都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)について知りたいと思っている受験生の皆さん、その保護者の皆さんに入試情報を詳しく説明します。ぜひご参考ください。
都留文科大学のアドミッションポリシー
都留文科大学公式ホームページでは、アドミッションポリシーを以下の通り定めています。
文学部のアドミッションポリシー
本学英文学科のカリキュラムやシステムを十分活用して自己の能力をさらに向上させ、将来、小中学校・高等学校・大学などにおける英語教員として、あるいは企業・官公署などにおいて高度な英語力を持つ人材として、社会に貢献しようという志を持ち、優れた英語運用能力を有し優秀な活動実績がある者(社会人・帰国子女を含む)。
教養学部学校教育学科のアドミッションポリシー
1.高校までの学習で、各教科の基礎を理解している。
2.日本と世界の社会・文化・自然に広く関心を持ち、それらについて自分の考えをまとめ、適切に表現することができる。
3.自分の個性や得意分野を活かしながら、子どもの総合的な発達援助(知育・徳育・体育)に積極的にかかわろうとする。
4.自らが「よき学び手」として、絶えざる向上心・探究心を持ち、仲間と協力・交流しながら学習することができる。
都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況
都留文科大学では、教養学部と文学部で総合型選抜(旧AO入試)が実施されています。
それぞれの募集人員は以下の通りです。
文学部
英文学科20人
国際教養学科若干名
教養学部学校教育学科
Ⅰ期体育系 若干名
Ⅱ期体育系、音楽系、図画工作系及び自然環境科学系 11人
Ⅲ期自然環境科学系センター試験利用型 3人
都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要(文学部英文学科)
都留文科大学公式ホームページでは、文学部英文学科の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
出願資格
本学科の総合型選抜(旧AO入試)にエントリーするには、以下の1、2、3のすべてを満たしていなければなりません。
1 合格した場合、入学することを確約できる。
2 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業している、あるいは平成31年3月卒業見込みである。または、学校教育法施行規則第150条の規定第5号・第6号を除く)に該当する、あるいは平成31年3月までに該当する見込みである。
3 エントリーの時点で、以下の(1)~(7)の項目の一つ以上に該当する。
(資格評価型)
(1)実用英語技能検定試験(英検)の2級以上を取得している。準1級以上の場合、実技は免除される。
(出願資格としてこの項目を使用する場合、合格証書あるいは合格証明書を郵送するか実技・面接の際に持参してください。)
(2)TOEICで490点以上を得点している。730点以上の場合、実技は免除される。( 出願資格としてこの項目を使用する場合、公開テストのOfficial Score Certificate [公式認定書] を郵送するか実技・面接の際に持参してください。推薦入試とは異なり、IPテストのScore Report は認められません。)
(3) TOEIC Bridgeで155点以上を得点している。
(出願資格としてこの項目を使用する場合、公開テストのOfficial Score Certificate [公式認定書] を郵送するか実技・面接の際に持参してください。推薦入試とは異なり、IPテストのScore Reportは認められません。)
(4) TOEFLで次の条件を満たしている。
iBT(インターネット版) で48点以上。79点以上の場合、実技は免除される。(出願資格としてこの項目を使用する場合、Score Report を郵送するか実技・面接の際に持参してください。推薦入試とは異なり、ITPのスコアは認められません。)
(活動評価型)
(5)都道府県レベルの英語スピーチ・コンテスト(レシテーション・コンテストは除く)において3位以内に入賞したことがある。
(出願資格としてこの項目を使用する場合、賞状を郵送するか実技・面接の際に持参してください。何らかの理由でこれが不可能な場合、在学中の高等学校あるいは卒業した高等学校の校長による文書でも構いません。)
(6)高等学校在学中に、英語で授業を行っている海外の高等学校に一学年相当留学したことがある。
