和光大学は、現代人間学部、表現学部、経済経営学部の3学部で構成されています。1キャンパスに全ての施設が揃ったアットホームさと自由な学風が特徴です。
ここでは、そんな和光大学の総合型選抜(旧AO入試)について解説いたします。
和光大学のアドミッションポリシー
和光大学の公式ホームページでは、大学および各学類のアドミッションポリシーを以下の通り定めています。
現代人間学部心理教育学科
心理学や教育学・保育学に関心をもち、人間発達に関わる課題の解決に向けて実践的に取り組む意欲がある人。かつ、生徒会活動や部活動、学校・地域での文化祭や体育祭などのイベントまたはボランティア活動などの企画・取り組みに主体的に参加し、活動した経験のある人。
心理学専修
人間の発達や適応に関心があり、心理学の専門知識を活かし、社会で活躍したいという意欲がある人。
子ども教育専修
子どもの発達に関心があり、小学校・幼稚園の教員免許を取得し、子どもの教育に関わろうという意欲のある人。
子ども教育保育コース
乳幼児の発達に関心があり、保育士資格や幼稚園教員免許を取得し、乳幼児の保育や教育に関わろうという意欲のある人。
現代人間学部現代社会学科
現代社会の現状はどうなっているのか、またどんな問題を抱えているかについて明確な関心と強い学習意欲をもっている人。国際交流、地域活動、文化活動やボランティア活動などの実績がある人。
現代人間学部人間科学科
地域や学校のさまざまな活動を自主的に組織したり、積極的にかかわったりした経験がある人。または、環境問題や、身体をつかった表現活動やスポーツに関心があり、さらにそれを追求したいと考えている人、あるいは人々の生活や社会、歴史、文化などに旺盛な知的好奇心を有し、さらに探究しようとする意欲のある人。
表現学部総合文化学科
既成の枠組みにとらわれない柔軟な発想力・思考力と、幅広い視野をもち、次のいずれかに該当する人。
①日本・アジア・欧米の言語や文化に関心があり、それを追求する意欲のある人。
②世界のさまざまな創造的表現(文学、演劇、映像、音楽など)や表現手段(メディア)に関心があり、それを追求する意欲のある人。
③文学、演劇、映像、音楽などで自己アピールできる技能や成果をもつ人。
表現学部芸術学科
ジャンルの枠組みにとらわれない柔軟な発想力・思考力と、幅広い視野をもち、次のいずれかに該当する人。
①視覚芸術(美術、デザイン、映像など)の制作に関心がある人。
②主に視覚芸術とその歴史や表現の手段(メディア)に関心があり、それを追求する意欲のある人。
③さまざまな表現手段によって自己アピールできる技能や成果をもつ人。
経済経営学部経済学科
履修したい講義がある、学びたい教員がいるなど、経済学科に入学を希望する明確な理由を有し、同時に、社会の仕組みや経済の動きに関心があり、経済学を中心とする社会科学分野の知識を通じて、実際の経済・社会問題への対処法を考えることに意欲がある人。
経済経営学部経営学科
経営学科の3つの専門領域である、経営、簿記会計、情報にかかわる科目を学ぶための意欲を有し、同時に、起業やビジネスにかかわるみずからの将来像を明確に思い描いている人。
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の実施状況
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)は、「9月総合型選抜(旧AO入試)」と「10月総合型選抜(旧AO入試)」の2回実施され、対象となるのは「現代心理学部」「経済経営学部」「表現学部」の3学部です。
それぞれの募集人員は以下の通りです。
9月総合型選抜(旧AO入試)
現代人間学部
- 心理教育学科心理学専修:10名
- 心理教育学科子ども教育専修:8名
- 心理教育学科保育コース:20名
- 現代社会学科:10名
- 人間科学科:12名
経済経営学部
表現学部
10月総合型選抜(旧AO入試)
現代人間学部
- 心理教育学科心理学専修:7名
- 心理教育学科子ども教育専修:5名
- 心理教育学科保育コース:10名
- 現代社会学科:5名
- 人間科学科:8名
経済経営学部
表現学部
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の選考日程
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の日程を、出願から合格発表までまとめました。
9月総合型選抜(旧AO入試)
- 出願期間:令和1年8月1日(木)〜8月27日(火)
- 試験日:9月1日(日)
- 合格発表日:9月3日(火)
表現学部エントリー方式
- エントリー受付日:6月8日(土)、6月23日(日)、7月14日(日)、7月28日(日)、8月4日(日)
- 試験日:9月1日(日)
- 合格発表日:9月3日(火)
10月総合型選抜(旧AO入試)
- 出願期間:令和1年8月27日(火)~10月1日(火)
