?

諏訪東京理科大学の推薦入試の出願要件は「当該年度卒業見込み」であるため、すでに卒業している方は出願できません。

募集要項はどのようにして入手できますか?

推薦入試の募集概要は、「テレメール」から請求することができます。

受験の際、宿泊場所は紹介してもらえますか?

諏訪東京理科大学は入試の際の宿泊場所の紹介はしていないため、各自で手配する必要があります。

公立諏訪東京理科大学推薦入試の倍率

最後に、2018年度に実施された公立諏訪東京理科大学推薦入試の倍率と実際の入学者数をご紹介いたします。

情報応用工学科

全国枠:1.9 専門・総合特別:1.0 地域枠①:1.8 地域枠②:1.7

機械電気工学科

全国枠:1.5 専門・総合特別:1.3 地域枠①:1.4 地域枠②:1.5

入試結果

情報応用工学科

募集定員:46名 志願者:87名 受験者:86名 合格者:51名

機械電気工学科

募集定員:46名 志願者:69名 受験者:68名 合格者:45名 さらに、志望理由書の書き方とかも知りたい方は、「自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。