(出願資格としてこの項目を使用する場合、留学期間が明示されている留学先の高等学校の証明書を郵送するか実技・面接の際に持参してください。何らかの理由でこれが不可能な場合は、在学中の高等学校あるいは卒業した高等学校の校長による文書でも構いません。様式は定めませんが、留学先・留学期間が明記されていなければなりません。)
(7)日本語(国語)以外の科目の授業を英語で行っている国内および海外の高等学校を卒業している、あるいは平成31年3月までに卒業見込みである。
(出願資格としてこの項目を使用する場合、卒業した高等学校からの卒業証明書あるいは在学中の高等学校からの卒業見込み証明書を郵送するか実技・面接の際に、持参してください。)
選考日程
出願期間:平成30年10月4日(木)~10月15日(月)
試験日:平成30年9月29日(土)・平成30年9月30日(日)
合格発表日:平成30年10月24日(水)
選考方法
エントリー・シート、志望理由書、英語能力検定試験の合格証明書・スコア票、活動実績を証明する賞状・文書、調査書、実技、個別面接により総合的に選考します。
実技は、英語から日本語への翻訳・要約、日本語から英語への翻訳・要約などで、2時間を予定しています。実技では英和・英英・和英辞書(紙辞書および翻訳・インターネット接続機能のついていない電子辞書)を使用することができます。
なお、実用英語技能検定試験(英検)準1級以上、または TOEIC 730点以上、もしくは TOEFL(iBT)79点以上のスコアをエントリー資格としている場合、実技は免除されます。
面接は、一人15分程度の個別面接です。英検には面接が含まれていますので、英検を第一の出願資格としている場合、英語での面接は行われません。その他の英語能力試験や活動評価型でエントリーした場合、英語での面接も行います。
実技と面接の当日に、本学及び英文学科についての説明・質疑の時間を設定しますので、希望者はご参加下さい。
必要書類
エントリー・シート、志望理由書、出身高等学校の調査書、英語能力検定試験の合格証書・合格証明書・スコア票、あるいは活動実績を証明する賞状・文書、写真票、受験番号通知票
都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要(文学部国際教養学科)
都留文科大学公式ホームページでは、文学部国際教養学科の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
出願資格
次の(1)~(3)すべてに該当する者又は2019年3月までに該当する見込みの者
(1)スイス民法典に基づく財団法人である国際バカロレア事務局から国際バカロレア資格証書(IBフルディプロマ)を2019年3月までに授与される者で、2019年3月31日までに18歳に達するもの
(2)国際バカロレア資格の取得において、次の①に該当する者
①言語A:文学(Literature)又は言語A:言語と文学(Language And Literature)を日本語で履修した者
(3)本学での勉学を強く希望する者
選考日程
出願期間:2018年10月4日(木)~10月15日(月)
試験日:2018年9月15日(土)
合格発表日:2018年10月24日(水)
選考方法
書類審査(成績評価証明書・自己推薦書・評価書)及び、面接で行います。
必要書類
エントリー時
エントリーシート、写真、国際バカロレア資格証書の写し等、自己推薦書、評価書、受験票、活動記録報告書、外部試験、資格検定記入書封筒
出願時
AO入学試験願書・履歴書(本学所定用紙)、入学検定料振込票(大学提出用)
都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要(教養学部学校教育学科)
都留文科大学公式ホームページでは、教養学部学校教育学科の総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
第Ⅰ期(体育系)
出願資格
本学に出願できる者は、学校教育学科・体育系に対する適性・能力に優れ、合格した場合には必ず入学することを確約できる者で次の各号のいずれかに該当する者です。
1 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業した者及び平成31年3月卒業見込みの者
2 学校教育法施行規則第150条の規定(第5号・第6号・第7号を除く)に該当する者及び平成31年3月までに該当する見込みの者
選考日程
出願期間:平成30年8月20日(月)~平成30年9月3日(月)
第1次選考合格者発表:平成30年9月6日(木)