- 試験日:10月6日(日)
- 合格発表日:10月8日(火)
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の概要
和光大学公式ホームページでは、総合型選抜(旧AO入試)の募集概要を以下の通り定めています。
現代人間学部
出願資格
現代社会学科・心理教育学科・心理学専修・子ども教育専修・保育コース
次のいずれかに該当し、本学科への入学意欲が明確な人。
1 学業成績が優秀な人。
2 高等学校で何らかの科目で顕著な成績あるいは成果を有する人。
3 高等学校内外の活動において、特筆すべき能力や経験を有する人。
人間科学科
以下のいずれかに該当する人。
1 高等学校で何らかの科目で顕著な成績あるいは成果を有する人。
2 高等学校内外の活動において、特筆すべき能力や経験を有する人。
選考方法
- 9月総合型選抜(旧AO入試)(教育心理学科・人間科学科・授業体験方式):試験当日に行う「授業体験レポート作成」と「面接」
- 9月総合型選抜(旧AO入試)(人間科学科):調べ学習レポート(40点)と面接(60点)
- 10月総合型選抜(旧AO入試):(授業体験方式)試験当日に行う「授業体験レポート作成」と「面接」
必要書類
- 入学願書
- 入学検定料支払の領収書(原本)
- 調査書またはこれに準ずるもの(1通)
- 入学手続き書類送付用シール
- 受験生アンケート(任意)
- 自己推薦書またはエントリー出願許可通知(提出用・原本)
- 調べ学習レポート(現代社会学科9月総合型選抜(旧AO入試)のみ)
経済経営学部
出願資格
以下のいずれかの要件を満たす人。
1 学業成績が優秀な人。
2 高等学校内外の活動において特筆すべき経験を有する人。
3 経済や経営の分野において強い学習意欲を持つ人。
選考方法
- 現代社会学科・9月AO:「調べ学習レポート」と「面接」
- その他の学科・10月AOでは:試験当日に行う「授業体験レポート作成」と「面接」
必要書類
- 入学願書
- 入学検定料支払の領収書(原本)
- 調査書またはこれに準ずるもの(1通)
- 入学手続き書類送付用シール
- 受験生アンケート(任意)
- 自己推薦書またはエントリー出願許可通知(提出用・原本)
表現学部総合文化学科
出願資格
総合文化学科
以下の要件を満たす人。
1 「国語」、「外国語」、「芸術」、「情報」など、総合文化学科の専門教育に関連のある教科のうち、得意科目が1科目以上ある人。
2 言語、神話、文学、映像、音楽、演劇、メディアなどの文化の領域につよい学習意欲を持つ人。
芸術学科
以下の要件を満たす人。
1 美術、デザイン、映像、出版などの分野につよい学習意欲を持つ人。
2 「国語」、「外国語」、「芸術」、「情報」、「専門教育に関する各教科」のうち得意科目が1科目以上ある人、あるいはそれと同等の力を持つ人。
選考方法
9月総合型選抜(旧AO入試)では、「授業体験方式」か「エントリー方式」のいずれかを選んで受験します。
- 授業体験方式:試験当日に行う「授業体験とレポート作成」と「面接」で選考します。
- エントリー方式:スクーリングでの面談では、文章作成課題(総合文化学科)やワークショップ(芸術学科)によって適性を確認します。出願許可が下りた場合、試験当日は「面接」のみで選考します。
和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の倍率
最後に、和光大学の総合型選抜(旧AO入試)の過去の倍率をご紹介いたします。
2018年9月実施分
現代人間学部
- 心理教育学科心理学専修:志願者数35名、合格者数19名、倍率1.8
- 心理教育学科子ども教育専修:志願者数12名、合格者数10名、倍率1.2
- 心理教育学科保育コース:志願者数10名、合格者数9名、倍率1.1
- 現代社会学科:志願者数17名、合格者数15名、倍率1.1
- 人間科学科:志願者数15名、合格者数15名、倍率1.0
経済経営学部
- 経済学科:志願者数2名、合格者数2名、倍率1.0
- 経営学科:志願者数2名、合格者数2名、倍率1.0
表現学部
- 総合文化学科:志願者数20名、合格者数20名、倍率1.0
- 芸術学科:志願者数7名、合格者数6名、倍率1.2
2018年10月実施分
現代人間学部
- 心理教育学科心理学専修:志願者数16名、合格者数9名、倍率1.6
- 心理教育学科子ども教育専修:志願者数5名、合格者数5名、倍率1.0
- 心理教育学科保育コース:志願者数4名、合格者数3名、倍率1.3
- 現代社会学科:志願者数4名、合格者数3名、倍率1.3
- 人間科学科:志願者数6名、合格者数5名、倍率1.2
経済経営学部
- 経済学科:志願者数7名、合格者数10名、倍率1.0
- 経営学科:志願者数23名、合格者数18名、倍率1.2
表現学部
- 総合文化学科:志願者数14名、合格者数13名、倍率1.1
- 芸術学科:志願者数7名、合格者数7名、倍率1.0