試験日:平成30年9月22日(土)・9月23 日(日)の2回
最終合格者発表:平成30年9月27日(木)
選考方法
書類審査及び、面接で行います。
必要書類
入学願書電算処理票(OCR)、写真票、受験票、調査書、自己アピール書(活動実績を含む)
第Ⅱ期(体育系、音楽系、図画工作系及び自然環境科学系)
出願資格
本学に出願できる者は、学校教育学科・専攻分野に対する適性・能力に優れ、合格した場合には必ず入学することを確約できる者で次の各号のいずれかに該当する者です。
1 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業した者及び平成31年3月卒業見込みの者
2 学校教育法施行規則第150条の規定(第5号・第6号・第7号を除く)に該当する者及び平成31年3月までに該当する見込みの者
選考日程
出願期間:平成30 年10月12日(金)~平成30年9月3日(月)
第1 次選考合格者発表:平成30年11月2日(金)
試験日:平成30年11月18日(日)
最終合格者発表:平成30年11月21日(水)
必要書類
入学願書電算処理票(OCR)、写真票、受験票、調査書、自己アピール書(活動実績を含む)
提出作品・資料
音楽:独唱または得意な楽器の独奏を撮影したDVD。(撮影時間は10分以内で1作品とし本人かどうか確認できるもの。ラベルに氏名を明記してください。また、梱包して提出してください。)
自然環境科学:研究・活動実績説明書
A3用紙1枚に研究・活動実績について具体的に記入してください。レイアウトは自由とします。
体育:大会要項やメンバー表・賞状・新聞切り抜き等、本人の出場が確認できるものを添付してください(コピー可)。
選考方法
【第1次選考】
音楽…提出された作品、及び書類の総合判定により選考を行います。
図画工作…提出された書類等により選考を行います。
体育…提出された書類等により選考を行います。
自然環境科学…提出された研究・活動実績説明書、及び書類の総合判定により選考を行います。
(研究・活動実績説明書はA3用紙1枚に各自レイアウトしたもので、イラスト・図表・写真の挿入は自由とします。)
【第2次選考】
募集人員の2倍程度を第1次選考合格者とし、第1次選考合格者に小論文・実技試験またはプレゼンテーション、及び面接を課し、第1次選考の成績との総合判定により合格者を決定します。
第Ⅲ期(自然環境科学系:センター試験利用型)
出願資格
本学に出願できる者は、学校教育学科・自然環境科学系分野に対する適性・能力に優れ、合格した場合には必ず入学することを確約できる者で次の各号のいずれかに該当する者です。
1 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業した者及び平成31年3月卒業見込みの者
2 学校教育法施行規則第150条の規定(第5号・第6号・第7号を除く)に該当する者及び平成31年3月までに該当する見込みの者
選考日程
出願期間:平成30年11月16日(金)~平成30年11月23日(金)
第1次選考合格者発表:平成30年11月28日(水)
試験日:平成30年12月9日(日)
最終合格者発表:平成30年2月7日(水)
必要書類
入学願書電算処理票(OCR)、写真票、受験票、調査書、自己アピール書(活動実績を含む)、平成31年度大学入試センター試験成績請求票
選考方法
【第1次選考】
募集人員の2倍程度を合格者とします。提出された書類により選考を行います。
【第2次選考】
第1次選考合格に、面接及び口頭試問を課します。
【第3次選考】
第2次選考までの評価と学力検査(センター試験2科目)の総合判断により合格者を決定します。
都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率
最後に、平成31年度の都留文科大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率をご紹介いたします。
文学部
英文学科 1.0倍
国際教養学科 0倍
教養学部学校教育学科
Ⅰ期 体育系 1.4倍
Ⅱ期 体育系、音楽系、図画工作系及び自然環境科学系 1.0倍
Ⅲ期 自然環境科学系センター試験利用型 1.0倍
さらに、志望理由書の書き方など、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試のことを知りたい方は、「
自分だけの物語で逆転合格する AO・推薦入試 志望理由書&面接」という本もおすすめなので、ぜひこの本も読んで、本番に備えてみてください。